2025年05月

本澤二郎の「日本の風景」(5541)

<恐ろしい日航の暴利航空券=怒りの告発>

日航は日本を代表する航空機会社。一度はバブル経済に浮かれて失墜、全日空と交代したのだが、コロナ禍を経て再び世界一の値段の高い航空機になっていた。知らないで、日航の羽田ー北京チケットを依頼され、軽い気持ちで引き受けて大失敗。二度と日本航空に乗るまいと誓った。

日航は民間の航空会社のはずだ。それでも乗客に対する親切さ・サービスが欠落している。倒産前の殿様商法に戻って、京セラの稲森方式は、すっかり影を潜めていた。


<庶民・高齢者に縁がない高額運賃>

一度倒産して再建を果たす過程では、無理すれば庶民も利用できる航空会社になって、わが知り合いは日航を利用するようになった。「中国機より安全」という神話が独り歩きしていたのだろう。

筆者も何度か利用した。お上のような傲慢無礼な態度も、高額運賃も姿を消した。よかったとの思いがあったのだが、武漢コロナの騒動の場面で、急遽、滞在していた北京を離れたのだが、日程変更した途端、料金が急変した。武漢からの帰国者はタダだったが、その分を北京やその他で横取りしていたのだろう。

昨年知り合いが日航を利用した時の様子を聞くと、4万円程度だった料金が7万円近く跳ね上がっていた。中国経済の転落に比例して下がると感じていた友人は、大いに困惑したという。

今回はその倍額である。


<会員カードも使用不能=村上総務相秘書も仰天>

昨今の航空会社は利用客にあの手この手で、他の航空会社に逃げられないように会員カードを作らせて、繰り返し利用するように仕向けている。日航はマイレージ会員カードで、いわば羽交い絞めにする。したがって航空券予約も、会員カードに従って進行するのだが、ここに大きな溝を作る。

ネットを知らない老人は分からないが、このカードを使用して航空券を購入する際、会員番号とパスワードを記入するのだが、これが必ずはじかれるようになっている。ログインできないのだ。何度試しても駄目。やむなく日航の問い合わせセンターに電話すると「現在使われていない」というNTTの録音。これも何度試してもつながらない。このことで2日ほど時間を取られた。

しびれを切らして、自民党唯一の善良な国会議員である村上誠一郎の国会事務所に電話した。よく知るH秘書に事情を説明して、なんとしても日航関係者をつかまえて、事情を訴えてほしいと依頼する。H秘書は村上事務所の全てを知る有能な実力秘書。現在は知らないが、大臣秘書官を務めた実力者でもある。

大臣秘書なら日航社員はすぐにつかまえるだろうと思っていたが、これも外れた。結局、旅行専門のHISから日航のチケットを取るしかなかった。結果はどうか、5,6万円と信じていたのだが、なんと13万3000円である。


<目の玉が飛び出る羽田ー北京が詐欺値段の13万3000円>

庶民には、目の玉が飛び出るくらいの高額運賃だ。貧乏人はうろたえてしまった。その後に村上事務所のH 秘書から「ようやく連絡が取れた」という電話が鳴った。

「マイレージ会員カード利用について、特別にこっそりとお知らせしたい、という返事が来た」という。思わせぶりな日航の対応である。既に5月31日出発の航空券を購入したと返事して、その値段を伝えると「エッ」と声を上げた。「そんなに高いんですか」「もう二度と日航には乗らない」と口走ってしまった。


<アベノミクス円安で飛行機に乗れない日本人>

貧乏人は2000円のコメが4000円になったと怒り狂っている。世界一高給取りの国会議員を代表して、不倫党の党首が「家畜の餌だ」と非難したが、彼は日本国民が家畜レベルに転落したことに気付いていなかった。日本の政治屋はタダ券で日航を乗り回している。羽田ー北京の14万円弱についても理解不能に違いない。それにしても日航の、新たな暴利体質で、この不況下を乗り切れるのであろうか。年金生活者には無縁だ。

日航のハワイ旅行10月1日出発便は20万9000円から42万7000円。庶民にははるかに、はるかに遠い値段だ。

2025年5月31日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


本澤二郎の「日本の風景」(5540)

<世襲政治屋・小泉親子の不条理な活躍と米騒動>

野党は歯ぎしりしている。小泉進次郎の備蓄米放出劇にうろたえている。前任の農水相のバカさ加減を裏付けてもいる。同じ世襲議員でも、こんなにも違うものか。江藤の父親はこわもての台湾派の農水族の一派で、岸信介の政治信条に傾倒していた。

江藤の手綱さばきのお陰で、進次郎は沈没寸前の自民党の救世主になれるかも?5キロのコメが倍額の4000円台に国民はうろたえたのだから。我が家は対抗策として、3000円台のもち米を購入した。赤飯も炊いたが、何日も続けるわけにはいかない。2日ほど前に君津市の薬屋スーパスーパー「ヤックス」で、3580円のコメ(パールライスのお米)を見つけて、手を出してしまった。2倍近い値段だが仕方なかった。念のため「備蓄米は入るか」と店員に尋ねた。彼女は首を振った。内心コンチクショウだ。


思い出すと、妻の実家の大田区は川崎喘息の土地柄。息子の喘息改善のため、50年前に元上総の国望陀郡茅野村の実家近くに300万円で小さな家を建てた。農協にでも再就職しようと考えたが、首都県紙の東京タイムズ政治部は、安月給だったが住み心地がよかった。平和軍縮派の宇都宮徳馬を知り、自民党派閥をくまなく取材できた。書きまくった。

同い年の小泉純一郎の結婚式(仲人は福田赳夫)にも呼ばれた。現在、参列者の生存者は数人程度か。田舎は単なるねぐら、仕事場は永田町の国会・首相官邸・自民党本部。東京タイムズのお陰で、一人権力の中枢を歩くことが出来た幸運に、今も感謝している。したがってコメで苦労することはなかった。今回のような農水官僚・農林族・農協の悪辣な吸血鬼価格は、今回初めてだ。背景にJAバンクの投資の失敗がある。「財閥と株屋を潤すだけのアベノミクス」に対する反発も。それにしても、主食のコメの値段の倍額は許されない。円安インフレで庶民の暮らしは著しく悪化している。年金生活者や母子家庭は深刻この上ない。

国民は怒り狂っている。そこに進次郎が登板して、あたかもドジャースの大谷のような豪快なホームランの連発である。野党のやっかみも分かる。何とか2000円の備蓄米を食べてみたい。しかし、それが叶えるかどうか?目下、自信がない。


<備蓄米2000円放出は進次郎ホームラン>

「備蓄米は人間が食べるコメではない」という玉木という不倫党首が反発したが、国民は「ふざけるな」だ。超インフレ下では、日本人の多くは動物レベルに追い込まれている。世界一高給取りの国会議員ではない。

問題の根源は、農水省の減反政策にある。よって田舎の水田は荒れている。農水官僚の馬鹿げた実績である。日本の誇りは車ではない。米を増産して、その余剰米を世界に支援することである。そのためにも武器弾薬はいらない。財閥など「死の商人」任せの自公体制と、それを補完する野党、言論界に沈没した日本の元凶がある。

アベノミクスを廃止すれば、円は1ドル100円に高騰し、人々の懐は膨れて、消費は伸びる。後世にツケを回す国債乱発・積極財政は間違いである。財政法4条と9条憲法を死守する正義の政治家が現れれば、日本国民は幸せになれる。

ともあれコメの値段を半分にする進次郎は、政治屋から政治家になれるかもしれないが、靖国参拝だけは許されない。ここが進次郎の恥部か。


<靖国参拝は300万人死者への冒涜=国際社会の怒り>

物忘れのひどい日本人でも、日中・日米戦争で300万人の若者の命を奪った財閥・国家神道・軍閥の天皇制神道国家主義の戦争犯罪を忘却しているようでは人間ではない。他国民を1000万人以上も殺傷した侵略戦争を、憲法も国民も許さない。

アジア諸国民は断じて許さない。アメリカ人の全てが真珠湾攻撃を記憶している。依然として日本国は国連の敵国条項扱いである。


このことを小泉親子は、忘れて靖国参拝に励んでいる。彼らは東芝など財閥の歴史の繰り返しに貢献している。彼らの祖国の朝鮮半島の人々は、靖国参拝を断じて忘れない。同時に300万人の死者が、今を生きる日本人に対して抱く、天皇家の神道に複雑な思いを抱いている。


<今も動く結婚式の引き出物の時計>

不思議なことに純一郎の結婚式に参列した筆者は、その時の引き出物のちゃちな電気時計が、今も動いてくれている。日本の時計技術はすごいと改めて驚く。

小泉親子が、わがあばら家に来て「動く時計」見学をしたいのであれば、喜んで招待したい。もっとも、秘書官など随行員の休む部屋はないが。そして進次郎君に「母親孝行をしなさい」と忠告したい。そういえば、泰道三八君は今どうしているのだろうか。

2025年5月30日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


(追記)けさのYouTubeに以下の見出しが出ていた。袖ヶ浦市の核汚染ごみのブログを、長崎県の知り合いがYouTubeに載せてくれた。感謝したい。


No69本澤二郎氏▲放射能汚染土 除染土 健康被害 全国にばら撒き廃棄 埋め 千葉県袖ヶ浦市太陽光パネル 売国政治 傀儡政権政府の国側の犯罪 ヤクザ土建 国民の血税を貪る 小泉

本澤二郎の「日本の風景」(5539)

<石破・小野寺・中谷軍拡トリオに怒りやまず>

プーチン嫌いは天に届くほど多いはずだが、米国のバイデンによるウクライナ支援と英雄気取りのゼレンスキーもまた戦争犯罪者である。そのことを100年前に茅野村・松本英子の非戦論が暴露している。

そして産軍複合体のワシントンも、ドル暴落の危機を迎えている。因果応報であろう。ミニアメリカ路線に舵を切った自民党も、血税を武器弾薬の財閥に回すという大軍拡推進によって、生活保護者のみならず核汚染ごみ事件で、日本丸を危機状態に追い詰めている。


今の政権の軍拡トリオに非難が集中して当然だ。石破茂・小野寺五典・中谷元の軍拡トリオだ。背後には安倍晋三の死の影と岸田文雄の42兆円大軍拡計画が後押ししている。その奥には神道・神の国の森喜朗と靖国参拝派の小泉純一郎、その奥の奥に戦犯の岸信介、言論界の正力松太郎と渡辺恒雄が控えている。

「米軍と一体化することで中国と対峙する」という恐ろしい軍閥OBのささやきを直接聞いたことがある。むろん、今のワシントンは日米軍による中国征伐(台湾有事)など想定できないのだが。


軍縮を否定する軍拡派の「イケイケどんどん」の核政策が、福祉の日本を滅ぼそうとしている。貧困化している日本の現実・現状に蓋をする自公政府と野党の大半が、繰り返されようとする歴史で人々を翻弄している。相変わらず核武装のための原子力発電推進の流れは、ヒロシマ・ナガサキでも変わらない。フクシマ311にも目を向けようとしない自公政府と野党の一部の野望に、平和軍縮派の声は押しつぶされている。


<天まで届け!生活保護受給者の貧困の叫び!>

「10年以上の裁判を闘うなかで亡くなった方や、声を上げられない生活保護利用者の気持ちを背負い、今日ここに来ました」。生活保護基準を引き下げたのは健康で文化的な生活を保障した生活保護法に違反するとして、受給者が国や自治体に減額の取り消しを求めた訴訟。27日の上告審弁論で意見陳述に立った大阪訴訟の原告団共同代表、小寺アイ子さん(80)=大阪市旭区=は、保護費引き下げによる受給者の苦境を訴えた。


プーチンとゼレンスキーの好戦派による犠牲者のことを考えない日本政府と一部の日本人の存在に比べれば、戦争を止めさせようと努力している今のトランプ大統領は、はるかにましである。

岸田や石破・中谷・小野寺は、天に唾する悪しき政治屋に違いない。


神社神道が本物の宗教であれば、戦争を食い止めるための、せめてもの祈願でもすべきだが、伊勢神宮や靖国神社でそれを聞かない。哲学も宗教も無力であることを裏付けている。カルト神道もカルト創価学会、カルト統一教会などは、単なる金集めと自公向けの集票組織でしかない。

生活保護受給者の小寺さんの10年戦争に耳を傾けようとしない日本人は、鬼畜以下ではないだろうか。


<無知は犯罪=核軍拡阻止の房総半島>

それでも賽銭を投げ入れて手を合わせる日本人がいる。祭礼だと酒に酔いしれる日本人がいる。

80年前の300万人の犬死に対して、反省も謝罪もしない天皇家の祭礼に正直、反吐が出る。人間の思考力に劣るような信仰とは何なのか。戦争をするための太鼓持ちではないか。

近代史の先哲・井上清が断罪してやまない「神道は原始宗教に毛の生えた程度のお粗末なお祓い宗教」という分析には、頷くほかない。単なる気休めではないのか。

真っ当な人間は、多かれ少なかれ無神論者であるのも当然ではないだろうか。所詮、ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も神道も仏教も人殺しの武器と言われかねないだろう。

誰か反論できるだろうか。人類最後の砦が、このありさまである。


要は人類は有史以来、一歩も進歩していないことになる。それどころか核を手に入れ、福祉をつぶし、人間と地球を破壊している。原発は平和の核などという屁理屈で、正当化できるわけがない。科学者も政治屋と同じ利権屋に過ぎないだろう。


2日前に袖ヶ浦市陣場台の核汚染ごみ不法投棄現場に立ってみた。そこは広大な山林が、やくざ系産廃業者による無許可の森林伐採から始まった。「最初の3年間は白い粉がまき散らされた。その後に房総半島を襲った15号台風による館山市の瓦などが投棄され、同時にフクシマから永朗建設の大型ダンプで核汚染ごみを持ち込んで、周囲をがれき残土で覆いつくし、その一部を太陽光パネルで蓋した。においも姿かたちのない核汚染ごみに誰も気づかなかったが、住民はフクシマNOのダンプがおかしいと察知して放射能測定器を持ち出した。房総半島どころか日本列島に衝撃を与える衝撃事件が発覚した」と元国会議員秘書が視察に訪れた市議に説明した。


「ざっと60万立法メートル」との説明に納得した。広大な盛り土の高さは30メートル以上だ。「熱海の盛り土どころではない。環境省や福島県の担当者は、盛り土をボーリングして測定すると、高い危険な数値を確認できるはずだ、といわれた。業者のワコーに要請したところ、3年前から逃亡して協力しない」「市や県や警察にも要請したが、同じく逃げて対応しない。我々は命を懸けて原状回復に総力を挙げる」との地元住民の決意に改めて納得した。

格軍拡派との闘いは確かにきつい。家宝の日本刀を枕にして休む日々という住民の敵対勢力は、やくざ暴力団でもある。


軍拡トリオと原子力マフィアとの、気の遠くなるような日本史を飾る歴史的闘争に対して、房総半島の住民は、必ずや立ち上がるに違いない。それは生活保護受給者の生きるか死ぬかの戦いとも共通している。正義と勇気が、今の日本に満ち溢れれば日本再生も可能であろう。多数国民の参加を強く呼びかけたい。

2025年5月29日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


「核軍拡トリオ」の財閥擁護作戦は血税!

日米関税交渉をめぐり、政府が米側に対し、米企業の半導体製品を数十億ドル分購入する提案をしていることがわかった。買い手の日本企業には補助金を出す。輸入額が数千億~1兆円規模にのぼる可能性があり、日本に対して約10兆円ある米国の貿易赤字削減につながる「交渉カード」としてアピールする。(朝日)


ワシントンはコロナワクチン禁止=妊婦・子供の健康を守る!

【ワシントン共同】ケネディ米厚生長官は27日、X(旧ツイッター)でビデオ声明を発表し、健康な子どもと健康な妊婦に対しては新型コロナウイルスのワクチン接種推奨をやめると表明した


日本に軍拡求めるメルケルはただの人だった!

ドイツのメルケル元首相が27日、東京都内で開かれたトークイベントに出席した。日本が防衛費引き上げにこれまで慎重だったとして「歴史的背景は理解できるが、21世紀において十分ではない」と述べた。ロシアのウクライナ侵攻などで世界の安全保障環境が大きく変わった現状を踏まえるべきだとの見方を示した。(共同)


本澤二郎の「日本の風景」(5538)

<カルト神道広報に徹する正力・ナベツネの読売・日テレ>

昨日に限ったことなのか、不思議なニュースが日本列島に流れた。

(千鳥ケ淵戦没者墓苑で拝礼される秋篠宮ご夫妻=東京都千代田区で2025年5月26日午後0時40分、新宮巳美撮影)

秋篠宮の進歩的な発言と行動は、時に天皇家の異端児扱いされるが、カルト神道まみれの皇室・宮内庁で、非宗教施設の千鳥ヶ淵墓苑を訪れ、拝礼したという秋篠宮に好感を抱いた憲法人間は多いだろう。

ワシントンの重鎮が、戦争神社の靖国に参拝することはない。「天皇のために死んで靖国で再会しよう」などという80年前の日本の国家神道の狂気には、父親が無事に帰還した家族でも怒りがこみ上げてくる。

むろん、近隣諸国の要人も小泉農水相の父と子とは手を組まない。80年前の侵略戦争を誰も忘れてはくれない。第一、国家神道から現在の神社本庁に格下げされても、神道は戦争責任を受け入れていない不気味な宗教法人である。


やくざ暴力団に殺害(木更津レイプ殺人事件)された木更津市の栄養士・影山T子さんは「我が家は決して靖国参拝はしない」と公言していた。戦争遺児の平和への祈りは強い。おそらく反神道のキリスト教や仏教徒の信者は、同じ思いなのであろう。木更津署は犯人のやくざ浜名(介護施設経営)を逮捕しない。これも不思議である。筆者は「300万人の死」という史実と、憲法の信教の自由原則のことが壁を作り、靖国参拝を許さない。そして戦争責任について反背も謝罪もしないカルト神道を、到底「文化だ」などという屁理屈で容認はしない。まさに日本を戦争に駆り立てた立役者となった、靖国やいうまでもなく神道という原始宗教に、自立した精神・心を委ねようとは、決してしない。いわんやカネと票で政治権力を壟断する現状に対して、違和感を抱いている。むろん、私人の信仰は自由であるが。公人は特定宗教参拝を禁じている。

法曹界も正義と勇気がないと、まともな法曹人と言えない。伊勢神宮に肩入れする石破・菅・岸田・野田らは憲法破壊者だ。むろん、安倍晋三や小泉親子も。注目したい宗教では、反安倍を貫徹した顕正会。同会は機関紙で安倍批判、安倍国葬にも果敢に反対したという事実を確認した。


この神社本庁の広報にテコ入れしている読売新聞と日本テレビの存在を、改めて昨日確認できた。正力松太郎やナベツネの新聞テレビは、カルト神道派といえる。核原発を推進し、大軍拡と改憲に執着する正力・渡辺には、言論人失格である。

 

<日中米戦争の300万の死に向き合わない天皇教はどこから=朝鮮半島>

80年前の戦勝国の失敗は二つ。一つは国家神道を神社本庁として存続させたことだ。もう一つが財閥解体に失敗したことである。戦争要員は宗教と財閥。残るは軍閥だが、42兆円計画が始動している。武器弾薬株高騰がそれを裏付けている。現に自民党防衛族が自民党の政策決定の最高責任者だし、防衛相はやくざの倅から現在は自衛隊出身議員。軍閥も復活している。


日本は日中侵略戦争と日米戦争で若者を300万人も戦死させている。それでも靖国合祀で国家神道を温存させている。財閥はアベノミクスで600兆円と巨万の富を抱え込んでいる。

安倍ごときは伊勢神宮でのG7サミット、岸田は厳島神社サミットとカルト神道を前面に押し出した。これは奇怪なことである。

天皇家は朝鮮半島から鉄(武器)と宗教(神道)を日本列島に持ち込んで、日本列島の支配者となった。歴代の天皇は、征夷大将軍に命じて、アイヌ民族を亡ぼしてしまった。以前の沖縄は、琉球王国として大陸の皇帝と結びついていたため、天皇は手を出せなかった。島根県に行くと鉄の文化の流れが見える。出雲大社を覗くと、天皇の神道の源流を知ることが出来る。

出雲大社の宮司は「第二次世界大戦で戦意高揚に励んだ」と筆者にコメントした。内務官僚の渡辺一太郎は、日本人としてただ一人伊勢神宮をくまなく調査した。その結果、彼は「天皇は朝鮮人」と筆者に遺言した。


<祭礼祭り報道の新聞テレビとカルト神道の共存>

著名な歴史学者の井上清(京大名誉教授)は、神道を「原始宗教に毛の生えたお祓い宗教」と断じ、そのことを岩波文庫の「日本史」に明快に記述している。

現在は「祭礼宗教」だ。他方で、主権者・国民の公金をくすねて莫大な金と票を集めている。統一教会と創価学会は、無知な信者から大金を事実上、強奪している。金と票という集金・集票組織でしかない。

新聞テレビは神主・氏子信者と共存し、祭礼報道に徹して主権者の精神を危険な道へと誘い込んでいるようだ。

人間の心を操作する宗教は、戦争と連動しているため怖い。

2025年5月26日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


読売・日テレの神道報道と神道相撲の金まみれ=「不思議な国」に魅せられ来日、神道文化にのめり込み神職に…「伝統というたすきをつなげていく」(読売新聞)

樹齢850年の坂本龍馬ゆかりの神木倒れる 本殿や末社の一部破損、ケガ人はなし 京都・武信稲荷神社(日本テレビ)。 大の里、横綱昇進で待遇も激変…月給は大関の250万円から300万円 付け人3人から10人に(カルト神道相撲)

本澤二郎の「日本の風景」(5537)

<コメ大増産=余剰米は海外援助が主権国家のたしなみ>

護憲リベラルの大平正芳首相(当時)が、官邸の大広間で「70になると子供のころを思い出す。田んぼのあぜ道がくっきりと一つ一つ脳裏に浮かんでくる」と語っていたが、これは本当のことである。日中友好と大角連合の時代が懐かしい。


筆者の散策する農道近くのあぜ道は、やたらと耕作放棄した水田がもう10年、20年以上前からある。犯人は農林省・自民党農林族・農協による関税700%政策による減反、悪しき悪政による。

減反を止めることが目下の小泉農水相の任務だ。日本は恵まれた水田でたくざん米を作り、余剰米を海外援助に回せばいい。なぜそうしないのか。農政に正義の観念を注入すれば、コメの急騰というおぞましいことは起きない。

農林族の森山や農水省事務次官を国会で証人喚問すれば、1日で決着する。それをしない野党には、自民党国対費が大量に流れている証拠にちがいない。

靖国参拝の小泉親子の政教分離違反は、許されざる憲法違反であるが、現在の進次郎農水相の一手は成功だ。問題は次なる一手である。腐敗した農林官僚の首を斬れるか?

企業団体の献金を禁止できない、すなわち議員の闇献金継続派の小泉にそれができるかどうか。その場合、水田の水が有毒物質で汚染されている課題を処理できるか。

いまの日本人は、河川の水をくみ上げて飲料水にしているのだが、その河川の汚染を解決しないと、健康なコメを生産することは出来ない。


農薬・汚染米や農薬野菜や有毒添加物の食品で、日本人の健康は破壊されている。児童も健康的に生きることをされ奪われている。不健康な日本人ばかりかもしれない。これに医学は対応不能だ。原因不明の突然死は、いたるところで見受けられる。

放射能と共存させられているフクシマの住民は、哀れを通り越している。300キロ離れている房総半島の水源地でも、やくざ暴力団が高レベルの核汚染ごみを不法投棄していたことが3年前から分かっている。先日長崎県のユーチューバーが、本ブログを参考にしてYouTubeに発信してくれた。聞き取れない会話の部分もあって多少の誤解を与えかねないが、興味ある読者は「NO69本澤二郎氏の放射能汚染土」でアクセスするといい。


<農林官僚と農林族は腐敗している=首を切れ>

農家の家に飛び込むと、21世紀だというのに「神がかりの世界」に覆われているようで、近代人は気味が悪い。国家神道の遺産がそのままだし、近代を代表するテレビは、読売の野球や相撲観戦に乗っ取られている。

ただし、集票組織としては神社神道の氏子信者は、創価学会レベルで強固だ。そこに鎮座している自民党農林族と農水官僚の腐敗は、いわば当たり前らしい。農家は、現在も高額な農機具を買わされている。中農以下は機械貧乏に泣かされている。大農ともなれば農民の1%族で優雅そのものだ。


問題の根は、農水官僚と農協と農林族議員である。ここに正義のメスを入れないと、コメの急騰はなくならない。


<小泉進次郎はスタート成功=次は腐敗官僚の首切り>

進次郎の本番は、腐敗した減反農政に正義の観念を注入し、腐敗を絶滅する風通しの良い農政を構築できるのかどうか。厚労省と環境省を巻き込まねばならない。それが出来るか。


進次郎の危険ラインは、靖国参拝が隣国との戦争に追い込まれる可能性を否定できない点である。凡人ジャーナリストの一番の不安材料だ。その点で、極右・日本会議の追及にもかかわらず、外相の岩屋はよく頑張っているようだが。

こうした事態は、野党の無能無責任な議会活動が主権者に提供している。ここに悲しい日本の民主主義の底の浅さを感じてしまう。

この国の近代化は道遠しか。ワシントンやソウルにといい。

2015年5月27日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


石破首相と小泉農相が政府備蓄米べきかの随意契約によるコメ価格抑制に乗り出したことを巡り、国内コメ農家の保護を重視する自民党農林族はコメの増産や輸入拡大など、コメ政策の大転換につながることに警戒感を強めている。


追い詰められる韓国統一教会本部の賄賂工作事件

ハンギョレが25日に入手した「世界平和統一家庭連合家族に捧げる文」によると、世界宣教本部は「一部マスコミが言っているのは、世界平和統一家庭連合に属していた数え切れないほど多くの人物のうち、ある個人の私的な動機と行動」だとしたうえで、「私的な動機で行動してきたことについては、必ず摂理と統一家の構成員全体の前に罪を請い許しを求めなければならない」と明らかにした。


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