本澤二郎の「日本の風景」(5819)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>36
石川知事選で清和会「神の国」の森喜朗側近の現職が敗北した。サナエのテコ入れも効果なかった。サナエの正体を有権者は理解してきている。アベノミクスは財閥と自衛隊を太らせたが、国民は物価高で苦しんでいる。これはワシントンのトランプとそっくりだ。民主党リベラル派のバーニー・サンダースは、同じことを米国民に訴えている。「トランプ成果は米国の富裕層(財閥)とトランプ一族の資産を途方もなく増加させた」と。日本の野党は依然として、政権にすりよる愚かな国会審議に徹しているが、ワシントンは野党も言論界も全く異なる。トランプはエプスタイン文書隠しのイラン攻撃であることに国民は怒っているが、サナエのTM文書追及を野党は放棄している。おかしい。

サナエの無能無責任は、平和憲法を改悪して「国民の権利をしばろうとしている」ことが、ようやく発覚した。魔女のような彼女は、森や小泉と安倍同様に憲法を学んでいない。鈴木俊一幹事長の父善幸さんは「世界に冠たる日本国憲法」と評価していた。サナエにとって目の上のたんこぶである。党内抗争がまもなく始まる。宏池会再建の兆しも。ナベツネ新聞も変わらざるを得ないはずだ。変えなければ売れないゴミ新聞でしかないのだから。

<ナベツネ・中曽根改憲案が自民党改憲案>
しかし統一教会は消えない。サナエ内閣が守護神であるのだから。岸や笹川・児玉らが自民別動隊として発足させた、カネと票の組織である彼らの宝物を手放すはずがない。日本の司法はいいかげんだ。最高裁が機能していない。日本も韓国レベルへと格上げしなければ、主権者が悲劇過ぎる。

日本国憲法は、保守本流の吉田茂内閣のもとで誕生したものである。戦争しない日本・戦争が出来ない日本国憲法の制定過程を熟知した政治家の第一人者が宮澤喜一だ。彼はそのことを宏池会で公然と話していた。
むろん、外国の要人に対しても胸を張って説明していた。
自民党総裁選のさい、ナベツネの誘惑(改憲派になれば読売が支持する)を拒絶した最初で最後の政治家となった。彼の護憲リベラルは本物だった。筆者はそのことを宮澤の叔父である小川平二から知らされ、支援を約束した。彼は時々自宅に電話をしてきた。宮澤内閣が誕生する直前に筆者との単独会見を準備してくれた。筆者はそれを「総理大臣 宮澤喜一」(ぴいぷる社)に書いた。

一言でいうと、彼は永田町随一の頭脳・英語力・平和主義を体現した現実政治家だった。先輩の吉田茂も池田勇人も、さらには他派閥の福田赳夫も一目を置いた。
福田の後継者となった康夫は、小泉内閣の官房長官時代こっそりと宮澤に会って、内外交政策の処理にあたっていた。同じ清和会でも康夫は、決して右翼の笹川ギャンブル財団に接近しない。彼は安倍サナエ嫌いで有名な中国派だ。

自民党改憲論は、中曽根が最初に作成した。天皇元首論だ。明治帝国憲法に帰れ、である。これは事実上、ナベツネ作品だ。効果が薄いと判断した彼は自ら読売新聞として改憲案を作成した。もうこのことで、彼は自らを悪魔人間と宣言したことになろう。宇都宮を騙して読売に入社すると、一足飛びに右翼政権に接近、まさしくミイラ取りがミイラに変身して、政権の裏世界にこびりつき、世にもおそろしい怪人になってしまった。しかも世界一の発行部数は、財閥と自治体に強要した。その先に自民党改憲案が登場し、国民の権利を拘束する内容だった!
それに狂喜したサナエは、もはや政治家失格の利権政治屋でしかない。しかも目下、許されない積極財政で日本を滅ぼそうとしている!この点で山本太郎も過ちを犯している。

<松本英子を知らないサナエと清和会「神の国」派閥>
戦争放棄の非戦論9条は、100年ほど前に日本人ジャーナリストが提唱したすばらしい平和主義の思想であることを近年知って、感激している。筆者は中央大学の「憲法言論」の講義で初めてお目にかかった。橋本公旦教授は「自衛隊は憲法に違反する」とも解説した。この瞬間、日本は戦争しない平和な国だ、と内心から御しがたいこみ上げる感情に涙した。
しかも、この非戦論がすでにアメリカで日本人が提唱していた!というのだ。その人物は、幼くして四書五経を体得し、上京して西洋の民主主義も体得し、ジャーナリストして日本の最大の公害・財閥古河の鉱毒事件取材で官憲をふるえ上がらせた。その記事は国会図書館に眠っている!この歴史的人物を府馬清(本名松本英一)が「松本英子の生涯」として世に出していた!なんということか。
彼女は筆者のすぐ近くで生を受けた神童である。房総半島の偉人は日蓮と松本英子である。共に反骨の人である。運命的なものを感じるではないか。「ボロは着てても心は錦」のわが人生とも共通していまいか!
サナエ清和会を急ぎ退陣させることが、日本の言論界が怪人ナベツネの罠から抜け出せる好機である。権力監視の「言論の自由」確保を約束するだろう。
2026年3月9日記(茅野村の仙人)
(送信メール)
スパイ防止法にチラつく“統一協会”の影。高市早苗政権が目指す「疑われないように黙る」監 
視社会の絶望https://www.mag2.com/p/news/670279「私は、そういう考えはとりません。 憲法は、国家に権力を与えるものです」国民に命令しまくる自民党改憲草案 国家を縛るはずの憲法を、国民を縛り、秩序を乱させないためのものへと傾けたがっている。