本澤二郎の「日本の風景」(6670)
<早くも円下げで物価高継続の末期症状>
日本初の自民党女総裁誕生で、日本経済のさらなる悪化が浮上して貧困家庭に衝撃を与えている。円高どころか円安。日本の価値半減に向けて突き進んでいる。財閥と株屋優先の「第二のあべせんべい」を市場は想定した格好である。
空前絶後の日米の借金経済は、トランプのアメリカは政府を閉鎖しても財政危機を乗り切ろうとしている。他方、麻生-高市の日本政府は、ハイパーインフレに向けて超大型積極財政で大軍拡を強行し、日本を沈没させるという危険な道を突き進もうという魂胆か。イギリスの戦争屋サッチャーでないことを祈るしかないのか。核武装論を口走ってきた麻生はそこに目を向けているのか。
いずれにしろ、大変な時代に大変な人物を91万党員は選択したものだ。「戦争屋TA路線」に早くも戦々恐々の永田町と兜町か。トランプもつい野党の攻勢に「真珠湾」を思い出し、口にしている。
日本の新聞テレビの無能無責任を露呈したでものもある。
<物価安定は夢幻の高市路線は民意の敵>
国民の悲願は物価を下げる。円安政策のアベノミクスをやめ、10%消費税を下げろと叫んでいる。
それでも野党も与党も株転がしに専念しているらしく、議会で問題にしない。
行財政改革をせまらない。いわんや身を削る議員歳費の半減や、議員定数の半減にソッポをむいて恥じない。結果、与党の借金財政に加担している。物価を下げる気持ちは与党も野党にもない。国民を裏切ってはじない。いうなれば国民の代表は、議会にひとりもいない。
第二の安倍は、財閥を優遇し、軍拡に突進する、最も危険な航海を始める可能性が高い。彼女が首相に就任したら大変である。
<狂う円刷りアベノミクス継続で国民生活は窮乏化>
国債という借金でやりくりしてきたアメリカは、37兆ドルの借金に首が回らない。それどころか国家破綻の状態においこまれている。日本もまたしかりである。
今を生きる日本人は、孫たちの将来にツケをのこすだけの安倍政治をこれからも継続する!「輪転機をを回すことで済むだけのことさ」「日本は倒産しない」とうそぶく悪魔は野党にも存在する。
それでいて超物価高で民衆はうめいている。
<怒る大衆デモの行方>
日本人はバカだチョンだと批判されても、政府に従順である。しかし、それも先が見えてきた。アメリカを見よ、である。アメリカが沈没している。ドルがどんどん下がってきている。ドル不信は国際的な傾向である。米国債が売れなくなっている。中国は自国経済の安定化のために米国債を手放している。この傾向は国際的に拡大してきた。日本の国債も売れなくなってきた。日本経済の先行きが不透明すぎるからだ。
世界的な経済危機においてドルも円も信頼低下という
現実に、それでも円をすりまくる第二の安倍にこだわり続けるATラインに、日本はつぶされる危険性がたかい。怒る大衆デモの時代の到来を予感させる。第二の60年安保か!
2025年10月10日記(日本記者クラブ会員)
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。