本澤二郎の「日本の風景」(5339)

<民主派のロバート・ケネディJrに期待>

アメリカ大統領選挙でのハリス副大統領の敗北について、ホワイトハウスの報道官は、新型コロナによる混乱が政権側の候補者にマイナスに働いたとの認識を示した)


民主党ハリスの敗因が明らかとなってきた。二つの戦争に関与しながら国内は、空前の物価高・超インフレに耐えられる国民はいない。加えて民主党を離脱したロバート・ケネディJrのコロナワクチン批判。日本でも死亡統計から30万人から40万人もコロナワクチン後遺症で亡くなっている。アメリカでも死亡例は多いに違いない。米疾病センター責任者のファウチは、既に議会で喚問を受けている。「日本の尾身はどうか?加藤勝信や武見らもやり玉にあがるかもしれない。コロナ発生とほぼ同時期にワクチンが登場した今回のコロナ騒動は、アメリカから日本にも伝染するだろう。その闇暴きの責任者がロバートなのだから」との声が日本列島でささやかれている。


<製薬会社と官僚・ビルゲイツら投資家の闇を暴露か>

トランプが大統領返り咲きの勝利集会で「アメリカ人の健康問題はロバートに任せる」と発言すると、場内はケネディコールがしばらくやまなかった。

ワシントン政界の名門・ケネディ家の人気の高さだけではなく、米国の環境派弁護士の第一人者によるベストセラー著作に米国民は高い評価を与えている。

分厚い三部作の本を読み切った日本人は多くないだろうが、これを時間をかけて読み切った弁護士は「すごい本。しっかりとした証拠資料で闇の製薬業界と官僚・政治家・投資家の正体を暴いている」と語っている。

ケネディ家の人気は、大統領となったジョンF・ケネディが暗殺された原因が、軍人大統領のマッカーサーでさえも恐怖に感じた人殺しの産軍複合体の政治力に抵抗したことによる。これからロバートは、アメリカ国民の健康管理で人気を博することになろう。なんとか訪日の際は、沖縄の今を見せてやりたい。「軍隊の外国駐留は好ましいことではない」と宇都宮徳馬に語ったケネディの言葉を、ロバートにもわからせたい。


<トランプも戦争終結を公約=環境派ケネディも平和主義>

民主党のホワイトハウスの失政は、バイデン父子がそろってウクライナ利権に関与して、プーチンの侵攻を招き寄せたことと、超インフレ・物価高。庶民は買い物に最大の神経を使って生活してい生活している。今の日本も同様である。農薬漬けの野菜の高さときたら、目が飛び出るくらいだ。わずかな年金暮らしの日本人や、首切りに怯えながらの非正規社員の家族にとって、それは敗戦時を思い浮かべる人ほどだ。アベノミクス効果である。


トランプは「私はロシアの軍事侵攻を抑えることができた。戦争はしない。食い止める」と900回も選挙集会で叫んだ。第二のベトナム戦争やイラク戦争はしないという公約に学生・若者も共鳴した。戦争するバイデン民主党の存在が、トランプの返り咲きを可能にした大きな要因である。

平和主義のケネディが、トランプ支援に回った理由でもあったろう。戦争はNOだ。日本人の平和主義は、米国内にも存在する。

サンフランシスコかロサンゼルスで会見した米国人弁護士が「アメリカにも9条がほしい」と明かしてくれた時は、改めて人間はみな同じだと感じた。9条改悪は許されない。非戦の9条は世界に提供すべきだ。茅野村の松本英子が、第一次世界大戦時に米国で叫んだ非戦論は、人類の叫びとして消えることはない。この点で石破も狂っている。


<円安によるの暴利財閥巨大企業は冬到来か>

日本の言論界は、極端な中国・北朝鮮・ロシアの脅威論をぶち上げて、無知な若者らを好戦的改憲派に煽り立てていて不気味この上ない。台湾有事を喧伝してきた安倍晋三と高市早苗と石破茂らは、財閥軍需産業・日本会議と連携して、実に血税を43兆円も人殺しに投入している。ワシントンの産軍体制とそっくりである。


あまつさえ、アベノミクスの円激安政策で財閥の暴利は、トヨタの決算が証明している。作られた暴利策略も、トランプ復活で冬を迎えることになる。因果応報である。ドル安円高で1ドル100円になれば、日本人の暮らしは一服する。外国旅行も可能だろう。これも因果応報である。


<新日鉄のUSスチール買収はご破算>

アベノミクスで豚のように肥えた財閥の新日鉄は、世界最大を誇ったUSスチールの買収をたくらんだが、アメリカ最優先のトランプの下でご破算となろう。

腹黒い石破がどうトランプを抑え込むか?まずは想定できない。この4年間のアベノミクスを知ったトランプ新政権は、新たな政策を打ち出すことになる。

関税作戦いかんでは、世界経済を大混乱に追い込むことになる。二期目は「節度ある関税政策」の可能性も。


<製薬メーカーと悪徳官僚と利権政治屋の闇を暴け>

知り合いの老人は、肺の調子がわるいため、コロナワクチンを毎回打ってきたのだが、1年ほど前から腸の具合がよくない。都立病院に駆け込んだが「原因不明」という診断が続く。いまもよくない。ワクチン後遺症ではないだろうか。後遺症で泣いている国民は、亡くなったり体調悪化で暗闇生活に追い込まれている。


コロナで、各国の医師会や厚生官僚と族議員と言論界が暴利を手にしてきた。この闇を暴く好機到来である。ワシントンの健康政策を担当するロバートの動向に注目をしてゆきたい。

2024年11月9日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


ワクチン発言で原口氏を提訴へ 新型コロナ、開発の製薬会社(共同通信) https://news.yahoo.co.jp/articles/d7ccc6fdaa97ccb47369b9abbbd0012b60bb4fa0