本澤二郎の「日本の風景」(5553)

<衆参同日選は不発>

日本政府は、極右神道カルト「神の国」・財閥の「死の商人」に包囲され、地獄へと突っ込んでいる!同時並行して物価急騰の「ハイパーインフレ」の潮流にも巻き込んで、人々の暮らしにはまったく希望が見えてこない。戦後80年の2025年は、いたるところで「悲惨」の文字が躍っている。それも国際的な規模で地球を包んでいる。

「核戦争」という脅し文句が、架空のものでなくなりつつある。米ホワイトハウスからも「核廃絶」の叫びが飛び出した。


韓国の大統領選挙では、女性有権者が民主派の候補に流れたことも分かってきた。女性の平和主義が開花したが、日本の極右・日本会議の日本は、安倍残党の女で対抗しようと虎視眈々と牙を磨いて不気味そのもの。


房総半島では「やくざ系議員はいち早く同時選挙を想定し、昨年から宣伝ポスターが貼りだされている」というから、半島出身・帰化人候補の動きは速い。

他方、政権交代で政治責任を果たすべき野党も、自公同様に低迷している。偏狭な民族主義を学んだ松下政経塾が、野党に君臨していることに有権者はうんざりしている。


国民民主党は「不倫党」の傘を振り払うのに懸命だし、正直なところ無党派の有権者は、今回も「投票したい政党」が存在しないことにうんざりしている有様。無党派の大山を動かせる政党が存在しない悲劇は絶大だ。

結局のところ「ありきたりの選挙で終始する」と冷めた声も少なくない。地獄の1丁目だというのに野党の一本化が出来ない日本は、再生に向けた改革公約も出てこない。


80年前の原点に戻った9条国家・財政法4条国家を有権者にがなり立てる、まともな政党さえも聞こえてこない。危険極まりない排外主義が、ネット情報を制御している。内閣不信任案提出を受けた衆参同時選挙は、不発弾のまま推移するのであろうか。


<政経塾=偏狭民族主義と増税派の野田では敗北必至>

投票したい政党が存在しない。政党らしい政党・政治家らしい政治家のいない日本は、自暴自棄という恐怖の谷底に落ちてしまったのか。2万円給付という金のバラマキで政権を維持しようとする自公体制に、今回も屈服するのであろうか。


<不倫の国民民主・万博カジノの維新も沈没>

それにしても不倫女性を比例代表にしようとした不倫党首の国民民主は、足元がふらついている。

橋下の維新もついに化けの皮がはがされてしまった。万博利権・カジノ利権のその先には、笹川ギャンブル財団の姿が垣間見られる。その笹川の日本財団・東京財団の野望に、初めてメスを奮った深田という女性は、あっぱれだ。国交省解体が不可欠だが、そこまでしないと日本丸の闇を暴くことは出来ない。

日本の福祉団体が笹川一家に呑み込まれているという事態に、新聞テレビは一行も報道できないでいる。A級戦犯の岸信介の幽霊が、今も永田町を徘徊している!日本沈没の元凶ではないか。


現在も橋下は、ネット世界で暴走している。もうフジの日枝久はいないはずだが。ナベツネもいない。それでも惰性で走る日本丸は危うい。小選挙区制を廃止しないと、何にも変化は起きない!


<神道カルト・創価カルトの自公はスレスレ生き延びる?>

朝鮮半島では巫女という占い師が、王朝を動かしていた。その流れが、日本の宮内庁の奥の院で繰り返されてきた。もうやめたらいい。天皇家も過去のしがらみを捨てて、平民の生活をすべきだろう。その点で、秋篠宮の出番を作ってはどうか。古式層然たる暗闇の皇室は、日本国憲法に合わないのだから。


日本は民主主義の国である。今そこへと舵を切る時だ。そのための有権者の清き一票は生かされねばならない。麻生太郎ごときに振り回されるな。このままでは神道カルトと創価カルトがなんとか政権を維持するかもしれない。


<悲劇の日本丸沈没・物価高騰やまず>

コメが高くて食べられない。鶏レベルに落ちてしまった日本人へと追い込んだアベノミクスを、政府・日銀はいまも継続して、主権者の暮らしを押しつぶしている。

財政法4条を破壊した財務官僚の責任は重い。安倍・黒田・植田の行方が気になる。なぜ主権者に向き合おうとしないのか。民の竈に目を向けないのか。反省も謝罪もしない財閥1%支配の日本はいらない。

2025年6月13日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)