本澤二郎の「日本の風景」(5503)

<石破内閣の政治責任=アベノミクス廃止宣言=円100円>

昨日は元財務官僚・高橋某のくだらない意見を数分聞いてしまい、その反動で本ブログを書く。石破の政治責任は何か。物価高の根源であるアベノミクス廃止宣言をし、日銀のくだらない総裁を首にする。本来の株屋から物価の番人に引き戻すことだ。後世に借金の山を築いてきた国債乱発を止めて、正常な金融政策に引き戻せば、円の価値は1ドル100円前後に落ち着く。

株バブルは崩壊し、多数の国民生活は安定する。防衛相が武器弾薬株の購入を禁じる一定の歯止めをかけることもいいだろう。日本国民をやくざまがいのギャンブラーにする勿れ!


<財閥に消費税還付金12兆円(非関税障壁)を国民に還元>

新聞記者倫理として筆者は株の世界を全く知らない。在京政治部長会のメンバーとして、他紙の政治部長が株に手を出しているのを知り驚いたものだ。「ブンヤの株売買はインサイダー取引」という常識は、現在も通用する。

昨年の消費税では、実に12兆円が財閥輸出企業に還付金として戻っている。イカサマの消費税は、直ちに廃止すべきだ。物価高騰による消費増税が財閥には、そっくり還元される。この真実を多くの国民は知らない。

12兆円の恩恵は、車屋で特にトヨタが突出している。社員向けの賃上げやボーナスは、その利益のはした金でしかない。それでも非正規労働者と比較すると、どえらい格差が広がっている。アベノミクスとは、財閥と株屋向けの悪政の最たるものである。

この12兆円は国民に還元する必要があろう。石破はアベノミクス廃止を閣議決定して、日銀総裁の首をはねるしかない。


<消費税廃止で経済は回転>

円の価値が正常化すれば、ガソリンの高騰はなくなる。食料品の値段も大幅に下がる。

農水官僚と農協の生鮮野菜やコメの高騰もできなくなる。国民の消費無くして、経済の好循環は生まれない。安倍晋三の悲劇による国葬を顧みれば、国民の同情はほとんどなかった。「公明党の太田昭宏や高市早苗、20年連れ添ったNHK記者ぐらいだった」との感想が今でも聞こえてくる。

そろそろ安倍のトランプ接待の中身を知りたいものである。不動産屋を操る芸当を、彼は統一教会から学んでいたのだから。

非関税障壁の消費税廃止は、ワシントンからも声高に叫ばれている。廃止すれば日本国民は、生活に元気が出てくる。

新聞テレビは国民民主を応援しているが、世論調査では山本太郎人気が浮上している。原因は消費税廃止公約にある。


<1ドル100円時代なら誰もが小旅行も可能>

クルーズ旅行は今も高額で、庶民は手が出ない。しかし、普通の国内や近隣の外国旅行であれば、100円時代になると、だれもが小旅行することが可能になる。

ただし、行く先の安全には要注意だ。女の一人旅はやめた方がいい。日本にもやくざが跋扈している。アメリカは要注意だ。特にメキシコ、ベネズエラは危ない。マフィアで溢れていると聞く。

房総半島では、やくざによる「木更津レイプ殺人事件」が、いまだに本格的な捜査を千葉県警はしていない。


<国債乱発の財務官僚を財政法4条違反で処罰せよ>

袖ヶ浦市や木更津市、君津市などでは、大蔵大臣を長く歴任した水田三喜男代議士秘書や後援会幹部が、まだかなりいる。

水田秘書だった御園豊は「水田のような財政家がいれば、アベノミクスという財閥のための財政政策はありえなかった。国債乱発を禁じた財政法4条に恥じるようなことは起きなかった」と語っている。軍縮平和主義者で戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬と水田の関係は、無二の親友で知られる。

旧制水戸高校で、小柄な宇都宮は、大男の柔道部の水田と共に暴れまくっていた。後輩の後藤田正晴によると、宇都宮は軍事教練の授業に高下駄で参加して、軍人教師を驚かせていた、と語り草となっていたと明かす。宇都宮の父親は、佐賀藩の陸軍大将の宇都宮太郎太郎。宇都宮には誰も手が出せなかった。

老いても変わらず、国会前で右翼の街宣車に向かって怒りをぶちまける様子は、知る人ぞ知る。ちなみに宇都宮太郎は、当時の長州の山縣有朋にも抗して屈しなかった。

水田と宇都宮は、官僚養成大学の東京帝大を蹴飛ばして、反骨の京都帝大でヒロヒト天皇制批判を公然化した、まさに日本のサムライだった。

ともかく、超大型予算編成をして、後世にツケを回す国債乱発の財務官僚の財政法違反者を処罰することも忘れてはならない。

2025年4月23日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)