本澤二郎の「日本の風景」(5847)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>65
イランとの戦闘で撃墜された米軍戦闘機F15の乗員救出作戦の最中「神は善」「神に栄光」などという無意味な無線が飛び交っていた、と報じられている。国際法違反・国連憲章違反も彼ら戦争犯罪人には通用しない。「死の商人」に操縦された人殺し兵士の存在に涙するばかリの、本物の善人は「イラン批判」に徹するだけの日本国首相に、耐えがたい苦痛を強いられている。「戦争を否定する仏教」と「戦争に神を登場させ、正当化する非仏教信者」に善人は、沈黙するだけで許されるのであろうか。
現役政治部長時代に毎月読んでいた「選択」が、いま話題を呼んでいることを知った。永田町奥の院の、サナエを震撼させた事件の攻防戦が発覚した。米イのイラン攻撃に自衛隊を投入する判断をしていたサナエの野望を阻止した人物が存在した!月刊総合情報誌『選択』2026年4月号が報じた「高市が『退陣』を口にした夜」。
その内容とは「3月の訪米でホルムズ海峡への自衛隊派遣(派兵)に前のめりだった高市早苗首相を、内閣官房参与の今井尚哉が阻止。官邸に乗り込んで言い争いになった末、政府・与党からの反発もあって、高市首相が譲歩せざるをえなかった。そして、3月24日夜に政府関係者たちが集まる中、高市首相は今井更迭を口にした」という。サナエ追放をにおわせる局面だった。
<恐ろしい神がかり女の政治判断に驚愕した官邸と平河町>
いまでもホルムズ海峡を、日本船が自由に往来している理由がわかった。神がかりの靖国派の首相を羽交い絞めにしたミスター経産省と、もう一人が穏健派の自民党幹事長の鈴木俊一に違いない。鈴木の父親は善幸元首相だし、護憲リベラル派の宮澤喜一が身近な親類。
強力な、知られざるイラン人脈官僚OBと宏池会の血が、外交に無知なサナエを抑え込んだものだ。今井の平衡感覚に感謝したい気分だ。麻生太郎も衆院議長に祭り上げられる寸前というサナエの日本会議の手口に気付いたばかりだ。トランプ戦争において、サナエと穏健派の亀裂が表面化して当然だった。
日本国民には不幸中の幸いだった。
<健康と政府党内監視のサナエ内閣は秋までか>
サナエと日本会議の狂ったような改憲軍拡と、次なる政府と党人事の厳しさを裏付けたものだ。
退陣する際の佐藤栄作長期政権の主に「解散はいつでも自由にできるものか」と宴席で盃をかわした際の筆者の素朴な質問に、彼は「そんなことなできない。政府与党や派閥の動向とか、いろいろな要件をみて判断するものだよ」と明かしてくれた。
そうしてみると、自民党の大国柱にも知らせない、独断専行の電撃的真珠湾ナベツネ解散は、今後に尾をひく。サナエ日本会議の暴走を警戒するシフトが、すでに構築されていると推測・判断できる。
沈黙する幹事長はサナエ監視に徹している!
<「戦争に勝者はない」の仏教界(顕正会・日蓮仏法)の諫言続く!>
手元に「高市政権の野望」特集号2(4月5日付)がある。
1面トップ見出しは「高市政権、改憲の真の狙いは神国復活」。
既に森喜朗内閣は、自民党神道議員連盟を制圧、日本は天皇中心の神の国と断じた。驚いた国民は不支持を表明して、政権はあっけなく退陣した。後継の朝鮮半島人脈の小泉内閣は、靖国神社参拝をくりかえして「神の国」を強行した。ついで同人脈の安倍晋三内閣は長期政権だ。
背後の政権維持の黒幕は、ナベツネ読売の言論の御用新聞化による神社神道国家にむけた、改憲軍拡と台湾有事戦略、国民の民族主義(ナショナリズム)化。そして2026年はナベツネの野望実現の憲法改悪・戦争する日本である。
「神国日本」は、戦前の国家神道による戦前回帰にほかならない。
<「日本会議」の策略に屈するな>
生長の家の谷口とかいう不気味な天皇教信者の講演会が暴露されたが、勇敢な顕正会員の実績として評価されるに違いない。危険極まりない自民党の戦争する改憲草案がナベツネ読売・中曽根・平沼らの改憲案をベースにした日本会議案が自民党の改憲草案になったという、主権者が知らない事実を明らかにした顕正会の宗教的視点からの見事な分析は、門外漢の凡人ジャーナリストや宗教関係者に深刻な感情を呼び起こしている。
その改憲草案の骨格は、なんと「神の国」「神国日本」というのだから、真実を知った国民は仰天するに違いない。神棚を祀っての選挙の自民党議員に対して、深刻すぎる違和感をいだく。また80年前の侵略戦争の日本!
歴史を冒涜する日本会議の日本はNO、断じてNOである。
サナエも原始の神社神道もいらない!
2026年4月7日記(茅野村の仙人)
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