電通の弱い者いじめ <本澤二郎の「日本の風景」(3821)

TBS強姦魔支援のため、伊藤詩織さん事件を報道させない大魔神>

 人々に災いをもたらす大魔神・電通の正体がわかると、至る所で弱い者いじめをしていることが、くっきりと見えてきた。その一つが、いま杉田水脈なる自民党国会議員を名誉棄損で提訴した、今では日本の勇気ある国際的ジャーナリスト・伊藤詩織さんを思い出した。犯人のTBS強姦魔を救済・援護しながら、同時に新聞テレビで、この性凶悪事件を全く報道させない犯人を特定することが出来るだろう。


 どなたも、列島に吹きまくる電通大魔神を思い浮かべることが可能だ。東芝病院で息子の命を奪われ、反省も謝罪もしない東芝を、刑事告訴しても、それを報道しなかった新聞テレビのことを想起させられた。


 しかも、東京地検も、続く検察審査会も、悪徳検事・松本朗の言いなりの不起訴で、軍配が東芝に上がった。人間の命を奪いながら、責任を取ろうとしない東芝と、責任を取らせなかった検察の舞台設定は、すべて電通の仕業だったのだ。当事者にはピンとくるものがある。


 強姦は、被害者人格の否定・人間否定のケダモノである。それを、あろうことか不起訴にした警視庁と、東京地検と、それを報道させなかったTBS強姦魔事件の異様な捜査の流れを、国際社会は驚愕して報道した。しかし、日本の新聞テレビは報道しなかった。

 なぜか?これも電通の仕業であろう。首相官邸と連携した電通大魔神の悪徳成果である。


<国際的ソプラノ歌手の自死との関係は如何に!?>

 昨日は、YOUTUBEで辻井伸行の、魔術師のようなピアノ演奏を聴いていると、そこに国際的な有名なソプラノ歌手の歌が飛び出してきた。


 以前、気になってネットで調べると、哀れ2019年に亡くなっていた。死因を隠している不審死だ。自死と思われる。


 日本人は、肉体的な理由から、欧米レベルのソプラノ歌手はいないか、育たないと聞いていた。彼女は例外だった。恵まれた体力と生まれつきの美声に、聴衆はうっとり酔いしれてしまう。

 日本にこんな素晴らしい歌手がいるのかと驚いて、ネットで彼女の人物像に焦点を当てると、彼女は創価学会員であることも初めて知った。

 ラジオ番組の単独インタビューで分かったことは、彼女は純真な平和主義者で、これから平和運動家として、国際的に活躍したいと抱負を語っていた。


 このことを知って、彼女の死について考えて見ると、沖縄の野原善正のこと、木更津市の戦争遺児のことが思い浮かんできた。


  安倍内閣で戦争三法の一番手に名乗り上げた特定秘密保護法問題で、戦争遺児は「当時国交相の太田ショウコウは裏切り者だ」と厳しく断罪した。二番手の自衛隊参戦法問題で、沖縄の野原は「池田先生の教えに反している」「創価学会の執行部は狂っている」として立ち上がった。


 それまで平和の創価学会公明党と信じてきた信仰者の多くは、疑心暗鬼にかられるようになったが、しかし、それでも上命下服体質の宗教組織である。行動を起こせる勇気ある信仰者は少ない。


 国際的な平和運動に意欲を見せたソプラノ歌手もまた、戦争遺児や野原のように内心怒り狂ったであろう。反発もしたはずである。まともな人間であればあるほど、学会からの離脱を考えたはずだ。


 ここで一つ大事な「足かせ」がはめられていることに、読者はいち早く気づくべきであろう。スターの座は、一人で獲得できるものではない。劇場やテレビ出演などの機会が、何よりも不可欠である。このカギを握っているのが、大魔神なのである。やくざも深く介在している。


 現時点では、憶測でしかないが、彼女は「足かせ」を外そうともがき苦しむ。そこに大魔神が襲い掛かった?死の直前に、彼女の人格を否定する動画がネットに流れたという説もある。


 「木更津レイプ殺人事件」の戦争遺児は、携帯電話による再三のドーカツに、生きる望みを奪われて床に卒倒した。彼女は110番通報をしなかった。ソプラノ歌手も同様の悲運に倒れてしまったのか?


 彼女の知られざる秘事を、夫はある程度、つかんでいるのではないだろうか。夫が法廷に駆け込む機会はないのか?日本人は、戦争のないこの社会で惜しい国際的人材を失った。

2020年8月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)