本澤二郎の「日本の風景」(5704)
<習近平の顔に泥を塗った極右首相・高市早苗は安倍二号>
口が裂けても言ってはならないことは、民間人レベルにも存在する。いわんや国家間となると深刻な外交案件となって国際社会と人々に重大な影響をもたらす。中国の国家主席との会談で習近平自ら指摘されながら、その翌日、高市はその禁を破った。台湾のトップと会談した。怒髪天を衝く事案だ。さらに国会の岡田克也質問に「台湾有事は日本有事」したがって「自衛隊参戦」という極右の持論を公言し、日本外務省を驚愕させた。
一連の大軍拡推進、安保3文書の改定作業は「日中戦争準備である」と国際社会に発してしまった。極右の危険な持論を、日本国の意思と表明したことになる。

日本外務省の立場はない。日本国民もである。茂木ピンチだ。中国外務省の怒りは戦後の日中外交史最悪のものだ。しかも、外交無知な首相は撤回しようとはしていない。日本と中国の外交関係は、最悪の「戦争前夜」の事態を迎えてしまった。高市の空前絶後の失態に怒り狂った中国総領事の非公式見解に、今度は安倍二号支援の極右の自民外交部会がさらに火に油を注いでいる。

<銃撃死した晋三も泉下で仰天=外交無知さらけだしトランプもびっくり>
(日本テレビ)中国政府で台湾政策を担当する台湾事務弁公室は記者会見で高市首相の国会答弁について、「日本の指導者が国会で公然と発表した台湾に関する悪質な発言は『一つの中国』原則に反し、中国の内政に著しく干渉するものだ。我々は強い不満を表明し、断固反対する」と述べました。その上で、「日本は台湾の植民地支配で数え切れないほどの罪を犯した。日本は歴史を深く反省し、台湾に関する問題を慎重に扱うべきだ」と強調しました。高市首相は、先月末、習近平国家主席と初めて会談しましたが、ある中国政府関係者は、「高市氏には、だまされた。習主席の顔に泥を塗られた」などと不満を漏らしていて、今後、中国側が高市政権に対する態度を硬化させる可能性が高まっています。
(2025年11月12日放送)

北京の様子を伝える日本テレビは、ナベツネ配下のテレビだが、ことがことだけに珍しく公正を期した報道内容である。

<極右の自民外交部会もノー天気対応>
(FNN)自民党の外交部会などは、高市首相の台湾有事を巡る国会答弁に対する中国の薛剣駐大阪総領事のXへの投稿に対し、政府に毅然とした対応を求める決議をまとめ、首相官邸に提出しました。

井の中の蛙大海を知らず、よろしく高市支援団の外交部会が、これまた外交音痴な行動をして、天下の物笑いとなっている。非は挙げて高市発言にある。猛省して発言を撤回するほかない。過ちは即座に認め、謝罪する場面だが、天皇の「宦官」は反省も謝罪もしない。
田中・大平の命がけの日中復交を若くして見聞してきた外相の茂木に、打つ手などない。極右外交について無知な外務官僚も、沈黙をかこっている。

<高みの見物?日中議連は沈黙でいいのか?>
1972年以降、日本と中国は一つの中国を尊重することで、扉を開いた。誰もが知っている。しかし、A級戦犯の戦争犯罪者は、国家神道復活をかけて自民党内に神道政治連盟を発足させ、森喜朗以来、彼らのための「神の国」極右政府が誕生し、小泉純一郎・安倍晋三・宏池会からの落伍者の麻生太郎ら、言論界ではナベツネ勢力が実権を奪い、暴走を繰り返してきた。そしてついに安倍二号が本性をさらけ出した今回の事案である。

【北京共同】日本政府が中国に駐大阪総領事の投稿への適切な対応を求めたことに関し、中国外務省報道官は13日「投稿は台湾を巡る危険な発言に対するものだ」と擁護し「日本は誤った発言を反省すべきだ」と主張した。
(ANN速報)中国外務省が高市総理大臣の発言の撤回を求めました。高市総理が国会で「台湾有事は存立危機事態になりうる」と発言したことについて報道官がさきほど、「直ちに撤回しなければ、日本は全ての責任を負うことになる」などと改めて強い不満を示しました。「日本が台湾海峡に武力介入すれば、侵略行為とみなし、断固として撃退する」とも述べています。(ANNニュース)

尖閣問題も日本が一方的に国有化宣言し、中国海軍の出番を用意した。
「天皇を神とする戦前の国家神道極右政府」が21世紀を主導することはできない。日中関係波高し、日中議連の沈黙は許されない。高市に引導を渡す人物は?麻生太郎にその力があるのかどうか。河野洋平の出番かもしれない。自民党の政教分離も不可欠だ。宗教カルトの禍は大きい。
2025年11月14日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)