本澤二郎の「日本の風景」(5706)
<天皇族の神道相撲は女人禁制=高市の新たな壁>
現在では原始宗教として最も古い神社神道のルーツは、中国の道教ではないか。道教が朝鮮半島を経由して天皇族と共に日本に伝来したものではないか。平和の宗教で知られる仏教は、英雄豪傑を祀ることはない。神道と道教は時代の英傑を拝礼する。OO神社が目立つが、明治に国家神道の地位を手にすると、廃仏毀釈運動で全国の津々浦々に神社が無数に建てられ、これをすべての国民に強要した。
神社の氏子総代経験者の話では「社の中は空っぽ」という。高市が内外の強い批判にもかかわらず参拝する靖国神社は、刀剣を祀っている。文字通り戦争神社だ。国際社会では靖国参拝を戦争準備と認識、警戒を強めることになる。日ごろから公然と靖国参拝を強行する政治屋のNO1が高市。いまの自民党が、上も下も極右と認識されるゆえんであろう。
<相撲と野球に特化した思考拒否のNHK放送>
神道は女性を「汚れ」として拒絶し、排除しているため、問題が表面化した。
その点で、神社神道信者の高市が首相に就任したことは、日本の政治史上稀有なことだ。「安倍の死」が彼女に有利な政治環境をもたらした。安倍の配下が闇献金問題で、死屍累々の状況だったことが幸いしたもので、本来であれば、彼女の天下などありえなかった。
これまで女性の最高裁長官を聞いたことがない。財閥のトップに女性が君臨することなど想定さえできない。男尊女卑は、神道精神の根幹ゆえに「女性を汚れた存在」と位置付けている、そのためだ。
<英紙が男尊女卑の神道相撲にメス>
そこで英紙の登場となった。以下の記事が天皇相撲の「女人禁制」について報道した。
「古くから“女人禁制”とされてきた大相撲の土俵に高市総理大臣は上がるのか。イギリス紙は「新首相はジレンマに直面している」と報じています。 イギリスのガーディアン紙の電子版は12日、大相撲において女性が土俵に上がることは禁止されているとする伝統を紹介し、「高市氏は“女人禁制”に逆らうのか?」と題した記事を掲載しました。 歴代の首相が大相撲の千秋楽で土俵に上がり、優勝力士にトロフィーを手渡していることに触れ、女性として初めて首相に就任した高市総理の対応を注視しています」と。
熱心な国家神道かぶれの高市が、千秋楽の土俵に上がるのだろうか?
相撲好きの関心事で知られる。
<皇室の神道離脱はありうるか?>
いうまでもなく天皇相撲は、以前からモンゴル相撲に敗北して久しい。足腰の強い肉食のモンゴル人に対抗できない。仮に中国人にも門戸を開くと日本人の横綱は消えて、国技でなくなってしまう。
横綱全員がモンゴル人という事態も起きる。
かくしてNHKは、天皇相撲と読売の正力松太郎が推進した野球放送による試行しない日本人づくりに狂奔している。公共放送がスポーツに乗っ取られてしまった背景だ。
神道は今後とも天皇族にとどまるのか、それとも仏教に寝返りするのか?21世紀においては、占い・お祓い原始宗教の女性差別は容認されない。皇族社会がどういうものか庶民は不明だが、女性天皇が誕生すると神道離脱も起こりうるかもしれない。
少なくとも地域社会における祭礼費用に公金横領事件の常態化は、急ぎ解消しなければならない。信教の自由に反する神道の祭礼集金が解消すれば、神道議員もいなくなり、護憲派議員がたくさん出てくるかもしれない。
<神道と国際社会は融合不可能>
天皇制国家主義の侵略戦争でアジア諸国に数千万人の、壮絶すぎる災害を出してしまった史実に蓋をかけることはできない。日米戦争で被害は欧米にも拡大した。敗戦で米国にかしずくことでやりくりしてきたことを、他国の被害国民は納得しない。
女性を差別する宗教的落差は、国際社会で通用するわけがない。白状すると幼いころから、男は女の上に位置するものと信じ込むことが、当たり前という環境を受け入れてきた人間だった。その片鱗がいまも首をもたげてくる。日本人男性の自然体であろう。これでは男女平等の国際社会に融合することはできない。
神道を掲げる人間の権力欲は、国民を不幸にする。
高市の外交姿勢が早くも表面化して国際社会を徘徊している。怒り狂っているのは中国人だけではない。
高市独裁に呑み込まれる日本人は屑である!
2025年11月16日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
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