本澤二郎の「日本の風景」(5552)

<房総半島南端の館山市議会で本日爆弾質問!>

やくざが跋扈する房総半島の環境破壊は、他の府県と比較すると、はるかに悪化している。房総路を車で走れば、山砂採取やゴルフ場乱開発などで、君津安房郡市のそれは極端に悪い。改造過積載ダンプ公害も人々を苦しめている。

南端の館山市は、その点で都心から文化人の出入りが多いため、比較的自然は保護されている。だが、2019年9月9月の15号台風は強烈すぎて、築50年の我が家(木更津市)でもすさまじい風力で吹き飛ばされそうになった。館山市では屋根瓦が空中に舞って、住宅被害は大きく補修にカネと時間を要した。問題は大量の破損した屋根瓦などのがれきごみ処理。同市はそれを木更津市や袖ヶ浦・君津市で事業展開している「問題企業」に発注していたことが発覚したとして、本日議会で追及される。


房総半島では以前から「やくざ系産廃業者」(舎弟企業)が暗躍し、山林での産廃不法投棄で半島の自然破壊は、危機的な事態に追い込まれている。館山市が産廃処理のために契約していた業者が、袖ヶ浦市の水源地で不法投棄して大騒動を巻き起こしていた。館山市の共産党市議が本日市議会において爆弾質問することが判明、市民は言うまでもなく千葉県議会を巻き込む騒動に発展するかもしれない。同市の不正腐敗の行方どころでなくなることにも、県民の関心が集まっている。


<共産党市議・渡辺雄二が袖ヶ浦市陣場台の核汚染ごみ不法投棄現場と周辺のガン多発地区住民徹健康調査=4人死亡確認>

共産党市議の渡辺雄二は、千葉県の共産党市議の間でも正義と勇気のある人物との評価を得ているらしく、以前から本ブログで陣場台での核汚染ごみ不法投棄事件に注目していたようだ。

問題の陣場台にも何度も足を運んで、放射能が舞う現地を視察し、周辺の住民の健康被害の実情調査までした。

既にこの問題では、立民の青木愛参院議員や共産党三輪由美県議も現地を視察しているが、行政の原状回復への対応は皆無に近い。再選したばかりの知事・熊谷俊人は、事態を完全に無視している。


事柄が311フクシマの核汚染ごみ問題になると、電通・原子力マフィアによる言論統制で、新聞テレビは完全に蓋して報道しない。本ブログのみだ。

林・高谷地区の原状回復対策委員会によると、肺がんなどで4人が亡くなっている。御存知、問題の館山市ががれき処理のために契約した木更津市の産廃業者・ワコー(和光)は、陣場台の山林にフクシマの放射能ごみを不法投棄して大分経つ。

地元対策委員会との協議にいったんは調査(ボーリング)に同意しながら、コロナを口実に雲隠れしたまま。4年近い本ブログの怒りの告発にも沈黙し、事実上不法投棄を認めている。


<館山市の15号台風がれき処理にやくざ系産廃業者委託疑惑>

それにしても、なぜ問題企業と契約したのか?この点について、袖ヶ浦市陣場台の原状回復対策委員会の関係者は「契約した当時の市長と政治屋県議が介在している。ワコーの金が流れている」と指摘している。

また、ワコーは数年前に木更津市内に巨大な産廃処理場を建設し、盛大な開業式典も行っていた。素人目にも「房総半島随一の規模」と見られている。「311フクシマ放射能利権によるものだ」と地元ではうわさされている。事実だろう。

企業舎弟の建設会社は、フクシマにも支店を置いて100台の大型改造ダンプを走らせている。陣場台ではフクシマナンバーが目撃されて、それがきっかけとなって、4年前に袖ヶ浦市選管委員長らが「あやしい」とにらんで、放射能測定器を持ち出して測定し、事件は発覚した。

形も色も臭いもしない放射能は、フクシマナンバーの大型改造ダンプで搬入した。改造ダンプは重大な違法行為である。違法行為の積み重ねが、ワコーの巨大な産廃施設ということになる。


<木更津市犬成の違法投棄「アルファ」は入れ墨やくざ>

最近になって木更津市犬成の山林が、産廃の不法投棄で「アルファ」という怪しげな業者が逮捕された。山林所有者の中にNHK役員も含まれていた。そのための警察の逮捕劇だった。

犯人は入れ墨やくざ。「ワコー系列企業であることも発覚した」と登記簿で住民は確認した。


<産廃業者ワコー(和光)は加藤健吉(千葉県警OB)ハマコー系列判明=フクシマにダンプ100台>

東北復興資金32兆円に群がったのは、大手のゼネコンとやくざだった。その筋の指摘である。彼らが不況下の銀座族だったことも聞いている。

「フクシマ放射能下で暴利をつかんだのはやくざ暴力団!その一番手に加藤健吉。加藤は元千葉県警のやくざ担当刑事で、ハマコー側近で知られる」とは房総半島の常識。一度会ってみたい。「千葉県警と木更津署は、房総半島の不正と腐敗をつぶさに掌握している。県警本部長に無知な女性を起用している警察庁と公安委員会も無関係ではない」とのうがった指摘も理解できそうだ。

「千葉県の副知事も女性。女性起用に躍起となっている熊谷と石井準一」という話も届いてきた。

フクシマナンバーの改造ダンプを走らせる人物も、元千葉県警刑事である。袖ヶ浦市の市民団体の調査能力の成果が、本日の館山市議会で炸裂する!

2025年6月12日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


(資料)館山市は、2019年9月9日に発生した台風15号で大きな被害を受けました。市内全域で停電が発生し、家屋の倒壊や倒木、農家施設の破損など、甚大な被害が出ました。特に、屋根が壊れたり、窓が割れたり、瓦屋根の瓦が剥がれたりする被害が目立ちました。