2024年03月

本澤二郎の「日本の風景」(5121)

<絞られた森喜朗の国会証人喚問>

何事もやりすぎると副作用が出て、本人や社会全体、国民生活を破壊させる。安倍・清和会政治の恥部の一つである裏金疑惑の指南役として、体育系の森喜朗があぶりだされている。

「1日も早い証人喚問が不可欠」という認識が自民党にも広がって、もはや森の逃亡は不可能になった。岸田文雄も、清和会の圧力を抑え込むための捨て駒として、早稲田の先輩の森に期待していたが、今回の裏金問題では森追及に舵を切るしかない。「森喚問」は避けられない。そこへと引きずり込んだ岸田の手柄かもしれない。

窮鼠猫を嚙むという。4兆円五輪賭博事件は、官邸による検察圧力で、安倍同様に事件のもみ消しに成功したようだが、裏金事件では主犯格として逃げることは不可能とみられている。


<吉田茂学校の優等生は池田勇人・岸信介学校の優等生が福田赳夫と森喜朗・小泉純一郎・安倍晋三>

スポーツから政界入りした森の崇拝者は、A級戦犯内閣を組織した岸信介。安倍晋三の祖父である。「うちのじいさんは民主主義を知らない」と一度きりの晋三取材で孫は、やや自慢げに答えた。「台湾ロビー」(データハウス)を書いたころである。


台湾独立派のボスである李登輝との深い仲も明らかにした。李登輝が息子のようにかわいがっていたことも。岸と蒋介石の仲は、晋三と李登輝に移った。

岸に恩義を感じる体育系代議士は、1972年の日中国交正常化に対抗して岸が誕生させた血盟の青嵐会メンバーとなって、岸の指示に従った。森が福田赳夫の清和会を立ち上げる中で、岸の娘婿の安倍晋太郎側近になって、ついに福田派を森派へと衣替えに成功し、運よく政権を手にした。小渕恵三の急逝が機会を作った。

森もまた、岸や晋三に続く台湾派のボスにおさまった。総選挙ともなると、軍資金稼ぎのため台北へと何度も出かけた。竹下派の金丸信との共演が話題になっていた。


岸政治の後継者として福田赳夫に次いで、森も晋三も同じ道を歩んだ。森の後継者の小泉純一郎が、晋三を官房副長官、官房長官、自民党幹事長に起用した背景には、森の強い意向が働いていた。小泉が国際社会が反発する戦争神社・靖国参拝を繰り返し、アジア諸国の信用を失った事情には、神道政治連盟という戦前の国家神道に入れ込んでいた森の意向が存在していた。

いまワシントンでは、トランプが聖書の販売で軍資金稼ぎをしているという。石原慎太郎もそうだったが、カルトの活用に長けている点で、岸の思いが継承されている。政治と宗教は一体関係にある。戦争との関係もしかり。よって近代法は、政治と宗教の分離を為政者に強要している。


公人による特定教団に参拝することを禁じることで、正教一体を封じ込めている。岸の人脈には、こうした近代法の原理原則が徹底していない。昨今、防衛省の制服組が靖国の宮司になることが決まったという。きな臭い動きとして、宗教界の話題となっている。隣国の警戒心も強まっている。


国家神道かぶれ=神道政治連盟と笹川ギャンブル財団>

1945年8月15日の敗戦直後に、日本占領軍は侵略戦争の牙城

となった国家神道を真っ先に禁止した。神社神道は、単なる宗教法人の一つに格下げした。むろん、財閥と軍閥も解体した。


恐ろしい戦争神社は、その後に神社本庁として生き残り、政権与党の内部に神道政治連盟という組織を構築した。吉田・自由党と戦前派の民主党による保守合同が、その機会を作った。戦前派復活を約束した保守合同に真っ向から反対した人物というと、平和軍縮派の宇都宮徳馬や憲法学の立場から稲葉修らの抵抗が見て取れる。


稲葉に問いただしたことがある。「なぜ反対したのか」に対して、彼は「戦争責任が風化する」と明快に語った。政教分離を理解していた。井出一太郎は「もっと徹底した反対をして阻止すべきだった」と猛省するコメントをくれた。


戦前派と戦後の民主派の保守合同により、自民党綱領に「自主憲法の制定」が組み込まれてしまった。日本とアジアの悲劇はここから始まってゆく。この時点で、保守本流の護憲リベラルの民主派が、神道政治連盟・靖国派に凌駕されていく。


京大名誉教授の歴史学者・井上清は、著書で「神社神道は原始宗教の一つで、お祓いカルト」と断罪している。戦前派の復活が、ついに対外敵視政策を強く推進し、それによって無知蒙昧の徒を偏狭なナショナリストに追い込んでしまった今である。


核兵器を前提として、利権の山である原子力発電所の大掛かりな建設は、岸の内閣の下で実現を推進してゆく。読売の正力松太郎や当時、青年将校とされた群馬の中曽根康弘らが、これに特化してゆく。同調した読売の渡辺恒雄は、改憲論をぶち上げ、中曽根と共犯者のように世論操作に専念してゆく。


これにさおさす不気味なギャンブル財団・岸の盟友だった笹川良一の一族が、清和会に軍資金を流してきた。森の事務所は笹川財団が面倒を見ている。ついに43兆円の危険な潮流が、列島全体に押し寄せている。

森喜朗の国会証人喚問は、こうした清和会の恥部に初めて風穴を開けることになろうか。

2024年3月31日記(反骨ジャーナリスト・政治評論家・日本記者クラブ会員)


本澤二郎の「日本の風景」(5120)

<ゆがめられるテレビ言論と口封じの千葉県退職者表彰状>

どこもかしこも何もかもが歪んでいる。議員族・役人族・言論族という特権層に対して、情報操作でいびられる庶民・台所族が目を覚まし、厳しい目線にさらされている今の日本か。


民主革命が起きても不思議ではない21世紀貧困時代だから余計に、特権層に人々の怒りが集中している。内閣支持率が上がる気配がない。それでも10%台が、犯罪集団のような政権党を支持している。「近現代史を蓋してきた戦後教育」「平和憲法さえ知らない世代」という、歴史の恥部に目を閉じることに懸命だった悪しき体制が災いの根源だろう。


民主主義が正常に機能しない社会は不幸であるが、おそらく世界共通の現象といえるものだから余計に悲しい。武器弾薬核エネルギーに突入したA級戦犯内閣に傾斜した清和会政治に、さらなる警鐘乱打が不可欠に異論などない。茅野村の仙人は断言したい。


過去に目を閉じる者は、また同じことを繰り返す。危機迫る43兆円の日本に気付こうとしない多くの国民。それを言論が、肯定的に報道して批判する民意を封じてきた。思えば、初の清和会政治の森喜朗に批判の矢を放ったのは、野党ではなく同じ自民党の加藤紘一(宏池会)だった点を忘れるべきではない。神がかり神道政治連盟・清和会に対抗して、一撃を加えた加藤の乱は特筆するに値する。加藤もまた、岸信介の60年安保改定に反対して、池田行彦同様に、国会デモにはせ参じた大平正芳の秘蔵っ子。その加藤を沈没させた小泉純一郎は、なぜか清和会事件に沈黙している。


言論批判は、10年前に決起すべきだった。筆者はNHK言論に抵抗するため、自宅のテレビを産廃業者に運んでもらった。それゆえに民放も見ていない。いまテレビ朝日の歪んだ報道に「権力監視を怠るな」という識者らの運動が注目を集めている。「大いにやれ」と強く支持したい。

他の民放も、むろん公共放送のNHK退治が不可欠だろう。改憲原発推進派の読売の渡辺恒雄と連携した、NHKの安倍擁護宣伝機関・NHKの罪は万死に値する。


今朝はネット情報に不思議な記事が載っていた。千葉県の怪しげな知事のもとで、年度末で辞める60歳の定年を迎えた109人に対して、血税からどっさりと退職金を支払っただけではなく、全員に表彰状?まで配った。特権層による特権表彰か。

彼らには第二の就職先も用意されているだろう。二重三重に抱きかかえられる公務員?核汚染ごみ事件を封じる闇の知事の狙いは何か。5000万円念書事件で川上知事を墜落させた張本人としては、その真意に注目したい。


千葉県政は、房総半島の貴重な美しい自然崩壊に手を貸してきた悪しき行政であろう。「県民のため」というのであれば、悪政の秘事を県民に紹介し、今後の県政に生かさなければならない。その責任がある。本末転倒であろう。過去に目を閉ざす行政の明日は暗い


報道によると「県によりますと2023年度に退職するのは、主に1982年から88年に入庁した職員で、東京ディズニーランドの開園や京葉線の開通、アクアラインの開通など様々な分野で県政の発展に貢献してきました」という。

拙著「腐臭列島 房総半島の闇」の時代と重なる。地元での「野村塾」の活動とも。闇の千葉県政を知る109人なのだ。公務員は内部告発の義務を負っている。袖ヶ浦市や君津市の核汚染ごみ違法投棄事件の詳細な経緯を知る退職者もいるであろう。


狙いは「口封じ」に違いない。

昨日はやくざ暴力団の巣・木更津市を友人が案内してくれ、本気で腰を抜かしてしまった。ハマコー時代が生きる房総半島を証明していた。これはえらいことだ。本気で「情けない」と思う国民は、ぜひとも「やくざ暴力団追放国民会議」に名前だけでも貸してもらいたい。袖ヶ浦市林・高谷地区からのお願いでもある。

<草花は人間社会の罪悪を受け入れながら桜花爛漫へ>

春雷・春嵐にもめげずに花々は咲き乱れ、木々もつぼみをつけ、あたりの風景を明るく変える。桜花爛漫の季節目前だ。片田舎に住んでいると、茅野村の仙人にも自然のたくましさを堂々と披露してくれる。実にすばらしい躍動の季節だ。

庭先の水仙も美しい。花の形や色もいろいろあって飽きることがない。菜種梅雨で色あせる菜の花に代わって、桃の花やスモモの花などいろいろと咲いている。小窓を開けると、目の前の竹やぶからホーホケキョと鶯がさえずって、恋人を呼んでいて小鳥も忙しい。

ようやくにして、草花に惚れる気分も出てきたらしい。いただいた「春一番」という赤紫の花も咲き始めた。実にきれいだ。特権層も自然に触れたらどうか。心が浄化すると、民意がどういうものか理解できるだろう。この10年の安倍・清和会の腐敗を消滅する好機としなければ、岸田をはじめ、後悔する晩年が大きな穴を開けているではないか。

2024年3月30日記(反骨ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)

安倍の犯罪「人体実験エートスで刑事告訴」を竹野内真理氏インタビューが真相暴露

https://youtube.com/watch?v=LKBNo2bC6rY&si=RbrtdvbxGOzCoLAm


本澤二郎の「日本の風景」(5119)

<哀れ衝撃!わが故郷・木更津市はやくざ暴力団の巣>

何度か友人に誘われて木更津市内の飲み屋に行ったことがある。あるいは息子たちのために市内中心部のスーパーに1週間に1度買い物をしてきたが、旧望陀郡茅野村(その後明治を経て馬来田村・合併して富来田町そして木更津市)の住民にとって、故郷の裏の姿など知る由もなかった。昨日友人が突然訪ねて来て、高級車で「やくざの巣」を案内してくれた。


ショックを受けた。大衝撃である。それは入れ墨やくざ代議士が誕生した土壌そのものを裏付けていた。本人が亡くなっていても市内の中華料理の店には「細川ラーメン」とともに「ハマコーラーメン」が市民の胃袋に突き刺さっている。


赤レンガの要塞のような広大な中村興業の砦が、周囲を圧倒していた。「兄も弟も金貸しで財を成した」「資産は2000億円3000億円と言われている」といい、弟の方も同じように広大な用地を所有し、周囲にひけらかしている。それだけではない。小原組というやくざは、大きな料亭まで手に入れて、地元の役人や経済人を呼び込んでいるというから、東京湾横断道路(アクワライン)で沈没した木更津市も、やくざ暴力団の要塞を眺めていると、そこが市の経済基地を反映しているかのようなのだ。


本当に驚いた。改めて地元の実情について、無知をかこってきたことを猛省するばかりだ。ガイド役は「宗教とやくざが日本最大の恥部」と斬って捨てた。頷くほかない。


<「千葉県警・木更津署も共犯者」と人権派弁護士

恩師・宇都宮徳馬さんはよく「政治家は命がけの仕事だ」と語っていたが、それは言論人も、ということになろう。

帰宅して人権派弁護士に感想を求めると、厳しい指摘が電話口でささやいた。「それは警察が何もしていないという証拠」というのだ。ふと県議時代のハマコー逮捕に執念を見せた渡辺一太郎・県警本部長のことを思い出した。旧内務官僚の正義と勇敢な姿を。自民党から共産党までが、やくざ暴力団の取り締まりに無関心でいる今の日本は異様である。


言論界も逃げている。警察・検察と税務署も逃げて、一般の市民・住民いじめに徹している。警察庁長官も国家公安委員長も肩書ばかりで、肝心要の課題に対して目を向けていない。蓋している!


袖ヶ浦市や君津市の核汚染ごみ問題から逃げて何もしない警察・検察・首長・税務署!現場はやくざとつるんでいる!恐ろしい日本の現状を木更津市は、全国民に紹介しているのであろうか。千葉県の観光協会に提案したい。木更津市のやくざの要塞見学会をすれば、人気が出るかもしれない。


沼田県政は、暴力団追放県民会議を立ち上げた。当時マスコミの支局長全員(9社会)が参与になった。しかし、肝心の現場について警察からの説明はなかった。説明どころか、やくざ暴力団とつるんでいた可能性も否定できない。


「木更津レイプ殺人事件」に対して遺族は逃亡し、やむなく告発したものの、木更津署が告発状を突っ返してきた。その事情も見える。木更津署捜査2課長と係長は、やくざと裏取引していた可能性が高い。それを容認する県警本部長、そして警察庁なのだ。かくしてやくざが跋扈する房総半島は、間違いなく真実といえる。


日本は民主主義の国ではない。千葉12区(君津安房郡市)に出馬する勇敢な正義の士・樋高剛に対して「防弾チョッキを着て闘えるか」という筆者の呼びかけは間違いなかった。房総半島から列島全体の自然を、次世代に残すためにも、やくざ暴力団を追放することが日本再生にとって喫緊の課題であろう。


<勝浦市の暴力団追放都市宣言を千葉県・全国に呼び掛けよう>

戦争犯罪人内閣にまとわりついたやくざ暴力団人脈が、今の日本にもこびりついている。ガイド役の友人は「やくざと教団から納税させれば、市民いじめの増税は不要」とも断言した。勝浦市の暴力団追放都市宣言は、やはりすごいと思った。同市は昭和電工を立ち上げた森一族の牙城だ。森後援会でハマコー批判をすると、拍手が乱舞した理由も分かった。

千葉県各市町村は、勝浦市に続けばいいだけのことである。


<千葉県警とマル暴刑事がハマコー側近=311フクシマの復興利権に食らいついた核汚染ごみ事件>

やくざ犯罪の「木更津レイプ殺人事件」と袖ヶ浦市林・高谷地区の陣場台核汚染ごみ事件が、凡人ジャーナリストの頭脳を覚醒させてくれた。やくざ系市長と市議の存在、公明党はいうまでもなく、共産党も行動しない袖ヶ浦市議会、木更津署も県警本部も千葉県もソッポを向くという異様な房総半島の真犯人は、やくざ暴力団であと断言できる。


案の定、判明したことは入れ墨代議士第一の子分が元千葉県警マル暴刑事の加藤健吉ということだ。会ったことはない。「木更津署時代は土日にやくざ暴力団を引き連れて賭博をしていた」(林・高谷地区対策委員会調査=御園豊委員長)ことも判明した。各方面に当たってみると、ほとんどの公務員も知っていた。房総半島の有名人だった。特に産廃の仕切り役として311フクシマの汚染ごみ利権で、すごい暴利を得ていた、というのだ。

「JR亀山駅前に豪邸2軒」の主だとも知られている。核汚染ごみ不法投棄の犯人は、木更津市で大掛かりな産廃工場を建てたことも判明した。古巣が千葉県警とハマコー!千葉県警が「やくざ暴力団の巣」という途方もない指摘も浮上してきている。


<無知は犯罪・沈黙は犯罪の共犯者>

いつもながら無知は犯罪である。黙認・沈黙する多数市民は、その共犯者として法廷に立つ義務があろう。歴史に目を閉じる者は今も将来も盲目である!

2024年3月29日記(反骨ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)


本澤二郎の「日本の風景」(5118)

<過去に目を閉じる自公は閣議決定で憲法否定の殺人国家・極右路線に舵を切った!>

過去に目を閉じる者は現在も未来も盲目である。安倍・清和会政治を継承した岸田・自公連立政権は、またしても国権の最高機関(国会)を無視して、閣議決定という不埒な手段を用いて、憲法違反の人殺しの武器弾薬の製造から輸出にも手を出した。恐ろしいことである。事情を知る一部の勇敢な国民は、寒さと風雨をものともせずに、首相官邸に怒りの抗議デモを敢行したという。


筆者は今朝炊飯器で、米と押し麦を混ぜたご飯を炊きながら、信濃町の池田勇人邸の夕食会を思い出した。夕暮れ時に国会の事務所を覗くと、娘婿の行彦と二人でウイスキーの水割りで乾杯していたころだ。ある時、事務所の主は自宅での夕食に誘ってくれた。なんと信濃町の家で夕食を用意してくれた女性は、勇人未亡人の満枝夫人で、意外や麦飯で歓待してくれた。敗戦後の吉田茂内閣の大蔵大臣の池田の「貧乏人は麦飯を食え」を、自宅で実践していたのだった。というよりも、白米よりも麦飯が健康法という事実を知っていたのであろう。


A級戦犯内閣による60年安保改定反対の国会デモの常連だった行彦の仲間が、その渦中で亡くなった樺美智子だった。彼女の死を知ったのは、東大の授業に出席した時だったと打ち明けてくれた。歴史にもしもはないが、その日も彼女のそばにいたら?日本の運命は変わっていたのかもしれない。当時の加藤紘一も国会デモの常連だった。共に護憲リベラルの宏池会の幹部になった。清和会の森喜朗が「神の国」という馬鹿げた戦前の国家神道を口にしたとき、森打倒に走ったのは当然だった。宏池会には右翼・やくざ暴力団はいなかった。森の後継者・小泉純一郎内閣の下で、加藤の宏池会は崩壊する。行彦は病に倒れ、筆者は次男・正文の医療事故で永田町どころでなくなった。運命に左右される人生を嘆いても仕方ないが、やはり悲しいことだった。


憲法の前文と9条を日本語を読める人間であれば、誰もが非戦の9条を知ることができる。そのことを戦後教育で、右傾化した文科省が蓋をかけてきた。そのツケが岸信介の孫を経由して、なんとなんと池田勇人が創立した宏池会の岸田文雄が、43兆円の殺人国家へと主導している。初めて非戦論を唱えた人物が、望陀郡茅野村出身の神童・松本英子だったのだが。9条誕生20年ほど前のことだった。自ら危機を招来させる悪しき愚策というこの悲劇すぎる事態を、民意に奉仕する新聞テレビはいい加減に報道して、政府を批判しようとしない。無念の極みである。


<憲法を教えない戦後教育=財閥死の商人が権力掌握の日本>

政治はカネで動く。利権政治は昔も今も同じか。政治屋の毀誉褒貶・朝令暮改もまたしかり。国民が賢くないと民主主義は絵に描いた餅だ。やくざ暴力団が跋扈する房総半島に目を向けない哀れな為政者の群れ。民を無視・軽視する権力は、国民の分断を図ることで、それを容易に維持できる。


この世に賢者はいない。愚者ばかりの日本において、盲目の為政者政党と官僚群が、美しいはずの日本を破壊しつくして、政治の混迷を地方の隅々まで拡大している。国民の貧困救済が最大の政治課題なのだが、福祉をいい加減にして「戦争国家」に変質させている自公維体制に対して、国民がゆでガエルから覚醒するのかどうか。


権力の背後には、今も統一教会を育てた岸と森と安倍の清和会を支援する笹川ギャンブル財団が、言論界にまで進出している。日本記者クラブも狂ってしまっている。そろそろ大金を払って居座る時期ではないのかもしれない?


<ワシントンは第三極のロバートケネディJrが中国系実業家弁護士を副大統領候補擁立>

アメリカの方が大分ましなようだ。トランプの数々の犯罪にもかかわらず、共和党の大統領候補に決まったようなトランプ。対抗する現職の民主党のバイデン。老人同士の対決に嫌気を刺す若者たちが、第三の候補として政界の名門・ケネディ家の環境弁護士のロバートJrを擁立、さらに中国系実業家の女性弁護士のニコール・シャナハン(38歳)を副大統領候補にかついだ。


暗殺されたジョン・Fケネディは、大統領就任前に当時・日本を代表する国際政治家で平和軍縮派の戦闘的リベラリスト・宇都宮徳馬との対談で、沖縄駐留の米軍の撤退を示唆していた。ケネディの敵は戦争屋の産軍複合体だった。米軍部と世界の武器弾薬財閥連合軍だ。まさに命を懸けた闘いに倒れた。弟のロバートも銃弾で。その息子は環境弁護士として頭角を現し、2019年からのWHOまで巻き込んだ、イカサマ・コロナワクチンの医薬業界の闇を暴いた。正義の賢者と呼べる。

彼が副大統領候補に選んだ人物は中国系の女性弁護士。既に9%もの支持を世論調査で示している。バイデンVSトランプの泥仕合が、アメリカン無党派のみならず共和民主の支持者をひきつけることになろう。

要するに大統領選の帰趨を握ったことになる。米中対決に風穴があくかもしれない。これ以上の悪化は少ないだろう。日本の対中外交も変わる。安倍・清和会の対決政治も変えさせられることも。


<日本は入れ墨やくざ代議士が育てた人物が野党対策の要>

日本の目下の悲劇は、自民党の野党・国会対策。信じられないことだが、自民党衆参国会対策委員長は、入れ墨やくざ代議士が手取り足取りして育て上げた秘書と運転手。

やくざ系国対委員長で野党国対を締め上げる作戦だ。すでに予算を年度内成立させた。最大の課題は、森喜朗や二階俊博と清和会5人衆らの証人喚問の行方。


野党は、やくざ系の国対に屈するのか、それとも突破して民意を反映させることができるのか。前代未聞の国会の珍事が注目を集めている。


<衝撃を受ける核汚染ごみと汚染水垂れ流しで窒息死の房総半島は袖ヶ浦市とオスプレイの木更津市と君津市とetc>

翻って足元の房総半島の闇、やくざ暴力団が跋扈する房総半島はというと、本ブログで再三報じている袖ヶ浦市のやくざ系産廃業者によるフクシマの核汚染ごみ事件と武器弾薬製造に欠かせない銅線洗浄工場から垂れ流される汚染水事件。


住民が窒息死する環境に置かれている。陣場台住民のうち、既に3人がガンで死亡している。11戸の家の大半がガンの治療手術をしているが、袖ヶ浦市も千葉県も事情を知る多くの市民も事実上、沈黙している。


参院行政監視委員長だった青木愛参院議員が動いても、千葉県知事の熊谷という落下傘のような県政は動かない。側近が利権でつながる自民党参院議員に抱き着かれている。

袖ヶ浦市の埋め立て地には65トンの劣化ウランがある。巨大地震いかんでは首都圏が壊滅状態になることも分かってきたが、やくざ系市長は無知をかこっている。

他方、木更津市は米軍需産業が製造した最悪の欠陥機・オスプレイがやくざ系議員によって木更津駐屯地に持ち込まれ、周辺住民を震え上がらせている。君津市では東洋一を誇る産廃業者の処分場に、栃木県宇都宮市に降り注いだ311の核汚染ごみが大量投棄されている。

40万市民の水道水の汚染が指摘されている。一部は安倍・清和会政治の一翼を担ってきた松野博一の地元住民の水道水でもある。


まさに「万事休す」の房総半島を象徴している。昨年暮れの市長選で、現職のやくざ系候補に対抗馬が現れなかった。遂にやくざ暴力団が跋扈する房総半島に一人対抗する防弾チョッキの男が現れてきた。行動で支援したいものだ。

2024年3月28日記(日本記者クラブ会員)


本澤二郎の「日本の風景」(5117)

<ビル・ゲイツは人間として本物の善人か悪魔の申し子か>

初めてインターネットで、マイクロソフトの創業者で莫大な資産家で知られるビル・ゲイツについて調べた。「現代の偉人」だという。彼は行く先々で歓迎されてきた。慈善家であるとも。筆者を含め凡人はそうした評価に従ってきたのだが、副作用の大きすぎるコロナウイルス・ワクチン投資による守銭奴事業家としての危うさを知ると、疑念が噴き上がってきた。著名な環境派弁護士のロバート・ケネディJrによる反ワクチンのベストセラー本を知って、ますますその思いが強くなってきた。


ビル・ゲイツ批判記事に対して早速、文章が消えることに早くも衝撃を受ける。自由な言論を許さない暴君的な反民主の、彼ら一流の意思表示に怒りが先立つ。


<ロバート・ケネディJrに徹底批判されたビル・ゲイツの野望>

一族にカリスマ的大統領や司法長官を輩出した環境派弁護士のロバートの、詳細な資料を積み重ねながらまとめ上げた、危険なコロナウイルス・ワクチン批判本は、到底一介の作家やジャーナリストでは追及したくても出来ない。

しかし、有能な弁護士は医薬業界による闇と、そこで渦巻く膨大な利権の山を見事に暴いた。友人の読書家弁護士も、圧倒されながら分厚い三部構成の本と今も取り組んでいる。「すごい本だ」と絶賛しきりである。時間とお金に余裕のある知識人は、必読すべきだろうと提案したい。政治家がいたら、ぜひとも読んでもらいたい。


日本政府が「打て打て」を叫び、新聞テレビどころか国会の与野党議員もこぞって狂気の推進をした実績が、いま厳しく問われている。ビル・ゲイツの人口削減政策を地で行くようなコロナワクチン被害に、改めて徹底した分析と資料公開が求められている。


アメリカでは大掛かりな裁判が始まっている。日本でも見識のある医学者が立ち上がっている。確かにわが友人たちはあっけなく亡くなっているし、身近なところでも元気な知り合いが死んでいる。

まずは2011年の311のフクシマ放射能被ばくの死者はどれくらいか。2019年末からのコロナワクチン副作用死者はどれくらいか。因果不明で逃げることは許されない。「打て打て」と推進した厚労省やそれを最高責任者として担当した加藤勝信の懐具合はどうなのか。日本医師会の暴利も隠蔽されている。疑惑三昧の311後の日本の13年の総括を日本国民は、全く知らない。民主主義が崩壊している!


医薬業界の闇は、すなわち血税をむしり取る悪魔の所業そのものである。日本にもビル・ゲイツがいる。一人ぐらい真っ当な政治家がいないものか。日本にロバートはいないのか。よりましな政党は存在しないのか。政府・議会・裁判所の無責任な体質が、この国の前途を危うくさせていることが認識できるだろう。


<「次世代原発推進」にかけるビルと日本原子力マフィア>

改憲軍拡新聞にして原発推進新聞である読売新聞・日本テレビグループの渡辺恒雄の責任は重大である。この期に及んでもナベツネを礼賛した本を書いたNHK記者とカネになれば何でもやるという出版社に反吐が出る。


農地を大量に買い占めているという報道に驚いていたら、ビルはなんと危険すぎる原子力発電所に手を出していた。日米政府を巻き込んで原発の廃炉計画という前向きなものではない。

筆者はいち早く友人が持ち込んでくれた数年前の読売新聞で知っていた。ヒロシマ・ナガサキはおろかフクシマの教訓さえ蹴飛ばして、新たな原発をさらに建設するという、それこそ悪魔でなければ想定できないような計画にビル・ゲイツは、ワクチン事件で味を占めたものか、投資を始めた。

TerraPdwerという原発建設企業を立ち上げたビルは、日米政府をも巻き込んで始めている。米誌Forbesが報じた。「効率的な次世代原発」とメディアに世論操作報道をさせるビルと読売ナベツネ新聞に驚く。

ナトリウムを使用するという。日本政府は断念したもんじゅナトリウム事故を凌駕するという。実に悪辣危険な原発建設であろうか。

核はいらない。地球破壊の核は人倫に反する許されない代物である。


米ニユーヨーク郊外の原発がハドソン川に猛毒トリチウム汚染水を垂れ流そうとしたことに住民と州知事が反対して止めた。日本はフクシマのそれを50年100年かけて放流する!恐ろしい悪魔の東電と日本政府・原子力マフィアであろうか。断じてNOである。

ビルゲイツと原子力ムラの爆走を断じて許してはならない。

2024年3月27日記(反骨反原発ジャーナリスト・日本記者クラブ会員)


またも爆走岸田丸!

政府は26日午前の国家安全保障会議(NSC)で、武器輸出を制限している防衛装備移転三原則の運用指針を改定し、英国、イタリアと国際共同開発中の次期戦闘機の第三国への輸出を解禁した。「殺傷能力のある武器の最たるもの」(自民議員)と位置づけられる戦闘機の輸出解禁は、武器輸出を厳しく制限してきた日本の安全保障政策の大きな転換となる。


もんじゅ西村成生謀殺事件=原子力マフィアは殺人鬼!

御支援者様

2024年4月、裁判は2件 下記��が進行しています。其々、被告と訴訟名が異なります、傍聴宜しくお願い致します。

� もんじゅ西村裁判� 日 時:2024年4月16日(火)10:50〜場 所: 東京地裁 803号 法廷 訴訟名: 個人情報審査請求取消(行政訴訟) 下記 *<参考資料>1.個人情報請求参照 被 告: 東京都原 告: 西 村

� もんじゅ西村裁判�日 時:2024年4月19日(金)10:00〜場 所: 東京地裁 530号 法廷訴訟名: 損害賠償請求 原子力機構と田島が機構内の西村の事務机内の全書類、ロッカー内の全遺品を紛失した事への損害。被 告: 日本原子力研究開発機構と元田島良明秘書役 原 告: 西 村

1996年1月12日、西村は科学技術庁での記者会見に出席、その数時間後、遺体で発見された(享年49歳)。日本原子力機構・大石博理事長が西村に特命を出し、その職務中の死因の説明を求めたが未だに一切ない。しかも、遺体の損傷がホテルの8階非常階段からコンクリート地面に飛び降りた状態ではなかった。特命を出した原子力機構の杜撰な職務管理、無責任体制を知る。原子力機構は原子力技術に対しても無責任体制と不信感である。

<参考資料> もんじゅ西村裁判 1.*訴訟名:個人情報審査請求取消 (行政訴訟)の個人情報審査請求とは⇒西村成生の死因に関する個人情報 物件 作成日  作成者 捜査報告書 H8.01 16  荒井 泰雄(元中央署警部補)他2名 実況見分調書 H8.01.13  高野 清吉 写真撮影報告書  H8.01.13  落合 聡 死体取扱報告書   H8.01.13  荒井 泰雄 その他3名のメモ  H8.01.13  上記3名

2.ホームページ  https://4nso9mei.seesaa.net/ キーワード もんじゅ・西村裁判  日本の黒い霧

3「もんじゅ」をめぐるNHK TVの紹介2024.3.2放送 NHK? ETV特集 「膨張と忘却 〜理の人が見た原子力政策〜 (吉岡斉)」で検索すると、もんじゅ事故、その後の原子力規制委員長、

委員会の等の無責任な対応、議事録、詳細な内容の番組でした。現在、NHK? ETV特集はDAILYMOTION のHPで貴重な動画(59分物)を再生できます、(他HPの録画は殆ど配信を終えております)早目にDAILYMOTION のHPを御覧になることをお勧めします。

内容は1995年、高速増殖炉「もんじゅ」で起きたナトリウム 漏れ事故の後核燃サイクル見直しの動きが出ました。この動きを、どのようにして原子力ムラが潰したか、経過をまとめています。「主役」である原子力市民委員会委員の吉岡斉(ひとし)九州大教授は、2018年に死去されました。

4.西村事件の 最新記事 Tansa (2024年)消えた核科学者〈https://tansajp.org/columnists/10306/  

     夫の死の真相を追及する27年の闘(85)〈2〉https://tansajp.org/investigativejournal/10492/

   「アトム会」メンバーの怪死(35)〈3〉https://tansajp.org/investigativejournal/10510/      

    妻の直感 (36)〈4〉https://tansajp.org/investigativejournal/10517/    動燃の闇 (37)

5.デジタル鹿砦社の記事。(2022年版)しかもそれに、よって厳しい動燃批判は一挙に沈静化し、再び動燃

はもんじゅ稼働を推し進めていった。もんじゅが、ほぼ稼働せず、廃炉が決まったのは、西村氏の死から

20年後の2016年だった。その日、トシ子さんは、仏壇に置かれた夫の遺影にこう話しかけた。

「もんじゅのために死ぬことはなかった」──

《関係者証言録公開》もんじゅ職員不審死事件─

─夫の「死」の真相を追及する西村トシ子さんの闘い【全6回】

〈1〉http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44727

〈2〉http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44733

〈3〉http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44851

〈4〉http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44879

〈5〉http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44951

〈6〉http://www.rokusaisha.com/wp/?p=44985


もんじゅ・西村裁判の会


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