本澤二郎の「日本の風景」(4812)
<ゼレンスキー電撃訪問は嘘、バイデン・岸田の極秘工作招待だった!>
「ウクライナのゼレンスキー大統領はオンライン参加」と吹聴して嘘を垂れ流してきたG7議長国の岸田文雄。実際は岸田の当初からの招待だった。昨日の5月21日に閉幕した夜、会見したゼレンスキー大統領が明かした。政府の嘘を報道してきた記者が「電撃訪問」について尋ねると、ゼレンスキーは怪訝な表情で否定し「招待されたのだ」と暴露した。
人類初の原爆投下の地・ヒロシマが、プーチンのロシアを壊滅させるためのG7の作戦会議の舞台となったことに驚く国民もいるだろう。「神風が吹かない」宮島の原始カルト教の厳島神社での必勝祈願祭だった可能性も高い。神社本庁・日本会議の作戦が、見事に功を奏したのだが!このことに誰も気付こうとはしなかった。神がかりのロシア撃滅作戦の行く手には、ヒロシマを崩壊させた核が、新たな核の第三次世界大戦が黒雲の向こうから近付いてきている。勘ぐりすぎだろうか!
それにしても人間の欲の皮は厚い鋼鉄のようだ。トランプを評価できないが、彼が「自分なら戦争させなかった」と発言している。嘘ではないかもしれない。バイデン家とCIAが、プーチンの戦争を誘引したものだ。これにワシントンの死の商人・産軍複合体が喜んで飛び込んだ。最新鋭機F16がいずれロシアを攻撃する。戦争はさらに激化する。人間は地球に住めなくなるかもしれないのだ。何ということか。
<激化させる長期戦争、ロシアのバフムト制圧は第一歩か>
ロシアの敵国の地位をつかんだ日本政府、ついで韓国政府。後者は地雷除去の支援をすることも決まった。ロシアが崩壊しない限り、日本の北方領土返還交渉さえもなくなった。北方海域の漁業も出来なくなるだろう。
非戦の憲法を手にする日本が、戦争当事国の片棒を担ぐことが、どういうことか、国家神道完全復活を目論んでいるカルト勢力の日本会議・神社本庁は理解の外である。
日本は岸信介が強行した茨城県東海村にミサイルが撃ち込まれると、もうそれだけで首都圏は壊滅する。「ありえない」ともう誰も否定できなくなった。日本会議という悪魔に乗った岸田文雄は、むろん生きられないだろう。
ゼレンスキー大会となったG7首脳会議に合わせて、ロシアはバフムトを制圧した。ウクライナ大統領は、当初は否定していたが、事実は否定できなかった。広島の原爆資料館を見学したあとの記者会見で「ヒロシマと今のバフムトは同じ」とコメントした。
ヒロシマの人たちは納得しただろうか。バフムト崩壊はすごいだろうが、皮膚が被爆で垂れ下がった童子の姿に人は一瞬で目を伏せる。しかし、G7やその他の首脳から、この世の地獄の資料を見ても、せいぜいフランスのマクロンが「衝撃的」とコメントするのが精いっぱいだった。
為政者の精神は狂ってしまっているのである。民主主義・自由と人権を口にする資格などない。ロシア・ウクライナの人びとは、新たに死人の山をいくつも数えきれないほど築くのだろう。
<平和のヒロシマで飛び交う武器弾薬・被ばく者の叫び=分断した地球>
一見して紳士と思われる男をよく知る女性は「動物」「狼」と表現する。昨日も来訪した高齢の夫人が口にした。
動物・狼を何とか人間にするために教育が人の道を説く。古来、哲学者は知恵を出し合って人々を納得させると、偉人と称せられた。為政者たる者は「修身の人」「斉家の人」にならないと、治国の人になれない。「平天下の人」になれない。今の地球には一人もいない。安倍もひどかったが、岸田もひどすぎる。新聞テレビは、そんな「動物」を礼賛しながら報道して、国民の判断を狂わせている。言論の狂いは恐ろしい。
宗教家でさえも、隠れると道を踏み外す。事件は至る所にはびこっている。高齢になって気付くのだが、高齢者でも道を踏み外している。薬物が友達らしい。覚醒剤がなくならない。「木更津レイプ殺人事件」取材で手にした教訓である。「禍福は糾える縄の如し」か。人間は多かれ少なかれ、相応の波乱万丈の人生を生きるという運命のレールを走っているが、それでも為政者たるものは武器弾薬を否定しなければならない。日本国憲法の命令である。
国家の人殺しは、いかなる事由があろうとも正当化出来ない。しかしながら、厳島神社に集った面々は、ありえない「必勝祈願」を祈った。茶番劇もいいところであろう。バイデンは80歳だというのに、最新鋭の爆撃機F16の使用を許可した。戦争激化のためのG7サミットそのものだった。
<国連事務総長は岸田の大軍拡に警告したのだが馬耳東風>
国連事務総長のグティエレスは「軍拡競争」を非難した。43兆円の超軍拡大国を推進する岸田だが、それに意を介した様子はなかった。岸田もまた精神異常者と見ていいだろう。21世紀の東条英機と評論したが、訂正する気持ちはない。ますます現実味を帯びてきた。
43兆円の戦争準備に対してヒロシマに集った各国の為政者の中から警告を発したのは、国連事務総長ただ一人だった。
カナダからやってきたヒロシマ被爆者・サーロー節子さんは「体温が全く感じられなかった」と怒った。核兵器禁止条約の文言さえもヒロシマ宣言に記述されなかった。ヒロシマ・厳島神社に集った輩たちは「戦争の話ばかり、武器の話ばかりだった」という被爆者が慨嘆する声を各国首脳たちは、完全に無視した。
<原爆のヒロシマ投下の原因は国家神道の一翼を担った侵略軍港守護神・厳島神社=G7+αの必勝祈願=神社本庁・日本会議の策略>
被爆者を含めていいたい。なぜ原爆投下だったのか。理由を理解しているのであろうか。歴史を知っているのであろうか。原因は日本の侵略と植民地支配にある。だが、戦争責任者のA級戦犯が政権を握った途端、日本国憲法を破壊している、まずは吉田内閣を打倒して、その政治潮流は「戦前」に戻った。満洲で暴れまくった輩たちが、いまの日本政府を乗っ取って、進軍ラッパを吹き鳴らしている。おわかりか、元凶は日本の侵略戦争にある。被爆者はそのツケを払わされている悲劇の人たちである。
侵略は好戦派のヒロヒトが元凶である。可能にした犯人は国家神道と教育勅語。後者が森友事件となった。安倍昭恵は知っている。日本会議も。そしておぞましい財閥である。財閥に屈した韓国の尹政権は、そうして岸田と手を握った。韓国民の半数以上がこれからも反発を続けるだろう。反省も謝罪もしない財閥が、日本政治の黒幕である。
<ヒロヒト・国家神道・財閥と自公維の祭政一致体制=お陀仏か>
戦前の侵略勢力の代表が岸田内閣、その前の安倍内閣、はたまた小泉・森内閣である。自民党清和会派閥が制圧した日本政府の下で、靖国・伊勢神宮・厳島神社が国家神道に向けて浮上した。戦前そっくりの天皇制国家主義の現在であることに、日本国民は目を開いて直視しなければならない。
改憲軍拡の先導役はカルト宗教である。神社神道と生長の家や統一教会。統一教会は岸が宗教法人にしたイカサマの反共教団である。自民党も維新も同じ貉、そこに創価学会公明党も組み込まれた祭政一致の政権与党なのである。
いつの時代も宗教が戦争の先導役である。人々を戦場に狩り立てる役目が宗教で、日本は国家神道である。そして暴利をむさぼる死の商人・財閥。
いま霞が関も国会も司法も眠っている。学界も目を覚まさない。日本は今まさにお陀仏の時を迎えている!あえて天下の正論を披露した。
2023年5月22日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
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