本澤二郎の「日本の風景」(5814)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>31
最近は不勉強で小粒な与野党の国会議員が目立つ、と評判である。政治に無知な若者が女首相を支持していると聞くと確かに心配だ。新たに、ならず者国家のイスラエルと米国トランプがイランに戦争を仕掛けた。人々の暮らしは悪化してゆく。東京での反米ユダヤNOのデモは?
日本政府提案の国の予算は、ほぼ100%の確率で、さらなる円安と物価高を招来させる。誰もが不安視している亡国予算である。徹底審議でもって、野蛮な大軍拡のための「積極財政」の過ちを指摘する義務を、全国会議員は課せられている。サナエの言う年内成立は論外である。反対に亡国予算案を押しつぶす必要があろう。手抜きは許されない。サナエに恥をかかせるような、国民のための審議をしなければなるまい。
朝日新聞は、首相は「旧統一教会の関係とは知らずに取材を受けたことがあったのは事実」と答弁。1994~2001年に教団系の日刊紙「世界日報」から5回、01年に教団と関係があるとされる月刊誌から1回、インタビューを受けたと報じた。安倍二号の正体みたりだ!「もうナベツネはいない。目を覚ませ、と朝日に勧告したい」と国民はだれもが怒っている。
<中曽根・ナベツネ改憲陰謀はお粗末な復古的天皇元首論40P>
「改憲陰謀」の40Pをめくると、戦中派の中曽根康弘の改憲論が登場する。
「やっぱり天皇元主論」の小見出しをみつけた。出版した1997年以来、初めて本を開いたものだから「やはりそうだったか」と思いを新たにした。ちなみにナベツネの信濃町攻略は、聖教新聞と公明新聞の印刷代という利権奪取にあったことは、知る人ぞ知るである。その分、毎日新聞が割を食った。他方、池田大作は自民党国家主義者との交流を手にした。自民党との連立も視野にあったのだろうが、これはナベツネと中曽根の改憲工作も念頭にあった。
戦中派の海軍主計中尉の頭は古すぎた。戦後民主主義を理解していなかった。「神風はうそだった」とわかっても、戦前のヒロヒトを「現人神」と思い込んできた。そのため、戦後の象徴天皇制を元に戻そうとしていた。ゆえに中曽根改憲論は天皇元首にすることが、平和憲法解体の原点だった。筆者がそれを確認したのは1997年7月16日。東京・内幸町のフォーリン・プレスセンター。
そこに中曽根憲法私案を見つけたのだ。1961年1月1日にまとめた、とある。驚いた。1961年というと、前年は60年安保騒動で日本は激しくゆれていた。東大生の樺美智子さんが命を奪われたという痛ましい事件も起きていた。筆者は人生最後に、護憲リベラル派の池田行彦首相を夢見ていたのだが、池田の友人が樺美智子だった。大平正芳の秘蔵っ子・加藤紘一も国会デモに押しかけていた。
「靖国神社の遊就館を海外の要人が目撃したら日本外交は破綻する」と警鐘を鳴らした人物こそ加藤である。岸の60年安保反対に参加していた学生が、大平後の宏池会を担っていたのである。彼らもまた、平和憲法を死守する自民党の、まさにまともな政治家だった。
昨今の野党議員の劣化を裏付け余りあろう!
ナベツネはというと、読売新聞政治部記者としてCIA配下の正力の意向を受けて、岸や岸内閣の暴力組織の児玉誉士夫や笹川良一と一緒に、戦後日本最大の民衆デモを押さえつける側にいた。当時の読売記事をみると、さらにゴミ売りの正体を赤裸々に裏付けるだろう。ナベツネの読売改憲私案も多少興味が出てきたのだが。
恐ろしいほどの正力CIAと配下のナベツネ記者の真実証言が、既に墓場にもちこまれてしまった。ロッキード事件・日航機墜落事故といい、政治をゆがめた戦後史に鉄の蓋をかけたナベツネと中曽根の政治責任は、A級戦犯の岸におとらない。彼らこそが国家神道である「神の国」復活にかけてきた輩である。
<9条を否定する改憲私案41P>
中曽根を閣僚に登用した人物は岸である。岸派担当記者として読売は中曽根を岸に売り込んでいたはずだ。
当時からナベツネと中曽根は「読書会」と称して、改憲論をまとめていたであろう。中曽根の私案は、ナベツネ私案なのだ。
「自衛軍は国の安全と独立を確保し、および国際平和機構に協力するため、必要最小限の戦力を保持する」
自衛隊を排除し、普通の軍隊にする。戦前のヒロヒト軍というのだろう。
敗戦の1945年からわずか5、6年にして「普通の国」にするという改憲私案に驚きを隠せない。保守傍流の頭脳は、戦前のヒロヒト軍そのものではないか。
さらに自衛戦争・交戦権を容認する規定も。非戦論はハナから否定していた
<不気味な日本会議の正体37P>
サナエを支える不気味な日本会議が、1997年5月30日に設立されていたとは!これも改めて知って驚く。憲法施行50年に日本の戦前右翼が決起したことが、これで理解できる。「神の国」勢力は、1997年に一斉に蜂起したのか。
戦後の民主主義を打ち立てた平和憲法制定勢力の保守本流の吉田茂・護憲リベラル派退治が、極右の神社神道・生長の家(日本会議)が支援する保守傍流・岸福田中曽根ナベツネの目的だった。そこに別動隊として統一教会勝共連合が参画した。犯罪カルト教団を解散できるか!サナエにそんな力はない。
憲法20条も、腐敗した最高裁で機能不全に陥っている。無法無天の日本の法治である。
<恐ろしや復活国家神道「神の国」の大攻勢>
彼らは真っ先に吉田の系譜・麻生太郎のぼんくらを容易に攻略し、河野洋平の倅も屈した。大平の秘蔵っ子の加藤紘一を小泉が排除、気がついて見ると、宏池会最後の後継者・岸田文雄を、ナベツネと安倍晋三が簡単にからめとった。田中派の生き残りの石破茂と三木派の村上誠一郎の奮戦に多少は注目が集まる。
茂木はとっくに屈して外相に。宏池会最後の最後の林芳正は、総務相で沈黙している。
宏池会ブレーンの安田正治の予言が、見事に当たってしまっていることに仰天するばかりだ。
紙面がすくない。疲れた。日本会議は明日に回すしかない。
今どきの神社神道の神棚に手を合わせる狂気の氏子集団には、反吐が出るばかりだ!
2026年3月4日記(本物のたった一人の反骨政治評論家)
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