本澤二郎の「日本の風景」(5693)
<訪中111回6年ぶりの北京散見>
11月1日の夕刻、陣場台の核汚染ごみ排除に取り組む前選管委員長の御園豊から緊急電話が入った。何事か?陣場台すぐ近くの水銀垂れ流しの日高金属の工場が、またしても大量の排水を垂れ流し、白い泡が清流・松川に流れ込んでいるという。「通報を受けた市の担当者が工場を立ち入るというので、我々も飛び込んで怒りの抗議と調査を要請したところ、市は我々は日高本社の了解を得た上での立ち入り。住民は無理」とまたしても袖ヶ浦市のいやがらせ。
「工場には二人の中国人。中に入れろと申し込む中国語を教えてほしい」となんとも優しい対応?押しかければいいだけの話だが、正直なところ、筆者は中国語を知らない。勉強しようと思ったこともない。日本語を話す相手がそばにいるので、ほとんど不都合はなかった。ゆえに一人では行動できないし、しようとも思わなかった。情けない中国通なので中国語の教師になる資格はないが、武漢大学の名誉教授を4年間歴任した。黒板の前に立つ姿がインターネットに出ている。

要望に応えられなかったが、日本駐在の中国人は生きるために日本語を多少は学んでいる。日本で働く理由は、生活費を稼ぐためだ。筆談でも意思の疎通はできるのだが。それにしても水銀を垂れ流す中国企業に対して、地元の自治体が毅然とした対応を、これまでもこれからもしないのか。日本側にも問題がある。

<北京の女性ファッション>
老いも若きも携帯電話を片手に持ちながら暮らす生活は、必ずしも健康的とは思えない。交通事故は運転手と歩行者双方に起きるだろう。
マンションを駆けずり回る大卒の若者の大半は男性が目立つ。時間が勝負だから大変な仕事だ。垂直に立って膝で速度調整する電動二輪車も併用している。路上を走る無人貨物車にも目を見張る。そのうちロボット社会になると、人間はまともに健康に生きられるのか。大いに考えさせられる北京である。以前と比べると、路上は清潔になっている。大型犬も消えて糞も消えた。
とにもかくにも空港周辺の近代都市化には、間違いなく100点に近い。
人々の生活スタイルにも変化が起きている。

東京も変わっているだろうが、巨大地震でいつか崩壊する。武力を放棄したコスタリカのように、田舎でトタン屋根の住宅が安全に違いない。加えて耕作しない無農薬有機米や無農薬野菜が主力になる時代も到来するだろう。
いまどき財布が借用書だらけで空なのに、円札を刷りまくって円の価値を下げて下げて、大軍拡・物価高騰ハイパーインフレ志向の極右政治を、日本人はいつまで続けるというのだろうか。
円札刷りまくりによる株価高騰で誰が恩恵を受けるのか、今だけカネだけ自分だけの不健全な社会で、年金制度を崩壊させる結果、革命社会化による亡国日本を、神道日本会議や高市や植田のバカは理解していない。

<髪長くだぶだぶズボンが北京女性の新スタイル>
人々は余裕がなくなると、男は顎鬚を生やし、女性は髪を長く伸ばす。北京の男性は頭をつるつるさせるのも流行なのか。頭髪は短いさっぱり型だ。
西部劇を見ると、時にはアゴひげを剃る際、いつでも銃を発砲できるようにしながら、という場面も出てくる。剃刀と拳銃の対決だ。

男性の長髪は似合わないが、女性のそれは悪くない。しかし、洗髪が大変ではないのか。
10月は短い秋の季節。女性の中には短パンにお尻をくねらせる姿も見かけたが、多くはズボンをはいているものの、だぶだぶズボンが目立っていた。

後ろから見ると男性のような服装をした老女を見つけた。老人施設見学の時だったが、彼女も日本人男性について「家庭生活を顧みない日本人」という見解の持ち主だった。それは男尊女卑の日本神道の価値観を裏付けていた。女性の地位向上は、神道価値観を主権者に強要してはならない。

たまたまラジオで耳にしたものだが、神道相撲の勝者には土俵上で、天皇に代わって首相自ら賜杯を渡す場面がある。土俵上は女人禁制という男尊女卑の厳然たる差別で、高市にその資格がない。数日前、初めて伊勢の神嘗祭の様子を見て納得した。白装束に烏帽子と履物がそっくり朝鮮王朝のものであることを確認することができた。
敗戦時、三重県警の責任者となった当時内務官僚の渡辺一太郎が、神宮内部を探索した結論、それはすなわち「天皇は朝鮮人」との結論を、正しく裏付けるものだった。京大名誉教授だった井上清の「原始の占い・お祓い宗教」そのものだった。
信教は自由、しかし、私人に限定されるものでなければならない。神社本庁の国家神道化は、断じて許容されない。戦後80年いまだに侵略戦争による300万人の死に対して、反省も謝罪もしていない神道カルト。宗教界の腐敗も度し難いが、それを指摘しない政府と議会と司法も狂ったままである。

<皇室の責任>
皇室は日本国憲法を尊重し、擁護する義務を負っている。国民が主権者である。高市は憲法破壊者で超有名人。
いまこそ平和憲法を定着させる時である。その時が日本外交が、世界に美しい花を咲かせることが出来るのである!日本国民の覚醒が不可欠である。憲法を読めは日本は再生できる。夢と希望の文字も。世直しの時でもある。
2025年11月3日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)