本澤二郎の「日本の風景」(5567)
<信教の自由・政教分離に違反=全国提訴で自公カルト教沈没>
憲法学者・法律家はみな知っている、憲法違反政党の自民党と公明党に鉄槌を食わせようとする世論が、戦後80年にしてようやく芽を出そうとしている。
戦争もそうだが、人々のにくしみや争いの元凶は、すべからく宗教が絡みつく。それは政治権力を掌握するカギとなる選挙で、カネと票集めが熾烈に繰り広げられるためだ。岸信介や笹川良一といった、いわくつきの戦争犯罪者が復権すると、神社神道の復活と新たに韓国のカルト教団の統一教会を、日本の反共宗教団体として育成し、カネと票集めの政治団体として活動させたことからも、よく理解することが出来る。
<軍隊と同じ上命下服の無知蒙昧教団の恐怖と強さ>
創価学会もそうだが、統一教会もまた「戦闘的なカルト」として、誰もが理解できる教団であろう。それは戦前の国家神道としての、現在の神社本庁にもいえる。
共通する点は、個々の信仰者を教団の指示、指令に一本化することが出来る唯一の組織体なのだ。ある種の軍事組織化することで、それを金集めと票集めに駆り立てる。その結果、カネと票の集大成である「当選」を約束する。
もっとも巧妙でずる賢い教団が、自民党を牛耳る戦前の国家神道である現在の神社本庁。すでに真榊の奉納実現で、歴代の自民党首相を靖国参拝派として、自在に操っている。末端では行政の末端組織化した自治会や町内会などの公金を、宗教行事の最高峰である祭禮費用として、カネと人を自由に操っている。公金横領罪なのだ。
ずいぶん昔のことだが、自民党のベテラン秘書が「選挙でどれくらいの票がとれるか。自分は事前にわかる」という説明に目を白黒させたものだが、その秘密は自治会の内情をつぶさに掌握していたためだった。家庭の内情を神道信者の氏子や神主が詳しく、それは警察のそれを上回っていた。全国の有権者のほとんどを掌握していた隠れ自民党組織は、自治会などの役員が、すべて神社神道の氏子総代ゆえなのだ。
沈没するようで沈没しない自民党の岩盤が、戦前の国家神道というカルト教団ゆえだからである。自民党本部の中枢を占める神道政治議員連盟が、同党の要の人事を抑えている。自民党候補の選挙事務所に神棚が飾ってある。神棚選挙は、まさにカルト神道そのものを裏付けている。公明党と同様に政教分離違反政党なのだ。
祭禮にかこつけた公費引き抜きは、信教の自由に違反する。創価学会と同様に破憲政党として、いずれ葬られる運命にある。
信仰者の最大の弱点である無知蒙昧の徒である多数の信者を、指令一つで自由自在に操れる。これほど政治指導者にとって好都合な組織はない。岸や笹川は、敗戦後の巣鴨刑務所暮らしで体得したものに違いない。創価学会の2代目会長と岸の関係からも理解できるだろう。政治家にとって教団組織は、最高のうまみのある勢力なのだ。玉置和夫が宗教政治連盟を立ち上げ、それが後の極右・日本会議に結集するのも時間の問題だった。
教育勅語を教えている森友学園に安倍晋三夫妻がのめり込んだのは、日本会議の仲間ゆえだった。宗教的結びつきは、第三者には理解しがたい部分が存在する。
近代人にはとうてい理解できないものだが、他方で人々は悩み苦しむ存在でもある。仲間欲しさや商売のため、病をいやすために入信する。その過程でカネを召し上げられ、票集めを強いられる。
<票集めと巨額献金の創価は富士大石寺破門=神道は白い紙切れと榊でお祓いの原始教>
富士大石寺から破門された池田教も、本人が亡くなると、仲間の信者は老いて動きが鈍くなる。最近は顕正会へと信者が多数移転しているようだ。かつての勢いはないが、秘密口座資金・カネはすごいという。政権交代で国税の捜査が入るとどうなるか?
同じく神社本庁も?近代史研究の第一人者の井上清(元京大名誉教授)は、神道について「原始宗教に毛の生えた程度のお祓い教でしかない」と喝破している。
ともに政教分離と信教の自由に違反しているカルト教団である。全国規模の20条違憲訴訟が起きると、資金面にもメスが入る。金集めが出来なくなると、両党とも沈没必至だろう。
京都三大祭りの自治会費流用事件提訴が全国的に繰り広げられると、もはや存続することは困難であろう。自公破綻は因果応報であろう。
<憲法学習を全国規模で開始!>
提案だが、全国規模の憲法学習会を開催してはどうか。政教分離と信教の自由を学べば、誰もが自公を信用しなくなる。自衛隊を戦争させる自公政治は、いらないのだから。軍縮の流れを定着させる21世紀の日本でなければならない。
2025年6月27日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
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