2022年07月

国葬垂れ流しの大手新聞<本澤二郎の「日本の風景」(4516)

<内心の自由・基本的人権・憲法尊重擁護義務の憲法違反国葬スルー>

 手元にほとんど読んだことがない読売新聞を、最近まとめて自宅に郵送してくれる正義の市民がいる。開いてみると、確かに読むところがない。政府広報紙に違いない。国民は「犯罪首相を国葬にする岸田内閣は、安倍内閣よりもひどい。主権者を冒涜している」と強く憤慨しているが、読売の1面のトップ記事には、国民の怒りや思いは全くと言っていいほど反映されていない。


 安倍国葬は、憲法の基本的人権の根幹である「内心の自由」を侵害するもので、戦前の国葬令は新憲法下、即失効した。本来、国葬法令の制定を憲法は容認していない。いわんや閣議決定という安倍好みの手口で強行した岸田文雄も悪党に違いない。断固として認めることは出来ない。天に唾する行為であろう。注視すべきだ。弔問外交?誰が来る?

 憲法は「公務員に対して憲法を尊重し、擁護する義務」を厳しく課している。これを破った国葬の強行である。それだけではない。対象者の安倍晋三の内閣は、史上最低最悪の内閣だった。1%財閥向けの政策を強行し、憲法が禁じる「戦争三法」を強行した。これは絶対許されない。いずれ撤回廃止される運命にある。また民衆から吸い上げた消費増税などで、結果的に法人税を引き下げて、軍拡予算を強行した最悪の極右内閣だった。民衆にとっては最悪の内閣だ。しかも、次々と犯罪を引き起こし、法務検察を抑え込んで逃げまくり、国会で嘘を連発してきた。国葬など論外である。


 違憲違法な国葬に対して反対する論陣を張ろうとしない大手の新聞は、もはや死んでしまった、と断罪するほかない。


<統一教会・勝共連合と政府自民党の政教一致にメス入れない犯罪新聞>

 新聞は社会の木鐸である。国民の声を反映する反骨のジャーナリズムが、その使命である。ところが、どうだろうか。

 安倍銃撃事件の犯人の動機となった統一教会・勝共連合について、全く報道していない。霊感商法など犯罪的被害者が、いまも存在しているというのに、この韓国のイカサマのカルト教団にメスを入れる報道をしていない。

 あまつさえ自民党と一体化している現状についての報道も避けているではないか。韓国のカルト教団に操られている自民党と日本政府である。安倍国葬は、カルト教団の意向が反映しているのかもしれないとの疑惑も浮上している。


 「日本政府が犯罪首相を国葬にすることの政治的意味は、すこぶる重大で、これからの日本亡国を象徴している」との識者の指摘は重いものがあろう。そうした当たり前の世論を活字に反映できない大手の新聞は、人によっては「犯罪新聞」と怒りでこき下ろしている。


<政教分離違反に切り込まないジャーナリズム不在の言論界>

 今回の安倍銃撃事件の本質は、政教分離に違反する点にある。宗教と政治は分離するという近代法の大原則に抵触している。

 公明党創価学会がこの原則に違反してることは、いうまでもないが、自民党もまた神社神道と統一教会と一体であるため、より悪質な政教分離違反政党である、という事実を安倍銃撃事件は国民に突き付けている。

 日本の新聞テレビは、この重大事から逃げまくって、ひたすら孤児のように金を懐に入れている。そこにはジャーナリズムが存在していない。情けないことおびただしい。


 読売だけかと思っていたら、先ほど電話をくれた御仁は「朝日も同じだ。朝日も世論を代表していない。いづれ潰れる」と予告したものだ。

 彼は都内の中古の高層住宅に住んでいる。一つの階に30軒、うち新聞購読は2軒。朝日は彼の家1軒のみ。朝日新聞も墜落している、というのだ。「今の朝日記者は、不勉強でいい加減な女性記者ばかり。政府の広報垂れ流し専門。特ダネはとらない。朝日は不動産で生きているだけの情けない新聞」とも決めつける。外国特派員協会の特派員が「日本に高級紙はない。日刊ゲンダイのみだ」と語っているのは、確かに真実味を帯びている。

 そういえば先日、高知市の友人から電話が入った。「元気にやってますね」という意外な連絡。理由を聞いたら「日刊ゲンダイをコンビニで買って読んでいる」とのことだった。彼は元自民党議員秘書をしていた。


 日本沈没は、新聞の沈没に比例している。思い出せば、生前の宇都宮徳馬さんは議員会館や事務所では、東京タイムズと日刊ゲンダイを購読、配達させていたものだ。

2022年7月26日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)
国葬について宮間純一中央大教授が東京新聞で「内閣主導なら内閣葬と呼ぶ方が正確だ。国葬ならばあり方や対象者の基準などを国会で議論すべきだ」と述べられた。国会こそが民意に基づく国権の最高機関なのであり、正論だと思う。心からの弔意がある外国要人は内閣葬であっても来てくださるはずだろう。(鳩山由紀夫)

自民は井上義行を除名しない!<本澤二郎の「日本の風景」(4515)

統一教会・勝共連合と自民党は一連托生を裏付けている!>

 問題の統一教会派の井上義行が、なぜ官邸入りしたのか、いまだ誰も明らかにしていないが、背後に統一教会・勝共連合の闇の存在に気付く。「ノンキャリの井上が、安倍が森喜朗内閣の官房副長官時代に秘書官になっている。井上は安倍と一体、すなわち統一教会と一体に違いない。先の参院選挙では、教会と連合の丸抱えの候補者として当選している。自民党がまともな民主的な政党であれば、泣いて馬謖を斬る場面だが、岸田や茂木からそうした声は聞こえてこない」これが善良な日本国民の声である。


 この一点からだけみても、自民党と岸田内閣は売国奴政権といわれかねないだろう。「岸・福田・安倍一族の政治姿勢が問われる。福田康夫と福田達夫の対応が注目されるだろう」が大方の声でもあろう。


 弱者の財産を巻き上げる犯罪的詐欺組織を、宗教法人にして日本に招き入れた岸と笹川の罪は、万死に値する。いまでは「岸と笹川の息のかかった怪しげな右翼勢力で支配されている政府与党」と断じてもおかしくない。自民党は、真っ当な政党ではないどころか、反社会的政党であることを裏付けている。そのことを井上義行の選挙が証明しているだろう。


<改憲軍拡の神社神道+韓国の犯罪的カルト教団=政教一致・憲法違反の政府自民党!>

 多くの国民は、創価学会公明党を政教一致の憲法違反政党と捉えている。自民党との連立が、そうした声を公然と常態化させてきた。ところが、連立相手の自民党もまた、古色蒼然たる明治以来の神社神道を足場にした改憲軍拡の政教一致政党だった。しかも、それだけではなかった。

 安倍晋三の口を開けば「改憲軍拡」を亡くなるまで叫んだもう一つのカルト教団が存在した。安倍の祖父が笹川一族と連携しながら立ち上げた韓国・文鮮明の、イカサマで無知と不幸の哀れな日本人女性を標的にした、私財を丸ごと巻き上げて、家族をどん底に陥れてきた悪魔教団を、国民を幸せにするはずの政治家のはずが、反対に強力に法的にも支えてきたことも、今回の安倍銃撃事件が暴露した。

 この事実に愕然として立ち尽くすばかりである。

 そこに福田一族も関与してきたのだ。森喜朗も小泉純一郎も、である。日本の自民党は、あろうことか日本と韓国の好戦的反共教団に乗っ取られていたのである。そこには国民が期待する福祉や医療は入っていない。

 誰か異論があるか?あれば聞かせてもらいたい。安倍の一の子分として知られる高市早苗や、さらに二番手の稲田朋美の釈明を求めたい。幸福を求めるか弱き女性群をからめとり、その挙句にどん底生活に追いやってきた統一教会勝共連合と自民党に対して同情の余地はないだろう。

 

<憲法違反の政教一致の政府与党に日本国民は耐えられるか、それとも叩き潰すか>

 この国の政治は、3つの悪魔教団に乗っ取られてしまっている。この現状から抜け出す手口はあるのか。ある!それは衆院の解散である。政教一致か憲法が強く要請する政教分離か、これを選択する総選挙の実施であろう。

 日本国民は騙されてきた。岸の政治を福田・森・小泉・安倍の内閣を経ながら、受け入れてきた。その結果が、今日の悲劇的な経済的な惨状と国民生活の破綻である。

 政教一致は、歴史的に粉砕されている。日本も憲法で明記されてきている。人類の名によって、政教一致は解体されている。これを叩き潰すことを、日本国民に求めている。相応の覚悟を求めている。清き一票で可能である。


<それでも憲法違反の国葬!岸田も悪魔の使いなのか>

 カルト教団の悪魔が、首相の岸田にも乗り移っている。間違いない。安倍の国葬がそれである。国民は反撃するしかない。既に闘いは新たな段階に入ってきた。

 「安倍国葬反対」の声は、ネット世界では圧倒している。岸田打倒の国会デモも巻き起こっている。既成事実化に弱い国民に対抗して、政府自民党は強行する構えだが、内心の自由を奪う安倍国葬に大義はない。

 夏の政局は秋の政局へと続く。国民は立ち上がる。「犯罪者の国葬を許さない」という正義の叫びは、全土にこだましている。阿修羅などネット掲示板では、とうに炎上している。


 純白の木槿が咲き誇っている。「日韓の極右打倒」の声が聞こえてきている。野党議員に夏休みはない!

2022年7月25日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

市民団体からメ
ル貼り付け 


田中正道は関東で最初に(森友問題)に取り組んだ男です。豊中市議(木村真まこと)

と連携し議員会館を毎週満席にした男です。会の金銭問題で追い出されました、正道は

神戸学院大学の上脇教授と双璧で20近く告発をしています、

https://fb.watch/etESVMFtir/

統一教会第一号!<本澤二郎の「日本の風景」(4514)

<岸信介派で大正昭和に活躍した元労相・千葉三郎の運転手として派遣>

 人間は、最初は誰もが安直な道を選ぶものだ。凡人もその一人で、情報源の一つにしようとして、選挙区(千葉3区)の千葉三郎の門を叩いた。好々爺の千葉と親切な寺部かつ秘書が応対してくれたものだから、大いに満足した。東京タイムズ創立者と千葉は親しかったことからも、彼はすっかり信頼してくれた。

 好きになれない岸信介や、岸派を継承した福田派清和会の様子に聞き耳を立てたものだ。1972年から数年後に、寺部さんが不思議な話をしてくれた。「今度うちに来た運転手は、勝共連合から派遣されてきた人物よ」とわざわざ教えてくれた。

 「勝共連合」と聞くと、誰しもが身構える。彼女は詳しく説明してくれなかったが「注意」を喚起してくれたのだ。お陰で運転手とは、一度も話をすることはなかった。事務所も警戒していたのだろう。翻って、今回の安倍銃撃事件から類推すると、統一教会・勝共連合の自民党攻略第一号ではなかったろうか。

 80年代から犯罪商法の「霊感商法」が大々的に繰り広げられた。被害者の訴えをもみ消す体制が出来ていた上での詐欺商法だった。福田赳夫蔵相が文鮮明の会に、日本政府の大蔵大臣として公然と出席、カルト教団と教祖をべた誉めして、抱擁までするという恐ろしい階段を登っていた。

 アメリカは日本を打ち出の小づち(ポケット)のように血税を奪い取っているが、文鮮明の勝共連合・統一教会は、霊感商法という詐欺商法で、日本人信者にした不幸に泣く市民から、それでも身ぐるみ剥いで、その莫大な資金を使って、韓国のソウル近郊に大規模な御殿を完成させていた。岸信介・福田赳夫は国賊・売国奴であろう。この輪の中心に安倍晋太郎と晋三も入って、カルト教団の合同結婚式さえも支援していたことになる。その清和会制圧の第一号が千葉三郎だった。


 勝共連合・統一教会への貢献度が、運転手を通して岸や文鮮明のもとへと届いていたことになる。彼らが選挙応援や秘書の手伝いから、清和会を丸呑みしていく。それがいまや自民党全体を呑み込んでしまっている。安倍国葬という日本国憲法に違反する方針を、なんと宏池会の岸田文雄首相が決断した。これこそ恐ろしい日本を象徴している。

 内心の自由を侵害する国葬を、国民はあらゆる手段を用いて阻止するよう憲法が命じていることに気付くべきだろう!


<自民党反共右翼・素心会の代表で国際勝共連合顧問=清和会長老>

 千葉は大正昭和をまたにかけた政治家だった。東京帝国大学仏法科を卒業、いったんは三菱鉱業に入社したが、すぐに辞めて米プリンストン大学に留学した。敗戦後の宮城県から「英語使いの知事」として初の民選知事に。鐘紡の武藤三治のもとでも活躍し、戦前に彼の実業同志会から政界入りした。

 戦後は岸の民主党に所属、鳩山内閣で労相に就任したが、その後は1960年に右翼グループの素心会の代表世話人になって、治安問題に取り組む。「大臣就任に金がかかる」ことを知った千葉は、二度と閣僚になろうとしなかった。「大臣になるのに大金を用意する」という実態を、労相就任で初めて知った千葉だった。薄汚い永田町は昔からだった。

 彼は同時に岸と笹川良一が立ち上げた勝共連合の顧問に就任している。岸・福田派に所属、同派の長老として勝共連合の活動に飛び込んで、改憲軍拡論を訴えていた。しかし、1972年から政界引退する4年間、彼の口から改憲軍拡の話を聞くことはなかった。

 岸を「岸くん」と呼んでいたことが印象的で、ついぞ統一教会・勝共連合の話をしなかった。文鮮明についても。岸との温度差は明らかといえる。


<笹川良一との関係も濃厚=仲間の元警視総監・町村金吾と食事>

 選挙にあたふたすることはなかった。千葉県茂原市には、モロズミという男性秘書が陣取っていた。彼は清和会派閥にもよく足を運んでいた。千葉の後継者となった石橋一弥の秘書を経て、先年大動脈りゅう破裂で亡くなったという。


 千葉は勝共連合の話をすることはなかったが、笹川を「笹川さん」と呼んでいた。彼のギャンブル利権を裏金として受け取っていたのかもしれない。態度はしごく紳士的で横柄さはなく、清廉な印象を与えていた。一度、国会前のヒルトンホテルで食事をしたとき、警視総監から政界入りした町村金吾と一緒になった。町村信孝の父親で、彼は総裁選で非清和会候補の安倍晋三に叩き落とされてしまった。

 結果的に警察などの治安部隊が、統一教会・勝共連合の防護服を兼ねていたことがわかる。


<配下の林大幹など金権派を排除する清廉さも>

 彼に心酔する若手も何人かいて、その一人が林大幹(幹雄の父親)だった。あるとき寺部秘書が「林大幹は金にキレイだと思っていたが、実際は違った」といってひどく嘆いた。

 概して右翼政治家は、清廉の士が多いと感じていたが、しかし、岸は全く違っている。利権アサリの本家のようで、岸の金庫番・中村長芳は、清和会秘書連中に「塀の上を歩け」と薫陶していた。


 岸と実弟・佐藤栄作について詳しかった松野頼三によると、岸は誰彼となく付き合った。その点で、佐藤は相手を選んだ。安倍晋三の犯罪は、どう見ても岸の遺伝子が強かったことがわかる。岸田は知らないのか?


<8・15鈴木貫太郎首相は千葉邸に逃れて一命を取り留めた秘話を>

 敗戦の日の1945年8月15日、首相の鈴木貫太郎は、小石川の私邸で二度目の襲撃を受けるが、隣家に逃れて一命をとりとめた。その隣家が、何と千葉三郎邸だった。国粋主義者から運よく逃れた鈴木を、千葉がかくまって助けた。この秘話を彼は筆者に語ってくれた。東京タイムズの特ダネになった。

 こんなわけで、現在も千葉が統一教会・勝共連合に呑み込まれていたのかどうか、確信は持てないが、とはいえ文鮮明工作の一番手に清和会長老の千葉が選ばれていたことは、統一教会からの運転手派遣から見て取れる。

 文鮮明は清和会を丸呑みし、市民から莫大な金を巻き上げ、事件化させない布石を打って、あまつさえ日本政府の政策を操っている。この事実に向き合える言論と議会なのか、国民なのか?

 千葉は後年、神奈川県の辻堂に居を構えた。秘書は鎌倉に。美人だったおばさんは、今どうしているのか。息子を東芝病院で、妻を東芝原発で奪われてしまい、以来年賀状も出せずじまいになってしまった。何事も、遠い思い出となってしまった。彼女が生きていれば、統一教会の詳細が分かるのだが。

2022年7月24日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


<盛り上がる安倍国葬反対デモww.youtube.com/watch?v=OvgQQHldd8A

内心の自由<本澤二郎の「日本の風景」(4513)

<基本的人権の根幹=侵害は拷問そのもの=国葬阻止が憲法>

 憲法19条「思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」、同97条「この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪え、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」。

 以上の条文は、基本的人権についての憲法の明解な立場を宣言している。思想及び良心の自由、すなわち内心の自由は、永久の権利で不可侵と保障している。国葬を否定したものだ。人の死を悼む方法はいろいろあろうが、弔意を国民に強要することは、憲法が禁じている。あってはならない。

 弔意強要は、人の自由な意思を拘束するもので、従ってあってはならない「拷問」に等しい。やってないことをやったと自白させる、恐怖の「拷問」に等しいものなのだ。こんな国はいまはどこにもないはずである。内心の自由は、基本的人権の核心なのだ。侵害されると、日本人の死を意味しかねない。


拷問文化を真っ向から否定した最高法規=国葬は無効

 99条は「公務員は憲法を尊重し擁護する義務を負う」とも明言している。岸田内閣の閣議決定は、憲法19条違反、97条違反、99条違反であって、到底容認できない。直ちに撤回、反省と謝罪をするしかない。


 98条は、憲法が「最高法規」とも宣言し、これに反する行為は「効力を有しない」。安倍国葬は無効なのだ。


<15条で公務員罷免権は国民固有の権利>

 戦前の天皇制国家主義下の国葬令は、戦後に失効して法的根拠はない。そもそも内心の自由を侵害する国葬そのものを容認していない。岸田文雄内閣は、最高法規の憲法によって即罷免しなければならない。罷免権は国民固有の権利である。国葬反対の潮は、全土に広がりを見せるだろう。燎原の火のように!


 昨日、本ブログの全集第1巻と2巻3巻のゲラが届いた。忙しくなりそうだ。夕刻前に自動草刈り機を動かした途端、朝寝坊してしまった。

2022年7月23日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)

 

安倍晋三は政治家か<本澤二郎の「日本の風景」(4512)

反骨ジャーナリストの目には「典型的政治屋」と映っていた!

 「権力に屈したらジャーナリストではない」「言論と議会が死んだら民主主義は崩壊する」と繰り返し叫んだ平和軍縮派の宇都宮徳馬さんに感謝する日々である。宇都宮さんを知らない今のジャーナリストは、これらの言葉をよくよくかみしめて活字を打ってもらいたい。先輩らしい先輩としての後輩たちへのゆるぎない訴え・叫びである。

 もう一つある。政治は金で動く。政治屋の背後にチラつくカネの流れを、しっかりと分析しないと、政治の本質をつかむことは出来ない。特に岸信介・笹川良一・安倍晋太郎・晋三一族と、彼らが日本に手引きした文鮮明の統一教会・勝共連合による、か弱い市民から莫大な金を巻き上げてきたカルト教団の恐ろしい存在を知れば、彼らはまさに国賊そのものであることが理解できるだろう。長期政権の背景を知ることなく、それにもかかわらず1億国民の、決して許容できない基本的人権の核心ともいえる「内心の自由」を奪う国葬が、どういうことになるのか?考えなくても理解できるであろう。日本人の生きる権利を奪おうとしていることに気付くべきだ。


 米誌ニューズウィークの国葬反対キャンペーンは、実に真っ当である。国賊の神格化は、日本を再び戦争の悲劇に追い込むことになる。日本国民は目を覚まして国葬阻止に決起することが、当面の義務であろう。これは憲法が命じている人間の道・平和の道である。


<文鮮明の集金詐取・日本乗っ取りに手を貸した国賊の清和会支配!>

 文鮮明という隣国の日本乗っ取り(21世紀型侵略か)を策した、宗教の仮面をかぶったカルト教団を、日本に招き入れた安倍の祖父・岸信介は、先の大戦でA級戦犯となったが、ワシントンの手先となるや政権を手にした。そして日米安保条約を改定し、ワシントンによる日本属国化に成功した。


 岸はその一方で、右翼の笹川や児玉誉士夫ら反共グループを率いて、その政治力で文鮮明教?を宗教法人にした。怪しげなありえないイカサマの教えを使って、資産のあるか弱い不幸な女性を狙い撃ちした。彼女らを絶望のカルト信者に仕立て上げると、家庭の全財産を巻き上げて、新たな悲劇を山のように積み上げた。この悲劇の象徴的人物が、安倍暗殺犯の家族だった。

 山上徹也容疑者に対する同情が、今の「声なき声」といえる。


 戦後復興に成功した日本社会において、宗教の名を悪用した私財強奪作戦に対して、これを防止する使命を帯びている警察・検察は、岸・安倍一族ら右翼の政治力に屈したため、被害はとてつもなく増大した。300人の被害者弁護団の怒りの告発を、この数十年の間、ほとんどの国民は知らなかった。

 霊感商法や合同結婚式などで非難されると、統一教会は安倍内閣のもとで、安倍側近の下村博文文科相を使って名称を変更し、雲隠れした。かくして今も被害者は続出している。かつて大学構内での「原理研」の台頭を思い出した。支援していたのは岸・安倍一族の自民党清和会だったのだ。自民党参院幹事長の世耕は、その有力メンバーだったと報じられている。何ということか。

 直近の例では、山梨県の安倍と笹川・日本財団別荘での笹川陽平や森喜朗・小泉純一郎・麻生太郎らのどんちゃん宴会がネット映像に流れた。ここからも彼らの不気味な闇社会を、弱者に垣間見せていていた。

 岸が育て上げた日本乗っ取りカルト教団は、清和会を支配し、さらに自民党派閥をも呑み込んでいた。事件は起こるべくして起きたのだろう。そして政府・霞が関・議会を呑み込んでの安倍国葬であろう。安倍神格化の統一教会のさらなる野望が見えてくるのではないか。


<「常に利権がまとわりついていた内外政分析」は間違いか>

 安倍を史上最悪の政権と分析した筆者は、安倍が政治家に相当しないことを早くから認知していた。財政が破綻していながらも、安倍の軍拡と改憲音頭は止まらなかった。

 60兆円のバラマキで国際社会に名を売ったが、すべては国民負担である。ひも付き援助には、財閥からのキックバックが約束されていた。安倍外交はすべて利権外交そのものだった。

 数々の犯罪疑惑に逃げ回る晋三に国民すべてが衝撃を受けた。加計孝太郎事件や森友事件と関連した赤木俊夫事件は、いまも法廷での闘争が繰り広げられている。桜事件では、ホテルニューオータニやサントリーまでが浮上した。利権に弱い長州人に反吐が出る。


<史上最低首相の「内心の自由を奪う国葬」が強行されてたまるか!

 安倍の政治実績は何もない。負の遺産だらけだ。まともな日本人の認識である。異論があれば聞きたい。統一教会・勝共連合の貢献とは何か?


 昨日は菜園の草刈りと僅かなジャガイモ掘りに汗を流した。ブルーベリーを少し口に入れた。「うらやましい」と誉められた。不正腐敗を大地が教えてくれるものである。

2022年7月22日記(東芝製品不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員) 

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