本澤二郎の「日本の風景」(5862)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>80
ヤフーニユース4月21日午後5時の重大記事順位
トップ記事、赤間二郎 防災担当大臣コメントと報じた。地震の警戒呼びかけに過ぎない。
「備えを行いながらも、落ち着いて日常の生活や経済活動を継続していただきますようお願い申し上げます」
三番手が同21日午前8時40分ごろ、大分県の日出生台演習場で、陸上自衛隊が戦車の射撃訓練をしていた際、砲弾が破裂した。乗っていた隊員4人が巻き込まれ、このうち3人が死亡した」という大事件。
最近の防衛相や自衛隊の不法行為など暴走の数々からみて、順序は逆だ。誰もがそう思う。この扱いは、ネット新聞も政府寄りであることを裏付けた格好の事案だ。新聞の1面トップは圧倒的な重みと影響力があることを思えば、ネット新聞も政府・サナエに配慮していることがわかる。
<ネット新聞もナベツネ化>
地方紙の大分放送配信はいち早く報道していたが。ヤフーネット新聞の対応はちがったのだ。事件を小さくみせている。ヤフーにも政府の監視が感じられる。同紙は「21日午前8時40分ごろ、大分県の日出生台演習場で「戦車が暴発した」と消防に通報がありました。この事故で、男性隊員3人が死亡し、女性隊員1人が負傷しました」。やはり言論統制は始まっている!
政府、安保有識者会議を設置 元次官ら15人、3文書改定(共同)この記事の扱いも簡単だ。メンバーの中にテレビ局社長が紛れ込んでいる。これも規制の対象なのだ。日本に言論の自由はない。ナベツネ化に驚くばかりである。
<改憲軍拡の戦争屋・早苗好みの記事を小さくあっさりの通信社記事>
日本の通信社は共同と時事の二社体制を、戦後の民主化にあわせたものにしてきている。
前者は政府系、後者は権力監視に威力をみせてきた。背後の労働組合の実績だが、それが最近、崩れてしまった。NHK労組もしかりだ。
ずばりナベツネ化である。政府とは「仲良しこよし」だ。
安倍内閣発足に驚いた政界関係者は多かった。このころ、マスコミ界にながれた怪情報のひとつに「安倍の女」がスクープされる。それで一丁上がり、とささやかれていた。この特ダネを通信社が流すと。
しかし、記事にならなかった。「ナベツネがつぶした」という。特ダネつぶしのツネなのか。相手から感謝されるだろう。それかあらぬか第二次内閣が発足すると、ナベツネと安倍のふたりの食事会が大っぴらに繰り広げられた。
まもなく公共放送のNHKは看板をおろし、10年以上連れ添う女記者の独壇場になる。それまで官邸と新聞テレビの窓口は、政治部長会が公正に扱ってきたが、まもなく排除された。筆者が抜けたあとのことである。政治部長会は共同が幹事を務めてきたが、ナベツネに破壊されてしまった。ときおりナベツネ特ダネが読売からとびだすことになる。
<ナベツネに淘汰された読売記者は数知れず>
左翼の手口なのか、ナベツネに忠誠をつくさない社員は、すべて淘汰される。
東京タイムズ記者も読売に入社したが、政治部のS君は学生運動にも手を染めた革新的な記者だった。彼は週刊読売から新潮社に移って人生をまっとうした。地方支局にとばされた仲間もいた。
ナベツネ人間だけが生き残れるというすごい会社だった。
左翼から右翼に転向した人間は強い独裁者になれる!無節操人間は確かにこの世にいるが、彼は終生主筆として紙面を独占して、自己防御とした。
こんな独裁的野蛮人が言論界に君臨したことは、戦前戦後初めてのことだった。新聞を武器にして政界・新聞界・経済界を総なめにしてきた。普通ではありえないことだった。
<防衛省・防衛相の狂気と読売支援>
こんな報道が飛び出した。自衛官が軍人、戦前の軍人になった?
「小泉進次郎防衛相は21日までに、自身のX(旧ツイッター)に海上自衛隊の斎藤聡海上幕僚長とオーストラリア海軍幹部が写った写真を投稿し「軍人同士の友情」と。
ということは、自身を大将と認識しているのだろう。小泉進次郎はなにも知らばいぼんくら大臣か。
サナエは「時が来た」とわめき、進次郎は大将になった気分にちがいない。
<木原官房長官の嘘を追及しない共同>
「木原稔官房長官は21日の記者会見で、防衛装備品の輸出ルール緩和を巡り「戦後80年以上にわたり築いてきた平和国家としての基本理念を堅持する」と(うそぶいた)のだが、共同は強調した、と嘘を垂れ流して国民をうらぎった。
昔の共同記事は朝日に準じた。いまは読売レベルに落ち込んでしまった。何気ない記事でも読者は政府寄りに洗脳されていく。新聞が衰退すると、読者は右翼化する。改憲人間製造機なのだ。
<改憲軍拡原発進軍目前に武器弾薬輸出大国へ>
ナベツネの亡霊(岸・正力の亡霊)に墜落した中での「時が来た」という意味は、日本の天地を揺るがすほどの国民分断と混乱、場合によっては内乱化するかもしれない。
80年前の岩盤をぶち抜く力が、ヒステリーおばちゃんにはあろうはずがない。
敵は本能寺だ。新聞テレビをまともな公正報道にさせることが不可欠である。
2026年4月22日記(茅野村の仙人)
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