北朝鮮人道支援か<本澤二郎の「日本風景」(4181)

<電通世論調査に誤魔化されるな!五輪強行は日本に悲劇、悲劇>

 いまこの地球上に安全な場所はない。今日も房総半島で地震があったが、これの大きな地震が、菅義偉が師事した梶山静六・弘志の地元・茨城県の東海村で起きて、危険極まりない核施設が爆発すると、100%首都圏は崩壊して、人間が住めなくなるだろう。安倍や菅、梶山も命がない、この世から消えてしまう。もちろん、首都圏民も。まともな地震学者・物理学者がいれば、官邸前で警鐘を鳴らすだろう。


 そういえば昨日、官邸前でデモをした「たんぽぽ舎」の関係者に、もんじゅ西村成生謀殺事件の資料を郵送してくれた市民運動家の友人が、以前原発反対の活動家・杉嶋拓衛君の様子を聞いてくれたが、やはり「最近は姿を見せていない」という。彼に大事すぎる真実を伝えねばならない。友人らの通報を待ちたい。


 元清和会関係者が、昨日早朝、電話をくれた時の話の核心は「1日も早く食糧難で泣いている北朝鮮に人道支援をすべきだ。崩壊寸前の菅内閣の、これが命綱だ」と指摘した。案の定、8月19日の菅の動静に、拉致問題の担当者が官邸に呼ばれ、相当突っ込んだやり取りをしている様子が見て取れる。政権浮揚策は、これしかなくなってしまっている。


<「フクシマ隠し」に4兆円をドブに捨てた日本政府の売国奴利権五輪>

 改めて「東電フクシマ隠し」の五輪強行4兆円の愚を、心底悟らされる。

 世界から生物兵器のようなコロナウイルスを呼び込んで、たかがスポーツ競技に浮かれた狂った日本人がいただろうか。1%の利権屋というと、電通やトヨタなどだろうが、五輪利権がらみの暴利を得た三菱・鹿島・大和ハウスなどなど、市民に隠れた暴利企業の存在を、生きている新聞テレビなら正確に報道する義務がある。そうすれば、ゆでガエル日本人も必ず覚醒するだろう。


 ちなみに五輪評価世論の数字は、電通仕込みで全く信用できない。まともな国民は、4兆円をドブに捨てた暴政を、生涯忘れはしない。これを北朝鮮の食料危機に向けた人道支援に回していれば、拉致問題はきれいに清算できただろうし、なによりも朝鮮半島が安定、東アジアに繁栄の機会を付与できる。日本国民もその恩恵を受ける。若者が正規の社員として、希望の人生を歩めるはずだ。


 頭の狂った菅義偉でも理解できるだろう。


 そこでは、武器弾薬不要の、信じられない東アジアに世界は驚くだろう。死の商人に踊らされることのない、平和の恩恵を手にすることが出来るのだから。日本列島と朝鮮半島の原子力発電所を全て廃炉にして、地球温暖化の元凶を取り除き、これを世界に発信して、地球の存続を確保、同時に放射能危機と核兵器開発を打ち止めさせることが出来る。そのための4兆円のはずだった。

 落ち着いて思索すれば、小学生でも理解できる。自衛隊は全国に野戦病院を半月ほどかけて立ち上げれば、自宅療養待機をなくさせることも出来る。


 医療崩壊を阻止できれば、コロナは恐れる必要はない。


<菅よ!今からでも遅くない、余剰米を即刻人道支援に回せ!>

 菅を支持する自民党員もいなくなってしまった。「信なくば立たず」という言葉を、清和会創設者の福田赳夫が好んで使っていた。菅は既に失格の烙印を押された「裸の王様」でしかない。


 残された仕事は、余剰米を直ちに北朝鮮に人々の胃袋に運ぶのである。そこから日朝関係は始動する。反共主義に取りつかれている精神が異常な人物に拉致問題を任せておくと、タイミングを失してしまう。


 8月19日の菅日程からも読み取れる。急いで朝鮮の人々の命を助ける、いま日本が出来ることはこれしかない。山谷えり子をよく知らないが、彼女が人道支援に前向きという印象はないが、政権は存亡の危機に立たされている。


 行動を起こせ!愚直に前に進め、である。

2021年8月21日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(8月19日菅首相日程)午後2時29分から同57分まで、山谷えり子自民党拉致問題対策本部長。午後2時58分から同3時14分まで、石川正一郎内閣官房拉致問題対策本部事務局長。


(時事通信)小泉純一郎元首相は20日、大阪市内で開かれた内外情勢調査会で講演し、日本は「原発ゼロ」を目指すべきだと改めて訴えた。小泉氏は「何の(使用済み核燃料)処分場もないのに、よく政府は原発を造らせるなとあきれている。すぐやめさせないといけない」と強調。「原発にかるカネは自然エネルギーにかけた方がいい。日本は世界でも自然エネルギーに恵まれた国だ」と指摘した。