本澤二郎の「日本の風景」(5937)
<池田・公明党創価学会の裏切り>28
大事なことを思い出した。日本は米国の属国だと誇示した最初の内閣は、ナベツネが暗躍して誕生した中曽根康弘内閣であろう。「日本列島不沈空母」発言にレーガンは狂喜したらしい。この中曽根に池田大作を結び付けた裏方もまた、ナベツネCIA新聞だった。野心家の池田の政界工作とナベツネを結び付けた秘事はいまだ公開されていない。むろん、秘密裏に進行した。政界の側は、カネと大票田を有する甘すぎる創価学会攻略に熱心だった。田中角栄と竹入義勝は良く知られているが、池田大作と中曽根は誰も書いていない。ナベツネが絡んでいた、とみたい。筆者の政治的カンであるが、その証拠を首相になる前の中曽根の日の出山荘で、本人がこっそりと暴露していた。

<日の出山荘の座布団と信濃町の異変>
この場所が国際的に注目を集めたのは、米産軍複合体が操る俳優大統領レーガンを、中曽根首相が自身の山荘のいろりで接待した時だ。
筆者が秘事を察知した場所も、この日の出山荘の囲炉裏端だった。鈴木善幸内閣誕生直後のころである。岸・福田の青嵐会・台湾派による議会攻勢に屈し、前任の護憲リベラルの大平正芳首相は解散に追い込まれる。その選挙戦の途上、心筋梗塞で命を絶たれる。その場面で、ナベツネが支援する中曽根は、勝機とみて奮い立ったが、キングメーカーの田中角栄は、信頼できない毀誉褒貶する中曽根を排除して鈴木善幸を指名し、決着した。失意の中曽根は、番記者を山荘に呼んで酒を酌み交わすことになる。このとき彼は、囲炉裏の周りに自ら座布団を敷きながら、ほんの一言「これは大作さんから贈られたものだ」と口走った!
筆者の耳と目は、これを今もくっきりと記憶しているが、深堀りする能力がなかった。本日、真正面から取り上げる。池田と中曽根の関係を初めて知って驚くばかりだったが、背後の黒幕に気付いた。その手引きをしたしたのが、ナベツネにほかならない。ほぼ確実だろう。

それまでは公明党創価学会関連の印刷物は、毎日新聞が独占していたが、CIA新聞へと流れる。確かこのころ池田本が読売新聞から出ている。日本最大の発行部数を目指す読売新聞と日本宗教界のNO1と次期政権担当者のトリオの連携を、当時の凡人ジャーナリストは全く気付かなかった。
むろん神道靖国参拝派の中曽根と宗教界のNO1実力者の池田、間を取り持ったであろう言論界の実力者目前の危険すぎる結びつきに気付いたジャーナリストは、一人もいなかった。われもまた不甲斐ない記者だったことにあきれるばかりだ。

改憲軍拡の中曽根と護憲中道の池田にとって、発覚すれば池田への視角と死角を見抜けなかった自身に、今は本気で衝撃を受ける。たかだか暴力団を使っての墓苑建設のレベルではない。続く安倍と元公明代表の太田の裏切りへと続く信濃町の腐敗を裏付ける。清廉潔白の政党だと内外に誇示してきた看板の塗り替えを意味する。もう一ついえることは、神道政治連盟と自民党内の宗政研・生長の家の玉置和夫らが目指す、今の日本会議の国家神道復活の野望に邁進する安倍晋三・高市早苗政権の、恐ろしいほどのそれは80年前の軍国主義・富国強兵・侵略戦争に逆転させている2026年危機の遠因を、信濃町の池田・太田・山口の裏切りが象徴している!
池田の中道護憲リベラルは、ぶれてぶれてその先陣を切った太田昭宏の罪は万死に値しよう。2013年の戦争遺児の決死の戦いのすさまじさを、改めてわが身に投げかけてくる。その思いに初めて共鳴し、慟哭した顕正会員の存在にわれもまた涙した。結局のところ、池田と太田の野望が自民党極右政権を強く誘引したことになろう。つまるところ、それがいまのサナエ内閣を実現させた遠因でもある。

余談だが、官僚らしい官僚だった田中均は、バランスのある外交を心掛けていると筆者の目に映る。彼は「高市劇場」の弊害(田中均)動画を発信している。公邸に引きこもって人の話を聞かない史上最悪の首相を厳しく批判している。彼女の経歴詐称はもってのほかだが、田中均の「総理が人の話を聞かない—異常な統治」との指摘はそのとおりだ。こんな人物を押し上げた極右の日本会議と、国際勝共連合・統一教会が牛耳る内閣に大義などない。

さて本日の脱線記事は、池田・信濃町の裏切りの本質を暴いた重要な内容である。果たして理解できる日本人がいるのかどうかわからないが、後世のための記録として書いた。本日は1972年7月7日に田中・大平連合の七夕内閣が誕生した日である。

ついでに政権監視をやめて、逆に癒着する世論扇動新聞の記事を参考に紹介したい。昨日の読売記事だが「政府・与党は、防衛省に新たな局を増設する方向で調整に入った。他国との防衛協力・交流など国際連携を所管する局の増設が有力となっている。日本の安全保障環境が厳しさを増す中、同盟国・同志国との連携強化などを担う体制を拡充し、防衛力を高める狙いがある」と。危険な日本版産軍複合体実現へと世論を扇動している!ナベツネ新聞に変化はない。先のナベツネ批判連載も本邦初。

サナエトークンは非公認の違法利権行為だが、トランプの方は「米日刊紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は7月4日(現地時間)、暗号資産分析会社ナンセン(Nansen)の報告書を引用し、今年6月末時点でトランプ・ミームコインの投資家98万8905人が計38億1000万ドルの損失を記録したと報じた」と。こちらは公認のトランプトークン。権力者による利権あさりは日本も。日米政権の腐敗は手が付けられない。新聞テレビよ!権力監視報道に舵を切れ
2026年7月7日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)