本澤二郎の「日本の風景」(5826)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>43
「サナエTM文書やはりどす黒い」一大スキャンダルだ。「神の国」と無関係ではない。
爆発しない理由は1、不勉強による追及不足と2、ナベツネ言論から抜け出せない新聞テレビだ。
国民の怒りはトランプ戦争に向けられている。珍しく朝日のタイムリーな世論調査で、日本国民の正常さが確認できた。トランプ戦争にきっぱりとNOを突き付けていた!朝日は脱ナベツネに舵を切りつつあると評価したい。もう一つ「ガソリンの便乗値上げ」を問いかければ、同じ回答が出たはずだ。

イラン攻撃「不支持」82% 首相姿勢「評価せず」51% 朝日世論調査
腹黒い農家農協と腹黒い石油業界を締め上げろ!トランプはさっさと去れ!地球から死の商人・戦争屋を追放せよ!日本列島の善良な市民の叫びは、人類の叫びである。
イランは日本との良好関係を維持してきた。「ワシントンの召使」のようなサナエを許さない。言論が正常に機能すれば、主権者も正常に価値判断する日本でありたい。
まともな野党であれば、サナエの統一教会勝共連合機関紙「世界日報」との相次ぐ会見記事の深い仲は、知る人ぞ知る。
70年代の自民党議員事務所には「世界日報」がばらまかれていた。「あれは勝共連合」と誰もが知っていた。岸と笹川が背後で暗躍していたことも分かってきた。野党のド素人質問がサナエの救世主である。「世界日報」OBやソウル取材チームを編成すれば、サナエの嘘を暴くことが容易に出来る。小沢一郎は何でも知っている!

<台湾と清和会のことは小沢一郎に聞け!>
いわゆる政治屋は、時の実力者の目に止まることで、出世階段を登る。
国会対策で突出した竹下登は、野党国対議員の誕生日を調べ上げ、主のいない議員宿舎をこっそりと訪問し、夫人に金品を渡して引き上げる。これが野党工作を成功させた。角栄に見込まれた小沢の手口は、まずは「将を射んと欲せばその馬を射よ」である。父親かベテラン秘書に教え込まれたものか。
旅先での土産はボスの上さんに届けた。上さんが親父に「あの子はしっかりしてるよ」と言わせれば、もう半分成功に違いない。小沢を角栄・竹下・金丸にかわいがられて頭角をあらわした。
金丸の使いで良く台湾にも出かけていた。
台湾の手口は、日本が貧しかったころはバナナ、そして美女?「初当選者を招待する台湾の工作は女性」と古くから語られていた。岸信介の仲間がこれを率先した。官邸で働いていた官僚が「岸は台湾に子供がいる」と教えてくれて目を覚ました。

「大陸と台湾」(第三次国共合作の底流・1988年)は自画自賛本>
台湾には二度訪問した。最初は家族旅行でざっと50万円はたいた。4人の幼い子供もつれて。中田滋(岩動道行秘書)と吉田茂御三家の林譲治(衆院議長)支援者の南国市の病院長・高橋正六(日華親善協会役員)が案内役に立ってくれた。
懐には、蒋介石の息子・蔣経国が亡くなっていた台湾国民党にあてた岩動親書を携えていた。40年近く戒厳令が敷かれていたことさえ、台北空港に着くまでしらなかった。無鉄砲にもそこへ飛び込んだ。
目的は観光ではなかった。いうところの第三次国共合作に向けた、最初の和平工作を担っての歴史に残る訪台である。
本人がびっくりするような、大それた中国共産党と台湾国民党の和平に向けた下工作だ。
台北の国民党本部に乗り込んだ、最初で最後の中台和解工作となった。歴史家はどう評価するか?
結論を言うと、北京と台北の民主化の行方がカギを握っていた。当時は分析できなかったが、日本とアメリカの横やり、それは経済的利権が絡んでいるだけではなく、日本右翼の「改憲軍拡」という読売の正力・ナベツネ野望と岸・福田派清和会の野望が立ちはだかる重大な要素が絡んでいた。それがナベツネ・安倍のもとで爆発、いまそれがサナエのもとで噴火させようとしている! 

<大平正芳の密使(鍵田忠三郎)の要請で台北平和工作>
自民党内の吉田の保守本流と岸の傍流との死闘は、後者に軍配があがった。護憲リベラルの宏池会も
田中・木曜クラブも消えてしまった。いまの自民党は安倍・サナエの「神の国」、復活した国家神道による改憲軍拡原発推進派に加えて、トランプ戦争が絡んで、世界経済は混迷し、ドル体制は破綻しつつある。
もしも、保守本流が元気に活躍して、いい芽が育っていればアジアの安定でプーチンとトランプを封じ込めていたであろう。歴史は戦前に回帰している。
石橋湛山の夢を実現した大平と田中を、岸の亡霊勢力「神の国」に打倒された護憲リベラル派の再構築は起こりうるのか。今は野党でさえも財閥に屈して、武器弾薬にメスを入れない。
覇道が王道を封じる日本再興は、アメリカの民主党リベラル派との共闘であろうが、その動きを感じることが出来ない。大角連合による第二のアジアの平和と安定は実現しないものか?  
反骨ジャーナリストの夢は、大角連合派と北京の友好交流の再構築である。台湾経済は久しく大陸にある。没落した東京やワシントンにはない。金保有国一番の北京の優位性は変わらない。

福田内閣の大平幹事長の密使・鍵田忠三郎(当時奈良市長)は、泉下でサナエをこき下ろしているではないか。国士のような鍵田は自ら金丸を説得し、北京に舵を切らせた。そして筆者には、周恩来・廖承志の意向として、台湾国民党に話し合いによる平和統一を促す役割を要請した。自民党護憲リベラルは。奈良から再び台頭するだろう。奈良市は日中友好都市の一番だ。大平と周恩来が仲人で、西安(昔の長安)と結ばれた。
昨今の中台関係は国民党の台湾総統OBが、繰り返し北京を訪問している。
日本にもナベツネに屈しない議員や言論は、必ずや浮上する。アジアの平和をぶち壊すサナエの時代は長く続くことはない。

<宇都宮の「日本は中国のために力尽くせ」に奮起>
筆者はいまも80年前の南京や731部隊・盧溝橋を忘れることはない。
日本人の護憲論は、100年前の松本英子の叫びがルーツである。サンクレメントの農業主・日系2世の
トクノシロウの筆者への、熱い懇願である。大平・鍵田・北京の周恩来・廖承志の悲願を放棄してなるものか!恩師・宇都宮の「中国のためにつくせ」「日本人の平和主義はいい加減なものではない」の叫びが、いつも脳裏をかすめる。

<いい芽はつぶされる=悪が勝つ覇道世界>
明治の真実もみにくい。「神の国」なんぞは吹けば飛ぶ。
いま霞が関の清和会議員に「改憲許さず」の電話が鳴りひびいている。昨夜きいたばかりだ。すばらしい正義の呼びかけだ。覇道に対抗する王道だ。王道は必ず勝つ。
ナベツネ・サナエの「神の国」に屈するわけにはいかない!
2026年3月16日記(かやの部落の仙人)