信濃町の死闘<本澤二郎の「日本の風景」(3666)

<コロナ禍で浮上した池田裏切り者とやくざレイプ殺人犯>

 戦争三法強行の事実上の主役・公明党前代表の太田ショウコウが、コロナ禍

で再び浮上した。国粋主義者の安倍晋三を抑え込んでの、一律10万円支給によって、富津出身のレイプ殺人事件の犯人にも30万円が支給されることが確定した。信濃町の死闘は、両者を徹底追及する池田親衛隊・泉下の戦争遺児を交えての三つ巴戦が、今後とも繰り広げられていく。


<池田親衛隊・美人栄養士は死して屈せず、徹底追及>

 戦争三法の一番手・特定秘密保護法が2013年12月強行成立した時点から、日本の言論界は沈み始める。多くが権力の走狗となって、NHKをはじめ「安倍報道」一色に変質してしまった。

 この場面で、一人反対に立ち上がった学会員がいた。木更津市の戦争遺児である。「(国交相の)太田は裏切り者だ。池田先生は決して許さないッ」と叫んだ。KT子さん、彼女こそ勇気ある池田親衛隊の第一人者・真の代表であろう。

 彼女の怒りは、その後、自衛隊参戦法強行の場面で、創価学会三色旗が国会周辺から沖縄で翻った。太田NOの善良な信仰者の雄叫びは、日本列島に燎原の火のように拡散している。

 創価学会の内紛の始まりともなった。池田側近の正木理事長解任が、さらに火の手を上げている。この過程で月刊誌「財界にっぽん」に国税の手が入って潰されてしまった。


 返す返す無念なことは、その4か月後の2014年4月26日、彼女はグリム童話「狼と赤ずきんちゃん」よろしく、やくざ強姦魔が経営する木更津市内のデーサービス「かけはし」という、発足したばかりの介護施設に、学会員のヘルパー吉田FUMIEに誘われたことから、不運すぎる人生を終えてしまった。

 しかしながら、彼女の叫びは列島にこだましている。木更津市内から、育児に専念した秋田県由利本荘市、君津市の山の手病院、同デーサービス「夢ここち」、さらには顔を見たこともない父の実家(木更津市畑沢)に限らない。

 太田ショウコウと殺人犯浜名追及は止まらない。


<裏切り人とやくざ強姦魔をとことん追い詰める!>

 人生は無情である。しかし、本人の意思は、そこに大義が存在する限り、継承者は地から湧いて出てくるものである。

 たっぷりと時間のある人間が、周囲には声を出さないが、いっぱいいるものである。政治的圧力が永遠に続くことなどない。

 信濃町ウオッチャーは「太田は、次期総選挙に出ないと潰される、という恐怖感を抱いている。その証拠に選挙区からの当選は無理なので、比例区から出て引き続きバッジをつけようとしている。池田裏切り者の第一人者の汚名を、本人も分かっているからだ」と指摘している。

 同時に「彼は莫大な金を手にしているが、学会婦人部の支持は弱い。池田の人間革命の破壊者として嫌われている」というのである。「過去に竹入義勝や矢野純也がいたが、戦争法制に加担して、池田を裏切った人物は、山口の公明党もだが、獣道を作ったのは太田である。安倍内閣がぐらついてきている現在、一番青くなっているのは太田のはずだ」とも。


 そして赤ずきんちゃんをかみ殺した、オオカミのやくざ強姦魔の浜名に対しても、彼女の反撃は信仰の世界からも続いていく。

 友人は「4月26日に浜名の長時間ドーカツの直後、長女との電話のやりとりの冒頭に床に倒れ込んだ。突発性の大動脈りゅう破裂だ。人間だれしも、強烈な精神的衝撃で亡くなる。被害者と犯人のやくざは携帯電話を使っている。携帯の通話記録という決定的証拠を消すことはできない。浜名は逃げられない」と今も声を荒げている。

 やくざの手先となったヘルパー吉田は、友人の前から逃げ回っている。もう一人の証人は、市内の大工・佐久間清である。「吉田と佐久間ともう一人、浜名の妻もすべてを知っている。うそ発見器を使えば、すべてが露見する性凶悪犯罪事件」なのだ。


<6年前の今日、殺人的脅迫に無念の突発性大動脈りゅう破裂>

 千葉県はやくざの県である。清和会OBの指摘だ。警察の力は間違いなく衰退している。ネズミから逃げる猫そのものであろう。霞が関には、泥棒猫のような輩が目立つ。

 466億円のマスク代にも、泥棒猫がまとわりついていることが発覚した。我が家のベランダにも、本物の泥棒猫が住みついていたことを、本日ようやく確認した。この世は、油断大敵だ。

 太田ショウコウは、池田の目を盗んで、泥棒猫のように、安倍に食らいついた。美人栄養士にかみついた強姦魔も、言ってみれば殺人的泥棒猫である。


 聞けば彼女は、当時、毎日、仏壇の前に3時間も座って、やくざの泥棒猫を追い払う祈りをささげていた。「ばらしていいかッ。映像も公開するゾッ」との脅迫に耐えられる女性は、この世に一人もいない。

 そして殺害されて6年、戦争三法の功労者の脅しに折れた安倍によって一律10万円支給、「木更津レイプ殺人事件」の犯人やくざ家族には3人いることが分かっている。結果、30万円を手にできることになる。デーサービス関連でも、血税をふんだくるかもしれない。公明党が支援するのであろうか?


<戦争未亡人は「岸壁の母」だったと「母たちの戦場」で証言>

 手元に創価学会婦人平和委員会編の「母たちの戦場」(第三文明社)がある。副題が「平和への願いを込めて」(8)聞き書き(千葉)編とある。219ページを開くと、KT子さんの母親である戦争未亡人が「助産婦として生きる」というタイトルで語っている。池田・創価学会の最高の贈りものであろう。


 1942年に結婚、3年後に夫は、硫黄島に向かう輸送船で、船もろとも沈んでしまった。筆者の父親の弟も同船していた。その話によると、遺児の父親は米軍機の空爆を受けた際、神である天皇から下賜されたと信じ込まされていた軍刀を取りに戻って、船と運命を共にしてしまった。軍刀などにこだわらなかった兵士は、皆生き延びた。


 遺児の祖父に当たる実家の両親は、裏山に墜落した米機の、米兵の死体を運び出し、こっそりと手厚く埋葬した。10年ほど前に、この美談すぎる事実が判明した。在日米国大使館関係者が訪れて、米兵の遺骨を祖国に返還した。

 友人は、その時のことを遺児本人から聞かされていた。当時は、鬼畜米英の盛んな時だった。命がけの埋葬だった。しかし、死者に差別などない。米国民は、このような日本人の存在に驚いたであろう。だが、戦後を生きた未亡人と遺児の運命は、あまりにもむごい。それゆえの信仰であったろうが。


<善良な創価学会・千葉県警の支援を、亡き戦争遺児に>

 遺児の父親の実家は、昔の地主で広大な山林を所有していた。将来、彫刻家を夢見て勉強していた。遺品の中に古典のレコードが沢山あった。中国戦線にも狩り出されたようで、その足跡記録文も。


 戦争未亡人の証言で涙が出てくる下りは、木更津の岸壁に立つ、永遠に帰らぬ夫と父を待つ戦争未亡人と戦争遺児の、切なくもいたたまれない様子だろう。「もう遅いから帰ろう」と声をかける母親の袖を強く引く幼子の一言は「おかあちゃん、お父さんはもうすぐ帰ってくる。帰らないで、待っていようよ」。


 戦争遺児を強姦・性奴隷、ついには命から、未亡人が購入した家宅地まで奪った悪魔にも10万円の不条理を、どうして法治国家が放置することなど出来ようか。善良な学会員と警察官の決起を!

2020年4月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)