本澤二郎の「日本の風景」(5313)

<憲法・民意に反する法務検察=警察庁レベル>

国民にとって不都合なニュースほど逃げられない。繰り返し声を上げて人々に知らせる責務が、大事なジャーナリストの仕事である。言論界も議会でも触れない円激安政策は、あまりにもひどすぎる悪政である。


円を天文学的に刷りまくっていくと、円の価値は激減する。輸入大国の日本では、そうして物価の急騰を招いて10余年。アベノミクスの継続で、依然として消費者、特に食料や原油などの高騰で人々の暮らしをぶっ壊し、それがぬぐいがたい政治不信に連鎖。

株屋と財閥に暴利をもたらす愚民政策には、安倍内閣以降の金融政策による。持てる者に傾斜し、貧者の命を奪う悪政だ。政治不信はそればかりではない。正義と公正の発露である、国民に安心安全を約束する法務検察の姿勢が、袴田冤罪事件で人々に大きな不信感と深い傷を生み出している。世紀の冤罪事件で知られる袴田巌事件に対する法務検察の、非人間的な不当な認識が検事総長談話と法相会見である。司法に対する国民の怒りは、異常な高まりを見せていることに気付いた。

不正を働いて出世するという警察庁の中村格事案を連想させて、この国の正義を危うくさせている。


<統一教会ずぶずぶの法相疑惑>

従来は法相という立場は、誰でも座れる椅子ではなかった。右顧左眄しない見識のある政治家のポストで、他の閣僚よりも一段高い存在として内閣を主導した。過去には前尾繁三郎や後藤田正晴らである。ところが、石破内閣の牧原法相はカルト教団の統一教会国際勝共連合の支援で国会議員になったような不可解な政治屋であることが、政権発足直後に暴かれた。検察を指揮する資格がない。

自民党の裏金脱税議員の捜査において、甘すぎる処分をした検事長を、検察のトップに格上げした岸田前首相の政略人事によって、その地位を手にした畝本総長に比例したかのように、両者とも冤罪事件の被害者である袴田さんを、犯人視したことは、法務検察の正義に蓋をかけるような司法の右傾化を象徴している。


同時に、自衛隊を米国の戦争に引きずり込む憲法違反の安保法制に対する主権者の正義の訴えを、法廷で傍聴した市民を暴力的に抑え込んだ石垣事件を、故なしとしない。

主権者は、牧原や畝本のような疑惑の人物を法務検察のトップにする人事に抵抗と批判で対抗する責任があろう。これは憲法の命じるところだ。


<袴田巌免罪に「犯人扱いの検事総長・畝本」を擁護>

袴田さんの不運な人生に寄り添うことが出来ない法務検察。他方、警察や検察の証拠の捏造を認定した静岡地裁の判事は、正義を貫徹してくれた。

改めて袴田さんを犯人扱いした検事総長とそれをよしとした法相に対して、国民の一人として激しい怒りを抱く。運命として受け入れがたい。


余談だが、昨日親類先のSさん宅で購入した米を精米してもらったのだが、そのさい、彼の近所のKさん宅の悲劇を聞いて、人のはかない運命にたじろいだ。K先生夫妻は、子供のころはおしどり夫婦としても有名だった。

夫の方は、馬来田小学校の5、6年の担任で、赤紙一枚で侵略戦争に狩り出された幸運な帰還兵だった。体操の時間でよくげんこつをもらったが、新聞記者になっていたころ、偶然久留里線で出会うと「戦争だけはするな」と釘を刺してくれた。それが最後の教えとなった。今も肝に銘じている。

K先生には立派な容姿の3人息子がいた。夫妻そろっての教師だから、生活は豊かで3人とも高等教育を受けて、立派な社会人となって、それぞれが素晴らしい人生を歩んでいたと、ずっと思っていたのだが、現実は違っていた。先生は大酒のみで80代で亡くなった。子供の中には過激派の活動家もいたらしい?次男と長男はとっくの昔に亡くなり、最後に残った末っ子が数日前に亡くなった。K家を継ぐ者は誰もいなくなってしまった。


医療事故死させられた努力家の早稲田を卒業した次男の写真を見て、毎日元気をもらっている自身の将来を暗示しているのか?

翻って袴田さんのあまりにも厳しすぎた運命に、誰も比肩することなどできない。そうだとすると、権力ポストに一喜一憂する人生にいかほどの価値があろうか。せめて善人として悪を封じ、未来の子供たちのために、豊で安全な自然を死守する核廃絶を願う袖ヶ浦市陣場台の人たちと共に、人間らしい人間として覚悟の人生を送ることが我が運命かもしれない。

法相・検事総長の尊敬されない生きざまは、決して素晴らしいものではない。人生は一瞬、100年もたてば、誰も思い出してくれる人はいない。

2024年10月13日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


(読売)1966年の静岡県一家4人殺害事件で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審無罪が確定したことについて、牧原法相は11日の閣議後記者会見で「長期間にわたって袴田さんが法的に不安定な地位に置かれたという状況については大変申し訳ない」と謝罪した。8日公表の検事総長談話が、控訴断念を表明しつつ、再審無罪判決に強い不満を示したことについて、弁護団から「無罪になった人を犯人視している」と批判が出ている。この点について、牧原法相は「検察は無罪を受け入れている。そうした意見は当たらない」と述べた。

もんじゅ西村裁判 � (行政訴訟)日 時: 2024年10月18日(金)13:40〜 場 所: 東京地裁 803号 法廷 訴訟名: 個人情報審査請求取消(行政訴訟) 被 告: 東京都 原 告: 西 村 訴訟名:個人情報審査請求取消 (行政訴訟) 個人情報審査請求とは⇒西村成生の死因に関する下記4件

 中央署は「西村はホテルから飛び降り自殺した」と記者会見で発表、しかし西村の遺体損傷はホテルの8階非常階段(高さ30M)からコンクリート地面に飛び降りた損傷は無く、遺体に多数の大小のアザ、両腕に多数の擦過傷。真実は遺体に刻まれていた、死亡日時、場所? 証拠? 58年前、袴田巌さんを捜査した警察署員等が捜査を誤り、検察庁官が捏造し裁判官が虚偽判決文を書いた、行政や司法の杜撰な管理体制の検証、処分が必要である。西村変死事件は中央署長はじめ刑事課員等が他殺を自殺とし、捏造、行政の似た構造です。