本澤二郎の「日本の風景」(5500)

<日本列島は県外知事利権で環境破壊=房総半島核汚染ごみ>

老いて故郷で暮らす仙人生活に満足しながらも、自然破壊に対しては許しがたい怒りを感じてならない。背景に郷土愛のない県外出身知事が誕生している地域の自然環境が、特に悲惨だ。その典型例が房総半島・千葉県である。首都圏のオアシスが、311の東電フクシマの核汚染土壌ごみを大量に、こともあろうに水源地にこっそりと埋めるという、天地がひっくり返るような危機的状況にある。

地元住人の賢明な努力が、わずかに実りつつあるものの、いまだに核汚染ごみ事件を、議会も新聞テレビもありふれた産業廃棄物の不法投棄事件を多少は報じても、恐ろしい300キロ先の水源地の核汚染ごみについて興味も関心も示さない。

地元の公明党市議は「うちはそのような問題は取り上げない」と住民の切願を一蹴した。AI工作なのか、ブログのアクセスを封じ込めてきている。正義の声を規制の網で封じこめてきている。

素人は理解できないだろうが、朝日新聞の変節で言論界は総崩れとなってしまった。ナベツネの軍門に下ったことが、この国の言論界を暗闇にした、その罪は大きい。


<新井総合と千葉県天下りの環境財団の怪しい関係追及!>

昨日は早朝から袖ヶ浦市政策研究会のS君に声をかけられ、同市根形公民館での集会に初めて取材に出かけた。根形地区が緑豊かな農地であることを知ったが、これが無農薬栽培であることを祈ったものだ。昔のような堆肥と人糞の肥料にすれば、日本農業も再生するはずなのだが、カネまみれの農水省や農協には、真っ当な人間がいないことが分かっている。

この会に参加してみて、沈没する世界において同市は、現在も昔の箱ものの利権行政が進行していることを聞かされ驚いてしまった。多くの国民も気づいていないだろうが、地域では利権行政が幅を利かせている。そのことを共産党市議が紹介してくれた。


君津市では誰もが驚愕する東洋一を誇る有毒廃棄物などを、水源地の山林を崩壊させて埋めるという作業が始まって久しい。ブラック企業で有名な新井総合。これの認可をしたのが、よく知る県外出身知事だった。山砂採取とゴルフ場乱開発も。ついでに言うと、東京湾岸の巨大な利権埋め立ては、友納という県外知事の仕業だった。これで千葉県は一変した。


問題の新井産廃場の4期工事の説明会という集まりに初めて参加したのだが、会合の進行役と解説役が新井というよりも、千葉県環境財団という県の天下り機関だと気付いたものの、両者一体の説明会を財団が主導していたことは気づかなかった。そのことを根形公民館の集まりで指摘してくれた。財団は新井お抱えという事実が、新井の不当な産廃場を裏付けていた。大荒れな集まりを財団が収拾したことに、今怒りがこみ上げてきた。小櫃川の源流・水源地に産業廃棄物を埋めることは、小櫃川有毒汚染を100%の確率で約束するだろう。悪党が市民を抑え込んでいる!

この認可を沼田県政が終わる寸前に強行したことも知った。県民を裏切った沼田はいないが、当時秘書課長をしていた人物の存在を最近知ったので、彼がなんというか聞いてみたい。晩節を汚した沼田はこの世にいない。しかし、汚染した小櫃川の水道水を飲んでいる市民は40万人以上だ。真相を知れば、国民は動く。それを知らせる行動が不十分きわまりない。これが市民運動の成否を握っているであろう。悔しい。


新井総合の支援をする千葉県環境財団が作成したイカサマ書面で4期工事が開始する!なんとして食い止めなければならない。県議会活動がポイントになる。


<入れ墨やくざの「アルファ」と陣場台核汚染ごみ不法投棄のワコーは兄弟関係企業>

木更津市犬成の山林を入れ墨やくざ企業・アルファが、不法に残土で埋めた事件で、関係者が逮捕された。本当に珍しい木更津署の対応をNHKが報じた。実は、この山林所有者にNHK役員がいたという政治的背景があった。NHKは陣場台の核汚染ごみ事件は、他の朝日などと同様に報じない。公共放送ではない。受信料不払い運動が、房総半島でも火が付くに違いない。

筆者は、大分前にテレビを廃品回収業者にプレゼントした。新聞も取らないが、毎日好きな記事を書いて発信している。一つだけ例外がある。顕正会機関紙が、断っても勝手に郵送してくる。たまに政治関連記事に目を通す程度だが。この国を誤らせている政治のガンは、カルト神道自民とカルト創価公明の政教分離違反にある。


この入れ墨企業に怯える木更津署も困ったものだが、政策研の調査で根っこが陣場台核汚染ごみ事件の犯人企業・ワコーと同じ系列であることが分かった。政策研究会の成果に感謝したい。この真実を新聞テレビが、報道すれば1日で陣場台事件は解決するのだが。


<核汚染ごみ不法投棄事件の背景に東北復興資金32兆円>

この機会に、陣場台の核汚染ごみ不法投棄事件の背景を説明したい。それは311事件による東北復興資金32兆円に群がった悪党ゼネコンと関東界隈のやくざ暴力団である。

元ゼネコンに就職した友人が「東北復興資金はゼネコンとやくざが32兆円を動かしている」と教えてくれた。当初は「はてな」であったが、元清和会の古参秘書が「銀座がゼネコンに荒らされて泣いている女性から連絡を受けて調べた。その結果、ゼネコンの東北支店長をつるし上げたことがある」と明かしてくれたことからピーンときた。

銀座族というと、公明党議員が血祭りになったことで有名だ。金と女に狂ったのは、世界一の高給をもらっている同党議員だけではなかった。しかし、加えてやくざ暴力団幹部ら。ひょっとして日銀の植田和夫も?

筆者は安倍の東京五輪強行は、32兆円にも手を突っ込んだものだから、電通や安倍・清和会周辺にもいるとにらんでいる。32兆円は血税そのものである。やくざとゼネコンは一体関係にある。確かに、両者が32兆円の使途について主導権を握ったのだ。

カネのある所にやくざは乗り込む。ゼネコンは、国や地方自治体の予算に首を突っ込む習性がある。フクシマ関連では、やくざが主導権を握った。こうして高レベルの核汚染ごみが、深山幽谷の水源地・陣場台に夜陰に紛れて持ち込まれたのだ。ほぼ断定できる。


房総半島の水源地は、不法投棄の格好の谷あいのある地形だ。国道沿いであれば、大型ダンプの改造車が入ることが出来る。そうして陣場台は狙われた。事前に住民に知らせることなく山林伐採など、普通の業者はしない。市の関係者は知っていたが沈黙した?ワコーの前橋という悪党は、違法に山林を伐採・抜根した。ワコーを支えるやくざ代議士の配下の加藤健吉(君津市元議長で元千葉県警マル暴担当刑事)の倅の会社・永朗建設は、いち早くフクシマで100台のダンプを調達していた。


やくざ暴力団が跋扈する房総半島の水源破壊や水道水汚染など反社会的勢力は、法治破壊者ゆえ関知しない。まして警察は彼らの身内のような存在に追い込んでしまっている。やくざ代議士やその倅に1票を投じる有権者が、房総半島の自然の破壊者なのだ。氏子信者と創価信者の罪を人々に伝えることが、最優先事項なのだ。

「風が吹くと桶屋が儲かる」のである。因果応報は決まり切っている。政策研究会と小櫃川の水を守る会の運動指針の再構築が求められている。

2025年4月20日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)