本澤二郎の「日本の風景」(5873)
<共同のナベツネ効果と憲法記念日と戦争遺児>6
共同通信社は5月1日、憲法記念日の5月3日を前に憲法に関する郵送世論調査の結果をまとめた。憲法改正の進め方は「慎重な政党も含めた幅広い合意形成を優先するべきだ」が73%で「前向きな政党で条文案の作成作業に入る」の25%を上回った。9条改正の必要性は「ある」50%と「ない」48%が拮抗。緊急事態時の国会議員任期延長は「賛成」が84%に上った。

久しぶり共同の世論調査を目の前にして検討してみた。プロの目には「ぶれた共同」の世論調査が透けて見える。その先にナベツネの改憲世論形成報道の、悪しき効果に衝撃を受ける。基本に自民党政府の歴史教育のいい加減さを指摘できるだろう。素人は無理か?
ずばり改憲を前提とした、すなわち改憲政党向けの、ためにする世論調査であると断じたい。公正な報道を掲げる日本新聞協会まで、事実上支配しているような読売の暴走も見て取れよう。あぶない世論調査に左右される、日本の世論調査と政界の右傾化に毒された共同調査に危機感を覚える!

<武器弾薬は「死の商人の罠」歴史の教訓に反する>
改憲という、戦争する日本に加担するような世論が半数も存在する?
にわかに信じることはできないが、現実に清和会という侵略戦争加担した、保守傍流の岸信介とCIAの政権は、ひとえに反共主義が錦の御旗だ。一般人はこのことさえも理解できない。この右翼の政治潮流は福田赳夫・森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三・高市早苗の清和会政権に継承されてきている。
特に森・小泉・安倍・高市は、とことん中国嫌いだ。14億人との対決にワシントンを巻き込もうと専念してきた。
他方で、吉田茂憲法制定の戦後民主派の保守本流の大角政権が、1972年に風穴を開けた。日中国交回復である。現在の保守本流は宏池会の林芳正ただ一人だ。岸田文雄は安倍とナべツネに翻弄され、派閥を解消してしまった。いまの日中関係は、正常化まえの1972年以前に後退し、戦争の危機までも。それをてこにしたナベツネと安倍・高市が、空前絶後の軍拡予算を強行し、三菱・三井など武器弾薬財閥企業・死の商人に血税を流しこんでいる。

振り返ると、アジアの危機を創り出したナベツネ改憲戦略のもとでの、サナエの正月明けの電撃解散が強行された。その場面でサナエの中傷戦略という空前絶後の不正選挙が強行されていた。その事実が明らかにされたばかりだ。その前の自民党総裁選挙でも、サナエのライバル候補つぶしが、これまた前代未聞の規模で不正が行われていた。不正不正でのし上がったサナエには、もはや資格なし。直ちに「辞任すべきだ」とする世論が永田町中心に持ち上がって、到底抑えきれる状態にない。地方選挙での自民敗北が裏付けている。

<太田・山口を追放できなかった戦争遺児の無念>
あえて、もしも木更津市の戦争遺児が、やくざの性奴隷という重い足かせもなく、娘婿の公明新聞記者らと協力して、太田や山口ら裏切り人を成敗することに成功していれば、特定秘密保護法や自衛隊参戦法も、日本の国是である集団的自衛権の行使反対を貫徹することが出来たろう。
その結果、日本の戦争体制構築に安倍が失敗すれば、ワシントンの属国から離脱することもできたろう。だが、すでに信濃町はCIA工作よろしく、ナベツネに懐柔されてしまっていた。当時の池田大作は「認知症」として表舞台から姿を消していた。 

このころ、信濃町の右翼街宣車はあっという間に消えていた。ナベツネの成果の反対給付として、公明・聖教新聞の印刷は、読売の輪転機に代わった。
こうした変化を木更津市の栄養士は、知る由もなかった。自公蜜月の場面で、信濃町はズロースをすべて安倍とナベツネに脱いで見せた。下品な表現を使うと、公明党創価学会を強姦したナベツネと安倍である!
公明党も、創価学会も戦争遺児を排除した。「木更津レイプ殺人事件」「強姦性奴隷殺人事件」も闇に葬られる!

<護憲リベラルを放棄した公明党創価学会の暗転>
今日の「憲法記念日」を公明党幹部や創価学会幹部らは、すっきりとした思いで迎えることはできないだろう。すでに公明党は「加憲」を口走っている。お笑いだ!
筆者は学生時代に護憲リベラルを誓った。すごい憲法に腰を抜かすほど感動した。いま憲法を知らない国民が多数だ。大平正芳の地元・香川県では、労働組合が憲法を勉強した。そこに講師として呼ばれた。尊敬する大平の地元でのそれに。うれしいことに、木更津市の1年先輩の根本博敏が香川大学で憲法教授として教壇に立っていた。
いまの公明党は、池田さえも裏切っていた。

<ナベツネの学会懐柔と右に変化した世論>
渡辺恒雄は宇都宮徳馬が保証人になったお陰で、読売新聞社の社員になれた。恩師を裏切って「忘恩の徒」として政財界のフィクサー・主筆・CIA代理人となって、護憲世論を改憲世論に引きずり込んだ悪辣さは、前代未聞の悪党である。脱税犯として国税調査を求めたい。
日本政府は、当たり前の近現代史の教育を、中学・高校生に教える歴史的使命を帯びている。
筆者は老いても教壇に立てる覚悟がある。

<宗教政党の恐怖>
カトリックの教皇でさえも、トランプ戦争に怒りの抗議をしている。日本の宗教団体は沈黙している。そして信者・国民を裏切った公明党創価学会!が存在している。
神道・靖国の氏子であるサナエは、ベトナムでの演説で、平和を忘れ「強いことはいいことだ」と強調していた。「読売新聞」の報道で証明されたばかりだ。日本危うし!歴史の教訓は永遠に生きている! 
【ハノイ=黒木健太朗】高市首相は5月2日、訪問先のハノイで演説し、外交方針である「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」を進化させ、 強靱(きょうじん) 性と自律性を高めると表明した。
木更津市の戦争遺児の雄たけびは、今も信濃町に届いているはずだ。
2026年5月3日記(日本記者クラブ会員)