本澤二郎の「日本の風景」(5480)
<FoE深草講演会で不用意な一言「正力松太郎賞」>
最近は他人の話を聞いたことも、自らマイクを握ることもない。それでいて、突然他人に向かって「正力松太郎賞」と口走ってしまった。不用意な発言を聞いてる方はさっぱり意味不明?見事な恥かき質問に苦笑するばかりだ。
美しい桜咲く大地に、冷たい雨が降り注ぐ房総半島・袖ヶ浦市の教育センターで講演会は開催(3月29日)された、国際環境NGOの深草亜悠美講演会での質問の場で、おそらくは核汚染問題に関しては日本一の竹野内真理さんの一言を思い出して、説明抜きに口にしてしまった。
<311東電フクシマの真犯人=A級戦犯内閣・岸信介と読売の正力による核電力推進の因果>
フクシマ報道は読売新聞・日本テレビのほかNHKまでも、すべての日本の言論界が、いうところの原子力マフィアに屈し、真相を隠す報道に徹してきた。その核心的な悪魔のような原動力となった人物・正力松太郎のことを口走った311被ばくジャーナリストの一言が、忘れかけていたフクシマを思い出させた。
彼女の一言が、日本人が決して忘れてはならない悪党・旧内務官僚の正力を想起させてくれた。A級戦犯の岸信介と連携するかのように再登板した戦後の正力は、ヒロシマの歴史の教訓を放棄して、戦前の天皇制国家主義の復活の一里塚である核兵器大国に猛進、そのための原発推進に読売言論を爆発させる。そのためのスポーツ・野球の巨人軍を武器に、大衆操作する読売の部数格調に突っ走った。
この正力の野望は、共産党から右翼・児玉誉士夫に食らいついた渡辺恒雄に継承され、今も原発・核エネルギー宣伝に執着している。原発の莫大な利権は、改憲軍拡のための資源だ。その結果としてのフクシマ311東電原発爆破事件である。ヒロシマ・ナガサキに次ぐ敗戦にもかかわらず、それでも政界と無知な国民を抑え込んで、安倍内閣と共に原発再稼働に突っ込む正力とナベツネの読売。史実を踏まえて固有名詞を上げて批判した被ばくジャーナリストの一言は、これからも記憶してゆく。
岸と正力が乗り移ったかのように、安倍路線は岸田や石破も当たり前のように原発推進政策を進めている。CO2排出削減にも効果、経済にも必要という誤れる世論を流布してきたナベツネは、NHKから朝日、毎日までも抑え込み「原発大国」を目指してきた。第二のフクシマなど眼中にない、悪魔のような正力の子飼いも既に亡くなった。それでも読売の核推進路線に変化はない。
スポーツ好きに「正力松太郎賞」を盾に、無知なスポーツ好きを抱き込んでいる。スポーツはヒトラーの真似事である。このことを被ばくジャーナリストは指摘してくれた。凡人は彼女の一言で目を覚ました。その前後に袖ヶ浦市の核汚染ごみを、良心のかけらもないやくざ系の産廃業者・ワコーが、陣場台の水源地に大量の持ち出し厳禁の高レベルの放射能土壌・がれきを、隠れて投棄したが住民の放射能測定器が、房総半島の悲劇を浮上させた。
そのことを講師に伝えたかった「正力松太郎賞」の一言だった。
<「袖ヶ浦もやくざ暴力団の巣」に笑いこけるものも>
余裕を取り戻し、いい機会だと判断し、水源地に不法投棄された核汚染ごみ事件を披露しながら、それでも地域の市民は無関心を決め込む不思議な世界を紹介した。
「目の前にフクシマの東電原発の放射能が飛んでいる。しかし、それでも住民は沈黙している。行政も議会もいい加減な調査で沈黙している。警鐘を鳴らすチラシもない。これが永田町で生きてきた凡人ジャーナリストの不思議、不可解なこと。なぜか、なぜか?理解するのに時間がかかった。ようやく犯人を突き止めることが出来た」「みなさん、ここはやくざ暴力団の巣なんです。やくざに屈する袖ヶ浦市なんですよ」
この時は42人の市民から反応が起きた。笑いこける人もいた。知っていても沈黙し、声を上げない(無能無責任な)人たちの存在を、この時も確認することが出来た。
恥を知らない日本人なのか?こんなことは初めての経験である。
<御園豊元宏池会秘書の怒りの告発>
陣場台の主のような元水田三喜男秘書の御園豊は、当初、遠慮がちに質問していたが、ついに足元の核汚染ごみと日高金属の銅線洗浄に使用する有毒液体の排水場から「水銀も確認した。第二の水俣病も」と厳しすぎる現状を告発した。
清流・松川から10キロ先に小櫃川に合流し、それを40万人の市民が飲んでいる、とも指摘した。
事務局の柴崎君が「袖ヶ浦市の海岸には60トンの劣化ウランが保管されている。山地も海岸よりも危険だらけ」とも指摘したことに何人が驚いたであろうか。多くの市民は劣化ウランが、武器になる核爆弾になることを知らないかもしれない。手取り足取りの真相説明が、これからの市民運動の大事な作業なのか。
<合唱団の美しい歌声に「木更津レイプ殺人事件」被害者のK・T子さんの非業の死とやくざ捜査をしない木更津署に怒る!>
ぽっちゃり形の美人栄養士を強姦殺人したやくざ浜名は、富津市生まれ。木更津市の巌根駅近くで介護サービスを経営する3本指の入れ墨やくざ。彼は創価学会やくざゆえに、公明党市議に依頼して厚労省の認可のディーサービスを手に入れたという。
そこにK・T子さんはアルバイトを頼まれた。彼女も学会員で問題の市議と親しかった。信仰仲間はお互い信頼しがちだ。それとも知らずに栄養士は罠にハマった。
だが、やくざとつるんでいる木更津署は真剣に捜査をしなかった。間に森英介秘書を介在させたが駄目だった。浜名との関係を問われていた公明党市議は、議員をやめると姿を消した。この怪しい事件には、公明党幹部と警察官僚による陰謀も絡んでいる可能性を否定できない。
<無知は犯罪>
講演に先立って披露された20人ほどの混声合唱団の美しい歌声を聴いていると、やはり栄養士を思い出した。取材で判明したことだが、彼女の健康管理は徹底していた。散歩も欠かさなかった。ヨガのほか合唱団に入って美声を吐き出していた。歌は長寿の秘訣なのだから。
何も知らないと幸せだが、知らないと罠にかかる。そのうちに核汚染水と放射能で汚染されていく房総半島は、安全な地をそのうち返上しなければならなくなる。無知は犯罪である。2025年3月29日は思い出深い1日となった。
2025年3月30日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
ワシントンの不屈・勇気ある正義のロバート奮戦!
【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、食品医薬品局(FDA)のワクチン責任者が同日辞任したと報じた。
【AFP=時事】ロバート・F・ケネディ・ジュニア米厚生長官は28日、低所得者向け食料購入補助制度(フードスタンプ)を使って加糖飲料を購入することを禁止するよう各州当局に呼び掛けた。
ケネディ氏、フードスタンプでの加糖飲料購入禁止を提案© ANDREW CABALLERO-REYNOLDS/AFP
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