本澤二郎の「日本の風景」(4791)
<極右・統一教会の安倍清和会が岸田内閣と自民党本部を依然制圧>
あえて日本列島の山猿の動向というテーマで、深刻すぎる現状を観察しておこうか。房総半島の愛宕山の猿と比較すると、少しはましなはずだが、大きな差はないようだ。
永田ムラの大将猿は、事態をよく見ながら行動する。危うい日本列島での活動が本質的に好きではない。性格が全く違うため、時間さえ取れれば海外に飛んで、そこでうまい飯をいただくことにすっかり慣れてしまった。
いまは遠いアフリカの地で、混迷を深めているスーダンの内戦にかこつけて意見交換をしながら、日本として協力したいと同行の子ザルたちに報道させて満足している。
ニホンザル軍団の実権は、依然として狙撃弾で殺害された長州の山猿の軍団である。分をわきまえない彼らの越権行為は当たり前だ。その一匹は東南アジアのフィリピンに押しかけて「大陸の覇権行為を許さない。支援してゆく」と大見えを切って、ニホンザルの外交特権を行使して威勢がいい。「そんな大それた行為は越権行為だ」と諭せる外交猿は霞が関にいないらしい。
「日本とフィリピンは共に同志国だ」とやくざのような言動を吐いて、真夏のような気候に汗をかきながらの発言のトーンは野蛮きわまりない。
「この俺様が長州ざるの後継者だ」と吹聴しているのだろう。夏目漱石のようなチンパンジーは、腹を抱えて笑いながら高見の見物に興じている。
そういえば、彼こそが韓国から渡ってきたカルト猿の忠実な下僕だ。「カルト猿を解散させる」と息巻いていたヒロシマ猿は、海外逃亡ですっかり忘れてしまったらしい。報道担当の子ザルたちも、猿軍団の代表で構成されている人間社会の国会に相当する最高意思決定機関のややチンパンジーに近いはずのエリート猿たちも、内輪もめで「カルト猿の解散問題」を無視している。
それだけではない。
長州の最愛のメス猿の昔の嘘の責任追及にも、今では過去の問題となってしまった。列島で一番不人気の猿だからか「許せない」と牙をむく良心的な猿の標的であることは変わりないのだが。最後の唯一の後継者を奈良の都に擁立したが、これまた関西で台頭してきた賭博行為が大好きな猿軍団が育成したカジノ猿に敗北した。
<日本列島猿軍団の夢は正夢か?>
立憲民主党参院議員の小西洋之が「自公維民が主導する憲法審査会は猿か」という正論に、夢から覚めた今も、永田ムラ全体に当てはまるのではないだろうか。日本列島猿軍団は、長州ざるの獰猛な狼に変身したかのようだ。心底そう思う。
50年間、永田ムラと付き合ってきた凡人ジャーナリストの夢は、目を覚ました後も「正夢」に近いと感じる。
房総半島の愛宕山の猿を見たことはない。話だけだが、今も元気に生きているのだろうか。永田ムラは、すっかり安倍・清和会という「神の国」信仰者に乗っ取られてしまった。今からすると、森喜朗・清和会に一人抵抗した加藤紘一を支援できなかったことが無念の極みだ。当時は家庭のことで頭が一杯だった。思うに「修身斉家」の人間にならないと「治国平天下」は実現できない。
加藤の乱は、原始宗教「靖国」勢力を打倒する戦いだった。彼の決死の戦いを阻止した人物が、野中広務や中曽根康弘、さらには小泉純一郎だった。身内のはずの谷垣禎一らだった。保守本流の加藤や池田行彦は?二人とも護憲リベラルだったのだが。
フィクサーの渡辺恒雄に屈しない真っ当な政治家だった。岸田文雄は、恒雄に屈した愚かすぎる政治屋二世である。言論を武器に政治屋を操る技を駆使した悪党は、今も生きているが、読売ももはや限界に近い。
<暴利をむさぼる財閥の出店電通=財閥が分からないと日本は見えない>
政商から財閥にのし上がった財閥こそが、靖国信仰を利用して政治を操った戦前。日本の侵略戦争はそうして起きた。最近になって天皇財閥のことを知り始めた。その莫大な資金にも注目が集まっていると聞く。
財閥は強欲の塊である。自己を制御できない。その野望の先に「戦争」がある。死の商人の牙城だ。国民を犠牲にしても財閥は消滅しない。歴史の教訓を学ぶことは決してない。戦後に財閥研究の本が一冊もない。
財閥が政党と宗教・学会全てを牛耳っている。東電フクシマの311にも目もくれず、原発推進を政府に押し付ける。フクシマの犠牲さえも無視する獰猛な悪魔そのものであろう。
欧米の二大財閥に比べると、日本や韓国の財閥は小さいが、日本では最大の力を有している。
安倍を動かした背後の黒幕は財閥だった。姿を見せない。国民に知られずに、暴利・強欲が尽きることがない。国民が死んでも、彼らは生き残る。ナベツネは財閥の配下だろう。
<財閥に43兆円の超軍拡予算を閣議決定で血税プレゼント>
<アベノミクス金融政策で500兆円内部留保、続けて植田日銀も円安強行>
岸田文雄は「9条は変えない」と公約してきたが、政権を担当すると、公約を反故にした。財閥に屈した。そして43兆円の戦争準備体制を打ち出した。野党さえもこれに抵抗しない。共産党でさえも。
第一、財閥という文字を書くのは、ずっと以前からだが、筆者一人である。いまこうしてペンを進めていくと、文字が消えたり、勝手に行間さえも狂い始める。個人のブログさえも規制してくる。
<袖ヶ浦の林・高谷地区住民はやくざ放射能に屈しない>
しかし、財閥に屈してはならない。電通ごときの悪徳企業に屈してはならない。袖ヶ浦市林地区の仲間は、フクシマの放射能問題で決死の戦いを始めている。支援のペンを折るわけにはいかない。多くの国民や近隣の人々は、まだ覚醒していないが、それでも変化が起きてきている。永田ムラのような、血税をどっさり懐に入れて、優雅な暮らしと無縁の住民はチンパンジーとなって命の戦いを続けていく。
兵庫県の名物市長の発言録の一部を拝借する。自治体は報道関係者に金をばらまいて、ペンを封じている。まさに猿山のやる手口だ。言論人なら「突っ返せ」といいたい。チンパンジーもいる。覚醒してきている。財閥の思い通りにさせてなるものか。財閥の仲間にもチンパンジーがいるはずだが。
財閥人間でも核戦争に生き延びる人間はいないのだから!
2023年5月1日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)
ぶっちゃけた話、兵庫県内の多くの自治体では、いまだに地元新聞やそのグループに上手にお金を渡している。大阪維新の会などもマスコミとウィンウィンで付き合ってますしね。
「兵庫県の自治体は地元マスコミにカネ(税金)を渡している」名物市長・泉房穂が激白…役所と地元マスコミのズブズブ過ぎる関係【暴言騒動の内実も】
旧統一教会、都立高や大学隣接地に土地6300平方m取得…進出阻止へ住民連絡会(読売)
安倍晋三サポートのSNS工作隊😱
https://twitter.com/d_stonestone/status/1637419523484811264?s=20
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