本澤二郎の「日本の風景」(5612)

<威力失ったカルト神道の岩盤自治会等の氏子組織票>

「ろくでもないメディアの一部が、ろくでもない女議員をカメラにとって、怪しげな極右政党を宣伝している」、かと思うと「自民大阪府連の変わり者が、敗北責任は自分にあるとでたらめな言葉で辞任した」などなど永田町の今今の表情は、相変わらずパッとしない。肝心のガザ住民の餓死とイスラエルのさらなる虐殺に対して、政府も野党も沈黙している。「なぜ備蓄米を送らないのか」とイラつく民意は、今も空を切っている。


不思議なことは、与党の自民党の支持基盤である神社神道の氏子集団が、秋祭りに向けて、かなり派手な金集めを一般の住民にも拡大し、寄付を募ったり、自治会・町内会・区会の予算から、こっそり公金を引き抜くという、わかりやすく言うと「公金横領事件」よろしく、公然と強行している。衆参の選挙で大敗した戦前の国家神道を継承する神社本庁は、総力を挙げて集金目的の祭礼行事に突進しているというのである。それでも自民党安倍・清和会の神道政治連盟・日本会議は、石破打倒に失敗した。国民は以前にもまして、財閥のための悪政による、物価高と円価値激減にいかり狂っている。「海外旅行も外食も縁がなくなった哀れな民衆の暴走投票で、ひとり笑っている参政党に打つ手なし。残るは金集め」とばかり、8月から神社本庁の新たな暴走が、いま際立っている。おわかりか!


<自治会の役員・神社総代・神主談合の公金横領疑惑>

神社を束ねる神社本庁の中枢は、現在もスキャンダルまみれで意気は上がらないものの、祭礼にかこつけた末端の金集めは相当に派手だ。従来、相手にしてこなかったが、地域で暮らしていると、意外な姿が凡人ジャーナリストの目や耳に飛び込んでくる。

(日本三天神の一つに数えられることもある神奈川県鎌倉市の荏柄(えがら)天神社と、源頼朝ゆかりの白旗神社が、全国の神社を束ねる包括宗教法人「神社本庁」(東京都渋谷区)から離脱する方針を固めた。2024/05/15)

(神社本庁、事務方トップ「総長」に田中恒清氏 最高裁での判決確定受け 全国の神社を束ねる宗教法人「神社本庁」は18日、事務方トップに当たる「総長」に田中恒清氏が就任したと明らかにした。2024/12/18)

政教分離違反の自民と公明について、自由法曹団の長老弁護士と自由闊達雑談する中で、地域政治を牛耳る自治会等役員と神道の信者・氏子総代と地域を管轄する神社本庁の神主の、強固な談合組織の存在が浮かび上がってきた。これぞ新発見だ。


<祭礼の金集めに先頭に立つ区長と神社総代の怪>

従来は回覧板をよく見る気がしなかった。ほとんど無視してきた。最近変わった。昨日の回覧板を見てびっくりした。区長と神社氏子総代連名で、祭礼行事の具体的な流れと寄付集めなどの、いわば半強制的な連絡だ。自治会とカルト教団が一体となって金集めに狂奔している不思議・不可解な回覧板である。

信教の自由や政教分離を知らない無知な役員が作成したものか、隣人も首をひねった。以前にも起きて問題になったという、いわくつきの祭礼金集め。事前の神社の清掃から、日の丸の旗まで立てるのは、戦前の国家神道の継承らしく、戦前と変わらないらしい。戦前は侵略戦争に狩り出された多くの若者は、神社で参拝し、その後に病や戦場で倒れて帰還できなかったものも少なくなかった。筆者が今いるのは、父が無事に帰ってきてくれた、そのおかげだ。友人のみっちゃんは離婚し、早く亡くなった。彼の兄弟はみな苦労した。戦争未亡人だけではなかった。


「木更津レイプ殺人事件」の被害者の影山さんは、父親が生きていたら3本指の入れ墨やくざが開業した介護施設「かけはし」でアルバイトをする必要などなかった。

300万人の若者の命を奪った元凶は、国家神道イデオロギーである。80年たっても反省と謝罪をしない。国家神道から神社本庁に名称は変わったものの、森・小泉・安倍の時代から国家神道は事実上、完全復活している、と筆者は分析している。何度でもいうが、安倍や高市らの「台湾有事」論は、アジアに緊張を振りまいて、大軍拡・国家主義復活の野望実現にある。暴走がほぼ成功している。


野党のふがいなさから、護憲リベラル派が石破打倒に反対した理由である。このことは何度でも指摘する必要がある。われにはYouTube動画を製作する能力がないのが悲しい。神社祭礼の巨額集金のゆくえが注目される。ついでにいうと、田中市議の質問に答弁した、恐ろしくも怪しげな青木某の答弁に、市も市議会も今も固執している。木更津市にまともな役人も市議・首長もいないことが裏付けられている。

<ハマダ市から離脱するカギ>

これらの憲法違反状況の背景は、やくざ暴力団が跋扈する「ハマダ」市にある。また結果的にいうと、やくざ代議士のせがれと運転手が牛耳る千葉県の政治経済風土にあるのだ。その毒が大量にまかれ、国家神道を継承する腐敗した自治会等の奴隷国民の存在であろう。まともな市長と市議にバトンタッチさせる健全な風土にすることが、この国の改革を約束する。やくざ系候補を支援する公明党創価学会も毒なのか。因果応報はすでに表れているのだが。

2025年8月12日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

中曽根・ナベツネは墓場に持ち込んだ悪!

日航機墜落事故から2025年8月12日で40年。当時在京政治部長会は軽井沢でゴルフをしていたはずだ。米軍横田基地に降りていればたくさん生きられたはずだ。遺族の悔しさは計り知れない。