本澤二郎の「日本の風景」(5400)
<西部劇の世界が今の房総半島にも?>
YouTubeで米西部開拓時代の史実を映像化した本格的な映画を観賞した。牧場を分断する乱暴で貪欲な利権鉄道開発には、政治や司法を壟断してゆく先兵に、暴力のギャング団の存在があった。善良な住民はトサツのように殺されていく。アメリカ西部開拓は、先住民の殺戮は言うに及ばず、市民がようやく手にした土地をも奪いつくす。そこで抵抗する人間の命は風前の灯火だ。アメリカの銃社会の原型は、米国史そのものなのだ。彼らはキリスト教国を名乗りながら、人間や地球が手にしてはならない核兵器開発とその使用を、非白人国の日本で炸裂させた。
大西部開発時代の鉄道敷設工事は、人間を貪欲な鬼畜の世界に追い込んでいく。空前の鉄道利権強奪に札びらと暴力が、司法・議会を手玉にとる。そこでは抵抗する者たちも武器で、利権屋のギャングに対抗、恐ろしい殺し合いを繰り広げてゆく。アメリカ民主主義の限界であろう。その同じ悪の道を、核兵器で墜落した敗戦国の保守傍流政治の日本が追いかけている!歴史は繰り返すのか。
アジアでは、大英帝国のテコ入れを受けた明治の天皇絶対制が、日清日露戦争で勝利した。ヒロヒトの日本軍は、太平洋戦争で核の洗礼を受けて墜落したものの、岸信介戦犯内閣は歴史の教訓を忘れ、敗者復活よろしく原子力発電所建設から核保有国に変身、その過程でやくざ暴力団を駆使して、無知な住民をねじ伏せて、54基もの原発を建設した。だが天は許さず、311の巨大地震で核爆発したフクシマの東電原発の洗礼を受ける。ヒロシマとナガサキに次ぐチエルノブイリ、フクシマを、賢明なドイツ国民は原発を放棄したが、戦犯国家主義政権の日本は、新たな核融合巨大利権原発に突進して恥じない。その過程では札びらと暴力で、反対派を駆逐する原子力マフィアに敵なしか。やくざ暴力団を時に地中に潜ませ、時に浮上させる。
いま君津市や袖ヶ浦市、木更津市などで起きている「やくざ支配」の房総半島とアメリカ西部開拓時代の負の手法と構造的なつながりを印象付けている。
保守本流の吉田茂、池田勇人、大平正芳、宮澤喜一、加藤紘一に「闇の暴力装置」はなかった。法治に徹していたのだが。
<熊谷俊人県政の深すぎる闇>
翻って房総半島の政治に目を転じると、水面下で蠢くやくざ人脈に驚愕するばかりなのだが、人々はまるでそれが当たり前の「民主」と思い込もうとして野菜や果樹、漁業に汗をかいて、暴力と共存する生活に甘んじている。
明確な将来的悲劇について、後世の房総半島の住民の課題に目を向けようとはしない。やくざ暴力団は、行政や警察を駆逐して「税金泥棒」にして久しい。
無知な凡人ジャーナリストは、4年前に新米の千葉市長候補に清き一票を投じるという過ちを犯してしまった。
出自不明の新米知事が、千葉市庁舎の建設利権で懐を温めていた事実を知らなかった。彼の仲間の石井準一の利権あさりは、知る人ぞ知る。目下、自民党参院議員の国会対策委員長として、衆院議運委員長の浜田靖一と連携して、千葉県政を牛耳っている。房総半島の野蛮な腐敗構造が見えてきた。「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)の続編を日々ブログで発信しているのだが。
3月の千葉県知事選で再選を狙う熊谷は、ずばり悪党である。自民党政治屋と変わりない。それでいて立憲民主党と自由民主党の推薦を受けて、再選戦略を見事に固めていた。やくざ暴力団の仲間と事情通は決めつける。彼は新年の「ちば県民だより」を自身の広報宣伝に悪用している人物だが、そこで「治安対策について不安を感じられている方も多いかと思いますが、市町村や県警などと連携して、防犯カメラの設置や高度なスマートフォンデータの解析による捜査などにより、安全安心なまちづくりを推進」などとうそぶいて恥じない。
松下政経塾の偏狭なナショナリスト・野田佳彦の嘘は、既に立証されているが、やくざ代議士の運転手を側近にして利権あさりの実績を有するとされる熊谷の言動には、今ではまったく信用がない。
小櫃川の水を守る会や袖ヶ浦市陣場台の核汚染ごみや水銀汚染事件に、命がけで取り組んでいる住民の怒りは、県知事の熊谷の腐敗に向けられている。
「熊谷はどこの馬の骨かわからない男。石井は千葉県を代表する利権政治屋。ハマコーの倅を凌駕する悪党」だと元水田派の有力者は、厳しく指弾、追及している。共産党や公明党市議まで委縮させているやくざ暴力団の房総半島の警察力は、ゼロに等しい。
<暴力を背景にした権力維持=A級戦犯内閣を継承する自公体制>
池田大作時代の創価学会のことを当時の広報担当から聞いている。信濃町界隈は、財閥がエサを撒いている右翼暴力団の街宣車が騒々しく徘徊していた。それが自民党の配下に入ると、ぴたりと止まった。公明党創価学会の右旋回は、太田昭宏と山口那津男の時代に極右の安倍晋三の配下となってしまった。
戦争拒否の自衛隊が、同盟国アメリカの戦争の先兵となる戦争法制を強行した。宗教学的に言うと、カルト神道が創価カルトを呑み込んでしまったことになる。仏教が神道に屈するという恥辱には、反池田の富士大石寺顕正会の猛攻を受けているという。顕正会に入会する創価信者は激増しているとも。
暴力による教団防衛は、天皇教の神道、統一教会についで、創価学会も!「木更津レイプ殺人事件」の取材過程でも判明した。千葉県警・木更津署が、やくざ暴力団の凶悪事件捜査をしない原因を、水田派有力者の解説に頷くほかない。
60年安保騒動で児玉誉士夫や笹川良一の暴力装置を利用した岸の汚染した水脈は、安倍時代に沸騰し、彼らが血税の32兆円の東北復興資金にまとわりつく。その関連で東電フクシマの核汚染ごみが、袖ヶ浦市陣場台の水源地に、地元の研究家によると、実に60万立法メートルも不法投棄されている。
陣場台核汚染資料が、3年を経過して県議会共産党に持ち込まれた。しんぶん赤旗の報道に注目が集まっている!
本日は腐敗権力と暴力の連携は、アメリカの西部開拓時代の腐敗構造と酷似しているという初公開!日本人の覚醒が待たれる。
2025年1月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
米国の日本属国に自信満々!
(読売)米国のラーム・エマニュエル駐日大使は9日、日本製鉄のUSスチール買収計画にバイデン米大統領が禁止命令を出したことを巡り、「日米同盟は強固であり、一つの買収案件で揺らぐようなことはない」と大使公邸で記者団に語った。
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