本澤二郎の「日本の風景」(5433)

<CIA+USAID=米世界戦略衰退・米軍基地縮小撤退>

アメリカは変わる・世界も変わる・日本も変わる・アジアの世紀の好機到来であるのだが!永田町は、まだ気付いていない。

宇都宮徳馬の「アジアに立つ」(講談社)を思い出す。中国外交部長老の肖向前が繰り返し「日本はアジアに戻るべきだ」と筆者に叫んでいたことも。「アジアのリーダーは大平正芳だ。大平さんはアジアを代表する国際政治家」とも。

カルト神道・安倍の清和会崩壊を約束している。極右の時代は終わった。主権者である国民が目を覚ます時だ。


予想もしなかったトランプ改革が、ワシントンで本格的に動き出している。まさに命がけの大改革である。世界の警察官を任じてきた戦後のアメリカ帝国は、いまでは存在しないことが鮮明になった。CIA任せの日本操作は消える。自立する日本外交・米軍基地さよなら、本格的なヤンキーゴーホームの時代の到来であろう。


米国の国際開発庁の存在を全く知らなかった凡人ジャーナリストは、同時に愚民ジャーナリストだった!米国の世界戦略・日本操作のためのCIA要員が政府・言論界・政党・財閥・官界に巣食っているらしいことは、薄々感じてはいたが、カネで日本の為政者群を篭絡していたとは!

暗殺されたジョンFケネディが、宇都宮との会談で「米国の海外基地はよくない」と明かしていたが、その弟の長男がトランプ政権に閣僚入りし、すでに政治と官界と財閥の悪の巣にメスを入れているではないか。


<米国の終わりの始まり>

時は梅が咲く春である。北京も変わるだろう。ソウルでも生みの苦しみの最中ではないか。プーチン・ゼレンスキーの戦争屋も末期的であろう。

中東での殺し合いは、21世紀のホロコーストを象徴している。国際世論が封じ込めるだろう。敗戦後の世界を操ってきたワシントンの、鉄の蓋で覆われて人々の目を狂わせてきた世界戦略は、ご破算の時を迎えている。その反動も大きいだろうが、各国ともにもだえ苦しみながら乗り越えなければならない。

麻薬と暴力と路上生活から這い上がる道は、政財官の利権構造を無くすほかない。庶民大衆が主人公として生きられる、本当の民主主義を確立する時代の到来である。


<日本の言論統制操作=読売産経日経+NHKまでも>

「日米同盟が日本外交の基軸」と吹聴してきた自公体制の存続は危うい。まともな野党が大同団結すれば、日本も春を迎えることが出来る。言論統制下の日米同盟の闇は、ついに息の根を止めるしかないだろう。


ワシントンの闇の指示で動かされてきたような日本の言論界も、いま国民の批判を浴びている。ワシントン特派員が、日本の言論界を牛耳ってきた惡の華も幕を引くしかない。

ナベツネはいない。彼の集金の山もいずれ暴かれるだろう。国税庁が当たり前の調査をすれば、政財官とやくざやカルト教団にメスを入れるだけで、大衆いじめの消費税を廃止できる。

アベノミクスでべらぼうなあぶく銭をためた財閥に課税すれば、貧困層の救済も可能だ。

質素倹約の予算編成で財政を健全化する日本にすれば、いずれ希望の季節を迎えることが出来るだろう。後世に借金の山を残すような財政を許してはならない。


日本の野党の責任は本当に重い。孫や子供たちに借金をさせる財政を阻止することが、何よりも重要である。強く指摘しておきたい。野党に政治家がいればできる!


<フジはいらない=NHK解体も>

お粗末すぎる日枝久のためのフジテレビは、直ちに免許を止めるべきだ。公共の電波を流して、ワシントンの陰謀を垂れ流してきた民放など百害あって一利なしだ。

警察・検察は何をしているのか。犯罪を放任してよいわけがない。女性を上納するような人物は、極刑に相当するかもしれない。


詳細を知りたい。USAIDとNHKの陰謀の具体的中身を知りたい。元ワシントン特派員の勇気ある告発を聞きたい。その責任と義務があるはずだ。

NHK解体論が噴出しているようだが、当然のことである。公共放送がワシントンに牛耳られてきたのだから!これは本当であろう。筆者がテレビを見なくなった原因だ。それゆえに、このような反骨の言論を書くことが出来る。


<日米安保破棄=帆船日本丸に舵を切れ>

武器弾薬で平和を確保することは出来ない。戦前の軍国主義の教訓である。9条憲法の重みが軽くなることはない。宮澤喜一の信念だった。

9条がこの世に誕生する20年ほど前に、日本人女性初のジャーナリスト・望陀郡茅野村生まれの神童・松本英子が、亡命先のアメリカで声高らかに非戦論を唱えていた。いま筆者は彼女の生まれ故郷・茅野で暮らしている。彼女の非戦論が9条として再生した不思議な縁を大事にしたい。松本英子こそが日本を代表する国際的なジャーナリストで思想家だった。

非戦論は、人間を殺すための武器弾薬は有害無益である。帆船日本丸は核原発など不要である。地球が生み出す天然のエネルギーで十分である。二度とフクシマを起こさない日本列島である。人類に貢献する平和の日本なのだ!

2025年2月13日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

<世界を驚かせた「中国産」ディープシーク(DeepSeek)。その原動力は、理系人材の豊富さ、教育熱、そして知的エリートの帰還だ。アメリカが追い出してしまった「イノベーシの源泉」とは?>(米ニューズウィーク誌)

法務省のデータによると、在日中国人は2014年の約65万人から24年には約84万人へと、約29%増加した。日本在住の外国人で最多の国籍は中国、次いでベトナム、韓国となっている」とし、日本のメディアでは「(在日中国人が)100万人に達する時代もそう遠くない」とも報じられている。