本澤二郎の「日本の風景」(5815)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>32
今朝正力・ナベツネ系テレビ(日本テレビ)が統一教会勝共連合の内部文書をとりあげていた。主に立民党首だった野田佳彦との深い関係である。野田は偏狭な民族主義を徹底的に教え込まれた松下政経塾出身。サナエや原口らは元仲間だ。昨日は共産党議員がサナエに対して、同教団との深い関係追及に対して彼女は、まるで年季の入った首相のような傲慢な姿勢で、はぐらかしている発言動画を見た。
こんな野党追及では、国民はサナエと教団の深すぎる関係を理解できない。

筆者が政界取材を始めた1972年ごろ、自民党の国会事務所を覗くと、どこの部屋にも「世界日報」が氾濫していた。当時から国際勝共連合機関紙として有名だった。サナエも早くから染まっていたのだが、彼女は知らぬ存ぜぬで逃げ切っていた。野党の突っ込み不足は勉強不足と重なる。
また、問題の「カタログギフト」配布にしても官房機密費のはずだが、国民の多くはこの血税の正体を知らない。質問者の弁舌能力不足がサナエを助けている。

統一教会問題は、戦前からの国家神道「神の国」の補完的別動隊として、岸や笹川が立ち上げたカルト政治宗教団体である。この点ではTBS報道特集が先行している。案の定、右翼からTBS批判がかまびすしい。なんと昨今の騒動にまぎれて山口TBS強姦魔までが、まるで復権したかのように動画に登場し、サナエの応援団になった!メディアの狂いはナベツネ効果といえる。

またトランプ・ネタニアフのならず者国家のイラン侵略戦争のお陰で、ロシアのプーチン株が浮上、イラン戦争の民衆反対デモはアメリカが一番盛んだ。東京では全く報じられていない。ワシントンでは、民主党の高齢政治家のバーニー・サンダースが元気だ。頭脳明晰で歯切れよく「米国民の60%が食うや食わずのきびしい生活を強いられている」とトランプ攻撃を続けていた。「怖いものなしの老人よ立て」である。

<日本右翼・日本会議は1997年に結成>
なぜ極右の「改憲陰謀」を書いたかというと、それは中曽根や小沢一郎主導による議会の改憲勢力と、民間の戦前派戦争勢力の結集に驚愕したからだ。
政界は右翼の国会議員を結集し、戦争のできる憲法改悪のための「憲法調査委員会」設置を強行し、同時に神社神道と国粋主義カルト教団の「生長の家」による、右翼カルト教団との官民右翼集合体誕生が浮上した、そのためだといえる。いうなれば戦前の国家神道復活運動体である。

神社本庁と自民党本部内の神道政治連盟の橋渡し役機関なのだ。まさに戦前回帰そのものである。清和会時代を夢見る岸・正力・ナベツネの、官民体制による日本軍国主義復活を目的とする組織だと分析できるだろう。5月30日に発足した趣意書には「悠久の歴史」「伝統と文化」「国家の栄光」といった時代錯誤の表現が飛び出している。
国家主義・国粋主義・天皇主義の、すなわち戦前の明治帝国憲法に復帰させる危険すぎる極右の決起そのものだった。正力・ナベツネの野望をみてとれるだろう。ナベツネはそのための世論操作を担った。
朝日新聞の右傾化がその最大の課題だった!阪神支局襲撃事件は闇に葬られていく。警察・検察捜査のいい加減さから、そこから十分推認が可能であろう。筆者は朝日退治の主犯をみてとれるのだが。

<右翼教団勢ぞろいの日本会議39P>
素人には見当もつかない不気味な教団と、学界の右翼人士がガンクビをそろえている?
解脱会・念法真教・黒住教・四天王寺・仏所護念会・明治神宮・神道政治連盟・東京都神社庁・霊友会・靖国神社の関係者らだ。
右翼研究者がいるのかどうか不明だが、素人は全てをわからないだろう。生長の家は別格らしい。代表委員には姿をみせていない。彼らは、天皇を現人神と信仰する「神の国」信者に違いない。
民衆無縁の組織なのか?
「これまで二十数年存在してきたという、日本を守る会・日本を守る国民会議を統合した組織が日本会議」という。自分で書いたものだが、すっかり忘れている。

<改憲議連の黒幕は中曽根元首相34P>
<国家主義にかぶれた371人の国会議員35P>
<ナベツネ戦略実現と分析可能=背後の資金提供は兵器財閥主体か>
あらためて読売終身主筆のすごさに驚くと同時に、彼の暴走のすごさに舌を巻くほかない。
彼は悪魔に魅入られた過去に存在しなかった、たった一人の悪党だと断罪したい。
すでにナベツネ2号が誕生しているだろう。
権力に屈した言論が、極右のサナエを日本会議と共に支えている体制である。安倍二号もまた、失敗しても晋三同様に倒れないかもしれない。追及するはずの日本共産党でさえも、命がけの議会闘争を忘れてしまった。犯人は小選挙区制だが、誰もこれを口にしない国会議員と政党である。狂った政治屋の群れか。

<部数拡大と暴利の一石二鳥作戦で改憲陰謀>
それにしても、したたかすぎるナベツネ工作の秘技に反骨ジャーナリストも脱帽である。
権力と暴力を手にした腐敗した言論人は、この世に敵なしだ。
誰でもつぶせる、屈服させることが出来る。完璧ともいえる暴君として人生を全うした!筆者を日本言論界と学界から封じ込めることなど、彼は朝飯前のことだった。そのことに気付くのが遅すぎた無知蒙昧の情けないわれだ。
日本を動かす財閥と自民党を飼い慣らし、改憲軍拡原発推進で日本列島を自在に左右した、ナベツネは「世紀の悪魔人間」としか言いようがない。そのことにようやく気付くことが出来た凡人ジャーナリストは、一匹オオカミにすぎないではないか。

<「ツネは忘恩の徒」と恩師・宇都宮徳馬の無念>
左翼から右翼に転向し、革命的手段を使って社内外の敵対勢力を排除するツネに対して、彼の保証人になって読売新聞に押し込んだ彼のたった一人の恩師・宇都宮徳馬!裏切った渡辺恒雄に地団太踏んだ。
宇都宮は筆者の前で「ツネは忘恩の徒」と何度も怒り狂って当然だった。
小さな悪党はつぶされるが、大きな悪党は生き延びる日本!
悪人が栄える日本は、間違いなく狂っている。とはいえ、いまこうして真実を書ける幸運児にも乾杯したい。泉下の恩師は喜んでいるだろう。

<腐敗言論は4権ではない、第一権力なり!>
わがパソコンは、一度で正確な文字が打てない。パソコンの機能さえも悪魔は操作できるのか?
従来、言論は司法立法行政につぐ第4権力と称されてきた。間違いだ。
腐敗した言論は、まさに第一権力である! 
2026年3月5日記(恩師・宇都宮徳馬に感謝する一匹オオカミ)