本澤二郎の「日本の風景」(5250)
<ナガサキ平和宣言とユダヤ(資金)>
昨日の夜、YouTubeを開いていたら、元自衛官を自称する人物が公然と日本核武装論をぶちまけていた。日本会議の会員か。先に海上自衛隊幹部らが大挙して、憲法・国民が許容できない戦争神社・靖国参拝を敢行し、驚愕させられたが、その不条理な行動を政府防衛省も野党も言論界も黙認して、この国の危険なさい先を暗示した。危険な兆候である。
平和憲法を破壊する極右・自民党に対抗してか、79年目のヒロシマとナガサキの平和宣言は、アメリカの「核の傘」を否定した勇気ある対応を見せた。ただ、後者ではG7の6か国が参列を拒否するという意外な事実と、それに屈しなかった長崎市の正義を知った。イスラエルによる無辜な女性子供のパレスチナ人大虐殺という蛮行に抗議したナガサキの正義は評価されよう。
ウクライナ・ロシア戦争は、核の脅威を確実に近づかせている。ヒロシマとナガサキの国家的行事は、一瞬といえども揺るがせにできないことを世界に発信している。同時に、核を提供する原子力発電所の廃止運動も。この一点で自公政権は危険極まりないのだが、野党と言論界にその破壊力がないのが悲しい。
原子力マフィアは、日本政府と電力会社を制圧し、原発再稼働のみならず、核汚染水トリチウムを海洋投棄するという地球破壊に余念がない。房総半島では、袖ヶ浦市や君津市に投棄された核汚染ごみを排除する市民運動が正念場を迎えている。「未来を生きる子供たちのために命がけの闘争が始まった」と御園豊ら地元の活動家は意気軒高である。
<カルト教と金=戦争に引き金>
それにしてもナガサキでは、ユダヤが動くとG7が動くという予想外の事態に日本国民は、背後のユダヤ教とユダヤの金融資本の存在に気付かされた。ワシントンの政治を操るロビー活動の雄はユダヤであるが、それがヒロシマにも持ち込まれ、人々はうろたえている。ユダヤ教に限ったものか?
我々は戦前の侵略戦争を操った神社神道を知っている。現在の自民党議員は神道議員連盟の信者として、議員事務所に神棚を飾っている。自衛隊の司令官室もしかりだ。
最近の事例としては、公明党創価学会の変身がカルト教団の恐怖を教えている。平和を放棄して、特定秘密保護法・自衛隊参戦法・共謀罪という戦争体制構築に一役買った創価学会。太田昭宏・山口那津男・原田某と安倍晋三による暴挙を、多くの国民は知っている。
戦争の原動力は武器弾薬だけではない。宗教が軍人の精神を操る。それはロシア・ウクライナ戦争とイスラエル・パレスチナ戦争しかりである。宗教とカネである。歴史の教訓を学ばない輩は、現在も未来も盲目。同じ愚を繰り返す!
<日本の教訓=天皇制国家主義(神社神道+財閥)>
戦争神社としての神道は、自民党の日本会議の主体となって、自民党議員の精神を操っている。
収穫の秋は、国民の懐から大金を集める季節である。創価学会は12月だが、神道は1月についで、秋が本格的な金集めの季節。祭礼にかこつけての憲法違反の金集めが、大々的に全国規模で繰り広げられる。プラス財閥の資金も。
これらと自民党の選挙戦略も連動する?ヒロシマとナガサキの平和宣言もまた正念場を迎えている!房総半島も、そうであろう。
2024年8月10日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
ナガサキ平和宣言
核保有国と核の傘の下にいる国の指導者の皆さん。核兵器が存在するが故に、人類への脅威が一段と高まっている現実を直視し、核兵器廃絶に向け大きく舵(かじ)を切るべきです。そのためにも被爆地を訪問し、被爆者の痛みと思いを一人の人間として、あなたの良心で受け止めてください。そしてどんなに険しくても、軍拡や威嚇を選ぶのではなく、対話と外交努力により平和的な解決への道を探ることを求めます。
唯一の戦争被爆国である日本の政府は、核兵器のない世界を真摯(しんし)に追求する姿勢を示すべきです。そのためにも一日も早く、核兵器禁止条約に署名・批准することを求めます。そして、憲法の平和の理念を堅持するとともに、北東アジア非核兵器地帯構想など、緊迫度を増すこの地域の緊張緩和と軍縮に向け、リーダーシップを発揮することを求めます。
天文学的借金大国日本!
(読売) 財務省は8月9日、国債や一時的な資金を調達するための借入金、政府短期証券を合わせた「国の借金」が、6月末時点で1311兆421億円になったと発表した。3月末に比べ13兆8805億円増え、初めて1300兆円を突破した。
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