本澤二郎の「日本の風景」(5529)
<西田昌司ら神道政治連盟・日本会議の皇国史観は不気味>
松下政経塾出身議員にもいえることだが、ヒロヒトの侵略戦争を肯定する輩は、A級戦犯の岸信介や笹川良一らが復権するための武器に、反共という冠をつけたものだ。そうして政権を手にし、戦後を生き抜く。
したがって東京裁判にいちゃもんをつけて自身の戦争犯罪を隠蔽し、犬死した300万人向けの靖国神社参拝を正当化する。民主主義の戦後体制を否定しているため、不気味で恐ろしい。
靖国の国家護持にこだわりながら、侵略戦争に蓋をかける巧妙な手段でもある。靖国神社の歴史館である遊就館は、侵略戦争を正当化する展示物ばかりだと、岸の60年安保反対デモに徹した加藤紘一や池田行彦ら、吉田茂戦後政治を継承した自民党保守本流派閥の宏池会の日本国憲法観は、安倍に屈した岸田によって
岸ら保守傍流右翼派閥の戦前派侵略史を肯定する輩は、ヒロヒトの天皇の官僚とA級戦犯、カルト神道の神社本庁(地域に根付く神主・氏子勢力)、不気味な日本会議と財閥の三菱などの兵器産業の面々である。そしてもう一つが、無知な国民を操る正力松太郎や渡辺恒雄の読売・日本テレビ群と鹿内のフジサンケイ群、日経新聞チームの言論界。
<戦後80年に護憲派が総崩れ=朝日新聞はカルト統一教会武闘派の襲撃事件で屈し、宏池会は安倍・清和会に呑み込まれて崩壊>
2025年の戦後80年、読売新聞・日本テレビは、ボスの渡辺が死んでも、改憲軍拡原発推進宣伝報道に変化が見られない。第二、第三のナベツネが誕生している証拠であろう。
それは野党の護憲勢力にも。西田の暴言を支持する、これまであまり聞いたこともない「参政党」。これには驚いた。歴史を知らない無知な小党が、自公の側にいた。維新は、統一教会・国際勝共連合支援の笹川ギャンブル財団配下で知られる。
野党第一党の立民は、消費税廃止を公約できない。財源に42兆円軍事費削減を口にしない。財閥の内部留保資金600兆円利用に触れない。財閥と財務省の配下の松下政経塾政党であることを裏付けている。松下幸之助は知る人ぞ知る軍需産業経営者だった。
国民民主党は不倫党で知られるが、闇の金が財閥や連合から流れていると見られている。ネットでの広報宣伝は、他を圧倒している。安倍側近の女の宣伝も。
なんとしても悔しいことは、朝日新聞が剣に敗北したことである。反共勢力はカルト教団の武闘派(国際勝共連合)を擁護した。朝日の裏切りは、痛恨の極みであるが、無知な市民は理解していない。無知が悲劇を繰り返す元凶である。
<国民は無知=戦前派体制下に公明創価支持の西田暴言が表面化>
無知の国民と不勉強すぎる野党勢力は、事柄の本質を理解できないでいる。政党の不勉強さは、憲法に対する認識にある。
非戦を提唱した日本の偉人(松本英子)について、国民も官僚も忘れている。無知は歴史の繰り返しを確約するものだが、野党の野田や玉木は全く理解していない。
西田を政界に送り込んでいる公明党創価学会は、当初の平和理念を忘却して、悪党に塩を送っている。結果、新たな戦争に加担している。
<悲劇の歴史は繰り返す=戦争に怯える識者と歴史を知る一部国民>
「台湾有事」をワシントンの不動産大統領に売り込んだ安倍晋三は、残党らはいまも殺害を武器に暗躍している。
この30年で韓国にも後れを取った貧困社会の日本を、新聞テレビは報道しない。悲劇を生み出している主犯は、右翼と連動する言論界にある。「朝日が日本をつぶした」とは、春秋の筆法である。
東京タイムズ政治部記者から、田中角栄の秘書になった先輩の早坂茂三の言葉を思い出した。「本澤君、おれは土着の民を相手に票を集め、馬車馬を天下人にしたんだよ」と。新潟県の温泉に浸かっていた時の、彼の話に頷くしかなかった。ナベツネはそんな早坂に土下座して、盟友の改憲軍拡派の国家主義者の中曽根康弘を天下人にした。田中派を飛び出した竹下登は、中曽根に献金して後継者になったのだが。その中曽根の院政が、岸・福田の清和会の森喜朗に出番を作った。神道・日本会議の皇国史観「神の国」が浮上した。西田の暴走が、そこから生まれた。西田の『ひめゆりの塔」暴言は、断じて許せない。沖縄県民の怒りに創価学会は?
2025年5月19日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
(沖縄の新聞記事)自民党の西田昌司参院議員が「ひめゆりの塔」の展示説明について「歴史の書き換え」とした発言を巡り、ひめゆり同窓会の知念淑子会長(96)は17日、那覇市で開かれた同窓生らが集まる催しで「何を見てそう思ったのか。腹が立って仕方がない。浅はかな人だ。あきれて物が言えない。こんなふうに思っている人がまだいるのか」と憤りをあらわにした。同窓会は、ひめゆり学徒隊として多くの生徒が動員された沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の同窓生らからなる。集会では県立首里高の生徒たちが、学徒隊を弔う「ひめゆりの塔の歌」を披露し、同窓生も口ずさんだ。知念さんは1944年夏、動員された。
YMF経済研究会(森ゆうこ全国後援会) 立憲民主党参議院比例第24総支部 担当:小平
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