本澤二郎の「日本の風景」(5177)

<新聞アカハタが歯ぎしりする米国要請の大軍拡の戦争法案(経済秘密保護法案・防衛省設置法等改定案)が野党(維新・立民・国民)賛成で参院委員会で審議なし可決!>

「政府と自民・公明の極右勢力が、ワシントンからの大軍拡法案をあっさりと委員会採決で処理した」という記事を、アカハタで読んだ、という法律家が電話をくれた。凡人ジャーナリストも国民も知らなかった。新聞テレビが詳しく報道しないためだ。

戦争時の秘密保持と、おそらく米軍指揮の自衛隊を、一元的に指揮する司令部創設案は、議論もせずに1日で可決。

主権者が知らない間に、大軍拡の危険な法律を一瞬に可決する委員会の存在に驚く。議会が悪法成立の自動装置と化している?


<やくざ系国対に手も足も出ない無様すぎる野党>

房総半島の人間は、その多くが「自民国対がやくざ系防衛族で動いている」と信じている。「ロッキード事件のさいに検察が暴露した150万ドル賭博事件の浜田幸一の配下が、自民党衆参の国会対策委員会を牛耳っている」ことに危機感を抱いている。

異常な政治不信のもとでの岸田人事にあきれ返っているのだが、わが新聞テレビは沈黙している。その成果が表面化しているこわい事実を、アカハタも報じない。日本大丈夫か!


<早朝のゴミ出しにマイカー監視の隣人=我が家の車もアンテナ折れ、空の缶詰め缶投げ込まれる!>

昨日は不慣れな農作業に手を出した。ネギが10センチほど伸びてきたので植え替えた。そのさい、腰をかがめて猫の額のような狭い場所の作業のため、足腰を痛めてしまった。

くしゃみをしただけで背中の下部の筋肉が痛い。早朝に筋肉痛が両足のふくらはぎを直撃、痛いと悲鳴を上げて起きた。

その後に「燃やせるごみ」を運んだ。まだ5時過ぎだ。すると隣家のおばさんと出くわした。「毎朝車の無事を確かめている」というのだ。油断していると、誰かがいたずらをするらしい。そういえば廃車同然のマイカー「スズキのスイフト」の屋根の小さなアンテナが折れている。もう半年か1年前かもしれない。

「やくざ暴力団追放国民会議」を立ち上げた後には、空の缶詰缶2個を玄関先と駐車場に投げ込んできた。「缶詰にされてたまるか」と威勢はいいが、衰えた体力には勝てない。隣人は「ゴミ集めの会社は入れ墨やくざよ」と勧告してくれた。「やくざが支配する房総半島」は、袖ヶ浦市の住民の言い分が嘘ではない証拠である。「散歩も用心」である。


<韓国が驚愕!国疲弊して戦争国家に突き進む危うい日の丸>

「韓国・朝鮮日報が分析したイケイケどんどんの旭日旗」と言わぬばかりの記事を、昨日のネット報道で見てしまった。大陸や半島から島国を眺めた軍事分析は、大いに気になる。

日中関係の亀裂は、繰り返し指摘してきたのだが、松下政経塾の偏狭なナショナリスト・野田佳彦のもとで、棚上げしてきた尖閣諸島の問題を、突然日本が「国有化」宣言したことで、決定的となった。これ幸いとばかり、今度は安倍・清和会が「台湾有事」を合唱し、ワシントンの反中議員を巻き込んだ。

台湾は「中国の一部」という国際社会の合意を放棄した安倍内閣は、台湾独立派政府をテコ入れし、事態はのっぴきならないところへと突き進んでしまっている。


<43兆円は100%戦争準備=憲法違反!>

米中対立と中ロ接近という新冷戦下、朝鮮日報記事は「日米両国は中国をけん制する唯一の手段として米日同盟の大々的強化に乗り出した」と指摘。さらに「国内政治の面で日本は、安倍内閣時代の2014年に平和憲法の新たな解釈を通して「集団的自衛権行使」の方針を発表したことにより、海外での軍事行動を合法化した。続いて22年には、岸田内閣が戦後77年を経て安保3文書を改訂し、敵国に対する先制攻撃を含む「反撃能力」の保有を公式化した。外交的な面でも、日本は20年に中国を包囲する米日豪印4カ国のQUAD結成の先頭に立ち、22年には日豪新安保共同宣言を通して準同盟レベルの安全保障協力格上げに合意した。23年には韓米日安全保障協力体発足の一助となり、最近は米日比首脳会談を通して中国を念頭に置いた3カ国安全保障協力体制を発足させた。日本は間もなく、米英豪のAUKUS活動にも加わる見込みだ」

「このように日本は、北大西洋条約機構(NATO)のような単一の地域同盟体がないインド・太平洋地域において、米国の忠実な同盟国として、中国の勢力膨張に対抗する自由民主陣営諸国を相互連結する全方位連結者の役割を遂行している。単に外交的役割にとどまらず、対中国の緊張が高まった南シ海でこれ見よがしに米国と合同海上訓練を繰り広げ、中国の台湾侵攻時の参戦を公言するなど、軍事的関与も拡大しつつある。かつては日本のこうした動きが周辺国の懸念を呼ぶこともあったが」

<歴史の教訓を軽視すると現在未来も盲目=また繰り返す日本>

<一発のミサイル攻撃で原発崩壊(第二フクシマ)で沈む日本>

2024年5月27日記(茅野村の憲法仙人・日本記者クラブ会員・やくざ暴力団追放国民会議)

日中首脳会談

【ソウル共同】中国の李強首相は5月26日に岸田文雄首相と会談した際、旧日本軍の中国侵略を念頭に「歴史問題」は台湾問題と並ぶ中国の核心的利益に関わる問題だと強調した。李氏は台湾問題と歴史問題は「中国の核心利益に関わる原則的な問題であり、信義の問題でもある」と重要性を指摘。その上で「特に台湾問題は核心利益の核心であり、レッドラインだ」と語り、日本をけん制した。また東京電力福島第1原発の処理水を改めて「核汚染水」と呼び、海洋放出は「人類の健康に関わる」と懸念を示した。処理水の長期的な国際モニタリング(監視)体制の構築に「さらなる誠意と建設的な態度」を示すよう求めた。 

悲し!高齢者世帯の48.3%で「生活が苦しい」厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、高齢者世帯の48.3%が「生活が苦しい」と回答しています。また、5月26日投開票の静岡県知事選は、スズキの鈴木が勝利