本澤二郎の「日本の風景」(5531)
<江藤農水相更迭は当たり前=野党も狂った対応>
政府与党の失態に国民は必死で怒るが、それが野党の感性に伝染しない!江藤農水相というと、親子二代の農水族議員で、政治家ではなく、政治屋2世である。民の竈の煙に反応しない。
こいつらが小選挙区制で、党公認でらくらく当選する。不足分は愚民化して久しいカルト教団信者(神道氏子神社集団と創価カルト信者)が支援し、その結果、世界一の高給取り+闇献金で2世は贅沢三昧。江藤発言の土壌は腐臭に満ちている。
与党の腐敗は野党も同じで、民意を反映していない。相変わらず野菜と米の急騰に変化は起きていない。55年体制では、与党が狂うと野党に有権者の支持が集まった。松下政経塾にはろくなものがいないが、立民の支持率は低迷している。首を挿げ替える力さえない。ワシントンの政治と財政の大改革の方が、はるかに高級ではないだろうか。
<野菜コメ急騰は自民農水族+農水官僚+農協(JA)の共闘>
経済力はその国の通貨の価値を高める。その点で、日本政府は暴落するドルの米国債を世界一ため込んで、それの紙切れ化と共にイラつく日々だ。
安倍とその残党の清和会に国民は怒り狂っているが、永田町ではそれでも石破茂をおろし、安倍側近の品性のない者に代えようとしている。お話にならない。日本会議など極右の面々は、もともと反省という文字がない。
今回の野菜と米の急騰の仕掛けには、大掛かりな装置が見て取れる。自民党農水族と霞が関の農水官僚が、JAとその配下の卸業者を使って、やみくもにコメと野菜の値段を吊り上げていると分析すべきだ。その暴利の一部を吸い上げている。
そもそも江藤家は親子二代の農水族で、初代から評判は良くなかった。2世がまともでないことは分かっていた。この手の2世が今も永田町を牛耳っている。国民のための政治が行われるはずがない。
記憶に間違いがなければ、岸信介は子分の福田赳夫を農林大臣にした。理由は、農協・農民票による選挙に強い議員にするためだった。農民は与党の補完勢力という位置づけなのだ。
<トヨタなど財閥暴利のアベノミクスに対抗か>
今回の農家の反乱の動機は、アベノミクスによる財閥暴利(内部留保600兆円という)に刺激されたものと言えなくはない。トヨタの三井住友財閥の暴利は、トランプを驚愕させている。同時に日本のコメには700%の関税をかけていると再三口走っている。
政府の日本農業支援策は膨大な額だ。
それでも「トヨタの車に比較すれば農業価値は低い」というイライラが、農水族と農水官僚に怒りの暴走の火をつけたものか。
いえることは、自公カルト政党の破綻を裏付けている。
<問われる農水族・自民幹事長の出自>
江藤の自爆発言は以下の報道で証明された。
(江藤拓農林水産相は18日、佐賀市で講演し、高騰が続く米価について「大変責任を感じている」とした上で、「私はコメを買ったことはありません。支援者の方がたくさんくださるので、まさに売るほどある」と発言した)
いま自民党農水族議員の森山という幹事長の出自が暴かれ、各方面に衝撃が走っている。国会議員には半島の帰化人が多数を占める。その典型が小泉や安倍、岸らが自民党に潜り込んで、権力をいいように行使してきた。伊勢神宮や靖国神社など神社本庁しかり。日本政治は、半島や大陸出身の政治屋にまんまと操られている!なんでもありの危機的事態に驚く。知らぬが仏か?
2025年5月21日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
国民の知る権利!
香港紙サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は18日、米財務省のデータを引用し、3月の外国による米国債保有総額が3か月連続で増加し、過去最高の9兆500億ドル(約1,310兆6,637億円)に達したと報じた。このうち中国の保有額は7,954億ドル(約115兆1,935億円)で、前月比189億ドル(約2兆7,371億円)減少し、1〜2月の増加から減少に転じた。これにより中国は米国債保有額ランキングで3位に後退し、3月に米国債保有額を290億ドル(約4兆1,999億円)増やした英国(総額7,793億ドル=約112兆8,617億円)が2位に浮上した。2019年末に中国を抜いて米国債最大保有国となった日本は、今年3月も1兆1,300億ドル(約163兆6,517億円)の保有額で首位を維持した。
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