本澤二郎の「日本の風景」(5787)
<ナベツネ御用新聞化に単身抵抗した反骨秘史>5
恐る恐るパソコンを開き、キーボードに触る。書き終わった記事が、瞬時に消えた昨日の悲劇が,心臓をよぎる。彼方に正力松太郎と渡辺恒雄の薄笑いの様子を感じながら、反骨秘史に向き合う。念のためYOUTUBEを開いてみる。正力・ナベツネの日本テレビが、高市・自民圧勝記事を流していた。
この数か月、この人気のネットが高市礼賛記事で埋まり、その影響で80年前の歴史を知らない若者たちが、ゲーム感覚で浮かれる。そして反骨記事は消される!
<NHKとナベツネと安倍・菅による公共放送廃止!>
かつてNHKの労働組合はまともで、そこから政治家を目指し、社会党員となって政府与党に目を光らせていた。NHKは国民と社員・労働組合に監視されてきた。それがいつの間にか、タガが外れた。
気が付くと、NHKは権力を監視するという言論の使命を放棄して、政府の広報放送に徹していた。政府スキャンダルは、新聞テレビから週刊誌に、スポーツ新聞に移行していた!
事実は、第二次安倍内閣からだ。改憲新聞社の主筆を名乗るナベツネが率いる日本の言論界が、NHK変質に大きくかかわっていた。NHK関係者はだれでも知っているが、だれも事実を報道しない。朝日新聞でさえ記事にしない。そのため今でも国民の多数は、日本マスコミ界の内情について、はっきり認識していない。
NHKが公共放送を放棄したことは、言論人であればだれでも知っているが、それ以外のものは知らない。せめて学者や文化人が警鐘をならせば、事実を知る市民は大きく広がりを見せたはずだが、日本の学者文化人の倫理観は、他国のそれと比べて低い。
韓国の悪辣な犯罪教団事件をNHKや新聞テレビが、先行して報じることはなかった。安倍事件である森友事件でさえも、新聞テレビは後追いに徹した。日本マスコミの殿堂ともいえる日本記者クラブは、大分前から読売のナベツネに抑え込まれていた。あえて記述する必要はない。
信じられないことだが、これは日本マスコミ界の真実・常識なのだ。
以上は無知な日本の若者に対しての報告である。それ以外の日本人は知っているはずだが、それも違った。こと日本の言論界は、悪しき権力に羽交い絞めされている。筆者は毎日のように記事にイチャモンをつけられている。昨日は一本の記事すべたが消されてしまった。
今朝の韓国からの報道では、韓国統一教会の韓鶴子について「弁護側は法廷で「ハン・ハクジャ総裁は3度にわたり転倒事故に遭い、その後、全身に痛みが広がり、鎮痛剤だけでは対応できない状態だ」と主張。「拘置所内では十分な治療が難しく、入院、もしくは専属看護師による治療が必要だと聞いている」と訴えた。日本の検察は動かないが、韓国の検察は容赦なく当たり前の捜査をしている。その様子を日本の特派員は記事にしない。おかしいではないか。
<財閥会長誕生で日本人の精神をぶち壊す>
安倍の官房長官・菅義偉は、安倍スキャンダルの泥かぶりで首相になった。彼は最低の政治屋であるが、新聞テレビは認知症の菅を、最近までまともに報道してきた。
日本の新聞テレビ界は、不思議なことが多すぎる。それを書かない、書けない内部規制に縛られた取材陣もあわれだ。今はっきり言わねばならない。
日本に新聞記者がいない。少なくとも永田町や平河町にはいない。選抜されたエリート取材陣は、いうところのジャーナリストではない。日本記者クラブには、まっとうな記者は一人もいない。
ある時期から安倍とその仲間が、報道に異常な関心を示し、そのことでNHKに襲い掛かる場面を知った。これは安倍が首相になる前のことである。安倍は側近の菅義偉や高市早苗を総務相に起用している。何のためか、新聞人はみなわかっている。
総務省は旧郵政部門を管轄し、国民の財産である電波の認可権を悪用して、報道の自由に規制を加える、悪しき部門である。ここで菅や高市は言論規制を担当し、民放に影響力を行使して、NHK独自のいい番組は、彼ら政治屋によって消されてゆく。
NHK記者や同労働組合も懐柔されてゆく。なにしろ彼らNHK社員の給与は、国会議員並みなのだ。カネで抑え込んでいる恥ずべき企業体である。解体が急務だろう。
ナベツネの策略の最たるものは、NHK会長人事。これを自由に操縦していることだ。具体的には、日本の自民党スポンサー・財閥からの起用に切り替えた。新聞テレビは、これを詳しく報道することが出来なかった。財閥は反省も謝罪もしないヒロヒトと大差ない人間集団である。
闇の資金を、自民党本部に持ち込むことなど容易なのだ。その事実を、当事者から聞いたときは驚いた。すでに筆者のペンは、ナベツネによって壊されていた。自民党派閥記者は、それでも国家神道復活を意味する神道政治連盟の「神の国」について、全く気付かなかった。むろん、統一教会を安倍の祖父の岸と彼の取り巻き連の右翼のドン・児玉誉士夫や笹川良一らが宗教団体として立ち上げた事実を知らなかった。むろん、児玉の懐に飛び込んだナベツネのことを。
安倍晋三の懐に20年へばりついたNHKの女は当然知っていた。今も隠している。
<ナベツネの武勇伝を出版したNHK社員は、記者ではない>
世紀の悪党・墜ちた言論人は、亡くなる前にNHK社員の前で自慢話をした。
価値ある本でない本も出版した。このナベツネ本をもらって喜んだ、宮澤喜一が薫陶した岸田文雄がいたという。恥を知らない岸田の下で、護憲リベラルの伝統のある宏池会派閥を解散した。
宮澤は、ナベツネから「改憲首相になれば読売新聞は支援する」という恥ずべき要請を、きっぱりとはねつけた。そんな宮澤を筆者は支持した。
アメリカ1か月の取材による「アメリカの大警告」(データハウス)は、ナベツネ改憲批判本であるが、日本人きっての米国通の宮澤が手に取って評価した。「正しいアメリカをよく書いてくれた」と書面で感謝してきた。
本ブログが消されないことを祈って!
2026年2月7日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
追記 明日は雪という予報を知った。知り合いからも期日前投票を勧められたので、二度目の期日前を歩いて公民館の投票場に。悲しい千葉12区にはやくざ代議士の倅の無風区。怖いのか?中道も候補を立てない。形だけの野党候補の名前を書く。比例は平和軍縮に熱心な政党名。政教分離も三権分立も破壊した最高裁の二人はバッテン。選挙後に不安を抱える友人の息子は、アジアの女性と結婚し、二人息子を女性の祖国に。戦争不安はだれもが感じる2026年だ!
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