2024年12月

本澤二郎の「日本の風景」(5391)

<法の観念を破壊する憲法敵視=独裁的政府与党と右翼言論>

「貧乏人は麦飯を」と国会答弁した蔵相の池田勇人は、首相に就任すると、毎朝庭に出て太陽に向かって両手を合わせた。秘書の木村貢の話である。統治することへの怖れか、真摯に国民に向き合った政治家だった。首相就任初日、官房長官の大平正芳は「今日から料亭・ゴルフは厳禁」と先輩を諭した。


およそ「国際情勢がどうのこうの」と屁理屈を並べ立てて「改憲軍拡」で財閥の跋扈を許す舵取りなど無縁だった。国民の所得倍増計画は見事に達成した。1945年以降の日本政治は、今考えてみても100点に近いものだった。


1972年に池田の後継者となった大平は、田中角栄内閣を誕生させて、悲願の日中国交正常化を実現した。当時、大平ブレーンの安田正治(京都新聞OB)は、新米の政治記者に向かって「うちには児玉や笹川のような右翼暴力団はいない」と胸を張った。その意味することを現在、房総半島で仙人暮らしをしていて理解できる。

やくざ暴力団が跋扈する千葉県に反吐が出る。中国語の「無法無天」の日本をくっきりと見せてくれる。

法の観念を否定し、改憲軍拡の銅鑼を当たり前のように叩き、それを当然のように活字や映像で報道する言論!これこそが危険すぎる戦前回帰なのである。


<右翼暴力で国体護持(天皇制国家主義)の異様な日本>

国家権力は国民が存在して初めて成り立つもので、その根源は国民にある。主権在民は近代法の大原則だ。したがって独裁はありえない。独裁志向の右翼は、周辺に暴力装置を用意する。戦前の満州国支配を経験したA級戦犯内閣は、右翼のドンを侍らせて靖国や天皇制国家主義の継承に努力した。

足らざる部分をワシントンの産軍体制との癒着(日米安保)に賭けた。これにメスを入れようとした鳩山由紀夫内閣は、普天間問題に絡めて悪しき言論につぶされる。


外国の軍事基地に委ねる国は、北朝鮮でも考えられない愚挙であろうが、このことに日本共産党まで主張をやめて国民の支持を失った。二本足で歩こうとしないいびつな国家の法治の観念は、ズタズタにされている。それでもゆでガエル国民は認識さえしない。


改革や革新を嫌う国民性は、戦後の保守的な教育に決定的な影響を受けてきている。政治を知らない若者の選挙権を18歳にした理由である。なるようにしかならない自暴自棄の日本丸!法を踏み潰すやくざ暴力団が跋扈する日本列島の縮図が、房総半島なのだ。

善良な日本人が、家宝の日本刀を金庫から出して、それを枕にして休むという千葉県君津郡市の現実に衝撃を受けてしまう。


<日本国憲法は世界最高峰の基本法>

ベトナム戦争に韓国兵は引きずり出され、大問題を抱えてしまったが、日本の自衛隊員は安穏なもので災害出動のみで過ごしてきた。したがって能登半島地震においては、20万余の隊員が現地入りし、スコップやブルを使えば1か月もかからないで復興できたが、そうしなかった。

「戦争準備で忙しかった」「いや米軍の許可をもらえなかった」などと防衛省は、屁理屈を並べ立てているのだろうか。「安倍自民党と太田・山口公明党創価学会が、戦争法制を強行したせいだ」との言い分には説得力がある。

宗教は怖い。本当に怖い。理屈抜きに怖い。神道カルトと創価カルトに、自衛隊が翻弄されてしまったのか。能登の被害に深く関与している。戦争の根っこには、宗教カルトが存在している。ロシア・ウクライナ戦争やイスラエルのパレスチナ残虐にも。日本国憲法はそれを排除するために、政教分離の大原則を明文化している。


日本国憲法が国民の安心安全の根源なのだ。


<自衛隊も米軍の戦場に狩り出される違憲違法な法律廃止へ>

防衛大学校をご存知か。国から金をもらいながら、卒業すると自衛隊の幹部職員になれる。これほど恵まれた学校も珍しい。しかも、安倍と太田らが戦争法制を強行するまでは、戦争することもない安全な職場だった。自公のお陰で、自衛隊も戦場に狩り出され、戦前のヒロヒトに代わって米軍の指揮を受ける。

ありがたいことに、山梨県の勇気ある有志が違憲裁判を始めてくれた。良心的な最高裁判事によって違憲判断がなされる?夢かもしれないが、この非常時に目を覚ます判事が誕生するかもしれない?

国際刑事裁判所の赤羽智子所長が「法は人間生活において最後の安全網」と語っている。彼女を参考人にしてみてはどうか。

2024年12月31日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


国際刑事裁判所(ICC)のカリム・カーン主任検察官は5月20日、イスラエルとハマスの衝突(特集を参照)を巡り、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアフ・ギャラント国防相、ガザ地区のハマス指導者のヤヒヤ・シンワル氏、ハマス軍事部門のムハンマド・ディアブ氏、ハマス最高指導者のイスマイル・ハニヤ氏の計5人に対して逮捕状を請求すると発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。


国際刑事裁判所(International Criminal Court: ICC)(www.icc-cpi.int)は独立した、常設の裁判所で、国際社会全体の関心事であるもっとも重大な犯罪、すなわち集団殺害犯罪、人道に対する罪、戦争犯罪に問われる個人を訴追する。また、2017年に締約国が行う決定によっては、侵略犯罪に対しても管轄権を持つことになる。刑事裁判所は、1998年7月17日、ローマで開かれた全権大使会議で採択された「国際刑事裁判所ローマ規程」(https://www.icc-cpi.int/)によって設立された。ローマ規程は2002年7月1日に発効した。2016年11月現在、締約国は124カ国である。


国際刑事裁判所(ICC)赤根智子 所長(TBS)“法”っていうのは人間生活の中で最後のセーフティーネットみたいなもの。法律家が陥りやすい間違いっていうのは法律家が何でも仕切っていると思い込むことです。そうではなくて一番底辺の、一番弱い人たちを最後に救うものが“法”であるべき出し、そうなっているべき…。ICCはそのためにあるんだ、と…」

ツネを排してカーター100歳に学ぼう!ノーベル平和賞の受賞者で、アメリカの大統領経験者として史上最高齢だったジミー・カーター元大統領が、南部ジョージア州の自宅で亡くなりました。100歳でした。非政府組織のカーター・センターの発表によりますと、カーター氏は29日、ジョージア州の自宅で、家族に見守られながら亡くなりました。死因は明らかにされていません。第39代大統領のカーター氏は、在任中、エジプトとイスラエルの和平合意「キャンプデービッド合意」を仲介したほか中国との国交正常化を実現させました。大統領退任後の1984年には大統領経験者としては初めて被爆地・広島を訪問し、2002年には国際紛争の平和的解決が評価されノーベル平和賞を受賞しました。

本澤二郎の「日本の風景」(5390)

<A級戦犯内閣(原発利権)と房総半島(フクシマ核汚染ごみ)の因果に不屈の抵抗をする袖ヶ浦市民>

目の前の「アスベスト白粉」大量埋設に続いて、フクシマの核汚染ごみ大量投棄に耐えられる人間は、世界に一人もいない。ほぼ10年前からだ。毎年悪性のポリープ手術で苦痛の生活を強いられていた出光OBは、地元陣場台(林地区)の区長になると、副区長の水田三喜男・池田淳・水野清建設大臣の各秘書を歴任した当時袖ヶ浦市選管委員長の御園豊に相談を持ち掛けた。不審に思った御園は、市の放射線測定器を持ち出して、問題の白い粉を2年もまき散らしていた現場で、高い放射線の存在を確認した。区長も出光の測定器で再確認。袖ヶ浦市陣場台の恐怖の騒動が、深山幽谷の景勝地で始まった。そして3年が経った。


「地元の新聞が書くだけで、天下を揺るがす大騒動に発展し、解決するだろう」と誰もが予想した。木更津住民の筆者も気づかないうちに解決する事件のはずだった。わざわざ御園から声がかかるはずもなかったのだが。


ところが袖ヶ浦市は動かない。市議会の共産党まで逃げる。ありえない事態の表面化に、凡人ジャーナリストも身構えるほかなかった。「何かある」と。問題の産廃業者はやくざ系で知られたこの地域でも最大規模の業者・ワコー。


翻って日本の原発建設の根っこは深い。A級戦犯内閣岸信介の下で暗躍した、読売の正力松太郎や最近亡くなった渡辺恒雄も311東北大地震によるフクシマの東電原発爆破事故に無関係ではない。案の定、311の東北大地震でドイツのメルケル政権は即時に脱原発に舵を切ったものの、日本は違った。さらなる原発大国を目指している。32兆円の東北復興資金は「ゼネコンとやくざに牛耳られた」ことも分かってきた。フクシマの核汚染ごみは太平洋のみならず、房総半島の水源地も狙われた。実動部隊はやくざ人脈による水源地投棄の闇も見えてきた。恐ろしいおそろしいやくざ暴力団の巨大利権の全容も見えてきた。


立憲民主党参院議員の青木愛も現地を視察したが、悲しいかな物事を先に進めないことが判明。地元共産党市議は逃げてばかりいて、まともな質問もしない。これには腹がたった。だが、共産党の全てがゆでガエルではなかった。


元市原市議のKが動いた。彼は県議の三輪に話を持ち込んだようだ。彼女は夏に陣場台の現場を視察し、県の出先にも足を運んだ。最近、県議会決算委員会で県の姿勢を追及し、熊谷県政のいい加減な逃げと隠蔽のあくどい対応に驚く。出光OB区長が声を上げてから3年たって、ようやく千葉県議会で取り上げられた。取材をしていて地方自治の死を悟らされた。いま保守の岩盤のような陣場台で、三輪人気が沸き起こっている。こうした事態を、本ブログで知った元共産党衆院議員も「命の水とも不可分」と今後に期待してくれている。国会での追及や3月知事選とも関係する。陣場台住民は、正月休み返上で対策に余念がない。


<木更津市産廃業者・千葉県庁役人の不正疑惑を暴く陣場台住民>

12月25日三輪県議の要請を受けて、県と地元の当事者が顔をそろえての話し合いがもたれた。地元からは、対策委員長の御園のほか坂巻前区長、井口(高谷地区水利組合長)、小櫃川の水を守る会の富樫・柴崎・共産党の館山市議の渡辺、袖ヶ浦市議の篠崎。

千葉県側は産業廃棄物課の高木主幹ら5人が、率直な意見交換をしたはずなのだが、地元の疑惑は深まるばかりだ。この3年余の県と市のいかがわしい対応についての追及の場となったのだから。


以下は御園報告をざっくりとまとめてみた。むろん、千葉県の不可解な真相究明を回避する隠蔽・捏造の姿勢を改めて露見させるものだった。詳細は篠崎と御園が整理して、熊谷知事に要望書形式で正月明けに提出、知事回答を受けて三輪県議が直接、議会で熊谷と対決することになるだろう。


<問題なしの袖ヶ浦市放射線測定に悪乗りする熊谷県政>

一番深刻な放射能汚染について、千葉県は「袖ヶ浦市の測定で問題ないとの報告を受けている。県としての調査は考えていない」という開き直りの役人答弁。対して「市の調査データの公開を求めてきたが、市はなぜか拒否している。根拠を示そうとしないで、ひたすら問題なしで逃げ切ろうとしている。おかしいではないか」。非は千葉県と市にあることが万人の理解であろう。


なぜ公開しないのか。袖ヶ浦市議会と市長に疑惑が集中する。むろん、それを良しとする熊谷県政にも重大な疑惑が。筆者も一度、県議会での立憲民主党県議の追及の場面に立ち会ったが、甘い追及にがっかり。闇の深さを印象付けるものだった。


問題の根はやくざ暴力団だ。千葉県警と木更津署との関係を住民の多くが感じ取っている。「木更津レイプ殺人事件」の犯人のやくざ浜名を逮捕しない木更津署と、まるで米国の映画を連想させるやくざと警察の深い闇の存在が見て取れる。

それこそA級戦犯内閣の中枢に右翼暴力団のドン・児玉や笹川らが暗躍したが、この体質が房総半島にも構造的に付着している。現に浜田幸一はやくざ代議士で有名だった。倅の靖一も人脈上の継承を週刊文春が証明して間もない。

ちなみに熊谷の黒幕で知られる石井準一は、浜田の運転手だった。陣場台には、秘蔵の日本刀を抱いて床に就く住民もいる理由である。筆者の車のアンテナは、へし折られてしまった。やくざのいやがらせに違いないが、屈するわけにはいかない。


<飲み水測定に河川基準測定「問題なし」の袖ヶ浦市追従>

出光OBの自宅は、放射能が舞うワコーの産廃現場から100メートルの距離にある。庭内の井戸の清水を代々利用してきたが、大腸のポリープを毎年切除しながらの生活を余儀なくさせられてきた。その関係で3年前、市に井戸水の汚染の有無を調べてもらった。「問題ない」の報告に、念のためデータを取り寄せた。なんと河川の基準の調査だった。水道の基準でなかったことが判明したが、市は「予算がない」と言って再調査NO。「自分でやれ」と突っぱねられた。

このことにも千葉県は市の判断に従う姿勢を見せた。住民自治など論外だ、という恐ろしい姿勢は県も同様なのだ。

「命の水」に関心を示さない袖ヶ浦市と千葉県。石破の大好きな「地方創生」も死んでいる。


<13戸うち11戸で健康被害=死者3人、市も県も関知せず>

出光OBの近くの住民は13戸。このうち11戸で健康被害が出ている、と御園らは叫んで3年。

「既に3人がガンで亡くなっている。健康被害とワコー産廃には因果関係がある。調査せよ」と市に繰り返し訴えてきているが、市は動かない。

千葉県も同様である。その理由は「ワコーの産廃は有価物。問題はない」という立場だ。筆者はチェルノブイリ大事故の近くの草を食べている牛乳を飲んだ女性が、多くの奇形児を生んだことを報道で知っている。同じくここで牧草を生産していた酪農の夫妻が、数年前そろってガンで亡くなった。牧草と牛乳の因果関係は明白ではないか。だが、市も県も動かない。

やくざの跋扈との構造的腐敗関係を否定できない。


<出自不明知事?=背後にやくざ暴力団の影>

「木更津レイプ殺人事件」の犯人は、JR巌根駅近くの介護施設「かけはし」のオーナーのやくざ浜名。遺族も逃げて告訴もしない。警察は捜査しない。この殺人事件取材でやくざ暴力団追及に覚醒した筆者。同じような政治的社会的構造が符合する陣場台。やくざが厚労省認可の介護施設を運営する浜名は、なんと公明党創価学会の会員であることも分かってきた。


3月に千葉県知事選が行われる。再選を目指す熊谷について、君津郡市で様々な憶測が浮上している。差別は反対だが、公人が出自不明では、有権者に対して道義的に問題になろう。陣場台の有力者は「熊谷は日本人か」と指摘している。公人なら堂々と身分を明らかにする道義的責任があろう。やくざとの疑惑も払しょくする倫理的責任もある。


<館山市の産廃処理したワコー疑惑>

白状すると、ビジネスの闇についてはど素人だ。館山市が台風災害で膨大な量の廃棄物が出た。それを市民が大金をかけて産廃業者に依頼した。請け負ったのが問題のワコー。そのごみをどこに埋めたのか。御園らは陣場台に埋めたとにらんでいるが、その行き先について館山市でも疑念が起きている。

共産党市議の渡辺は、この問題で追及するという。産廃の網は、やくざが独占し、そこに腐敗した市議や県議が絡む。知事が黙認することで、腐敗は日本列島に及んでいる。

三輪県議の活躍と国会での追及も視野に入ってきた。

2024年12月30日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)

https://note.com/tonle/n/n00778d32cb01


本澤二郎の「日本の風景」(5389)

<「今だけカネだけ自分だけ」の出鱈目超借金予算案閣議決定>

森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三のA級戦犯内閣の政治路線を継承する政府予算は、出鱈目で莫大な借金を後世に残すものである。2025年の石破茂内閣も同様である。そこには当たり前の行財政改革がゼロ。それがわかっている補正予算審議でも、政治屋の質問はちまちました「カネくれ運動」。


現在のような不況下の時代は、真っ先に武器弾薬費用を排除する。その分を貧困層に回すことで、経済危機を乗り切る。そうした古来からの舵取りの常道を排した主張を与野党議員は要求しなかった。本予算審議も同じか。


莫大な借金予算は膨らみ続けて、返還する余裕はない。悪党は戦争ですべてをチャラにしようとしている。歴史を知る識者は、こうした予測をしているはずだが、世界一高給を食んでいる政治屋と官僚は「今だけカネだけ自分だけ」の悪政にどっぷりつかったままである。腐敗の元凶である森は、今も太陽の下で暮らしている。岸信介・児玉誉士夫・笹川良一・中曽根康弘、そして正力松太郎・渡辺恒雄の改憲軍拡原発推進路線は、変化はない。戦前の天皇制国家主義による戦争体制は、今も存在している「死の商人」国家ではないのか。識者文化人は目を覚まし、声を上げよと叫びたい。


<国民のために軍事・防衛費大削減+国債超削減不可欠>

世界不況下の今はきびしい。厳しさに耐える冬の季節を、人々は夜も働いて生活している。子ども食堂が常態化しているではないか。例外は一人1%と株屋。そして官僚と政治屋。こうした超格差をいつまで続けるのか。


戦争準備の43兆円を凍結するか、排除すればいい。優雅すぎる自衛隊を、靖国参拝促進の防衛省は、足元の能登半島地震による大災害に大動員しなかった。いまも泣いている住民は少なくない。裏金接待の川崎重工と自衛隊の構造的腐敗は、すべての軍需産業に及んでいるだろう。

天文学的な国債という巨額借金は、いまでは当たり前になっている。超インフレか戦争を想定しているであろう清和会路線を食い止めないと、この国の先行きは地獄に落ちるだろう。


<腐敗言論は石破に同時選挙で野党けん制の不条理>

渡辺恒雄という世紀の悪党の永田町操作を学んだらしく、彼の残党記者は「野党の攻勢に同時選挙で対抗せよ」と石破に言わせている。

少数与党を励ます言論界も腐ってしまっている証拠だろう。渡辺の残党と安倍の残党が提携しているのであろうか。気味が悪い。真っ当な言論人がいない。精神病は永田町から言論界にまで及んでいる?


<後世に空前絶後のツケ回し=借金で首絞める子供や孫=沈む日本丸は確実>

どうしても気になるのが、後世を生きる人々の重すぎる荷物のことである。既にひとり1000万円の借金をしている。自民党から共産党まで、この深刻な事態に目を向けていない。

借金を増やし、超インフレか戦争をして日本丸を太平洋に水没させようとしているのであろうか。「先のことなどどうでも構わない」という返事が永田町からはね返ってきている。

政治屋の全てが精神病にかかってしまっている!政権を野党に委ねる受け皿が存在しない現在か。民主主義がまるで機能していない。


<行政改革で無駄を排除した国民のための予算に修正不可欠>

115兆円予算案?どうかしている。だれも文句を言わない。日本崩壊など考えない政治屋予算案だ。ツケを子供や孫に回す従来からの手口だ。石破茂も最悪の暢気なトーさんなのか。

「今だけ自分だけ」の115兆円バラマキ予算案に抵抗すれば、解散で野党をせん滅するという脅し予算案でもある。永田町の腐敗をことさらに象徴している!

2024年12月29日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


2025年度の予算案は一般会計の総額は115兆5415億円となり、2年ぶりに増加しています。これまでの最大だった2023年度予算を上回り、過去最大です。歳出では、▼医療・介護・年金など社会保障費に38兆2778億円。▼防衛力の抜本的な強化に伴い、防衛費は初めて8兆円台に到達します。▼教育関連では、教員の残業代の代わりに支払う「教職調整額」について、現在は基本給の4%となっているところを5%へ引き上げます。こうした政策的な経費のほか、▼国債費も過去最大となり、国の借金である国債の返済と利払いにあてる国債費は28兆2179億円に。日銀の利上げを背景に利払い費が膨らみ、今年度の当初予算に比べて1兆円以上増えています。

巨大原発計画の自公内閣 政府が次のエネルギー基本計画の原案で、原発を最大限活用する方針を盛り込んだことをめぐり、福島第一原発事故に関する訴訟の原告団が、国に異議を唱えるよう福島県の内堀知事に求める申し入れ書を26日、県に提出しました。

安倍派を告発した宮澤博行は男でござる!

「政治の道に再チャレンジしたい。政治関係者ではなく、議員でありたい。県議や市議はしっかりした方がいるのでお任せしたい。国政を見ていくと、皆さん自民党には不満、立憲には不安がある。自民党の中に入っちゃうと、(世の中を)変えられないということがこの12年間で逆にわかりました。自民党経験者として別の形で政治を変えていく。それに、私はどうしてもチャレンジしたいんです」


本澤二郎の「日本の風景」(5388)

<野菜急騰!農林中金の巨額損失の穴埋めか>

野菜が高騰している。ずっと前からだ。野菜を食べられない若者や子供、老人の健康が心配される。気候変動を口実にしているのか?いや違う。農家の畑は以前から元気だ。

白菜を買おうとして止めた。前年に比べてぐんと値上がりしている。白菜だけではない。キャベツも。生姜は中国産に人気が集まっている。輸入野菜は心配だが、そうとばかり言っていられない。

筆者は農家のためのはずの巨大銀行の農林中金が、暴利を狙った危険すぎる外国債権を大量買いした巨額損失が関係していると認識している。農林官僚ら当局の腐敗も重なって野菜高騰操作であろう。穴埋めは決まって庶民大衆だ。血税の投入も。

世界一高給取りの政治屋は気付かない!

昨年の正月もそうだったが、農家は休み返上で「道の駅」などに大量出荷してほくほく顔との報告を受けている。冬でも青々としたキャベツなどが畑一面見事である。

1か月前は初めて冷凍大根を買った。12本ほどの沢庵用大根の葉をすべておじやにして食べた。質素倹約も板についてきた。日銀の植田など富裕層は、まったく関係がないだろうが、貧困層は新鮮野菜から遠のくのはつらい。アルバイトで生活する母子家庭のことを思うといたたまれない。

先日は、パソコンメールに東電料金不払いという仰天通知が届いた。農協のJAバンクからの自動引き落としが、311フクシマの核汚染ごみの東電に支払われていない?やむなく息子に聞いたが、いやがらせに違いないというので、そのままにした。農林中金・JAバンクは、こうした実態を承知しているのか?


<若者・非正規社員の野菜離れ深刻>

そういえば業務スーパーの冷凍食品に庶民は群がっている。新鮮野菜など新鮮の付く食品はなんでも高騰している。唯一の例外はモヤシぐらいか。


最近になって初めて冷凍餃子を食べるようになった。悪くない。おいしい。北京の家庭餃子とは違うが、たまには悪くない。おそらく非正規社員など不安定な職場で働いている若者たちは、野菜離れを起こしているのではないだろうか。

日本を「地域の大国」という言葉に驚いたが、観光で生きる日本は、明らかに発展途上国・後進国に落ち込んでいる。むろん、1%とそれにぶら下がる富裕層は無関係だろうが、そのうち作家が「貧困物語」を書くかもしれない。


<円安・アベノミクスの金融政策止めろ!>

昨日創価学会系のヤマダ電機が店舗を閉鎖しているという報道があった。カルト教団の墜落を印象付けているが、選挙ポスターをみると、今も莫大な資金が信濃町と小さな島に眠っているのであろう。

いうまでもなく、消費が伸びない原因は、アベノミクスによる円激安の金融政策に起因する。購買力平価にすれば、1ドル80円。庶民の懐は開いて消費は上がる。外食産業も元気が出てくる。他方で、財閥の内部留保は600兆円!本来は庶民が受け取る金のはずである。

いま黒田東彦はどうしているのか?「植田和夫の食卓が気になる」と人々は怒り狂っている。

アベノミクスが止まらない背後には、財閥と清和会の存在を見て取れるだろう。この国を駄目にした清和会の存続が、この国の危機をもたらしてきた元凶である。萩生田・高市はそれでもバッジをつけて離さない。


<家庭菜園で小さな生姜に農家バイトのおばさんはグー>

肥料も農薬も使わない家庭菜園の収穫は、いうまでもなくパッとしない。それでも今年は生姜を10個ほど植えてみた。

小さい生姜が取れた。それを洗っていると、近所のおばさんが声をかけてきた。

「小さいけど薄切りにして酢などで漬けて毎朝食べようと思う」と返事をすると、彼女は「それはすばらしい。グー」と応えた。彼女は毎年農家のビニールハウスなどでバイトをしている。農家事情に明るい。言わんとしていることは「小さくても無農薬・無肥料が最高」といって誉めてくれたのだ。


<沢庵漬け>

昨年は沢庵漬けに成功した。妹宅の見事な大根20数本をつけ、1か月ほど前に食べ終わった。塩分の取りすぎに違いないが、後半は洗い流してらっきょう漬けの酢に入れて食べると、申し分なかった。

今年は近くの農家から12本、1000円で購入し、昨日つけたのだが、米ぬかや果物の皮などたっぷり入れて漬けた。うまくつくかどうか?量が少なすぎて心もとない。

いずれキムチにも挑戦したい。売っているものは、余分な化学品で味を調えていて気味が悪い。朝鮮半島の農家の本物の味を確認したいものだ。しかし、白菜が高騰していてはそれも無理かも?

野菜の高騰は腐敗役人の価格操作に違いないが、連中は日本人の健康を破壊している悪人に違いない。昨日は映画「孤高のスナイパー」を見た。デンマーク映画か。悪を憎む大衆はどこの国にもいる。

2024年12月28日記(戦闘的リベラリスト)



財閥の裏金はいたるところで!原資は血税!

海上自衛隊の潜水艦修理をめぐる裏金問題で、川崎重工業は27日、2023年度までの6年間で架空取引の総額が約17億円に上っていたとする社内調査の結果を発表した。裏金から潜水艦乗組員の物品への支出は少なくとも40年にわたっており、防衛予算をめぐる官民の癒着ぶりがあらわになった。


本澤二郎の「日本の風景」(5387)

<第二の正力松太郎・渡辺恒雄 +悪徳官僚と悪徳有識者=核兵器向けの原発回帰>

新エネルギー基本計画が例の怪しげな利権有識者によって了承され、年度内に閣議決定される。岸信介・正力松太郎・中曽根康弘・渡辺恒雄らが敷いた、憲法違反の核武装化への道は変わらない。原発利権に群がる悪魔たちに日本は押しつぶされるのであろうか。


2025年も地獄のような、幽谷の深い谷にかかるつり橋の上を歩かされる日本国民かもしれない。有権者の審判さえ無視する原子力マフィアの暴走に国民は、厳しい目を向けて対峙、原発再稼働を許してはならない。既にフクシマから房総半島の水源地まで核汚染ごみが、やくざ暴力団によって不法投棄されて10年近い。東北復興資金を奪い取ったゼネコンとやくざ暴力団に日本政府も沈黙、自治体も彼らの配下に入っていることも、袖ヶ浦市陣場台の事例で分かっている。


<電力財閥・経産省・文科文科省の原子力マフィアの暴走>

言論界を配下にした原子力マフィアの暴走を止める手段は、容易なことではない。新聞テレビが「脱炭素化」を合唱することで、無知な民を抑え込んでしまう。その点で、正力や渡辺の罪は、重すぎるのだが、それでもテレビ芸者らは本人がいなくなった現在でももてはやしている。

血税をたっぷり吸いこんで優雅な暮らしを約束される原子力マフィアに対して、ひとり抵抗する物理科学者の存在を忘れてはなるまい。フクシマの経験を学ぼうとしない。東芝の崩壊さえも気付こうとしない原発推進派が、この国の中枢を抑え込んでいる。

読売・産経の独走を許す日本の言論界は、もはやジャーナリズムではない。

財閥と官僚と言論が提携すると、国民を地獄に落とし込むことが出来る現在の日本である。誰か否定できるか。「脱炭素化」という言葉の裏に「太陽光」など自然エネルギー排除の野望が見て取れる。日本には原発はいらない。巨大な地震国では建設してはならない。この当たり前のことを拒絶する、一部の原子力マフィアに日本を委ねてはならない。


靖国参拝派・反中派の小泉でさえも、原発禁止を叫んでいる。これは正しい。それでいて永田町には政治家がいない。カネ亡者の政治屋ばかりだ。房総半島ではやくざに投票する狂った人たちがいる。その中には平和運動を主導してきたカルト教団が選挙運動し、野党候補を蹴散らしている。鉄道敷設をしない、道路のみのアクアライン建設で、見事に衰退した木更津市など房総半島の君津郡市では、それでもやくざ代議士の名前を叫びながら「アクアライン建設の立役者」と吹聴する狂ったおばさんに出くわしたばかりだ。

狂人社会は房総半島だけだろうか。


御園豊や日景省吾らと「やくざ暴力団追放国民会議」を立ち上げた本当の理由である。


<第二、第三のフクシマは必至>

政府の新エネルギー基本計画が動き出すと、この国の将来は安全に機能することはできない。能登半島地震でも1年かけても復興しない日本政府の体たらくではないか。


第二、第三のフクシマで終わらない。核汚染列島で人は、生き物は生きることが出来ない。人類も地球も核を操作コントロールできない。フクシマでも、元に戻るのに3000年。核超大国のトランプ発言は多少の根拠があるだろう。


<核につぶされる日本列島阻止が日本人の使命>

核で押しつぶされた地獄の島で、生き物は生きられない。それが幻想ではなくなっている。

いま核汚染ごみに泣いている幽谷の人々の心情は、第三者にはわからない。やくざを警戒し、秘蔵の日本刀を金庫から取り出して、枕元において睡眠をとる住民も現れている。核はやくざ追放の恐怖どころではない。

日本国民は原子力マフィア追放に決起する時でもあろう。

2024年12月27日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


原子力マフィアの悪魔が今も存在!

 経済産業省は25日、新しいエネルギー基本計画(エネ基)の素案を改めて有識者会議に示し、原発回帰を鮮明にした内容が大筋で了承された。一般からの意見募集(パブリックコメント)を経て、年度内に閣議決定する。素案では、東日本大震災後に定めた「原発依存度を可能な限り低減する」との文言を削り、原発の建て替え(リプレース)も進めるとした。新しいエネ基では「脱炭素化」も主な論点になった。この日の会議では、2040年度までに脱炭素化がうまくいく場合と、そうでない場合の電源構成や、温室効果ガスの削減率について、専門機関による試算結果を明らかにした。


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