2025年03月

本澤二郎の「日本の風景」(5481)

<企業団体献金廃止は天の声>

「小選挙区制は腐敗を生む」(エール出版)は1993年11月に書いた懐かしい思い出深い本である。もう32年前にもなる自画自賛本だ。ナベツネの前の読売新聞政治部長の多田実(千葉県出身・硫黄島学徒出陣の生き残り・中央大学法学部OB)が、本気で「よく書いたね」とほめてくれた。彼は今は天界で「企業団体献金は禁止せよ」と叫んでいるに違いない。


ナベツネはロッキード事件で児玉誉士夫と共に墜落するはずだったが、なんと児玉の暴力を活用して読売の人事権を掌握して、多田を追い落とした。正力松太郎の改憲軍拡派が読売を支配していたのであろう。悪人は悪運が強いのだろうか。ナベツネは正力の指示で中曽根支援に突っ込んでいた。児玉はつぶれたが、ナベツネと中曽根は生き残った。


我が東京タイムズ政治部OBの早坂茂三(田中角栄秘書)に土下座までして、改憲軍拡派の中曽根政権を誕生させるナベツネ。読売新聞は中曽根新聞を見事に変質させた。以来筆者は、国会記者会館での読売の新聞切り抜きを止めた。

多田はその後、日本テレビキャスター、ついで二松学舎大学教授、母校中央大学講師になって活躍する。中曽根後継問題では、護憲リベラルの宮澤喜一を推す政治部長の筆者と、岸の娘婿・安倍晋太郎にテコ入れする当時の東京タイムズ社長の徳間康快(徳間書店オーナー)と対立すると、多田は二松学舎に筆者を呼んだ。講師から教授になる時点で、ナベツネの横やりが入って追い出されてしまった。しかし、今も護憲リベラリストの多田には感謝している。読売の多田派は一掃される。


ちなみに徳間は、早稲田を卒業して読売社会部記者になったという関係で、ナベツネとの関係はよかった。彼が安倍支援を約束した理由ともなった。安倍は元毎日新聞記者。日経の田中六助と共に岸派を担当、岸は長女の洋子を安倍に託したとの経緯もあり、毎日は安倍支援。そこで岸・安倍は、首都県紙・東京タイムズを安倍新聞に変質させようとして、次々と毎日OBを東京タイムズ編集局幹部に入社させる。


毎日のOBである大森実のために大森本を徳間書店から出版させる徳間。さらにいうと、徳間書店の主銀行は首都圏銀行の平和相互銀行だったが、同行は醜聞発覚で落ち込んでいた。元大蔵省の福田赳夫と関係が深かったことから、徳間は福田派との関係が深かった。

それでも、平和相互銀行スキャンダルで大蔵省の行政指導がはいり、関東進出を狙っていた関西の住友銀行に吸収される。その時の蔵相が田中派の竹下登。徳間は慌てて住友にいち早く飛び乗ろうとして「竹下に会わせてくれ」と何度も頼まれた。

無事に住友に乗り換えると、赤字会社の東京タイムズを倒産させる。敗戦後の新橋界隈で生き残った当時高層の7階建てのビルで、首都県紙として産声を上げた。住友は東京タイムズを倒産させて、ビルを住友ビルとして再建する。


筆者は既に宇都宮徳馬の日中友好と平和軍縮論に傾倒していた。20年の政治派閥記者として派閥のすべてをマスターしていたが、政治思想としては護憲リベラル派の宏池会と三木派、水田派のボスとの関係に執着していた。政権を取る前までは、中曽根の嘘に騙されて期待した時もあった。しかし、結局は彼を「平成の妖怪」と命名して、彼の改憲軍拡論を批判する本を次々と出版、怒ったナベツネが糧道を断ってきた。お陰で現在も、袖ヶ浦市のS君に言わせると「こんなぼろっちい家に防犯カメラが付いている」と評価してくれている。昔話はこの辺にして、政党への企業団体献金は厳禁が当たり前である。


<金で動く政治は民主政治の破壊元凶>

古い話を披露する。岸の別動隊の血盟団・青嵐会の友人に「政治は何で動く」と聞いてみた。「それはカネか票。両方なら全く問題ない」と即答した。自民党派閥記者も無知の人間だった。

自民党政治はカネで動く。自公民3党も、である。

誰もが知っているようで知らないことは、市民との交流で理解できる。日本の政治はカネで動いている。そんな政治を20年間、追いかけてきて、結果は「ぼろっちい家」に住む政治評論家は、大馬鹿に違いない?対して300億円貯め貯め込んだといわれるナベツネは善人ではない。本当の悪党だ。一人息子の銀行マンは、いま相続税対策で苦労しているに違いない


<主権者は自公民を叩き潰す責任>

自公民3党は企業団体献金を禁止しないと決めた。恐ろしい政党を内外に誇示している。靖国参拝派の小泉進次郎が、先頭を切って国民の声を抑え込んだのか。やくざ暴力団も、カネと票を政治屋に提供して、地域社会を制圧している。横須賀一家を知らないが、広域暴力団・稲川会の一味なのであろう。主権者は自公民を叩きつぶす勇気と行動力が不可欠だ。


<30年前の廃止公約を守れない政党はいらない>

宏池会の池田淳秘書だった御園豊は、小選挙区制を強行する際の会合に池田の代わりに出席した。彼の記憶では「当面様子見で実施。駄目だったら元に戻せばいい」という合意の下で実施する。その際に血税を政党に配るという条件で、企業団体の献金廃止も決めた様子を目の前で見ていた。だが、すべて反故。たっぷりと血税を懐に入れながら、企業団体献金パーティーを与野党こぞって実施している。しかも、世界一の高給を血税からも。これほど優雅な議員活動は地球に存在しない。国民は奴隷そのものだ。それでも廃止しない自公民は、世界的な守銭奴政党と断罪するほかない。


<超物価高阻止もしない財閥・官僚任せで国民生活は破綻>

昨日はスーパーで買い物をしていると、野菜コーナーでおばあさんの悲鳴が聞こえてきた。「たけーい(値段が高い)」と。客の買い物かごを覗くと、野菜は少ない。露骨な物価高政策が驀進している。財閥・企業・農林官僚・農協・日本銀行が関与している。自民党族議員も。日本にトランプやイーロンマスクはいないのか。

2025年3月31日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


変化なし?中谷はワルの元宏池会議員

(ブルームバーグ): 中谷元防衛相と来日中のヘグセス米国防長官は30日、初めて東京都内で会談し、日米同盟の抑止力、対処力強化の取り組みを進めていくことで一致した。


本澤二郎の「日本の風景」(5480)

<FoE深草講演会で不用意な一言「正力松太郎賞」>

最近は他人の話を聞いたことも、自らマイクを握ることもない。それでいて、突然他人に向かって「正力松太郎賞」と口走ってしまった。不用意な発言を聞いてる方はさっぱり意味不明?見事な恥かき質問に苦笑するばかりだ。


美しい桜咲く大地に、冷たい雨が降り注ぐ房総半島・袖ヶ浦市の教育センターで講演会は開催(3月29日)された、国際環境NGOの深草亜悠美講演会での質問の場で、おそらくは核汚染問題に関しては日本一の竹野内真理さんの一言を思い出して、説明抜きに口にしてしまった。


<311東電フクシマの真犯人=A級戦犯内閣・岸信介と読売の正力による核電力推進の因果>

フクシマ報道は読売新聞・日本テレビのほかNHKまでも、すべての日本の言論界が、いうところの原子力マフィアに屈し、真相を隠す報道に徹してきた。その核心的な悪魔のような原動力となった人物・正力松太郎のことを口走った311被ばくジャーナリストの一言が、忘れかけていたフクシマを思い出させた。

彼女の一言が、日本人が決して忘れてはならない悪党・旧内務官僚の正力を想起させてくれた。A級戦犯の岸信介と連携するかのように再登板した戦後の正力は、ヒロシマの歴史の教訓を放棄して、戦前の天皇制国家主義の復活の一里塚である核兵器大国に猛進、そのための原発推進に読売言論を爆発させる。そのためのスポーツ・野球の巨人軍を武器に、大衆操作する読売の部数格調に突っ走った。


この正力の野望は、共産党から右翼・児玉誉士夫に食らいついた渡辺恒雄に継承され、今も原発・核エネルギー宣伝に執着している。原発の莫大な利権は、改憲軍拡のための資源だ。その結果としてのフクシマ311東電原発爆破事件である。ヒロシマ・ナガサキに次ぐ敗戦にもかかわらず、それでも政界と無知な国民を抑え込んで、安倍内閣と共に原発再稼働に突っ込む正力とナベツネの読売。史実を踏まえて固有名詞を上げて批判した被ばくジャーナリストの一言は、これからも記憶してゆく。


岸と正力が乗り移ったかのように、安倍路線は岸田や石破も当たり前のように原発推進政策を進めている。CO2排出削減にも効果、経済にも必要という誤れる世論を流布してきたナベツネは、NHKから朝日、毎日までも抑え込み「原発大国」を目指してきた。第二のフクシマなど眼中にない、悪魔のような正力の子飼いも既に亡くなった。それでも読売の核推進路線に変化はない。


スポーツ好きに「正力松太郎賞」を盾に、無知なスポーツ好きを抱き込んでいる。スポーツはヒトラーの真似事である。このことを被ばくジャーナリストは指摘してくれた。凡人は彼女の一言で目を覚ました。その前後に袖ヶ浦市の核汚染ごみを、良心のかけらもないやくざ系の産廃業者・ワコーが、陣場台の水源地に大量の持ち出し厳禁の高レベルの放射能土壌・がれきを、隠れて投棄したが住民の放射能測定器が、房総半島の悲劇を浮上させた。

そのことを講師に伝えたかった「正力松太郎賞」の一言だった。


<「袖ヶ浦もやくざ暴力団の巣」に笑いこけるものも>

余裕を取り戻し、いい機会だと判断し、水源地に不法投棄された核汚染ごみ事件を披露しながら、それでも地域の市民は無関心を決め込む不思議な世界を紹介した。

「目の前にフクシマの東電原発の放射能が飛んでいる。しかし、それでも住民は沈黙している。行政も議会もいい加減な調査で沈黙している。警鐘を鳴らすチラシもない。これが永田町で生きてきた凡人ジャーナリストの不思議、不可解なこと。なぜか、なぜか?理解するのに時間がかかった。ようやく犯人を突き止めることが出来た」「みなさん、ここはやくざ暴力団の巣なんです。やくざに屈する袖ヶ浦市なんですよ」

この時は42人の市民から反応が起きた。笑いこける人もいた。知っていても沈黙し、声を上げない(無能無責任な)人たちの存在を、この時も確認することが出来た。

恥を知らない日本人なのか?こんなことは初めての経験である。


<御園豊元宏池会秘書の怒りの告発>

陣場台の主のような元水田三喜男秘書の御園豊は、当初、遠慮がちに質問していたが、ついに足元の核汚染ごみと日高金属の銅線洗浄に使用する有毒液体の排水場から「水銀も確認した。第二の水俣病も」と厳しすぎる現状を告発した。

清流・松川から10キロ先に小櫃川に合流し、それを40万人の市民が飲んでいる、とも指摘した。


事務局の柴崎君が「袖ヶ浦市の海岸には60トンの劣化ウランが保管されている。山地も海岸よりも危険だらけ」とも指摘したことに何人が驚いたであろうか。多くの市民は劣化ウランが、武器になる核爆弾になることを知らないかもしれない。手取り足取りの真相説明が、これからの市民運動の大事な作業なのか。


<合唱団の美しい歌声に「木更津レイプ殺人事件」被害者のK・T子さんの非業の死とやくざ捜査をしない木更津署に怒る!>

ぽっちゃり形の美人栄養士を強姦殺人したやくざ浜名は、富津市生まれ。木更津市の巌根駅近くで介護サービスを経営する3本指の入れ墨やくざ。彼は創価学会やくざゆえに、公明党市議に依頼して厚労省の認可のディーサービスを手に入れたという。

そこにK・T子さんはアルバイトを頼まれた。彼女も学会員で問題の市議と親しかった。信仰仲間はお互い信頼しがちだ。それとも知らずに栄養士は罠にハマった。

だが、やくざとつるんでいる木更津署は真剣に捜査をしなかった。間に森英介秘書を介在させたが駄目だった。浜名との関係を問われていた公明党市議は、議員をやめると姿を消した。この怪しい事件には、公明党幹部と警察官僚による陰謀も絡んでいる可能性を否定できない。


<無知は犯罪>

講演に先立って披露された20人ほどの混声合唱団の美しい歌声を聴いていると、やはり栄養士を思い出した。取材で判明したことだが、彼女の健康管理は徹底していた。散歩も欠かさなかった。ヨガのほか合唱団に入って美声を吐き出していた。歌は長寿の秘訣なのだから。

何も知らないと幸せだが、知らないと罠にかかる。そのうちに核汚染水と放射能で汚染されていく房総半島は、安全な地をそのうち返上しなければならなくなる。無知は犯罪である。2025年3月29日は思い出深い1日となった。

2025年3月30日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


ワシントンの不屈・勇気ある正義のロバート奮戦!


【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は28日、食品医薬品局(FDA)のワクチン責任者が同日辞任したと報じた。


【AFP=時事】ロバート・F・ケネディ・ジュニア米厚生長官は28日、低所得者向け食料購入補助制度(フードスタンプ)を使って加糖飲料を購入することを禁止するよう各州当局に呼び掛けた。

ケネディ氏、フードスタンプでの加糖飲料購入禁止を提案

ケネディ氏、フードスタンプでの加糖飲料購入禁止を提案© ANDREW CABALLERO-REYNOLDS/AFP


本澤二郎の「日本の風景」(5479)

<石破は口先魔か=金と票の統一教会を「厳正に処分」>

日本国首相・石破茂の言動に違和感を抱く国民は多数であろう。異様・異常な物価の高騰は、政界のみならず官僚群の霞が関の腐敗と結びついている。「ハイパーインフレか戦争か」へと突き進んでいる。行財政改革が、ワシントンかそれ以上に求められている厳しい日本を象徴していることに、まったく目を向けない。政府と議会に変化は見られない。


庶民には、超物価高による消費税の大増税と、財閥には例えばトヨタには数兆円の消費税が還付されるという不当な、世界に類例を見ない悪法を温存している。いうところのアベノミクスを、現在も踏襲している「物価の番人」日本銀行と政府与党である。


安倍の銃殺を国民の多くが肯定しているという。そして、さらに岸・安倍の手足となって、無知な国民の財産を強奪してきた悪の宗教法人は、依然として反省もしていない。カルト宗教の金と票は、神社神道と公明党創価学会を見れば、一目瞭然であろう。悪が善に染まることはないのか。宗教の恐怖は、オウム真理教だけではなかったのだ。統一教会と朝日・阪神支局襲撃事件の疑惑は晴れていない。朝日新聞は暴力に屈したまま消えるのか。日本の言論界を制圧した読売のナベツネ体制は、今も継続している。戦後80年の日本は、司法・立法・行政が完全に衰退してしまった事実を証明している。呪われた日本!それでも安倍残党は、司法の判断にもかかわらず、政界の主導権を握っている。

安倍国賊論者の石破の側近中の側近・村上誠一郎も、存在感が全くない有様だ。本当に泣けてくる日本である。


<日本崩壊原因=統一教会と安倍清和会は一体=安倍残党が牛耳る自民党が今も>

安倍の敷いた改憲軍拡の危険な政治路線は、岸田や今の石破の元でも変化はない。支えるアベノミクスによる財閥支援に、こともあろうに日本銀行が手助けしている。

「為替の安定」「物価の番人」と財政の健全化を愚直に断行したことによる、日本の奇跡の経済成長を、大蔵・財務省も日本銀行も忘却したまま、日本丸の船底に大きな穴を開けている。


「安倍一極体制」は、一つには改憲を狙った小選挙区制にある。二つ目には、神社カルトと統一教会カルトと公明党創価学会カルトによるカネと票の支援だった。三つ目は、世論操作機関と化した読売とNHKなどの言論機関が、安倍広報機関となって国民の目線を狂わせてきた。四つ目の堕落は、学者・文化人の堕落と共に議会、特に野党の無力が輪をかけてきた。それが今も継続している。五つ目は「政治の腐敗」を軌道修正する役目を果たしてきた霞が関の官僚が、安倍一色に染まって、本来主権者のための防波堤の使命を自ら破壊してしまったことである。


<戦前の国家神道=現在の神社本庁・靖国神社=歴史の再来>

戦争遺児であれば、現在の神社本庁配下の靖国神社や伊勢神宮の正体を容易に認識できるだろう。

宗教法人の顕正会は、一人安倍政治批判を繰り広げていた。筆者は機関紙で何度も確認した。安倍国葬に際して、信者が統一教会関係者と渡り合っている場面も、写真で確認して驚いた。日常的活動は池田大作の宗教的過ちを叫んで、創価学会会員の入会を勧めていることも分かった。いかなる組織にも天敵は存在するものらしい。


確実にいえることは、過ちを反省できない組織は、必ず同じ愚を繰り返す。今がその時である。野党の翼賛体制化は、戦前の戦争内閣の東条英機内閣を裏付けていて不気味だ。小選挙区制下、小粒な利権目当ての政治屋ばかりで、あとはトウがたった無能無責任な政治利権指導者ばかりではないか。


<宗教法人にメスを入れないと呪われた日本沈没>

統一教会の悪行の数々は60年に及ぶという。岸や児玉や笹川の遺産である。笹川の遺産は、今もギャンブル財団として国交省を抑え込み、そこに創価学会カルトの代表がトップに立つ。安倍時代そのものではないか。小沢一郎ら野党関係者は、事態を掌握できていない。

「宗教法人の金と票にメスを入れよ」この一つぐらいは成果を出す責任があろう。市川雄一とくっついていた小沢は、何でも知っている。

子供の自殺が相次いでいる!昨年の小中高529人が自殺した。過去最多という。動機は「学校問題」!文科省の改革・教師の改革・歴史認識と憲法を学ぶ学校教育が不可欠だ。岸・文鮮明に操られる日本は断じてNOである。

2025年3月29日記(茅野村の仙人)

安倍残党を退治する時!

安倍晋三首相(当時)が2013年の参議院選挙直前、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長らと自民党本部の総裁応接室で面談していたとみられることが複数の関係者への取材でわかった。自民党の萩生田光一・元経済産業相や岸信夫・元防衛相らが同席。朝日新聞は面談時とされる写真を入手した。


本澤二郎の「日本の風景」(5478)

<石破・防衛省の沖縄を巻き込む台湾有事謀略=超軍拡正当化>

崩壊寸前の石破茂内閣の安保防衛政策に多くの国民は、震え上がっている。「二度と歴史を繰り返さない」と誓った80年前の日本国民と吉田茂内閣。憲法を読んでいない日本人でも知っている敗戦時の真実を、A級戦犯の岸信介の孫の安倍晋三と公明党創価学会の太田昭宏が「戦争する自衛隊」法制を強行し、武器弾薬の倍増計画を打ち出して討ち死にした。


しかし安倍と太田の自衛隊参戦と大軍拡路線を、宏池会の伝統である護憲リベラル原則を放棄した岸田文雄も、信じられないような42兆円超軍拡政策を閣議決定までしてぶち上げた。財政破綻国家がこれらを正当化するための謀略が、台湾独立派との連携で打ち出した台湾有事のラッパだった。

ありえない幻想を内外に振りまく安倍の残党である森・萩生田・高市・世耕らは、背後のカルト教団・統一教会解散命令で政治力を低下させたものの、不人気内閣をよいことに、危険な防衛・軍事作戦に突き進んでいる。

この間、岸田はやくざ暴力団のレッテルを張られている浜田靖一を防衛相に送り込み、あろうことか多数の自衛官による靖国神強行にまで至っている。現在は、宏池会きっての「戦争屋」で有名な元自衛隊員を先頭に作戦計画を練っている。

安倍による沖縄・南西諸島のミサイル基地化に次いで、ついには先島諸島5市町村の住民12万人の避難計画まで作成し、列島に多大な大不安の網を投げかけている。


<南西諸島のミサイル基地化+12万人避難計画公表>

古来より為政者のたしなみとして、人々の生活が困窮した際は、真っ先に武器弾薬を投げ捨てて、福祉医療に力を入れることを教えている。大軍縮による住民生活安定が、人々と国を救済することが政治の要諦である。


いまのトランプ政権は、世界の警察官という野望を放棄して、信じられないような行政の無駄にメスを入れている。日本の自公内閣は、財政危機だというのに超軍拡と国債という巨額借金予算を、少数与党にも関わらず、愚かすぎる国民民主という不倫党を巻き込んで、威信と共に助舟を出している。


自民党から共産党まで軍縮平和という理念を放棄して、地獄へと真っ逆さまに落下している日本。「今だけカネだけ自分だけ」の世界が繰り広げられ、人間が生きる命の水が汚染し、生き物が生きる環境に放射能がまき散らされている日本に目を向けない。「第二のヒロシマ・第二のフクシマが起きないと目を覚まさない日本人」であり続けようとしている。


<平和軍縮派・宇都宮徳馬「死の商人は緊張を創る悪魔」>

「緊張がなければ戦争は起きませんね」「連中は緊張をつくるんだよ。死の商人は政界や言論界にもいる。政権監視をしない言論が民主主義のガンさ」

宇都宮も偉かったが、わが茅野村にも存在した。


<非戦の茅野村・旧松本英子宅に眠る母の墓参>

3月26日ふと思い立って、近くのブルーベリー街道を経由して、母の実家方面の七曲りに車を走らせた。青空にぽっかりと浮かぶ白い雲と、峰にもぽつんと白い山桜が浮かんでいた。山砂採取や産廃場・ゴルフ場を避ければ、平和そのものの美しい半島だ。だが、すぐ近くでは、袖ヶ浦市林地区の無許可の産廃場では、3週間前の山火事が今もくすぶって消えない。油断すれば大火災になる。房総半島の利権目当てのやくざ系首長は、そのことに目を向けようとさえしない。それに奴隷のようにぶら下がる県民の存在に反吐が出る。


庭の桃やボケ、水仙と春一番も開花。数日後にはしおれて落下する。わかっていても美しさは、たとえようもない。

しかし、色形臭いのしない細胞を破壊する袖ヶ浦市や君津市の放射能ごみのことを、人間も鶯など小鳥も感じない。恐ろしい房総半島なのだ。


その上に、戦争の恐怖と超物価高に怯える八方ふさがりの房総の日本人。帰りがけに「武器弾薬を放棄せよ」と世界に向かって叫び続けた松本英子の非戦論の原点となった、茅野村の旧家の墓地に眠る母みつの墓参も。彼女は小泉純一郎・靖国参拝時に「戦争を食い止めろ」と息子に厳命した時の一言を思い出した。

2025年3月28日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


遊んで腐敗する官僚を退治するロバート・ケネディJr

【ワシントン】米国のロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官は27日、自身の率いる厚生省の規模を大幅に縮小する方針を明らかにした。同省を再編成し、一部の地方事務所を閉鎖する計画だ。リストラ計画が完全に実施されれば、自主退職者と合わせて同省の人員は約4分の1減り、6万2000人程度になる。また、地方事務所10カ所のうち五つが閉鎖される。同省は、必要不可欠な医療保健サービスに影響は生じないとしている。


本澤二郎の「日本の風景」(5477)

<読売ナベツネの大罪今も変わらず>

(民主主義の根幹である選挙を守るため、品位を損なうポスターの掲示を禁じたことは一歩前進といえる。だが、それだけでは選挙を巡る混乱は収拾できない。)


以上は今朝の読売新聞の選挙法に対する見解である。30年も継続した選挙制度を廃止することが、主権者の意思だが、その認識がない。現行の選挙制度は、憲法を改悪することを目的とした、少数右翼勢力の野望実現のための制度である。すなわち、平和憲法を解体するために岸信介らの少数による改憲軍拡を可能とする、最も悪辣な選挙制度だ。

この制度の下で、天下の悪党である読売の渡辺恒雄と安倍晋三による改憲軍拡運動が長期間繰り広げられてきたことを、平和国民は片時も忘れてはならない。菅義偉・岸田文雄・石破茂も、この悪魔の道を歩いており、1%財閥のための内外政を強行して、日本を亡国へと引きずっている。

結果、小党乱立下の自公の宗教カルト政党が、少数与党のもとでも継続している。しかも、安倍の残党が実権を握っていて不気味だ。国債乱発と株高と円激安による超格差の1%社会を現出している。財政法4条は踏みにじられ、世界第3位の戦争国家へと踏み出している。


<諸悪の根源は小選挙区比例代表制=廃止が正義>

房総半島の中枢の君津安房郡市を俯瞰すると、そこはやくざ暴力団の住み家そのものであることを実感できる。帰化したやくざ代議士の強固な地盤となって、野党の出番はない。平和を吹聴してきた公明党創価学会が、やくざ代議士を、次いでその倅を毎回の選挙で楽勝させている。

野党候補はすべて泡沫だ。それは先の県知事選でも同様だった。地元民は「知事の親も帰化人」と明かしている。房総半島に日本人らしい日本人はいない!岸も安倍も小泉も帰化人の子孫だ。

帰化人には郷土愛・愛国精神がないか不足している。自然破壊も平気だ。やくざ暴力団も帰化人が主導権を握っている。

その結果、房総半島の水源地にフクシマ東電原発放射能ごみを埋設しているが、国も県も市も違法行為に見向きもしない。君津郡市の水道水は、確実に汚染されている。地下水も心配だ。


諸悪の根源は小選挙区制にある。細川護熙や小沢一郎の政治責任は重い。河野洋平も懺悔すべきではないか。東大にも悪党が潜んでいたが、反省文を公表していない。土井たか子は亡くなっていない。


<民意反映する制度であれば杉田水脈のような人物は国民の代表になれない=安倍長期政権もなかった>

A級戦犯の岸信介の悲願である小選挙区制の下で、日本が沈没している。国民生活は疲弊している。新聞テレビは株転がしの報道に熱心である。

安倍の残党は、次期参院選に杉田を公認した。よほど女として魅力的なのか。彼女を安倍が引き上げた動機は?昭恵も本心を明かしたらいい。人気が出るかも。


<恐怖の物価高も安倍政治が生み出したもの>

昨今の恐怖の物価高も煎じ詰めていくと、安倍とナベツネの悪政に行き着く。それでも批判する学者も言論人も一人もいない。

悪党を総括しないと、第二の悪党が誕生する。スターリンや毛沢東はしっかりと総括されていない。もちろんヒロヒトや岸も。歴史は繰り返す。


<物価の番人・日本銀行が国債乱用・株転がしの主犯>

物価の番人は、日本銀行である。為替の安定も。しかし、アベノミクスを強行した黒田の金融政策は、完全に狂っていた。それでも今の植田も決別しない。

「為替の安定は政府の重大事」と語っていた蔵相時代の大平正芳はいない。相変わらずの円安を株屋と新聞テレビは「円高」とうそぶいて国民を騙している。日本銀行の株転がしを批判しない読売や国会は、主権者を欺き続けている。


<国民の怒りは露骨な超物価高政策>

国会や新聞テレビで物言う特権者・官僚は驚かないが、国民は今の露骨すぎる物価高政策に怒り狂っている。買い物をしたあとの気分はよくない。

他方で、物価高の元凶である国債乱発による円を刷りまくって、国民に配れという政党もいる、日本はアメリカと違うと大嘘をいう悪党の存在も目に付く。ナベツネ言論で命を奪われていく日本人は?

民意が反映する選挙制度に改めない限り、自公カルト教団党は生き延びて、国民生活を破壊してゆく。

2025年3月27日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


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