本澤二郎の「日本の風景」(5386)
<自民党本部の裏金庫は財閥の裏献金で爆膨>
公明党創価学会の金庫の中身を知りたいと思う国民は多い。いち早く参院選向けの選挙ポスターが全国くまなくはりめぐらされている。しかも、なかなか頑丈で立派だ。金権選挙で沈没を免れたいという創価学会の内情暴露といえる証拠だが、今度は自民党総裁首相の石破茂のポスターも貼られた。自公の金権選挙にはあきれてものもいう気がしないが、カネで動く自民党と公明党の改憲軍拡核原発推進の危険すぎる右翼政治に、これからも主権者は騙されるのであろうか。
新たな自民党本部の巨大金庫にも焦点が当たっている。財閥からの裏献金のことだ。なにしろアベノミクスの円激安の金融政策によって日本財閥は、過去10年余で空前絶後の暴利を懐に入れてきた。その代表選手といえば、三井住友系のトヨタ。驚いたことにトヨタは、テスラのイーロン・マスクに倣ってトランプ献金に、確実な一歩を印した。
100万ドルがどれくらいの価値があるのか、貧乏人は理解できないが、相当な額であることは間違いない。ついでに言うと、安倍夫人を招待したトランプ夫妻への贈り物とその金額にも興味が沸いてくるだろう。アメリカの富豪大統領を何度も感動させた贈り物は何だったのか。何事もカネ、金の国際政治を裏付けている。
<トランプ就任式に100万ドル寄付の日本財閥企業>
車の関税は中国のことだと思い込んでいたが、日本にも影響が出るという。これが日本不況に更なる災いをもたらすことは理解できるが、具体的には来年1月20日の就任式前後にならないとはっきりしないものか。
ともかく、日本財閥ではイの一番トヨタが動いた。米大統領就任式に100万ドル寄付。初めて聞く言葉だ。アベノミクスの金融政策とバイデン関税で巨大な豚になって呼吸が止まりそうな状態のトヨタ。他方で、円安物価高で困窮する大衆は、飛行機代高騰で北京にも行けない貧乏人。つまりは、大衆の資金を財閥が見事に吸い取った10年余の悪政を証明している。
この悲劇的事実を国会で追及しない、与野党と言論界の闇を知りたい。渡辺恒雄を生き返らせて真相を語らせたいものだ。テレビ芸者の嘘八百の証言に振り回されている新聞・テレビの腐敗も、理解できない大衆にも困ったものだ。
<三木内閣党三役松野頼三秘書の重大証言>
財閥の金庫は、いつも自民党本部に対して開いている!この秘事を教えてくれた松野頼三秘書には、いまも感謝している。
「親父に呼ばれ、三菱本社に行ってこい、とだけ言われた。ハイといって手ぶらで行くと、担当者が待ち構えていて3000万円を用意して待っていた。当時の3000万円は価値があった。驚いて借用書を書きますかと問いかけた。いや、それは必要ありませんという。本当に驚いた」。
卒倒するような秘密の自民党本部と三菱の関係は、財閥と自民党の闇の世界を暴いて余りあろう。渡辺は知っていたかどうか。自民党担当記者で知ってるものは、一人もいないだろう。松野は防衛庁長官経験者。グラマン事件で窮地に立たされた岸信介や児玉誉士夫・笹川良一を知る実力者で、福田赳夫参謀から最後は三木派参謀として大活躍した。この秘事は政治評論家になって大分経ったころの話。松野は慶応の先輩として小泉純一郎内閣のご意見番としても有名である。
三木内閣は田中角栄内閣が金権問題で退陣したさい、クリーンな政治家として後継者に選ばれた。村上誠一郎が学生の頃か。そのころの3000万円だ。トヨタは、この10余年で安倍にどれくらい献金したのであろうか?
渡辺は大野伴睦と中曽根康弘について詳しい。特に後者の日航機事故(事件)の詳細を知っていたが、中曽根も渡辺も墓場にもっていってしまった。
<財閥闇資金・世界一の高給とり・陳情利権・血税政党助成金・内閣の秘密資金(官房機密費)・派閥と個人のパーティー集金・企業団体献金=神道財閥向け政策強要と民意無視>
世界一カネに恵まれた自民党に公明党から、いま維新・国民民主がすり寄って「カネくれ運動」で2024年も師走。貧者にはため息ばかりが出る日本も、危機到来か。
2024年12月26日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)
【ニューヨーク=小林泰裕】トヨタ自動車は24日、来年1月に行われる米国のトランプ次期大統領の就任式に100万ドル(約1億5700万円)を寄付すると明らかにした。輸入品への関税強化を掲げるトランプ氏との関係構築を図る狙いがあるとみられる。
神社神道は自民党信仰=司法腐敗判決か
東京都千代田区の靖国神社の石柱に別の中国籍の男2人とスプレーで落書きをしたとして、器物損壊と礼拝所不敬の罪に問われた中国籍の無職姜卓君被告(29)に東京地裁は25日、「自らの主張のために違法行為に及ぶことは決して許されない」として懲役8月(求刑懲役1年)の判決を言い渡した。