本澤二郎の「日本の風景」(5427)

<特集・日本の警察=恐ろしや千葉県警木更津署>

フジの日枝久の強気の姿勢に森喜朗の存在が浮上してきた。その森も一目置いた田中達夫金庫番の中内節子との初対面で「なぜ木更津の有権者はやくざのハマコーを当選させるか」と問い詰められ、以来「ハマダは富津の人間」と真実を指摘して、永田町の軽蔑の目線をそらすことに専念してきた。中内の心臓一突きは今も耐えられない苦痛を伴う。

だが、小選挙区制になって君津郡市のみならず館山や鴨川など南房総も、やくざ系が占拠してしまった。やくざに乗っ取られた房総半島・千葉県は本当である。


それどころか千葉県警と木更津署の恐ろしいほどの腐敗を知って、元政治記者・政治評論家も腰を抜かした。郷土愛もうせてしまった。衰退著しいカルト教団の創価学会が、やくざ代議士に続いて、その倅の選挙応援に相変わらず必死なのだ。やくざが宗教を乗っ取る事態が流行っているが、ガタガタの公明党もやくざによる防御態勢を組んで、生き残りを図っているのだろうか。


<やくざの強姦殺人事件もみ消しで覚醒した凡人ジャーナリスト>

何百回も繰り返すべきだが、富津市生まれの入れ墨やくざ・3本指の浜名による「木更津レイプ殺人事件」は、山ほどある状況証拠ゆえに、即逮捕し極刑と判断していたのだが、なんと木更津署と千葉県警はもみ消そうとしている。

信じられない対応に刑事告発したのだが、それさえも同署刑事2課は告発書を突っ返してきた。被害者は殺されて、いまはいない。伊藤詩織さんのような勇気がなかった。そのはずで、体中に不気味な入れ墨をした、やくざ暴力団に対抗できる女性は日本にいない。それをよいことに、警察はもみ消しを強行しようというのだ。


以来、やくざ暴力団と木更津署に疑惑の目を向け、監視を続けてきた。案の定、確たる証拠をつかんだ。政治的圧力以前に、木更津署とやくざ暴力団は、かばい合い・身内同士の密接な仲だった。

米ロス・エンジェルス(ロサンゼルス)のハリウッド映画では、ギャング・マフィアと警察・政治屋の密接な関係を演じるが、日本も例外ではなかった。


<やくざ暴力団に丸ごと懐柔されていた木更津署=驚愕の地元有力者証言>

警察の捜査能力は市民の協力次第で決まる。したがって地元の有力者と警察は、密接な関係を日ごろから続けている。木更津市の有力者の一人は、20代から警察の応援団として50年以上続けてきている。しかも、房総半島の一番の大物政治家の水田三喜男の後援会幹部。木更津署にとって強い味方である。


10年ひと昔という。50年も警察と仲良くして、署長以下幹部と交流していると、自然に警察の不都合な内実を耳にする。むろん、それは冗談で見過ごせない犯罪もみ消し事件も。正義のはずの木更津署の、知られてはならない恐ろしい腐敗事件も見聞することになる。それは警察とやくざ暴力団の蜜月を裏付ける明白な事案だった。千葉県警のいい加減な監視機能・監察官室の正体も暴いているではないか。

木更津署の信じがたい腐敗は、凡人ジャーナリストの度肝を抜くものだった。言論界と議会を欺く、断じてあってはならない警察の犯罪に声も出ない気分である。


その前に、地元の中村興業と三日月一家と同一家が手にした地元最大の料亭、さらに中村興業の実弟の広大な敷地などを、袖ヶ浦市の元カルト教団幹部が案内してくれた。

中村興業は広域暴力団・稲川会のNO2にもなった実績のある金貸しで有名という。須田という同市の利権市長が開発した清見台にある、まるで城砦のような豪邸を見たときは、正直なところ怖くなった。社会部記者はこうした城砦になれているだろうが、政治記者には無縁の世界だから、びっくりして当然だろう。

事情を知らないで、近所に家を建てたが、あわてて逃げ出したという話はごろごろあるという。日本の民主主義もいい加減なのだ。日本の警察の大改革が不可欠だ。


この時は、沼田県政が「暴力団追放千葉県民会議」を立ち上げて、やくざ代議士の暴走に対して、高い塀で防御したことに敬意を表したものである。いま有志による「やくざ暴力団追放国民会議」を立ち上げた理由なのだ。同時に入れ墨やくざに強姦され、その後に性奴隷として働かされ、ついにはドーカツの恐怖で、突発性の大動脈りゅう破裂によって、非業の最期を強いられた戦争遺児のことが想起されるのだが。木更津署刑事2課の責任は万死に値する。


<交通警察もやくざの仲間だった!>

「交通違反で捕まえたやくざ親分の妻に謝罪する」という木更津署交通課の重大犯罪について、国民はどう思うだろうか。ありえない事実が発覚したことに、千葉県警と木更津署はどう対応するか。単なる差別ではない。やくざの親分の妻に対しても特別扱いする木更津署交通課?暴力団担当の刑事2課とやくざの癒着は想像できるが、交通課とも、となると、これは木更津署全体がやくざと深い関係にある。違うだろうか。


なぜ発覚したのか。真実は速度違反者の女性運転手は、中村興業ではなく、中村医院の院長夫人だったことで発覚した。ドイツ製の高級車ベンツの運転手は、同じナカムラでも中村興業の親分の妻ではなかった。お笑いの類だが、実は警察とやくざはグル、身内の関係であることを、しっかりと裏付けている。正義の警察を否定する重大な事件だった。


<正義を蹴落として不正腐敗にのめり込む「正義の木更津署」>

一般にやくざ暴力団を反社会的勢力と呼んで、暴力否定の民主主義の社会では、許容されない。犯罪勢力のやくざと親しくなることは、倫理的にも否定される。いわんや違反事件をもみ消してしまう行為は、相手がやくざ暴力団関係者であれば、決して許されることはない。

木更津署は相手が暴力団であれば、犯罪を見逃す!正体見たりだ。


<犯罪もみ消し常習犯=法治主義を否定する大罪>

木更津署に詳しい有力者は「木更津レイプ殺人事件も、もみ消しの対象になっているかもしれない」と指摘する。筆者も同じ分析だ。

これは法治主義を否定することで、正義を否定する警察ゆえに、恐ろしい犯罪行為そのものである。


<否定するのであれば美人栄養士殺害事件と核汚染ごみ事件を暴いて国民に真相を明かせ!>

万一、以上の疑惑を否定するのであれば、木更津市の栄養士強姦殺人事件と袖ヶ浦市の核汚染ごみ事件を即刻犯人を逮捕して、解決するほかない。市民の信頼を裏切る木更津署・千葉県警であってはならない。

2025年2月7日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)