本澤二郎の「日本の風景」(5212)
<国家公安委員長・警察庁長官に警鐘=警察の監察機能低下=犯罪
もみ消し常態化=千葉県警は最悪>
日本の新聞記者は「日本警察は最高」と嘘を書きなぐってきた。警察の宣伝を鵜呑みにしてきただけである。実際は、警察員の劣化はひどい。大事な監察(監査)機能が低下・劣化しているためだ。署長ら警察幹部の犯罪もみ消し事件は少なくない。今回の鹿児島県警本部長のもみ消し事件発覚は、氷山の一角にすぎない。
腐敗した警察の一番手の千葉県警では、やくざ代議士の配下が暴力団担当(マル暴)だったことが、袖ヶ浦市の核汚染ごみ不法投棄事件を調べてきた地元住民によって、見事に証明された。
<県警OBが嘆くX=映画顔負け=やくざ代議士の子分刑事>
敗戦時の伊勢神宮一帯の治安を担当した内務官僚・渡辺一太郎は、筆者に対して「天皇は朝鮮人」と遺言のように明かしていた。伊勢神宮を調べ上げた結論だった。彼は千葉県警本部長時代は、やくざ県議(のちに国会議員)の逮捕に必死で取り組んだ。
だが、40年ほど前から同県警の内部の警察員の点検を怠ってきたことが、やくざが跋扈する房総半島に変質させた。
Xは現在、房総半島の産廃という大きな利権を動かすボス。元千葉県警のやくざ暴力団担当刑事で、その後に木更津署刑事二課では、土日になると地元のやくざと博打に興じていた。
県警の監察官がその事実を掌握し、処分する前に本人は辞表を出して県警を辞めた。やくざ情報は県警内部に及んでいた。
待ち構えていたやくざ代議士は、Xを呼んで君津市議に出ろと催促した。Xは市議会議長にまでなってハクをつけた。議長を辞めると、娘にバトンタッチした。
房総半島の水源地は、ごみ溜め化しているが、それの仕切り役がXである。事件を起こし服役してきた息子に産廃業をさせ、福島県内にダンプカー80台を動かして、核汚染ごみ処理の利権で暴利を懐に入れた。
袖ヶ浦市の陣場台に不法投棄された放射能核汚染ごみ事件は、そうして具体化した。恐ろしい恐ろしい世にも恐ろしい水源地を放射能のごみ溜めにした。地元住民の命がけの調査に房総半島の人々は驚愕し、今後の成り行きをじっと見守っている。
以上のことは千葉県警OBたちは、ほとんど知っているというから、千葉県警の監察や内部告発の機能そのものが腐食して死んでいたことになろう。映画よりも現実はすごい。房総の民は棄民そのものといえるだろう。
岸田文雄の「法の支配」という雄叫びは、単なる出まかせに過ぎないことが理解できる。
<君津市議=議長=産廃利権の大元締め=豪邸住まい>
「出世するにはやくざ暴力団と仲良くなれ」「カネが欲しい人間の屑はやくざが一番」という県民・市民が多数の民度の半島に、真っ当な人間は、房総半島から去るしかない雰囲気である。
暴力には手も足も出ない庶民ばかりだ。沈黙することで、自ら言論の自由を奪うことで生きる人間の屑が目立つ房総半島だという故郷に、呆然とする凡人ジャーナリスト。
それでも戦前は小作人だった両親が、分け与えてくれた小さな土地を捨てることは、生きるためにできない。感謝感謝の日々でもある。逃亡は許されない。房総半島を「希望の大地」に蘇らせるしか生きられない。窮鼠猫を嚙むしかない。
「やくざ暴力団追放国民会議」を立ち上げた理由である。袖ヶ浦市や木更津市・君津市の勇気ある市民運動家が少なくないことも分かってきた。
国家公安委員長や警察庁長官は、この房総半島の惨状に対して、どう対処するつもりなのか。Xは莫大なカネを手にして豪邸を建てた。再婚した娘の婿にも豪邸を用意したという。財務省・国税庁長官は、必要な措置を取らねば房総の民から税金を取ることは出来なくなるが、どうするのか。
「国破れて山河在り」というが、その山河が破壊されているのは千葉県である。そういえば検事総長に千葉県出身の女性が就任したと報じられている。郷土愛があれば、何かしてくれるだろうか?
<木更津市の有力者が真相暴露=署長のもみ消しいくらでも!>
40年以上も木更津市の交通・治安活動に協力してきた有力者のことを既に書いたが、彼は「木更津市は亡くなった。ハマダ市になってしまった」と嘆いた。市長も市議会もやくざ系が占拠している。議会を初めて傍聴して驚いた。質問者が市にお伺いを立てるようで、正直泣いてしまった。市議会が機能していない。市長発言もないのだ。
有力者は断言した。「署長の事件のもみ消しはいくらでもある」と。監察機能は間違いなく死んでいるのである。
以前にも書いた。複数の法相経験者が「検察は事件を立証するしないの権限を独断でしている」と。検察も警察も死んでいる。
<岸田君よ!首相権限でJR馬来田駅周辺と林・高谷地区に防犯灯を設置してほしい。頼むぞ>
宏池会担当記者として一番長く頑張ってきた凡人ジャーナリストの、たっての陳情は、木更津市のJR馬来田駅界隈と袖ヶ浦市林・高谷地区界隈に防犯灯設置を設置してもらいたい。やくざ暴力団追放国民会議としての切なる要望である。宏池会事務局長の佐々木君よろしく頼むよ!
2024年7月2日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
(大事な記事)鹿児島県警そのものの存在基盤を脅かす事態だが、その矢面に立った西畑氏自身は、国土交通省から出向している国交官僚だった。捜査や治安活動とは無関係のキャリアを歩んできた西畑氏が就く警務部長は、監察部門を指揮する立場にある。監察部門について、ある警察OBは「監察は『警察の中の警察』と呼ばれている。職員の不祥事だけでなく、危機管理の観点から組織内に幅広く目を光らせる。警察組織に潜り込んだ過激派のあぶり出しも行うなど組織防衛の要だ」と話す。そんな重要ポストに、なぜ捜査経験のない国土交通省の官僚が就いていたのか。
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