本澤二郎の「日本の風景」(5818)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>35
福田赳夫・森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三もできなかった台湾行政委員長の
訪日許可で、改めて「台湾派のサナエ」を印象付けた。
【嘉義共同】台湾の卓栄泰行政院長(首相)が7日、日本を訪問し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を観戦した。現職の行政院長の訪日は1972年に日本と台湾が断交して以来、初めてという。台湾の中央通信社が報じた。
一方、トランプとユダヤ・イスラエルのネタニアフに戦争を強要されたイランだが「イラン軍報道官、ホルムズ海峡を「封鎖しておらずするつもりもない」…船籍次第で通過を認める方針示す」。中国と日本に配慮したものか。

ひさしぶりに名古屋の河村たかしYOUTUBE動画をみた。彼の歴史認識は狂っているが、国会議員と官僚のための日本との分析はただしい。財閥がぬけている!財閥批判はタブーか。「懐いっぱいのカネで膨らむ議員と官僚と財閥」のゆでガエル日本分析が正解。新聞テレビ界も、と付け加えると満点だろう。
国会はたるみっぱなしだ。浮かれているサナエの仲間の小野田紀美は6日午前、首相官邸で開かれた閣議に約5分遅刻した。衆院文部科学委員会では高校授業料の無償化の関連法案の審議に入る予定だったが、斎藤洋明(自民党)も事故渋滞を理由に理事会に遅刻し、流会した。

また、衆院予算委員会で質問する中道改革連合の有田芳生の統一教会追及も不十分。なめられても野党は協力せず、相変わらずバラバラ。国民をいらつかかせるだけだった。
官僚と議員のための国会をだれも観戦しない。だれひとり政府・財閥・官僚のためのナベツネ化に気付いていない。このまま改憲軍拡原発の正力・ナベツネ化の先には、反骨ジャーナリストの目に「亡国の日本」が見える。

<児玉・中曽根・ツネのロ事件危機>
ロッキード事件の本丸は、岸内閣のころから軍用機利権に食らいついた右翼のドン・児玉利権で知られていたため、事件発覚当初の目白の主は余裕たっぷりだった。それでも盟友・大平は心配して、側近の田中六助を呼んで、砂防会館の田中事務所に行かせたのだが、軍用機利権に無関係な角栄は、全く相手にしなかた。「犯人は中曽根」とまで指摘して、使いを追い返した。このくだりを筆者は六助から直接聞いていた。 
いま思い返すと、仕掛け人はワシントンの台湾ロビーの可能性が大きい。標的は角栄だった。日中国交回復した田中角栄攻撃だった。当時首相の三木武夫は、幹事長の中曽根をかばった。東京地検は角栄事件に絞った。当時の法務大臣は中曽根側近の稲葉修。

それでも児玉・ナベツネ・中曽根は心底ふるえ上がっていた。
当時の読売社内もすごかった。「これでナベツネもおしまい」という流れをだれもが気付いていたのだが。当時の様子を少しだけ、事情を知るツネの先輩の多田実が打ち明けてくれた。中曽根は国会での証人喚問で不安をいだいていた。当時の砂防会館の中曽根事務所も沈んでいて全く元気がなかった。
(今日もいらつく。活字がうまく打てない。AI操作がにくらしい)
これの詳細は「大野望」の一章に紹介してある。研究者の必読本である。

<日本テレビ特ダネを封じた読売のドン>
読売新聞と日本テレビは別会社で関係はないという国民は多いが、それは間違いだ。両社は一体関係にある。すべてナベツネ配下で、彼の言い分は日本テレビ記者に直接影響していた。その証拠を幸運にも元日本テレビ政治部長から聞いている。

竹下内閣で発覚したスキャンダルで特ダネを手にした報道部記者に対して「書くな」とナベツネ圧力がかかった。その映像まで撮影して報道する直前に「待った」がかかり、お蔵入りした。信じられないことだが、これは真実である。当事者はいまも元気だ。

<高レベル放射能ゴミ(袖ヶ浦市)を記事にしないナベツネ化>
原発推進・原発再稼働・新型原発推進の読売は、311フクシマ東電原発爆破放射能汚染土ごみの袖ヶ浦市水源地不法投棄事件取材に対して、地元住民の要望に全く応じない。読売どころか朝日新聞、毎日新聞も
書かない、書けない。地元住民にしらせない。県民にも知らせない。これがナベツネ御用新聞化の正体である。断言できる。本ブログ連載の動機だ。
それにしても共産党の機関紙も逃げている。原状回復が政府・県民の義務ではないか。 

<82歳(2000年)の野望を支えた読売主筆>
権力と言論の一体化は、主権在民の民主主義を崩壊させ、独裁を約束する。今の日本がそうである。
そんなサナエの独裁に対して国民は気付こうとしない。新聞テレビの責任だ。加えて野党も、である。その悪魔のエンジンがナベツネ化である。おろかな無知すぎる国民にも原因がある。
ナベツネに屈した日本新聞協会と日本記者クラブと通信社(地方新聞)、大手新聞の朝日・毎日は、万死に値する。「権力を監視する」という言論の自由の本旨を忘れた日本のメディアだ。

82歳の天皇制国家主義者・中曽根は、ナベツネと共闘して極右「日本会議」を設立、同時に国会に憲法改悪調査委員会を常設した。読売新聞主筆の悪魔の成果である。宇都宮徳馬は21世紀の怪物を弟子にし、見事に裏切られ、今の日本が存在する。
宇都宮の真の弟子が、それを排除しようというのである!なんとしてもこれを解決しないと、日本は完全に
お陀仏する!財政法4条放棄の「積極財政」がその地雷である。
「ナベツネに滅ぼされる日本」眼前にあり!
2026年3月8日記(茅野の仙人)