本澤二郎の「日本の風景」(5501)

<ガソリン韓国165円・日本182円=日本沈没へ>

日本は物価の番人の日本銀行が、日本最大の株屋を兼務しており、政府の莫大な借金(国債予算)を1万円札に刷りまくって、円の価値を落下させてきている。不思議な官僚統制経済は、戦前からあるが、アベノミクスという経済音痴小僧のお陰で、1万円の価値は5000円、6000円と下落してしまっている。円に羽が生えているのだが、経済学者も言論人も誰一人文句を言わない。


日本の国会議員も沈黙している。なぜか?理由の一つは、世界一の高給取りの政治屋どもが、株でぼろ儲けしていることだ。稲田朋美とかいう安倍側近の屑は、武器弾薬の株を大量に保有していると、以前から話題になっている。政治屋ではないが、安倍晋三のお抱え記者で知られる岩田明子はどうか、と千葉県人はいらついている。


<世界一高給取りの与野党国会議員は倫理も恥も喪失>

「テレビに出れば国会議員」と言われる日本の政界の品格は、決して高いとは言えない。「NHK提供の女記者にほれ込んだ心臓に20年間もあてがってきたNHKは、表向きは国民のための公共放送である。現実は国民を投げ捨てて、腐敗した独裁者に媚を売ってきた腐敗した政府広報機関」との巷の指摘にどう釈明するか。そっくりブログに掲載するので回答を期待したい。

むろん英国のBBCの足元にも及ばない。安倍昭恵のコメントも期待したい。昭恵には、山口県の貧者に私財を投げ出す人生を期待したい。彼女の苦悩は第三者にはわからないが、岸信介の長女で心臓の母親である洋子は、自身を顧みて理解していたに違いない。


庶民大衆の竈から煙が消えている今日だ。世界一の高給取りを止めて、半減してその資金を貧困母子家庭に回すことを勧めたい。アベノミクス継続による、株の異常高に目を向ける暮らしを止めてはどうか。恥ずかしくないのか。野党党首は見本を示してはどうか!


<消費税還付金12兆円に驚く>

消費税還付金を知らない国民は今も多いと、栃木県の代議士・福田昭夫がYouTubeで国会追及をしていた。消費税は国民から搾り取るものと理解している国民は、今も少なくないという。そうかもしれない。凡人ジャーナリストもある時期までは、そのことを信じてきた。実際は、その反対に財閥輸出企業は、そっくり還付されていた。自動車に限らない。還付金詐欺も横行しているというではないか。知らぬは民衆ばかりだ。


しかも、消費税還付金はなんと12兆円である。3倍にすると東北復興資金32兆円のどす黒い闇が見えてくるではないか。昨日報じた袖ヶ浦市政策研究会の記事をスマホにも転載すると、実に172件の拍手があった。スマホの活用を知らない人間だが、試したのだが、よほど気に入ってくれたのだろう。

そういえば、32兆円問題を追及する議員もいない。おおらかというよりも、国会議員は馬鹿者の集団かもしれない。倫理道徳のない品格ゼロの守銭奴ばかりといえるのだろう。

トヨタ自動車に12兆円の多くが流れている。その分、車の値段を下げるべきだが、そうしない。二重三重の利益で、トヨタは数十年の利益を上げていることになるのだが。


<仕事をしない野党議員とゆでガエルの永田町と言論界>

凡人でも年を経ると、様々なことが見えてくる。現役世代には気付かなかったことが。宇都宮徳馬の口癖だった「男盛りは真っ八十」は真実で、孔子の指摘は人生50年ごろのことだろう。

いい人間がいないご時世だ。やくざにひれ伏す政治屋や役人と警察には、声を出す気も無くなるのではないか。それは逆に不条理な生き方をしてきた裏返しなのか。

仕事をしない国会議員は、ゆでガエルのような国民の代表だから粗大ごみレベルでいらない。やくざ暴力団に投票する人間は、彼らの共犯者である。


<正義と勇気が人間らしい人間>

いま日本人を総観すると、正義と勇気の人がいない。あまりにも少ない。やくざ暴力団に怯えている人たちが目立つ。そうして声を上げない。声を上げる勇気が市民(主権者)に出てくれば、社会の変革は起きる。人間らしい人間が政治の刷新の原動力である。

いまその小さな動きが房総半島の袖ヶ浦市木更津市君津市富津市館山市などで起きてきている。自公のカルト教団・やくざ暴力団に抵抗する人たちである。

2025年4月21日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)