本澤二郎の「日本の風景」(5090)
<日本人は野蛮人か>
最近、割安のニシンを買った。雄が数匹。メスはいない。なぜか?
日本人はわかるだろう。ニシンの子を日本人は食べつくす、食べつくしてきた。卵を食べるので、ニシンは海から姿を消す。当たり前だろう。かくしておいしい魚の一番手ともいえるニシンは、海からいなくなる。日本人の残酷さを物語っている。
<ニシンの子(数の子)を食べつくす日本人>
為政者やワシントンのアメリカ人にしてみると、心優しい日本人であり続けている国民。政府の犯罪的悪政にも耐えてくれる。デモもしない。野党の国会議員は、共産党まで自民党に従順この上ない。
アメリカは屋台骨が傾いて四苦八苦すると、カネを運んでくれる日本は、財布のポケットそのものである。こんなにありがたい国も国民も世界に存在しない。
魚や環境問題になると、日本人の感度は余計に低い。正月に数の子を食べる習慣は、大分薄れてきてはいるが、それでもニシンの子を食べつくそうという人は少なくないらしい。
そういえば、ここ10年ほど数の子を食べていない。食べたいとも思わない。それでもニシンを店頭で見ることは少ない。料理次第だが、実においしい魚である。
腕自慢の料理人が近くにいるせいでもあるが、ここは日本人としてニシンのメスを捕獲しないルールを確立すべきだろう。数の子を食べつくす食文化は間違いである。野蛮きわまりない。
魚類保護について日本の役所・農水省の官僚たちも狂っているのだろうが、子孫を奪う漁と食文化は止めにしてもらいたい。
<海をいたぶる核汚染水垂れ流しを強行>
海洋汚染というと、プラスチックごみのことで、人類は海洋汚染にようやく目をむき始めた。遅すぎる対応に無知な人間はいたたまれないのだが、311フクシマの核汚染水、あえて処理汚染水と言ってもいいが、この海洋汚染を承知の上での海洋投棄(2023年夏から)している日本政府と原子力マフィアの蛮行もすごい。
海に恩恵を受けてきた日本人が、率先して海洋汚染を強行する様は、まさに狂気の沙汰であろう。フクシマの核汚染水は、フランス製のアルプスなる除染機でも「安全な水」になることはない。誰も知っているが、それでも「処理水」は安全と開き直って強行している。日本政府の蛮行がいまも、これから30年50年と継続して、完全に海洋を核で汚染する。許しがたい暴挙であろう。
それでも原発を止めない。「今だけカネだけ自分だけ」のカネ亡者が、日本政府を制圧している。自公政権を打倒するほかないのだが、打倒勢力がバラバラ。日本人の民度の低さによる。悔しい限りだ。
<侵略戦争=天皇の軍隊の蛮行=それでも神道カルトが自民党>
日本人の野蛮は、過去にいくつもの証拠があるが、それは明治期に確立した天皇制、天皇制国家主義、またの名を天皇制ファシズム。半島出身の天皇族を「神」として崇拝させる。そのために国家神道カルトと教育勅語を駆使することで、国民に命を差し出せと強要し、事実、天皇の戦争に狩り出した。
大陸での蛮行、とくに婦女子に対する殺戮は、この世の地獄。ハルビンでの731部隊の生体実験は、悲惨すぎて人間が目撃することなどできない。野蛮の極みであろう。日本人は南京とハルビンを、現場で確認する必要があろう。
神道カルトは、各地域の神社を根城にして、宗教法人「神社本庁」が宗教に無知な人々を懐柔して、公的資金をかき集めている。この延長に自民党の裏金集金が存在する。
2024年2月29日記(平和軍縮派ジャーナリスト)
本澤二郎の「日本の風景」(5078)2024年2月18日 (日)
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