2024年06月

本澤二郎の「日本の風景」(5210)

<何も変わっていない永田町・千葉県の不正腐敗>

やくざが跋扈する千葉県・房総半島の自民党は、従来と何も変わっていないことを、珍しく地元の県紙・千葉日報が報じた。みっともない学歴詐称都知事候補の再選に自民党と公明党創価学会が狂奔して恥じない。自民党東京都連を今も指揮する清和会後継者狙いの神道・統一教会候補の萩生田光一も、巨体をさらけ出した。

何も変わっていない岸田・自民党内において、変わり映えのしない人物が手をあげて国民をあざけっている!


<「桜田義孝・林幹雄・松野博一ら反省見えない」と怒る県民>

高齢で杖が必要な二階俊博のそばにぴったりと寄り添っていた林幹雄が、千葉市のホテルで金集めパーティーを開いた。

実父の大幹は、岸信介を「岸君」と呼んでいた千葉三郎の素心会メンバーだったが、のちに「カネに汚いやつ」と放り出された。その倅の金集めも強引で、現に「成田空港関連工事ではやくざと連携して悪さをしていた」と悪評が舞っている。

後継者の倅(県議)については、後援会長が「問題あり」と判断して内部は混乱しているという。「党本部の50億円を巻き上げた二階からも懐に入れたはず。欲深い」と元宏池会秘書もため息をついている。


「千葉県や君津郡市の行政も腐っているが、自民党内部も異臭を放っている」ことは間違いない。千葉12区で防弾チョッキ候補の環境派・樋高剛が疾走している。

市原市を地盤とする前官房長官・松野博一の官房機密費疑惑もくすぶったままだ。このほか政治資金規正法違反で罰金刑が確定した薗浦健太郎、洋上風力発電で起訴された秋本真利と、文字通りやくざ暴力団が跋扈する房総半島の素顔を露呈しているようだ。


このほか「木更津市をハマダ市に変身させた浜田幸一の倅や知事の熊谷俊人を操る石井準一(ハマコー運転手)と黒い話題ばかりの房総半島」との指摘が、木更津市や袖ヶ浦市・君津市・富津市の有力者の口から聞こえてきている。ドブさらいの、待ったなしの時期を迎えている。県警や木更津署監視が強まっている!

2024年6月30日記(政治評論家・日本記者クラブ会員・やくざ暴力団追放国民会議)



<開き直る神道・統一教会の清和会・萩生田光一>「ゲンダイさん、いつも手厳しいですね」──。どしゃ降りの中、日刊ゲンダイの直撃に身長180センチの巨漢は開口一番、苦笑いを浮かべた。28日はもうひとつの首都決戦、都内9選挙区の都議補選(7月7日投開票)の告示日。裏金2728万円で「党の役職停止」処分を受けながら、自民党都連会長を続ける萩生田光一氏が地元・八王子市に現れた。

<検察人事は福田赳夫以来清和会の悪しき伝統>(文春)政治と検察を巡っては、安倍派のオーナーだった故・安倍晋三の政権が、検察首脳人事に介入した3年前の「黒川弘務・林真琴騒動」がまだ記憶に新しい。人事を巡る法務・検察高官の政権への忖度疑惑が取り沙汰され、検察も国民の厳しい批判を浴びた。

 2012年暮れ、民主党から政権を奪還した自民党の安倍政権は、政治主導の名のもとで官僚グリップを強化した。その少し前、検察では大阪と東京の両地検の特捜部で捜査をめぐる不祥事が発覚。国民から厳しい批判を受けていた。郵便不正事件での証拠改ざんと、民主党代表の小沢一郎に対する検察の不起訴を審査する検察審査会に事実と異なる捜査報告書を提出していたことだ。検察は抜本的な改革を迫られていた。このとき、関連の法改正や予算折衝などで政界ロビーイングの先頭に立ったのが、法務省官房長の黒川だった。政権は話がわかる検事と受け止め、彼を重宝した。

<おなじみのワシントンの米兵強姦対策は口先だけ>(毎日)米国務省の広報担当者は28日、在日米軍基地が多い沖縄県で米兵による性的暴行事件が相次いで明らかになったことについて「非常に深刻に捉えている」と述べた。日本政府を通じた沖縄県への情報共有がなかった点については「国務省と国防総省は日本(政府)当局と 

<犯人の中国人男性の動機に関心が集まっている>(BBC)中国の江蘇省蘇州市で日本人学校の送迎バスが刃物を持った男に襲われ、けがをして重体だった中国人女性が亡くなった。蘇州の公安当局が28日に発表した。発表によると、胡友平さんが送迎バスに乗務していた6月24日、日本人学校前のバス停で、男が日本人女性とその子供を襲った。

本澤二郎の「日本の風景」(5209)

<民の活動を民の代表(国会議員)が軽視する日本の悲劇>

今朝の報道に「東京・上野周辺で“宝島ロード”と呼ばれるほど、多くの飲食店を経営していた夫婦の焼けた遺体が栃木県那須町の山中で見つかった事件で急展開です。27日、31歳の娘が逮捕されました。経営を巡りトラブルがあった」という衝撃的な記事が載った。一方で、政治を監視することに人生をかけている市民がいる資料が届いた。本日はそのことに触れようと思う。


国民の代表によって、国権の最高機関(国会)は機能するはずだが、現実はそうではない。その逆である。欧米では極右がはびこって政治が混迷をきたしているが、日本は「改憲軍拡」をわめく極右勢力・清和会が、保守党である自民党を支配してきた。特に10年前からおかしくなったが、政治を監視する国民の代表である言論が、それに同調するという信じがたい事態が問題を多くしてしまった。そのことに気付かないことがより深刻さを増してきた。


御存知アベノミクスという安倍政治は、1%のために円を刷りまくって株高を演出し、財政から国民生活まで破綻させ、いまや途上国レベルに落ち込んでしまった。それでも政府は43兆円かけて「戦争準備」に励んでいる。日本列島の天と地が逆転した。あわてて事態を深刻に考える市民が、なけなしの財布をはたいて衆参の国会議員に質問状を出した。そんな資料である。

週刊金曜日読書会と初めて聞く市民団体の秋山信孝ら。


<新聞テレビ世論調査の不備をカバーする市民活動家>

新聞テレビの世論調査は、NHKをふくめ1000人程度の国民を選び出して、そこから結果を整理して公表している。岸田内閣の低支持率はずっと継続している。岸田は起死回生のために海外旅行に政府専用機を独占しているが、やっていることは43兆円を正当化するために「ワシントンの属国」外交を触れ回るだけだから、国民の戦争不安は消えるどころか、ますます増大する。


世のため人のために活字を打っている凡人ジャーナリストの叫びは、したがって衰えを見せることがない。さて週刊金曜日読書会は、国権の最高機関メンバーに質問状を突き付けて、国民のための政治行動を求めようとしているのだが、大半の政治家ならぬ利権目当ての政治屋は、回答しない。

それでも止めようとしない秋山らの活動は、民主主義の体現者として歴史の1ページを飾るに違いない。2023年9月には、国民を罠にかけて自由を奪うための健康保険証廃止反対と東京五輪4兆円賭博のムダ金に続く大阪・関西万博中止について、国民の代表全員に質問し、回答を求めた。710人の国会議員(衆院議員464人・参院議員246人)の大半は逃げたり無視して回答しなかった。


<直接議会人向けの質問をぶつける市民による突撃調査>

国民の代表は、民意を代表していなかったことを証明した。これは貴重な政治データである。このことは大手のマスコミに対する警鐘でもあろう。ややましだと思われている朝日・毎日のほか、東京などブロック紙が協力して調査することを強く求めているのだが、まだ彼らは気付いていない。

読売新聞のフィクサーの渡辺恒雄という、車いすの老人に屈していると筆者は分析している。その最たる公共放送のNHKがツネを礼賛する報道に徹して恥じないことも、災いの元凶である。安倍政治も悪質だが、新聞テレビが輪をかけて悪い日本なのだ。


<腐りきっている議会人は史上最低の安倍のための「国葬」を強行して国際社会の笑いもの>

茅野村(上総の国望陀郡茅野村)出身の松本英子は、明治大正昭和初期を生き抜いた偉大な女性ジャーナリストにして、初めて日本のみならず国際社会で非戦論を唱えた日本が誇る平和主義者。

日本公害の原点・足尾鉱毒事件の取材では、他紙を圧倒する突出して記事を、当時の「毎日新聞」で書きまくり、そのあと官憲に追われて、自由の天地とされた当時のアメリカに渡って、平和運動の極限である「戦争を禁じる国家」非戦を叫び続けた。津田梅子など小さい存在でしかなかった。


松本英子こそが日本を代表する戦前の女性指導者である。幼くして四書五経をマスターし、津田梅子の家に居候しながら洋学を体得した二刀流使いだった。国民はせめて「松本英子の生涯」(府馬清著)を読んでほしいと訴えておこうか。

日本国憲法9条に先んじることざっと20年。凡人ジャーナリストの唯一の誇りでもある。晩年中学を卒業して就職する孫に、母の父親の松本貞二郎が、病床から孫に向かって「えらくなって世のために尽くせよ」と言った。今でも思い出すと胸が熱くなる。教養のない祖父に頭が上がらない。

「世のため人のため」が消えて忘れられ、現在は「今だけ自分だけカネだけ」の人間が、国政は言うまでもなく、都知事選で56人もがNHKをハイジャックしているらしい。極右の清和会政治が、護憲リベラルの宏池会を乗っ取って、永田町も狂喜乱舞している。


<憲法尊重擁護義務違反の安倍国葬強行にも質問状>

安倍悪政に背乗りした菅義偉と今の岸田文雄は、唾棄すべき政治屋の典型だと見ているのは筆者一人ではない。

その極端な例が2022年7月22日の「安倍国葬」を閣議決定した岸田である。日本を沈没させた極右・日本会議と右翼フィクサーが擁立した戦後最悪の人物の「国葬」に国民は反対したが、岸田だけでなく菅も自公が強行した。日本の右傾化は、神道と統一教会と創価学会のカルト教団が支えていたことを、日本国民はしっかりと記憶しておかねばならない。

新聞の言う「政治とカネ」は、実は「政治と宗教」、政教一致問題である。政教分離は、戦前の国家神道の餌食にされた無数の若者を戦場に駆り立てた戦争犯罪の教訓による。各国憲法の基本原則である。公明党だけではない。自民党も破壊する時であろう。


安倍国葬の是非を問う2022年9月3日付の質問状は、見事なものだった。711人のうち74人が回答し、うち50人が国葬反対、24人が賛成した。安倍国葬は岸田内閣の大罪である!

新聞テレビの言論人が問われていることに、民の代表は目を覚ますしかない。目を覚まそう民の代表と言論界!このまま地獄の日本を誰も見たくないのだから。

2024年6月29日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


警察監視も不可欠な日本!

(南日本)鹿児島県警が再審などで不利にならないよう、捜査書類の速やかな廃棄を促す内部文書を作成していた問題を巡り、冤罪(えんざい)事件の被害者を支援する日本国民救援会鹿児島県本部は27日、「真実を究明できなくなり、無実の者が救われなくなる」として野川明輝県警本部長宛てに抗議文を出した。


本澤二郎の「日本の風景」(5208)

<複雑骨折の信濃町(創価学会公明党)に暗雲>

学歴詐称の都知事候補・小池百合子に暗雲が垂れこめている。頼みとする信濃町が複雑骨折をしているためだ。池田大作の金塊を手にした信濃町の執行部に対して、反乱が相次いでいることが表面化している。「単なるやぶ蚊」ではない。

関西における「池田創価学会」を名乗る反乱の動きに、東京でも「原田学会」を非難する強力な動きも表面化した。筆者のパソコンにも送信してきた。池田の死を「池田家の家族葬」で処理した執行部批判なのか。門外漢にはいまいち不透明だが、沖縄から火の手が上がった反乱の根っこは「なぜ創価学会公明党が武器弾薬を製造輸出し、戦争へと日本を引きずり込むのか」である。この点が信濃町批判を激しく燃え上がらせている原因である。


だが、最初の一撃が木更津市の戦争遺児による安倍晋三の戦争体制構築の第一歩となった「特定秘密保護法」。強行した太田昭宏の裏切り攻撃だった。すなわち2013年12月。

池田大作が体調を悪化させ、第一線を離れた直後から信濃町の執行部は、大胆で危険な安倍の戦争体制構築に突っ込んでいくことになる。池田の平和主義は2013年の時点で崩壊した。


戦争遺児は、その4か月後にやくざ暴力団の浜名が経営する介護施設「かけはし」のオーナーによって殺害される。だが、千葉県警も木更津署も捜査しない。「公明党創価学会の圧力」という重大な疑惑が付きまとっている。「木更津レイプ殺人事件」は風化しない。

以来「茅野村の仙人」は、信濃町の犯罪?として徹底取材し、批判を続けている。公明党は解体するしかないだろう。

結果的に足腰を痛めた公明党創価学会の集票マシーンは、著しく劣化した。7・7都知事選に影を落としている。小池百合子は学歴詐称批判に加えて、強力な支援カルトの内部崩壊の負の影響を受けることになろう。


<会長の原田攻撃と公明党委員長の山口退陣要求>

東京・関西・沖縄から火の手はそれぞれ別々だが、「戦争許さず」の一点で池田平和主義擁護で連携しているのかもしれない。

そもそも創価学会会長の原田を知る国民はいないか、少ない。しかし、安倍の腰ぎんちゃくで知られた太田と、太田の配下のような公明党代表の山口を知っている。「原田に加え3人の秘密口座調査に国税当局が関心を抱いている」とその筋は見ているようだ。


矢野純也の「黒い手帳」話を最近のYouTubeでかすった程度だが、信濃町の金塊とその成り行き次第では、国民生活にも影響するとの見方もあるという。財政破綻の現在では「宗教法人の課税」もまた喫緊の課題のはずだ。カネのない共産党の追及はないのか?

信濃町の執行部は、カネと政治の双方からの疑惑にどう対応するのか?国民の注目を集めることになろう。第二の統一教会問題になるかもしれない。

元創価学会幹部は「日本を駄目にしているのはやくざ暴力団と宗教だ」と筆者に明かした。頷ける分析だろう。筆者らが「やくざ暴力団追放国民会議」を立ち上げた理由でもある。賛同者には御園豊・露崎清美・日景省吾・青柳敏雄・大河原宗平ら国会議員秘書や元警部補・市民活動家。房総半島からやくざ暴力団を排除し、さらには日本列島からも追放する正義と勇気の運動体である。「木更津レイプ殺人事件」や袖ヶ浦市や君津市の「核汚染ごみ事件」解決のためでもある。


<2013年12月安倍腰ぎんちゃくの太田昭宏の裏切り=戦争党に舵を切った!=戦争遺児が反撃開始>

公明党創価学会が「戦争宗教党」へと変身したのは、A級戦犯の岸信介の後継者となって改憲軍拡を叫び続けてきた安倍晋三内閣に同調した国交相・太田の裏切りから始まった。2013年のことだ。それが2015年の自衛隊参戦法へと突き進む。安倍と太田の間で何があったのか。太田の証人喚問が不可欠だろう。

アベノミクスで日本は途上国へと墜落、いまも円激安による物価の急騰で消費は低迷し、GDPはドイツにも抜かれ、間もなくインドにも!

一方で43兆円の血税で、日本はアメリカ・中国に次ぐ世界第3位の軍事大国へと突き進んでいる。この危機的状況の中で、公明党創価学会内部の大規模反乱が表面化したものだ。世紀の悪党・太田は今どうしているのか?太田に服従した山口以下の公明党幹部の罪は重い。原田に追随した信濃町の幹部もまた同罪であろう。


それにしても2013年の時点で太田の裏切りを指摘し、攻撃を始めた戦争遺児の正義と勇気に改めて敬意を表したい気分である。断固として犯人「かけはし」の浜名を極刑にしたい!


<沖縄の野原義正は参院選候補で強烈批判+比嘉隆夫が連日YouTube>

木更津の戦争遺児に次いで、沖縄の野原義正が参院選で東京選挙区から出馬し、わずかな運動でも22万人の都民の支持を得た。これも快挙である。野原の怒りに新たな仲間が加わったものか。比嘉隆夫が、いま毎日マイクを握って原田攻撃に余念がない。YouTubeという武器で公明党創価学会の不正腐敗を暴いている。


<反池田の顕正会に入会する信者の群れ?>

「茅野村の仙人」の埴生の宿には、反池田の顕正会という教団の機関紙が郵送されてくる。断っても無駄らしい。せっかくなので見出しを見ると、最近は創価学会を抜けて入会する信者が多いようだ。

300万人体制が目標だという。以前は安倍政治批判も激しかった。安倍国葬批判も強烈だった。


自民党支援のカルト教団の最たるものは、神道(神社本庁)であるが、ここでも不正腐敗が表面化している。忘れられない殺人事件は、富岡八幡宮の弟の前宮司が、日本刀で姉の宮司を斬り殺すという恐ろしい事件を多くの国民は記憶している。靖国神社が日本刀を祀っているのも脅威だ。神道もまた「戦争神社」として国際的に知られている。

宗教が国を滅ぼしている元凶といえるかもしれない。

2024年6月

28日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


元大手出版社幹部からのメール

【体験談】創価学会東京中野の大幹部が原田選挙学会を告発一一当会メンバー藤田瑞明さんによる体験談(2024.4.6)

【体験談】創価学会東京中野の大幹部が原田選挙学会を告発一一当会メンバー藤田瑞明さんによる体験談(2024.4.6)

米国属国いつまで続けるつもりか!嘉手納基地所属のアメリカ空軍兵の男が少女に暴行を加え今年3月に起訴されていた事件を巡り沖縄県は6月27日、嘉手納基地の司令官を呼び出して抗議しました。

本澤二郎の「日本の風景」(5207)

<厳しく問われる東京都民の低すぎる民度>

「都知事選も永田町と同じさ。狐と狸の化かし合いに東京都民が埋没して、大きな変化は起きない」とささやかれている。ポスター掲示板に裸体のようなものもあるというが、房総半島からだと見えない。掲示板をたくさん抱え込んで、野心派に提供する狂ったようなミニ政党も存在する。

せめて学歴詐称知事を引きずり下ろすだろうと思っていたら、自民公明の神道・統一教会・創価学会というカルト教団が、組織を上げて支援する経歴詐称候補の再選が濃厚だとマスコミは、一致して報道している。

事実だとすると、悲しいことだが「都民はやくざ暴力団が跋扈する袖ヶ浦・木更津・君津市レベルの低すぎる民度を露呈する」と房総半島の住民からもさげすまれている!


<NHK党公約にびっくりした凡人ジャーナリスト>

数日前のことである。午前の8時にラジオニュースを聞いていると、都知事選の政見放送が始まった。スイッチを切ろうとしたら、候補者が次々と「公共放送を放棄して、安倍長期政権に貢献したNHK」を批判するではないか。その内容は正論である。


「NHKをぶっ壊す」と叫ぶと、「NHK社員の平均給与1500万円、NHKの指示に従ってカネを払っている国民78%、払っていない国民22%分を支払っている78%は馬鹿だ」とこき下ろす。「NHKが22%の国民に裁判を起こすと5万年かかる」「NHKがなくても生活は困らない。一方的に電波を流されている電波に受信料を払わされている。おかしい。6500億円も使っていて税金を払わないNHK。国会議員は滞納10万円。しかし、取り立てをしないNHK」と次の候補も、その次の候補もNHK番組で、NHKの不正腐敗をこれ見よがしに批判する。聞いてる方はNHK批判発言の内容のほとんどを耳にタコができるほど。


安倍晋三好みの女性記者に20年間もかしずかせて「取材」させていたNHK批判はなかった。筆者は20年間、官邸と自民党と派閥を足を動かして駆けずり回って、記事を書きまくってきたのだが、岩田という女は安倍政権宣伝に専念してきた。そのおこぼれは、安倍の未亡人が面倒を見たのか、それとも首相の座をもらった菅義偉だったのか。「気になる」という御仁は少なくない。


<「国民は馬鹿である」は真実?=安倍長期政権はNHKの仕業>

「改憲なら内閣を支援する」という読売新聞の渡辺恒雄の恐ろしい野望を、宮澤喜一内閣の時に知って驚愕した。彼は護憲リベラル。吉田茂・前尾繁三郎・大平正芳・鈴木善幸の直系の正真正銘の護憲リベラルだ。突っぱねると、いかがわしい政治改革論が噴き出して退陣に追い込まれた。戦後政治に禍根を残した。河野洋平は猛省しきりだ。


宮澤の叔父にあたる信州政界の名門・小川平吉(政友会副総裁)の次男・平二に声をかけられ、広島に拠点を構える中国新聞のオーナーの長男の山本君と共に宮澤の門をたたいた筆者は、幸運なジャーナリストだった。おそらくは戦後政治における実績と体験・ワシントンに屈しない識見、さらに英語と漢籍もマスターした宮澤政治を超える人物は、これからも存在しないだろう。

吉田の戦後復興は見事だったが、非戦の9条憲法を制定した実績のほうが、はるかに戦後政治の一大成果といえる。無事に戦争を回避してきた78年間を日本国民は、したがって人間の最大の不幸から解放されてきた幸せに感謝したい。護憲リベラルの勝利である。


あえて言おう。9条憲法は現在も盤石である。渡辺ごときの野心満々の右翼転向組の世論操作に屈する日本国民ではない。「日本人の平和主義はいい加減なものではない」という信念の持ち主である宇都宮徳馬を超えることなどできない。43兆円戦争準備に、平和を求め続ける国民は屈しない。

いわんや安倍に背乗りした岸田文雄ごとき虫けらが、日本丸を武器弾薬の戦艦に変身させることなど不可能である。日本国民の支持などない。看板を変えても無駄なことである。


断言したい。安倍長期政権は読売の成果では全くない。NHKによる世論操作によるものである。NHKは解体すべきだ。筆者はテレビを捨てた。NHKを見ていない。若者は携帯一つで満足し、テレビを必要としていない。NHK予算6500億円を弱者に配る時ではないか。都知事選の唯一の成果かもしれない。

2024年6月27日記(政治評論家)


東電もぶっ潰せ!

東京電力福島第一原発の廃炉作業について、福島労働局が監督指導した結果が公表され、およそ4分の1の事業所で法令違反があったことがわかりました。

�  もんじゅ西村裁判 � 日 時: 2024年6月28日(金)13:10〜  場 所: 東京地裁  530号 訴訟名: 損害賠償請求(JAEA)      日本原子力機構(JAEA)理事長は西村に特命を出し      「西村がセンターホテル東京8階非常階段(勤務拘束中に)       から飛び降り自殺した」と記者会見で発表、        しかし遺体は飛び降り自殺の損傷は無かった。       機構は特命(拘束中)の労働災害死と認知しながら証拠品を紛失、       田島は事件の証拠を持ち出したことへの損害賠償。 被 告: JAEA(日本原子力機構)、元秘書役(田島)  原 告: 西 村 もんじゅ・西村裁判の会

本澤二郎の「日本の風景」(5206)

<PFAS全国調査=危うい房総半島=小櫃川は大丈夫か>

発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が、河川や地下水で検出され、国民の不安と恐怖を煽り立てている。特に米軍基地・自衛隊基地・化学工場周辺で検出され、国民軽視の岸田内閣もこれの検査にしぶしぶ腰を上げ、全国調査に乗り出す。

311フクシマの東電原発による核汚染ごみ不法投棄事件で泣き叫んでいる房総半島の水源地・袖ヶ浦市住民の不安は、格別のようで筆者の下に新聞のコピーが送られてきた。


それというのも千葉県の場合、一番権威のある調査機関で知られる一般財団法人「千葉県環境財団」が前面に出てくる。ところが、袖ヶ浦市の銅線洗浄工場汚排水の水質検査において「データの改ざん」という信じがたい不正を地元住民が見つけた。高い水銀濃度や鉛などの化合物について、財団の調査では「異常なし」。被害住民は、念のため利害関係のない公正な検査機関にも、全く同じ検体で測定したところ、水銀や銅化合物のみならず、亜鉛・鉄・塩化物から基準を大きく上回る数値が出て発覚した。恐ろしい事件である。

刑事告訴する必要があろう。


データ改ざんの原因も存在した。千葉県の天下り機関だということ、のみならず千葉県の市の環境部長も、財団の理事であることが発覚した。公正な調査機関ではなかった。千葉県の環境行政に不都合なデータを改ざんする、県民の命を奪いかねない財団であることが判明した。したがって財団によるPFAS調査は信頼できない。すでにこの重大疑惑は、本ブログで数回指摘している。


房総半島の危機は、行政の不正が公然とまかり通っている点を指摘できる。役人の不正腐敗は度し難いことが露見したことになる。小櫃川から取水する40万市民の広域水道の汚染は、既に住民運動でも判明して久しい。


<やくざと基地の街・木更津市の命の水はSOS!>

砂利採取や産廃などに精通しているX君が数年ぶりに昨日来訪した。ここ数年、日高金属やワコー問題の背後関係を林・高谷地区の住民と調べ上げてきて、改めてやくざ暴力団の根城のような君津郡市を学ぶことができたのだが、その一部をX君に披歴した。

「木更津市がハマダ市に変身」「千葉県警暴力団担当刑事がやくざ代議士の側近となって産廃業者の頂点に君臨し、君津市と袖ヶ浦市に核汚染ごみが投棄された」「房総半島がいずれ農業も崩壊し、人間の住めないごみ溜め半島になりかねない」ことなどを明かしたのだが、彼はさして驚いた様子を見せなかった。


X君は、これから袖ヶ浦市に住みついて、房総半島の将来に希望を見いだす努力をするに違いない。


<全住民の血液検査不可欠>

有機フッ素化合物という人間の命を奪いかねない物質は、すでに日本人の体にかなり蓄積されているという。血液検査による血中濃度で測定できる。

これは財団の力を借りなくて済む。善良な医師・医療機関の存在に賭けるしかないのか。コロナで大金を懐に入れた特別な人たちである。不良ワクチンで亡くなったり、後遺症で泣いている国民は少なくない。そのうち体調が悪化する人たちも出てくるだろう。

WHOもひどい。信用を失った人間・組織がいたるところに存在している。世界的傾向とはいえ無念である。


<「千葉県の天下り財団の検査は信用できない」と袖ヶ浦・木更津・君津の住民>

人間のすることに完璧はない。カネや女・男に転がる人間はごまんといる。永田町と霞が関は、悪党が実権を握って久しい。言論界も悪党がいるし、司法の分野も。したがって千葉県環境財団も腐っていても不思議ではない。

しかし、命の水・命の大気を測定する人間は、正義の人でないとこわい。正義の公人確保が、この国の前途を約束する。千葉県環境財団を大改革しなければ、房総半島の人々は安全に暮らすことができないことに気付いたばかりだ。

2024年6月26日記(茅野村の仙人・日本記者クラブ会員)


(共同) 発がん性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が各地の浄水場や河川で検出されている事態を受け、政府が水道水の全国調査に乗り出したことが22日、分かった。汚染の実態把握が急務と判断した。PFASに特化し、小規模事業者にも対象を拡大した大規模調査は初めて。政府関係者が明らかにした。今後進める水質目標の見直しに生かす。

検事正も強姦魔!「本人で間違いないですか?」〝関西検察エース〟元大阪地検検事正の逮捕に衝撃広がる産経新聞大阪高検は25日、準強制性交容疑で弁護士、北川健太郎容疑者(64)=京都府=を逮捕した。北川容疑者は元検事。大阪地検のトップをはじめ、西日本の主要ポストを歴任した「関西検察のエース」として知られ、関係者には衝撃が広がった。

こいつ本気で戦争考えている! 岸田文雄首相は25日、他国の武力攻撃から住民が一時的に避難するシェルターの整備について、関係省庁による連絡会議の設置を指示する意向を示した。「シェルター・地下利用促進議員連盟」の古屋圭司共同代表(自民党)が首相官邸で首相と面会後、記者団に明らかにした。


↑このページのトップヘ