本澤二郎の「日本の風景」(5338)
<袖ヶ浦・核汚染ごみ事件=千葉県政の正体ほぼ判明>
自民党から公明・共産までの「やくざ支配の房総半島行政」が、11月5日の千葉県議会(決算委員会)の野党質問で、ほぼその全貌が明らかとなった。
袖ヶ浦市陣場台の核・放射能汚染ごみの大量不法投棄事件に対して、現場を視察した共産党県議の本格的な、初めての追及によって県当局の釈明・隠蔽体質が露見した。同市の林・高谷地区の核汚染ごみ対策委員会(御園豊委員長)の怒りと反発を買った。
やくざと警察と行政の悪のトライアングル体制に、主権者の追及が本格化することになろう。「命の水を守れ」との怒りの合唱が、房総半島に鳴り響くのは、間もなく訪れるだろう。
<日本共産党・三輪由美県議の追及に及び腰>
既にこの重大問題は、今年初めに立憲民主党県議が追及したが、質問内容にあいまいさが目立って、千葉県の正体を暴くことに失敗、その後地元対策委員会との連絡が途絶えてしまった。地元では「やくざの脅しに屈した」とささやかれている。
袖ヶ浦市の市議会は、以前から翼賛体制化していて、現場を視察しても自民はいうまでもなく、公明党も逃げ、共産党市議も真正面から追及さえしなかった。「やくざ支配の袖ヶ浦市」は本当だった。
今回は松戸市から県議になった三輪由美県議が、現場視察と現地の県出先幹部と意見交換した上での、本格的な追及を県議会決算委員会で行った。昨日は質問者の概要説明を受けて、袖ヶ浦市と同様に千葉県政の闇の一角を明らかにしてくれたことが判明。近く議事録に掲載されるので、その際にも詳細を記事にする。
三輪県議の勇気ある正義の追及に拍手したい。「警察とやくざ」の闇にも取り組む意欲満々な姿勢にも注目である。
<「高レベル放射能の埋め立て土壌は有価物」は業者の言い分丸のみ答弁に正体判明>
最近のワコー(和光)による違法埋め立て地の表面土壌を測定すると600Bqという高い数値が判明。したがって、土中深くを測定すれば、はるかに高い数値が出ることは常識だが、千葉県出先機関の鳥潟という責任者は「有価物」と開き直ってきた。
この「有価物」の根拠を追及すると、埋め立てた場所の2か所から表面土壌4キロ採取、しかも行政の測定ではないことも暴露された。要するに「業者の言い分を住民に押し付けた」ものであることが分かった。また30メートルの盛り土を「4メートル足らず」という嘘の答弁をした。
なぜそこまで業者に忖度するのか?この先の闇を暴いていくと大変な事態になることは、子供でも分かる。鳥潟と業者の関係は、千葉県の環境生活部と廃棄物指導課と業者、さらには知事の熊谷や熊谷の黒幕で知られる参院議員の石井準一との関係へと発展することになるだろう。
「和光の巨大な産廃施設の近くに石井の選挙ポスターがある」と陣場台の住民は注目し、写真も撮ったという。
<質問中止を求める館山方面県議のみさわもやくざ系か>
この日の三輪県議質問は、性犯罪・統一教会問題・核汚染ごみの3点に絞った。驚いたことに、県の施設である幕張メッセを統一教会・国際勝共連合の集会に提供していた!という。国内の大ニュースではないか。むろん、新聞テレビは無視?言論界の闇もついて回る。せめて共産党機関紙は報道すべきではないのか。
明治の議会開設当時を知らないが、あきれてものも言う気がしない千葉県議会であることも改めて感じた。館山から県議になったみさわという議員が、三輪質問を「やめろ」と執行部に食い下がったというのである。このことは核汚染ごみ事件の闇の深さを証明していて興味深い。
単なる袖ヶ浦市の事件ではない。房総半島をごみ溜めにするやくざ暴力団の利権と関係があるだろう。
真実を報道しない千葉県の言論界も腐っている。こちらも大変なことだ。政党機関誌も無視して報じない。中国語だとこれを「無法無天」と呼ぶ。房総半島の主権者は、行政ややくざから「愚民」扱いされているのではなかろうか。
<やくざが跋扈する房総半島とやくざ暴力団に屈する行政・千葉県警の闇を暴かないと人間が住めなくなる!>
2014年の「木更津レイプ殺人事件」は、公明党創価学会がらみの殺人事件である。安倍晋三内閣が、戦争法制を自公で強行する時期である。そのころから日本の恥部が、やくざ暴力団とカルト教団であることに気付いた凡人反骨ジャーナリストも、目を白黒させながら房総半島の闇取材に突っ込んでしまった。ついに闇の本丸を核汚染ごみ事件が見せてくれている。
それでも無知をかこつ県民は、やくざ・カルト教団の共犯者であると断じたい。非業の死を遂げた栄養士と学会やくざと核汚染ごみ事件は、一本の太い糸でつながっている!
やくざ暴力団と千葉県警と木更津署と千葉県と各市町村と国会議員の癒着連携が、房総半島最大の危機ではないのか。
<三輪県議のアドバイス>
三輪県議からの注文が、筆者を介して陣場台の対策委員会にあった。それは議会の会派代表に深刻な事態の概要を手紙やFAX・メールで伝えてほしいと。本ブログもその一翼を担っているつもりなのだが。言論が消えた21世紀日本と房総半島という深刻極まりない実情を考慮すれば、広報活動の強化が問題の解決の決め手なのだから納得できる。
小櫃川の水を守る会など正義と勇気の市民運動にも共通する。県議会・市議会の動きを伝えると、いずれ国会追及を可能にするだろう。いま閣僚でましな人物は、安倍国賊論の村上誠一郎しかいない。言論戦がすべてである!
2024年11月8日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
本当かな?原子力マフィアを信用できない国民!
第一原発2号機では事故後初めて微量の燃料デブリを格納容器外に出すことに成功し、3号機では燃料デブリの大規模取出しに向けて工程や予算規模の検討が行われている。
今後の廃炉に向け、燃料デブリの保管施設をはじめとした新たな施設の建設は急務。国と東京電力は2051年までに廃炉を完了させるとしている。(福島テレビ)
ポスト・ナベツネルール踏襲の官邸と読売始動!
石破茂首相は7日夜、東京都内の日本料理店で、読売新聞グループ本社の山口寿一社長と会食した。 首相はこれまで秘書官と食事をしたり、会合に飛び入り参加したりすることはあったものの、民間人との本格的な会食は10月1日の就任後で初めて。
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