2024年01月

本澤二郎の「日本の風景」(5061)

<必読評論=岸田施政方針は安倍・清和会路線を踏襲=武器で平和確保困難=日本危うし>

護憲リベラルの宏池会理念を完全放棄した、2024年1月30日の岸田施政方針に日本の未来はない!未来に巨大なツケ回しをする大型予算案を、衆参自民やくざ国対で押し切る岸田内閣の主権者裏切りに声も出ない。戦争放棄(9条)と政教分離(20条)に違反する戦前回帰に突き進むことが、これでいよいよはっきりしてきたことになる。声を上げ、行動を起こす今である!


<口癖の出まかせの「歴史の転換点」を暴く!>

岸田だけではない。安倍や高市など清和会関係者は、口を開けば「歴史の転換点」という、事実に反する緊張論を枕詞に使う。悪しき霞が関の腐敗官僚の造語であろう。これを乱発して、改憲軍拡ムードを煽っている。追い打ちをかける右翼メディアは、フジサンケイと読売グループが先頭を走って、無知な国民を洗脳している。

以上の指摘は真実である。国民は騙されてはならない。


まだ数年前のことである。ロシアのプーチンという大馬鹿が隣国のウクライナに手を出した。犯人は、ワシントンのCIA工作である。米国の副大統領時代のバイデン父子は、偏狭なユダヤ系の愛国者・ゼレンスキーをウクライナに誕生させた。同時に、ロシアの隣国(ウクライナ)を欧米の軍事同盟NATO(北大西洋同盟)に加盟させようと工作し、ロシアの独裁者の決起を促した。この罠にまんまとかかったプーチンは、軍を動かして墓穴を掘った。

これによって米軍需産業は息を吹き返した。滞貨一掃よろしく米軍の武器弾薬は、きれいさっぱりとウクライナに投入され、今では在庫が無くなってきている。

日本で製造されるミサイルの出番となって、ロシアをきりきり舞いさせている。日露戦争の再現さえ想定されていることに、多数の国民は気付いていない。窮鼠猫を嚙むのたとえが、日ロ間で起きると、第二のヒロシマ・ナガサキが。万一、ロシアの核ミサイルが福井の原発銀座に投下されたら、日本は沈没する。

中東でのイスラエル・パレスチナの戦争は、これと水面下で連携しているのであろうが、決して岸田のいう「歴史の転換点」であるわけがない。意図的に作られたワシントンの戦争の一つであって、なにも歴史の急変を意味しない。


<改憲軍拡の潮流を促進するための極右・財閥の陰謀>

日本人に限らない。民主主義が確立していない国の人々は、無知ゆえに言論の影響を受ける。言論の自由を制限することで、悪魔の政権は野望を実現する。ヒトラーのドイツに限らない。

清和会の日本政府は、それ以前に中国敵視政策を強行し、最近では台湾有事を喧伝してきた。特に台湾独立派と連携する安倍・清和会幹部の台湾訪問ラッシュで、中国を刺激している。72年の日中共同声明に違反する内政干渉である。反発する中国に右翼言論が逆襲することで、日本国内に反中国論が台頭して久しい。

以上みてきたように「歴史の転換点」とは、意図的に作られてきた緊張政策の結果である。


こうして安倍路線は、岸田に受け継がれ、閣議決定という正当化できない手口で、新たに43兆円という天文学的な軍事予算化を手にした。極右と軍需産業の財閥の陰謀が見て取れる。この程度の幼稚な「死の商人」の策略を、新聞テレビは全く批判しない。反対に宣伝している。新聞と政府が一体化すると、日本もヒトラーのようなドイツになってしまう。今がその時である。

死の商人が安倍から岸田に看板を変えさせることで、戦前の日本を21世紀の日本に見事に変質させている。歴史は繰り返す。今がその時なのである。

無知は犯罪である。日本の政府・議会・司法が憲法違反について沈黙している。派閥解消は、岸田の一強体制作戦であることに気付かない、三権と識者の堕落を印象付けている。


<43兆円で軍事経済はウケにいる日本産軍複合体の緊張路線>

案の定、三菱重工・東芝・日立など武器弾薬メーカーが燃えている!その一方で年収100万円、150万円の民衆は少なくない。国民の代表である国会議員は、世界一の高給を懐に入れて、裏金論議に特化している。それを面白おかしく報道する言論界。

死の商人は笑い転げているではないか。日本にも米産軍複合体と同じ日本産軍複合体が誕生している!自衛隊幹部が集団で戦争神社に公然と参拝しているのではないか。それを処分しない政府を、誰も追及しない。憲法20条違反は、防衛省・自衛隊に及んでいる。特定宗教への公人の参拝を近代法は禁じている。宗教と戦争は不可分の関係にある。靖国参拝だけではない。


<戦争国家で衰退し国滅ぶ=憲法と主権者の覚悟>

安倍・清和会政治で、財閥は豚のように太っている。500兆か600兆円か。他方、円激安の日本銀行の暴走によって異常な株高を作り上げてきた。すべては、民衆の資金を絞り上げてきていることになる。しかし、事実を報道しない。国民は鉄板で蓋をされて何も気づかない。


日本は民主主義の国ではない。ここ10年は、戦前の日本に変質しているのではないのか。それでも不勉強な野党も言論も沈黙している。憲法が破壊され、民衆の生活も破壊されている。沈黙する国民でいいのだろうか。ネット情報も右翼の言論に支配されている。護憲リベラルが姿を消した日本、やくざが跋扈する国会と房総半島の列島化が進行している。

米国ではロバートケネディJrが、そして司法界が動き出している!

日米の落差は大きい。


<日本国民よ!目を覚ます時は今だ!>

2024年1月31日記(日本記者クラブ会員・反骨ジャーナリスト・政治評論家)


(CNN) 引退した保守派の米連邦控訴裁判事が連邦最高裁に対し、トランプ前大統領の名前を大統領選の投票用紙から除外するよう強く求めた。


トランプ氏に約123億円支払い命令 女性作家への名誉毀損訴訟 NY地裁 (日テレNEWS NNN)


本澤二郎の「日本の風景」(5060)

<首相・岸田文雄君に諫言=護憲リベラルに舵切れ!>

幼いころから歌に歌われた「水も清きふるさと」は、最近では汚染されて安心して水も飲めない。房総半島の水源地にも放射能・核汚染ごみが不法投棄されている!それを放置する環境省と千葉県と袖ヶ浦市!

既に自民党清和会は崩壊した。対極の護憲リベラル・宏池会政治の出番である。悲しいかな宏池会を知る言論人も姿を消した。不肖・反骨のジャーナリストが、総理大臣・岸田文雄君に諫言するしかなくなった。

ずばり腐敗した極右・安倍と菅の財閥に目を向ける政治から、国民に目を向ける護憲リベラルの政治に舵を切る時である。このままだと民衆も国も衰退し、とどのつまりは滅ぶ!この国の主人公は国民である。


<安倍はいない・清和会も崩壊した=堂々と国民に目を向けよ>

岸田君、世は21世紀だ。武器弾薬の中世ではない。戦前でもない。もうA級戦犯の岸信介の孫は、この世から姿を消した。「神の国」だとほざく利権屋の森喜朗も、事実上いない。亡霊など官邸にはいない。堂々と主権者に目を向けた政治に舵を切って、未来を生きる若者らに希望を与えてほしい。ツケを回す財閥一強政治を返上する2024年度の予算を編成しなければならない。


政権を取ろうとしないような野党も、安倍の腐敗について真相を暴く徹底追及をしてほしい。安倍の時代にたくさんの人が命を奪われている。赤木俊夫さんだけではない。気になるのは、60兆円のひもつきODA利権。マージン3%だとすると、集金パーティー巻裏金どころではない。脱税のための秘密口座がいくつもあるだろう。

いまも安倍利権にぶら下がっている腐敗した言論人が、ユーチューバーとして暗躍している。フジサンケイや読売新聞は大丈夫か。


今こそ安倍の桜・加計・森友など数々の不正腐敗を解決するべきである。麻生太郎や菅義偉を議会で証言させるべきだ。国政調査権を行使せよ、である。安倍の政治団体を相続した昭恵の国会証言も不可欠である。その時に、政権は自公維から野党に熟した柿のように、確実に落ちてくる。


<岸田君に贈る言葉>

1972年の春に宏池会を担当し、軽い足腰を駆使して池田勇人が吉田茂の自由党を継承して、護憲リベラルの宏池会を創設した。信濃町の池田邸で満江夫人の麦飯を御馳走になった思い出もある。娘婿の行彦さんも一緒だった。彼はA級戦犯の岸内閣が強行した60年安保の時、国会デモの常連だった。加藤紘一も。

筆者は宏池会の政治理念を知ろうとして、同会二代目の前尾繫三郎系の黒金泰美や小川平二の部屋を足しげく通った。黒金は池田内閣の官房長官、小川は信州の名門・小川平吉の次男。

次男平二が東京帝大を卒業する場面で「満州鉄道に就職したい」と父親に話をすると、政友会の大立者で知られた平吉は烈火のごとく怒った。「冗談を言うな。他人の家に土足で上がり込んでいる企業に就職するなどもってのほかだ」と一撃を食らわせた。平吉は孫文の友人だった。孫文の「敬天愛人」の額が平二の玄関にかかっていた。


岸派には満鉄など中国侵略派が集まったが、対極に位置した吉田派には、歴史の教訓を知悉した戦後派官僚が結集していた。世界に冠たる日本国憲法は、吉田内閣の下で誕生している。護憲リベラリストの宏池会である。


黒金は「宏池会は国民の総意を政策に生かすことを政治理念にしている」と駆け出しの記者に語った。武器弾薬の自衛隊に対して「オモチャを欲しがって困ります」と東京帝大の秀才は、殺人目的の武器を否定していた。彼は大変な読書家だった。小川も。それに紳士だ。横柄な態度や傲慢なそぶりなど、彼らからは予想できなかった。二人の秘書もよかった。何度も事務所に足を運んだ。A級戦犯の岸グループとは水と油。当然とはいえ、宏池会の存在が自民党政治を存続させたものである。

「何とか宮澤喜一の内閣を作りたい」と晩年の黒金は弟のように宮澤支援に傾注していた。

小川の姉・ことさんは、宮澤三兄弟の母親。平吉の長女だ。大変庶民的な女性で、90歳になっても電車で買い物をして、物価の動向を息子である喜一首相に伝えていた。

息子三人を、東京帝大法学部に入学させた手腕を直接取材したものである。確か次男の外交官は、初代の中国大使になった。



宏池会政治は、歴史の教訓を体した、主に国に奉仕する秀才組と津島文治のような資産家によって成り立っていた。児玉誉士夫や笹川良一ら右翼暴力団と連携する岸・福田派と全く違った。宏池会の政策ブレーンの安田正治は「うちにはやくざ暴力団はいません」と駆け出しの記者に何度も繰り返した。


新聞人は、国民の思いを背景に権力を監視する使命を帯びて、日本の民主政治の実態を国民に伝える職業である。読売などは、国家主義者の中曽根派や福田派の財閥向けの新聞づくりに徹してきた。その時代も終わったとみたい。


宮澤は初のポスト中曽根の自民党総裁選で、中国の漢籍から「中原に鹿を追う」との文言を用いて、さらに「核兵器の時代は核を使用できない。よって日本国憲法9条はいまや光輝を放ってきた」と喝破した。宮澤を紹介してくれた小川は「彼は護憲リベラル。座談の名人」だと。


黒金は「宮澤の不人気の原因は英語使い」とこぼしていたが、政権を担当すると、米国のブッシュらとの会談に通訳の出番はなかった。母親によると、小学生のころから米人の家庭教師をつけて、本物の英語を学ばせてきた。そのお陰である。


宏池会落第生の岸田文雄は、多少は親類の宮澤から政治の手ほどきを受けている。福田の倅の康夫もそうだが、今もそれを実践して森や笹川の軍門にはまっていない。岸田は康夫に学ぶべきである。


だが、いまや岸田も安倍・極右の日本会議や清和会の桎梏から解放された。晴れて宏池会の護憲リベラル政治を実践する好機を手にした。恐れることなく「出過ぎた杭は打たれない」を実践するしかない時である。公然と気を吐く春を迎えている。梅も白い花を咲かせ始めた。岸田君の采配を、しばし見聞することにする!

2024年1月30日記(政治評論家・反骨ジャーナリスト)

https://x.com/RenpougunFx/status/1446683399826010123?s=20


本澤二郎の「日本の風景」(5059)

<「9人の女性とごみ環境」(イマジン出版)と自民ごみ退治>

青木泰さんが、311のがれき問題や森友ごみ嘘事件に次いで、これまた男衆が見過ごしてきた地球に優しいごみ問題について、9人の女性活動家の生の声を集めて一冊にした本を送ってきた。

筆者も一人生活のころ、一番苦労した問題が「ゴミ出し」だった。分からなくて注意されたこともある。本を手に取ってみると「ごみは資源、お金になる」という発想に立った人間は、ビジネスでも成功するだろうと思う。生ごみもそうだが、この辺では燃やしている。「もったいない」との観念が薄い。第一、このごみ収集利権はやくざが握って手放さない。やくざ利権化している房総半島は、梅の木や水仙のように春が来るのか心配である。首長も市議会議員にもやくざ系がたくさんいるという千葉県の君津安房郡市だ。

多くの住民は、ゆえに郷土愛がないか、薄い。永田町を見てごらん。やくざ代議士の倅と運転手が、野党を抑え込む国会対策委員長である。自民党はやくざさま様なのか。岸田文雄の正体も見えてくるだろう。やくざに屈する野党の不甲斐ない姿を見たくない。あなたはどうだろうか。


<「出過ぎた杭は打たれない」はやくざに怯える全国民、特にやくざが跋扈する千葉県民向けの警句>

坪井照子、中村恵子、園田真見子、福渡和子、加納好子、西岡政子、池田こみち、江尻京子、吉田義枝の各氏のごみに対する熱意と

発想に敬意を表したい。男たちはぜひ目を通すといい。小中高の教師、そして特に永田町と霞が関の特権層もじっくりと勉強してもらいたい。

本業の政治論でいうと、吉田さんの「出る杭は打たれる、出過ぎた杭は打たれない」は本当である。

「木更津レイプ殺人事件」を取材して気付いたのだが、やくざに強姦されて性奴隷、そこから飛び出そうとして「ばらすぞ」の脅迫に衝撃を受けて、戦争遺児の栄養士は突発性大動脈りゅう破裂で非業の死を遂げてしまった。哀れすぎる被害者は、レイプされた時点で110番通報をしなかった。一人で解決しようとして、こっそり決起して殺害されてしまった。

このやくざ殺人事件を千葉県警は捜査をやめている。やくざと警察はグルなのだ。やくざはカルト教団の信者。政治力で蓋をした可能性を否定できない。筆者はこの事件を契機にやくざ退治を始めた。もう「木更津レイプ殺人事件」関連で100本以上ブログや雑誌に書いて、当局の真摯な対応を呼び掛けている。これからも、である。確かに「出過ぎた杭は打たれない」。


そして現在、袖ヶ浦市林・高谷地区のやくざ系産廃業者・ワコーを追い詰める記事を、ブログに繰り返し公表している。両地区の住民も声を挙げ始めた。中には住宅の周囲を防犯カメラでガードし、ネズミが一匹出入りすることができないようにしている。逆にやくざ業者を追い込んでいる。犯罪者が雲隠れしている。

こそこそ非難したりしているだけでは、やくざに逆襲されて命を失うこともありうる。「出過ぎるとやくざが恐れる」ものだ。


やくざ代議士の浜田幸一が現役時代、自民党内には「ハマコーの天敵」がかなりいた。やくざ代議士は、犬に例えると、よく吠える「スピッツ」である。警察も人の子である。市民が立ち上がると勇気を出して戦ってくれる。元警視総監・秦野章にも教えられたものだ。


<人糞の肥料化も喫緊の課題=農薬退治の決め手>

本題に戻ると、いつものことだが「人糞はカネになる。無農薬の野菜作りに最高」、そして河川・海洋汚染をなくすことができる。

化学肥料など不要である。アンモニアのにおいを何とかすればできる。牛や鶏の糞は肥料化して久しい。我が家も使用している。

人糞の肥料化に成功すれば、地球の環境維持に貢献することは間違いない。

水洗便所で札束を流しているようで、まことにもったいない。


<提案=9人の女性による自民ごみ退治の手腕に期待>

そこでこの機会に彼女らに提案をしたい。自民党ごみ、特に清和会ごみの裏金事件については、議員辞職が相当であると考えているのだが、神道「神の国」のオッサン以下、うまく不起訴にしてもらい、逃げおおせようとしている。

安倍側近の中には、突如として大阪万博中止を言い出して、世論の風向きを変えようとしているせこい輩も出てきている。こんな悪だくみを喜んで宣伝する新聞人もいるらしい。


自民党のゴミの山を放置すると、再び同じことが起きる。国民生活は物価の高騰で、さらに悪化する。9人の女性の知恵で、ごみを処理(退治)したいものである。

2024年1月29日記(政治評論家)


本澤二郎「日本の風景」(5058)

<「自民衆参やくざ国対」と房総半島の悲劇>

以前「腐臭列島 房総半島の闇」(データハウス)を書いた。なんとかして、世の中を少しでも明るくさせたいとの思いからだったが、その夢ははかなく消えてしまった。事態はさらに悪化した。希望が見えない。自民党極右片肺内閣のもとで、主権者である国民が姿を消してしまった。反省と謝罪をしない財閥だけが、血税を懐に入れて肥え続けた。気が付くと、自民党の衆参の国対委員長が、なんとなんとやくざ代議士の倅と運転手。よほど好かれるやくざ系議員に衝撃を受ける。岸田文雄人事かそれとも悪党の木原誠二の知恵なのか?


この間、平和と福祉を吹聴してきた公明党創価学会が、自民党に吸い込まれる。日本共産党でさえも、姿がかすんでいく。野党は分断され、それに労働団体の連合までが加担し、この国から正義・公正・道義といった政治理念・大義までが無くなっていく。若者の覇気が消える。それもそうだろう、今を生きる政治屋と官僚たちは、莫大なツケを後世に回して「今だけ自分だけカネだけ」に徹して、未来を生きる若者や孫たちのことを考えない。


史上最悪の事態で犯罪者が権力にまとわりつく。「自民やくざ国対」が象徴する、やくざが跋扈する房総半島では、市議や首長までがやくざや、やくざ系の国会議員にひれ伏している。そこでなんとも恐ろしい事態が起きた。フクシマの核汚染ごみが、水源地に大量に投棄されていた。やくざ系産廃業者による不法投棄であるが、3年前に林地区の役員が放射能測定器で発覚した。直訴しても警察も自治体・議会もそっぽを向いている。言論界も、である。やくざを擁護する為政者ばかりなのだ!


<公明党と共産党に異変!袖ヶ浦市の核汚染ごみ事件にそっぽ!衝撃を受ける高谷・林区の住民>

安倍・極右内閣が終わり、遂に永田町のドブさらいが始まると国民は狂喜した。だが、検察も自民も清和会裏金疑惑に対して腰砕け。極右片肺内閣の検察、そして「自民やくざ党」に自浄能力を期待する方が無駄なことだった。


国民の怒りは収まらない。特にやくざが跋扈する房総半島の君津郡市、中でも袖ケ浦市では悲劇を通り越した深刻な事態にこの3年間、追い込まれて窒息状態だ。やくざ系の首長(昨年暮れ無投票再選)や、やくざ系市議に直訴してきたが、どこの政党も相手にしてくれない。まさか?数年の間、筆者も信じられなかった。

「民衆の味方」と喧伝してきた公明党創価学会は違う?問題は核汚染ごみなのだから。まともに対応するだろう。せめて共産党は、まだ地域の住民の命と健康に関して逃げないだろう。誰もがそう信じてきたのだが、現実は全くちがった。


中央の腐敗が地方にも伝染して当然だが、たとえそうでも袖ヶ浦市の林・高谷地区に不法投棄された核汚染ごみの周辺住民の間で、次々と死人やがん患者が多発してきているのだから。恐怖の両区民は、対策委員会を設置して市議会や市の環境部、木更津署に訴え続けてきた。千葉県や千葉県警にも詳細資料と陳情を繰り返したが、事実上、現在に至るまで無視されてきている。

新聞テレビは報道しない。本ブログのみである。言論界に身を置いてきた筆者も、正体不明の原子力マフィアに怖さを覚える。問題のやくざ系産廃業者(本社木更津市)は雲隠れしている。コツコツと房総半島で政治活動をする日景省吾(青木愛秘書)に声をかけ、林地区の役員に紹介した。彼の活動が少しずつ実を結んできてはいる。環境ジャーナリストにも見てもらい、事態の深刻さを理解してもらった。問題は住民運動の原動力である資金が、小さな区では確保できないことだ。


<昨年7月被害住民が現地案内、それでも9月12月の議会沈黙>

昨年の7月、対策委員長の御園豊は、市議会各党の代表を自宅に招いて説明し、現場を案内し、資料を手渡した。特に公明党と共産党に対しては、9月議会で質問してもらいたいと要請し、ほぼ了解した。だが、質問しなかった。12月議会でも。

一体どういうことか。筆者は別件で取材を受けた共産党機関紙幹部に、この件の取材を要請した。永田町で活躍する名物記者にも働きかけたが、効果はなかった。これは不思議なことである。


<公共両党が逃げた!秋の市議選に向けた両党の新聞チラシにも触れない>

昨日は林地区の役員が自宅に公明党と共産党の新聞折り込みの宣伝チラシを持参した。共産党は180号。水道料金の値上げを記事にしてあるが、肝心の水道汚染について触れていない。むろん、核汚染ごみはない。


公明党の2024年新春号は、活字よりも写真中心。仲良し市長に要望書提出が大きく紙面を割いていた。新年あいさつでは「市民の皆様の生命と暮らしを守る」という約束をしながらも、高谷・林両区は袖ヶ浦市民ではないといわぬばかり。住民の間から不穏なささやきが漏れているという。たとえば「市の環境部の残土問題をしていた保守系市議のMに傾倒している」とか、元創価学会幹部は「市議とは名ばかりで、何も知らない」との酷評が。

中道も革新も消えてしまった列島を象徴している!日本沈没も頷くほかないのか?

2024年1月28日記(日本記者クラブ会員)


検察審査会が勝負!

(毎日)不起訴処分となったのは、松野博一前官房長官▽西村康稔前経済産業相▽高木毅前党国対委員長▽世耕弘成前党参院幹事長▽萩生田光一前党政調会長▽塩谷立元文部科学相▽下村博文元文科相――の安倍派幹部7人と、派閥の会長をかつて務めた森喜朗元首相。告発した大学教授は検察審査会に審査を申し立てる意向で、検察審が「起訴相当」や「不起訴不当」の議決を出せば、特捜部は再捜査を迫られることになる。


本澤二郎の「日本の風景」(5057)

<「自民やくざ党」の裏金脱税上納金システム?>

自民党の安倍・清和会の裏金疑惑脱税事件は、まだほんの入り口に過ぎないが、昨日あたりから清和会の裏金危機で崩壊寸前のありさまに驚いたらしく、これまで地元の能登半島地震大災害についても雲隠れしてきた五輪疑惑の元凶・森喜朗が、とうとう永田町に姿を見せたようだ。

「まるでおっとり刀で俺が神風を吹かせて退治してやるということらしいが、成果は無理だろう。おっちょこちょいのでたらめ発言で知られる御仁が、テレビでわめいてもまず効果はない」という。

第一、森が始めた清和会の裏金システムを取材する記者が一人もいないというのも寂しい。「笹川ギャンブル財団が用意してくれた事務所でじっとしていた」ということらしいが、認知症にかかっていなければいいのだが。


さて本日紹介する裏金問題は、もっと大きい。「今後どうする入閣のための裏金脱税上納資金5000万円+α?」をどうするのか。

自民党とやくざの深い関係は、今では公明党とやくざの関係(木更津レイプ殺人事件)にも伝染している。前者の場合は、上納金次第で人事が決まる。大分以前でも5000万円用意しないと大臣になれなかった。これは清和会に限らないだろうが。

派閥の親分の懐は、党や内閣人事の際に暴利を懐に入れる好機なのだが、自民党の政治刷新会議で議論されているのかどうか?


<議員辞職の谷川弥一はスケープゴート、皆同じ>

筆者は清和会の谷川弥一を誉めている。彼は覚悟の上で議員辞職をした。ほかの連中は逃げまくっている。ほとんどが同じことをしている。一人で真っ当な責任を取ったのだから。

官房長官の松野博一は悪い。一番最後にうその釈明会見、その前が萩生田光一だった。この二人を落選させる市民運動が起きるだろう。谷川を国会からはじき出して、自分たちは離党もしない、議員辞職もしないというのだから。逃げ得を許さない!

有権者を馬鹿にし過ぎている。松野は官房機密費について何か語ったのか。国民の血税をちょろまかしたと見られている。世論の風圧を計算した上での会見は姑息すぎる。


<福田・清和会のN太郎は「5000万円用意」?>

もうはるか昔のことであるが、福田赳夫が評価していた参院議員のN太郎が、突然30代の記者に向かって「5000万円が相場らしいが、どうだろうか」と聞いてきた。

入閣のための上納金のことなど、当時の政治記者は知らなかった。生来、カネとは縁が薄い。中曽根後継人事で社長の徳間は「安倍晋太郎がいい」という。安倍は岸の娘婿、戦争が絡んでいる。よくないに決まっている。彼はおそらくナベツネに声をかけられていたのだろう。「私は護憲リベラルの宮澤喜一がベターだ」といって突っぱねて、倒産寸前の新聞社をやめた。退職金300万円。信念を貫いた。結果は、中曽根が竹下を選んだ。カネである。世界なんとか研究所の資金を竹下が用意したというのが真相だろう。


N太郎はめでたく外相に起用された。彼の母親は、池田勇人内閣で厚生大臣を務めている。彼は外相になると、俄然改憲を言い出した。彼をリベラルと買いかぶっていたのだが、見事に裏切られてしまった。日本の外交官の中には「武器弾薬がないと外交ができない」というおかしな輩が少なくない。それも彼の人生を狂わせる。彼の運転手が、今の維新の代表だという。あきれてものも言う気がしない。


<岸信介の兄貴分・千葉三郎は「二度と閣僚にならない」>

「二度と大臣にならない」と言い張った御仁がいた。千葉三郎だ。彼も清和会に所属していた。東京帝大で、岸の先輩だった。そのため、岸を「岸君」と呼んでいた。

初めて労相になって房総半島の茂原に錦を飾った。しかし、もう二度と猟官運動はしないとも言い張った。理由は大金を上納しないと

大臣に起用されないことを知った、そのためだった。閣僚の多くは上納金を派閥の親分に差し出さないと大臣になることは出来ない。

どうだろう、人事の多くはこの上納金システムで決まる。むろん、例外はあるのだが、それはごく一部である。そうしてみると、谷川の裏金作りは、少しでも早く大臣になって、地元長崎県に国の予算を分捕ってきたやるというもので、多くの自民党議員も同じことをしてきている。

松野・萩生田・塩谷・西村・下村・高木ら清和会幹部は、今も谷川をスケープゴートにして逃げまくっている。人間として谷川に軍配を上げたい。この判断を読者はどう見てくれる?

宇都宮徳馬さんのいう「50、60鼻たれ小僧、男盛りは真っ八十」は本当である。小僧の最悪の事例が安倍であり、清和会ということになる。国民は目を覚まして声を上げよう!

2024年1月27日記(日本記者クラブ会員)


自民党の安倍・別動隊の正体!

 (読売)通常国会で最大の焦点となる見通しの政治資金の問題を巡り、日本維新の会が改革姿勢を打ち出せないでいる。改革の柱となる政治資金パーティーについて、廃止を求める地域政党・大阪維新の会側と意見が対立しているためで、身上とする「身を切る改革」を示せない国会議員に対し、地方からは不満も漏れている。


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