本澤二郎の「日本の風景」(5331)

<浜田人脈NO1加藤健吉父子の永朗建設大暴走=核汚染ごみ事件の元凶を暴いたあっぱれ御園・平野の実力>

誰もが予想できなかった房総半島の水源地の「命の水と土壌・大気汚染」の元凶である311東電核汚染ごみを、密かに持ち込んで暴利を懐に入れて、平然とふるまっていた産廃業者とダンプ屋を暴いた袖ヶ浦市の御園豊と木更津市の平野廣志の調査力に、茅野村の仙人は、改めて脱帽するほかない。

窮鼠猫を噛むというが、旧水田派・池田淳派・水野水野清建設大臣秘書を歴任した御園豊と彼を支えた平野廣志は、郷土愛に最後の人生をかけている証拠であろう。善人とペンの共闘による闘いである。原状回復への道はまだ先かもしれないが、自由に生きながら前進する市民の抵抗は、それが孫や子供たちに評価される限り、必ずや成果を生む。



不法投棄事件のワコー・和光の産廃業者と大量の核汚染ごみを搬入した永朗建設は、ともに木更津市に拠点を置く悪の権化ともいえる房総半島殺し企業として断罪されなければなるまい。


<永朗建設と千葉県警の腐敗>

「千葉県全域と東京・神奈川での事業展開」を宣伝する永朗建設は、2011年の311フクシマ東電原発爆破事件と並行して暴利作戦を敢行する。ハマコーやくざの策略始動である。東北復興に向けた巨大すぎる32兆円資金に、ゼネコンとやくざと悪徳官僚が手を組んで、不正と腐敗の表面化に歩調を合わせた。


真相究明が不可欠だったが、巨大すぎて言論人の誰も手を出せなかった。あろうことか原発推進新聞の読売は、原発の存続とさらなる推進に精力を尽くしていた。32兆円に群がるゼネコン・やくざ・官僚が「銀座を制圧した」10年だったといえる。そのための資金を愚民化した全国民が支払ったのだが、永田町の安倍・清和会はそれでもあきたらず「東京五輪」と大阪の「万博とカジノ」を立ち上げ、やくざとゼネコンに塩をたっぷりまき散らした。

政治不信が尋常でないほど膨らんだ背景なのだ。覚醒しない房総半島の有権者には反吐が出る。

恐ろしいほどの借金財政は、数世代の未来の日本を直撃する。それでも「国債でカネをばらまけ」というバカ政党に大義はない。行財政改革による節税で十分対応するのが、天の声である。


大局論はさておき、木更津市のやくざ代議士の下で、千葉県警刑事、木更津署刑事(やくざ担当)の加藤健吉は、いまでは県警OB随一の金権力で、君津市の亀山駅前に二つの豪邸を建て、注目の人となったいる。一度会見をしようと考えている。千葉県警と連携する象徴的出来事である。

やくざと芸能界、やくざと角界の関係が、昨今の加藤の自慢である。娘は芸能人と再婚、木更津市内の「ハマコーラーメン」店を出したほどだ。やくざ代議士の恩恵を加藤健吉父子に転がり込んで、ハマコーの倅の選挙も、腐敗し「戦争党」になった公明党創価学会の支援で毎回楽勝。大馬鹿な野党バラバラ選挙が、「やくざに投票」という恥ずべき有権者に変化はない。仙人にならなければ生きられない房総半島なのである。

こうした「やくざ支配の房総半島」を多くの国民は理解できない。当然であろう。前代未聞の記事なのだから。

311に比例して永朗建設は、いち早く福島県に拠点を築いた。ダンプカーの数は80台という。全部で数百台との調査結果を平野・御園は明かした。

年金15万円の凡人ジャーナリストには、気の遠くなる事態の表面化にたじろぐばかりである。永田町・霞が関の腐敗は、推して知るべきである。


<永朗建設から倅の身代わりが市議に!>

加藤も真っ先に市議になった。やめると娘を出した。永朗の実質の経営は、加藤の倅だ。まだ名前は不明だが、前科者として知られている。「仲間を生き埋めにして懲役11年くらった。殺人事件で11年は軽い。背景にやくざの力が司法に及んだ」と見られている。

永朗の名目上の社長は、倅の身代わりという。その人物が市議になっているというのだ。

やくざ方式は、足元を固める。市議会に根を張るところから市政・県政に首を突っ込む。加藤健吉も同じ手で、君津市と木更津市を抑え込んでいる。

永田町で頂点の権力抗争にうつつを抜かしてきた派閥記者は、この年になって地方自治取材に首を突っ込む羽目となった。足元の市政は、利権にうごめく悪党によって支配されている。

袖ヶ浦市の核汚染ごみ問題が、筆者の関心事となってしまった。

2024年10月31日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)