2021年04月

菅自公!狂ったか!<本澤二郎の「日本の風景」(4065)

<改憲軍拡のための国民投票法採決強行は天が許さず!>

 「コロナ対応の遅れは日本国憲法にあり」という、悪魔のようなこじつけでもって、改憲軍拡へと大きく踏み出そうという動きが、再び自公両党の間で表面化してきた。黄金週間の5月6日に、改憲のための国民投票法を強行採決するというのだ。


 宗教法人・神社神道を基盤とする、神道政治連盟の野望の一環である。菅自公よ!狂ったか、である。資金力豊富な大政党が、有権者をだまし討ちする広報宣伝によって、戦争体制構築のための憲法破壊を許してはならない。


 既にデジタル庁設置で主権者の人権を丸裸にしてしまう、同時並行して本丸の平和憲法を破壊しようというのである。神社神道の軍門に下った創価学会公明党も、この重大事の一翼を担っている。


 コロナを逆手に取る菅自公の野望に、主権者は断じて屈してはならない。


<平和憲法は日本人と人類の宝!変える必要性は全くない!>

 日本国憲法は、世界各国の基本法のなかで、突出した素晴らしい日本と日  本人が唯一誇れる最高の宝である。人類の宝なのだ。たかが原始宗教法人の歯牙にかかっていいわけがない。



 平和を喧伝しながら、その実、神社神道に服従して、平和憲法を破壊しようという公明党創価学会に、平和を愛する国民は屈してはならない。子を持つ親たちは、断じて子供の人殺しに武器を持たせてはならない。


 赤紙一枚で、戦場の露と消えた300万兵士の戦前を、人間として生きている限り忘却すべきではない。

 コロナは、改憲軍拡ではなく、平和軍縮を強く求めている。武器弾薬を捨てろ、と叫んでいる。信仰の自由は保障しても、戦争神社はいらない。アジアの諸国民の叫びでもある。そのことを約束して、戦後の日本は歩んできたものだ。


 人殺しの兵器を海中に沈めて、その費用で疫病を退治するのが人間の道・道理である。歴史の教訓を、未だ学ぼうとしない、カルトの教団の野望に、騙される日本人でいいわけがない。


 いかに隣国の恐怖を煽り立てる、御用新聞テレビやネットの情報操作が行われている現状でも、平和を愛する国民の目を誤魔化すことは出来ない。


blogTwitterFacebookなどあらん限りの抵抗を開始せよ!>

 国民一人一人が、それぞれの立場で、あらん限りの声を挙げて、抵抗運動をすることが、コロナ禍においても大事である。


 戦前の帝国主義の復活を夢見る、ごく一部のカルトの野心家の罠にはまるなかれ、である。武器弾薬国家にして、血税を腹いっぱいに膨らませようとしている野蛮な悪党の姿は、歴史を学ぶことで見えてくる。


 良心のある善人を、再び過去に引きずり込むことは不可能である。国民投票法改正案を強行採決しようとしている菅内閣は、安倍に劣らず悪質であることが分かる。デジタル庁を潰し、国民投票法の強行を抑え込むことが出来れば、アジアに平和と安定が確保されるだろう。


 日本を侵略する国など、この地球上に一つもいない。自立した平和外交と国連外交に汗を流すことが、日本政府の任務である。腐敗した霞が関の覚醒と再生が急務ではある。


 声を上げよう。筆者はblogでしか手段がない。TwitterFacebookなどの近代兵器を有効に活用して、御用報道に振り回されている市民に対して、善良な善人の情報を発信する場面である。ゴールデンウイークは、そのための時間を、たっぷりと作ってくれている。

 戦争党の自公に屈してはならない。その評価の一端が、本日の衆参の補選で判明するだろう。


<原発汚染水垂れ流し阻止に全漁連は自民候補落選運動を始めよう!>

 この機会に、友人が興味深い国民の抵抗運動の方法を教えてくれた。それは菅内閣が決断した2年後の、東電福島の東芝3号機のピカドンなどの汚染水を、海に30年余の時間をかけて放流するという、地球の海を放射能で汚染する計画を止めるためのものである。


 直接の被害者は、漁民だ。漁民の組合である全漁連が、致命的な打撃を受ける。日本の魚介類は、国民の食卓にも上がらないことになる。それどころか、地球の海全体が汚染されてしまう。


 したがって、これを阻止するしか方法はない。どうするか、自民党議員を落選させる国民運動を立ち上げればいい。特に福島県からは、自民議員をゼロにするのである。全漁連の抗議は、平河町の自民党本部に対して、集中的に実施するのである。全国の漁民が決起して、自民党候補を落選させるのである。


 従来は、こうした悪徳候補を落選させる運動はなかった。しかし、もはやありふれた選挙運動で、悪徳議員を阻止する方法は無くなっている。市民運動も連動するだろう。大衆をいじめる自公・維新・国民を叩き落す運動を、農漁民と中小企業も連携する大掛かりな自公撲滅運動へと発展させる。それが数か月先の総選挙である。

 実現すれば、日本の再生は可能となる。血税を福祉や医療・介護に重点的に流し込む、武器弾薬放棄の日本にするのである。


 窮鼠猫を噛む、である。


 原発を憲法は容認していない。核兵器お目当ての原発は不要である。これほど危険で、高額なエネルギーはない。新聞テレビに惑わされてはならない。日本国憲法を死守することが、日本再生を約束する。


 神社神道の野望に屈してはならない。天下の正論である。

2021年4月25日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(時事)共産党の志位和夫委員長は22日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、憲法を改正して緊急事態条項の創設を求める声が与野党の一部にあることについて、「政府の失政を憲法になすりつけて、改正に持って行こうとするのは最悪の火事場泥棒だ」と批判した。

国民投票法、自民が5月6日採決を提案 立・共は難色

<またまたお尻に火が点いた菅義偉側近の菅原一秀の選挙違反事件>

<神社神道の祭礼での現金配布に驚愕する地元有権者の怒り>

再捜査の過程で菅原氏の事務所が選挙区内の祭りなどで住民らに現金を配った疑いも浮上し、立件を検討している。(時事)


日米とも警察改革不可欠<本澤二郎の「日本の風景」(4064)

<アメリカの黒人差別捜査の警察改革は日本でも優先課題>

 アメリカでは黒人男性を殺害した警察官を、司法は真っ当に殺人罪として有罪とした。市民の怒りのデモに軍配が上がった。次は政治による立法措置いかんである。日本はどうか。全ての政治がらみの犯罪は、警察機能が正常に作動しない。時には、他殺・殺人を自殺にしてしまう。典型が旧動燃の西村成生殺害事件である。


 日本も政治から自立・独立した、警察・検察の捜査に切り替える当たり前の時代を迎えている。課題は、言論界である。悪しき権力に迎合する新聞テレビから、ネット社会までが不正捜査に肝要すぎる。やくざ犯罪に対してさえも、蓋をしてしまう共犯者的言論人が、今もほとんどである。


 こうした悪しき風土は、議会でも存在している。脛に傷のある野党議員は、正論を、堂々と行動することに、恐怖を抱いて逃げている。日本こそ警察捜査・検察捜査に対して、公正・正義を担保する立法措置が不可欠である。それ以前に、言論界の勇気もこれまた不可欠である。アメリカの黒人差別捜査の乱用事件は、他山の石である。


<腐敗政権の指示に従うだけの警察官僚は人間失格の税金泥棒>

 不勉強なジャーナリストは、西村成生殺害事件について無関心を装っていたのだが、偶然のことから妻のトシ子さんが法廷闘争を続けていることを、支援する市民運動家に教えられた。


 blogに公表したところ、インターネット掲示板に誰かが転載してくれた。すると、そこに竹野内真理さんというフリーランスジャーナリストが、見事に当局による殺害を暴いていた。彼女は「なぜ刑事告訴しないのか」と怒り狂っているのである。NHKにも報道するように呼びかけたが、案の定、そのような事件報道は不可能だ、といってディレクターは逃げてしまったという。

 「NHKは潰す必要がある」と正論も吐いていた。日本の警察・検察の不正腐敗を薄々感じてはいたが、これも差別で、アメリカ以上に悪質と言わねばなるまい。言論界の覚醒が求められている。


<「木更津レイプ殺人事件」やくざ捜査から逃げる千葉県警と木更津署>

 筆者は2014年4月にやくざ浜名に殺害された「木更津レイプ殺人事件」の被害者の取材から、初めて日本のやくざの正体と向き合うことになった。同時に、日常的にやくざと連携するマル暴担当刑事の正体にも、関心を抱くようになってしまった。

 思うに1972年から自民党派閥取材20年、続く政治評論家業に明け暮れて過ごしてきたジャーナリストは、それまでやくざの存在について、まったくもって無関心のまま過ごしてきた。やくざが魅力的な女性をレイプした後、性奴隷として水商売を強要、そこからの収益で左うちわという、信じがたい悪行天国について気付くことがなかった。


 やくざのまま政界に飛び込んで、やくざのまま生涯を終えた浜田幸一を承知していたことから、彼の暴走はとことん叩いてきた。その際、彼の彼女の存在を知った時は、多少驚いたものである。「あんな男に彼女が」という衝撃であった。ことほどやくざに無関心を決め込んできた。


 「木更津レイプ殺人事件」を記事にすれば、即座に千葉県警・木更津署の捜査が始まると思い込んでいた。やむなく一度は、元法相秘書官に口利きしてもらって、木更津署刑事2課長が捜査を始めた。ところが、当方が留守をしている間に、彼は異動してしまった。


 要するに、警察は格好だけ見せて、やくざ捜査から逃げてしまう。その原因も分かってきた。彼女の3人の子供たちも、告訴するどころか、恐怖で逃げてしまっていたことも確認できた。


 2014年のこのころ、被害者は娘たちにタケノコを郵送するなど、子供への孝行に徹していた。例年通りならば、毎朝一緒にヨガをしていた、近くのYさん宅のブルーベリーも買って、最愛の息子と娘の家族に送る予定をしていたのだが。秋田県生まれの子供たちに、親孝行は無縁らしい。


 5月のゴールデンウイーク目前の房総半島は、深緑が目に染みる素晴らしい時期であるが、4月7日は次男、4月28日は戦争遺児の命日のため、心が晴れてくれない。ともに警察・検察の不正腐敗のお陰といっていい。


 以前執筆した「元警視総監・秦野章の日本警察改革論」(エール出版)では、ノンキャリが才能に恵まれていても、警察本部長になれないという不条理を強く指摘したものだが、やくざ捜査から逃げる警察のことを、キャリアの彼は知らなかった。政治の作用で、実に簡単に、捜査が捻じ曲げられるという事実に、気付かなかった情けない政治ジャーナリストだった。


<伊藤詩織さんレイプ事件の政治的処理は国際ニュース>  

 

 伊藤詩織さんレイプ事件の加害者・TBS強姦魔を救済した、これまた驚愕すべき重大事件は、被害者の勇気ある刑事告訴に感動した。TBS強姦魔の逮捕を止めた警視庁刑事部長の野蛮な犯罪的行動は、安倍犯罪内閣の1ページを飾った。安倍と菅の犯罪コンビに従う警察官僚の暴走は、元自民党の志賀節証言を想起させてくれる。それは警察官僚OBの亀井静香の本心からの指摘であるが、核心は「警察は男を女、女を男にすること以外は、何でもできる」のである。


 強姦魔をチャラにした中村格は、それによって警察庁次長へと大出世した。安倍・菅内閣では、悪事を働く官僚が大出世するのである。安倍・菅内閣の官邸警察官僚が、霞が関を自由自在に動かしている。山口敬之と中村格は、それゆえに超有名人になった。国際社会でも、である。


 しかし、伊藤詩織さんは断じて彼らを許さない。彼女を支援するジャーナリストは、内外に一杯いる。いずれ「木更津レイプ殺人事件」の被害者も、本名でもって、地獄からの戦いをするかもしれない。


<徳洲会医療事故死(清和会OBの身内)捜査を打ち切った千葉県警>

 人間には、善人と悪人がいるという。双方を兼ねている人物も少なくない。野望実現のために、時に善人に姿を変えたりするものも多い。何かがきっかけとなって、善人になりきれる者もいる。複雑な人間に呆れるばかりだが、心して善人として、特に言論人は、そうあらねばジャーナリスト失格である。


 その点、政治の世界に首を突っ込みながら、善を貫くことはなかなか容易なことではない。筆者は一人見つけた。平和軍縮派・戦闘的リベラリストの宇都宮徳馬である。金銭面で苦労しなかった、正真正銘の国際的政治家だった。彼に出会うことが出来た筆者は、幸運児というべきだろう。


 平和憲法が命じる国際協調主義を、堂々と実践した。中国の鄧小平と懇談するのを好んだ。理由は、お互い小柄だったため、気楽に対話できたという、他愛のない理由だった。

 彼に接近する記者や政治家は少なくなかったが、彼のような行動を取れる人物は、ついぞ現れなかった。彼は政治家でありながら、言論人だった。経営者としても立派だった。筆者は彼の驥尾に付して、言論戦を展開している。その勇気を、亡き息子と妻が支えてくれている。


 話は変わる。東芝病院で命を奪われた次男・正文に対する東芝の仕打ちに、遂にしびれを切らした父親は、週刊新潮に手記を載せた。この記事を読んだ元国土庁長官・中野四郎秘書官の中原善正は、必死で筆者の所在を探し出そうとした。ついで月刊誌「財界にっぽん」などでも、東芝の過ちを書き続けたことから、彼は新聞掲載の広告をみて、同誌編集部と連絡をとり、ようやくにして筆者を探し当て、連絡をくれた。彼は東京住まいのころ、よく尋ねてきた。


 医療事故が取り持つ不思議な縁である。彼は義弟の医療事故で、最高裁まで戦いの駒を進めたが、ヒラメ裁判長によって不当な判決に泣かされていた。正義が通用しない司法に衝撃を受けていた。病院に味方する裁判所の怒りを、常に爆発させていた。

 さらに今度は、彼にとって特別大事な身内を、千葉県四街道市の徳洲会病院で、これまた医療事故で奪われるという悲劇を受けた。同会のボス・徳田虎雄の特別顧問をしていながらの、徳洲会医療事故である。


 筆者と違って、彼は真っ先に司法解剖をしたのだが、千葉県警の捜査は期待外れに終わった。県警が一方的に電話一本で、捜査を打ち切ってきたのだ。一体全体何があったのか?当然、徳洲会は警察と千葉県に手を回していたはずである。

 果たせるかな徳洲会は、千葉県知事の選挙で、森田健作をテコ入れしていた事実をつかんだ。森田の意向が、県警に伝わったものだろう。徳洲会医療事故事件もまた、警察の不正腐敗を裏付けていた。


 警察の不甲斐ない実態は、わが息子と戦争遺児の事件とも共通していることが、見事に浮き彫りにされている。警察に本来求められている、正義・法治の観念が薄いことが分かる。熱血漢の異名をとる彼は、清和会秘書会を長くリードしてきた。安倍晋三などは、秘書会の片隅にいたため、彼の目に留まらなかったという。


 彼は二度、国政選挙に出たが、その都度、安倍晋太郎と加藤六月のコンビに横やりを入れられて、無念にも政界入りに失敗した。政治の怨念は、第三者の想定をはるかに超えている。


 時に個性的で誤解を受けることもあるようだが、永田町と霞が関に対する槍は、筆者より数倍大きく鋭い。自民党本部時代には、内調や公安と接触したことも、彼の無様すぎる警察の分析も参考になる。日本の警察改革は、アメリカに負けず劣らず喫緊の課題である。国家公安委員長・小此木八郎の対応も注視したい。

2021年4月24日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


(CNN) デレク・ショービン被告の有罪評決は、黒人男性ジョージ・フロイドさんの命が司法制度にとって真に大切であることを裁判の場で示した。

今、数多くの米国人が見守っているのは、まれにみる希望の瞬間に突き動かされた政界の指導者たちが、果たして同様に公正な判断を下すのかどうかだ。警察活動の改革と、制度的人種差別の根絶を通じて。


<マル暴4課改名騒動に詩織さんレイプ事件つぶしの中村格がまたまた登場>

ある警視庁幹部OBは、「中村さんが生き馬の目を抜くような警察官僚の世界で、順当に出世できたのは、まさに菅さんをはじめ官邸の後ろ盾があったから」と語り、今回の件についても苦笑いしながらこう感想を述べた。 「警察署がやっている強姦事件に、(警視庁)本部の刑事部長があそこまで露骨に乗り込んでくることは普通ではあり得ない。うまく官邸に恩を売ったなというのが正直な感想ですよ。今回の改名騒動で中村さんが暗躍していたとしても誰も驚きません」  来春に迫った組織改編と改名。その頃には中村氏は警察庁長官となっているはずだ。  マル暴刑事の総本山ともいえる警視庁4課の運命やいかに。 デイリー新潮取材班 2021423日 掲載


やくざ減少は大噓<本澤二郎の「日本の風景」(4060) : jlj0011blog (livedoor.blog)


悪魔の動燃と戦う西村未亡人<本澤二郎の「日本の風景」(4061) : jlj0011blog (livedoor.blog)
<以下は警察情報におんぶにだっこの新聞報道を信じられるか>
◆「施行10年、暴力団構成員3分の1に 兵庫県暴排条例」(神戸新聞:3月31日) ◆「暴力団2万5900人 16年連続減少―警察庁」(時事通信:4月8日) ◆「神戸山口組、暴力団指定から5年 抗争続くも勢力減退」(産経新聞:4月15日) ◆「暴力団構成員 兵庫県内約430人で過去最少」(NHK NEWS WEB:4月20日) ◆「兵庫の暴力団勢力が過去最少 細る資金源、抗争なお続く」(朝日新聞:4月18日)  警察白書などによると、「暴力団構成員等」の数は1963年の約18万4100人が過去最多。昭和の頃は前年比で微増した時期もあったが、長いスパンで見ると一貫して右肩下がりだ。  警察庁の調査では、2020年末の時点で、暴力団組員(構成員)は全国で約1万3300人、組織に協力する準構成員は約1万2700人という。ピーク時と比較すると85パーセント減という数字になる。



全責任は私「バッハ」!?<本澤二郎の「日本の風景」(4063)

<強引すぎる利権IOC国際オリンピック委員会と日本の利権目当ての電通>

「患者の命よりも東芝病院の利益優先」ではないが、IOC会長のバッハは「日本人の命よりも五輪、いや我々の仲間である電通五輪の実施が最優先」と叫んでいる?日本人のひがみだろうか。そんなことはない。筆者の所には、もう1か月以上も前から「バッハやめろッ」の叫びが届いてきていた。それは悲痛な怒りを込めての叫びだった。


 かくして「万一コロナ感染イベントとなった場合、一切の責任はこのバッハにある。IOCが人命被害の全ての責任をとるので、安心してほしい」という彼のメッセージと受け止めたのだが。甘いかな。


 ようやくにして、わが国民の代表機関・国権の最高機関である国会からバッハ発言に対して非難の声が上がった。都知事の小池の反応は届いていない。森や橋本はどうだろうか。


<菅義偉は神社神道にハッパ?森と安倍はやけくそ、姿隠す橋本>

 菅の伊勢神宮参拝の日程は決まったのか。安倍との約束だから、逃げることが出来ないだろう。戦争神社に真榊の奉納、安倍は率先して春の例大祭とやらに参拝、長州は靖国派の意地を見せた。


 戦争責任について沈黙したままの神社神道のお祓い参拝で、コロナが消えてくれるのか。現実はそれどころではない。変異したコロナが、姿を見せないで次々と大都会に襲い掛かっている。医療関係者は、アスリート集団6万人の対応にお手上げである。五輪は不可能だ。それでもドイツのバッハは、まるでナチスに変身したかのように、JOCにハッパをかけている。


 日独防共協定でも出来たのか、と錯覚する古老もいるという。事情通は「このところ、サメの脳みそを父と呼んでいる橋本の姿も見えない。どこかに雲隠れてしまった。森も安倍もやけくそになっている。とうとう二階が森を説得に動き出した」などと打ち明けてきた。


<日本国民はバッハに「コロナ五輪感染の責任取れ」と怒っている!>

 五輪利権お目当てのIOCバッハは、どうやらヒトラーのような傲慢さをチラつけせて来ているのだろうか。ドイツ人にとって、愚かな日本人は扱いやすいのかもしれない。


 しかし、主権者である国民は全く違う。「電通五輪はやめろッ」である。「五輪クラスターを容認できない」と反撃を始めた。そのきっかけをバッハが作ってしまったのだ。


 「どうしてもやるというのであれば、被害・損害のすべての責任をかぶれッ。出来ないというのであれば、潔く五輪を中止するよう電通を説得せよ」が、日本国民の本心であろう。


 安倍に次いで、菅も「コロナに打ち勝った証としての東京五輪」という大馬鹿な発言を止めていない。もはや日本の首相は、二代にわたって正常な感覚を喪失してしまっている。狂気の日本政府と日本会議・悪しき自公政権を象徴しているだろう。


<ドイツは緑の党が主導する連立政権誕生の芽が!>

 4月25日には、反自民一色の国民の意思が表明されるだろう。日本にも政治変革の波が起きる。コロナのお陰か。

 コロナが、カルトの宗教基盤を崩壊させているのである。バッハのドイツでも政変含みだ。環境重視の緑の党が主導する連立政権が誕生する気配である。察知したワシントンのバイデンは、さっそく気候変動サミットで、反トランプの大胆な軌道修正を提言した。


 地球は、生き延びるために人間の意識改革を迫っている。あと10年で再生の目途を立てないと、地球が滅びることになる。10代20代の青少年が、立ち上がっている。東京でも、である。


 生か死かの瀬戸際の21世紀である。暴利をむさぼるための五輪、電通五輪はいらない。時代を読めない政治勢力・言論界・官界・司法界は、解体する運命にある。


 ミツバチのいない日本・花々が受粉できない列島・農薬まみれ・放射能まみれに無頓着な民族は、消えるしかないのだろう。


<日本はよたよたの自民・公明・維新と国民で大きな変化は起きない>

 地球危機にソッポを向いている神道政治の自民党と、創価学会政治の公明党は、もはや不適格・失格の烙印を押す時を迎えている。今時の改憲軍拡の安倍・菅路線に呆れて、モノを言う気がしない。

 数日後に、よたよたで薄汚れた自公の正体が暴かれるだろう。別動隊の維新や国民の改憲右翼を抱え込んでも、大変革期を乗り切ることは困難であろう。

 狂うIOCのバッハに、歩調を合わせる2021年ではない。その余裕は、1ミリもないことを知るべきである。

2021年4月23日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)



(通信社)国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が新型コロナウイルス感染対策の3回目の緊急事態宣言発令は東京五輪・パラリンピック開催と「無関係」と述べたことに対し、野党各党から22日、批判が相次いだ。


【ジュネーブ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は21日、オンライン形式で開かれた理事会後に記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大で東京都に再発令される見通しの緊急事態宣言について「ゴールデンウイークに制限をかけるものだと理解している。政府の全体的な方針に沿ったもので、東京五輪とは関係がない」との認識を示し、大会開催への影響を否定した。

 バッハ氏は約3カ月後の開幕に楽観的な根拠として、世界保健機関(WHO)の専門家などによる科学的な助言を挙げ「(今後期待される)高いワクチン接種率によって選手村は安全な場所になる」と自信を示した。


(新発見)フリーランスジャーナリストの竹ノ内真理が、旧動燃の西村成生殺害事件の真相を暴いていた。日本にも、勇気ある真実報道に、人生をかける自立した勇者がいたことを紹介したい。

http://takenouchimari.blogspot.jp/2013/04/blog-post_1741.html


(追記)「長久保のしそ巻き本舗」の漬物が、妻の実家から届いた。福島県いわき市の老舗である。昔は平と呼んでいた。彼女の母親が、いつも暮れに贈ってくれた。今回は義理の姉。義母が生まれた平の味である。美味だ。義母の親類の正木清は、北海道に飛び込んで、労働運動の闘士して活躍、社会党代議士(衆院副議長)となり、故郷の福島東電原発建設に反対した。311後に義母の実家では「清さんの主張は正しかった。社会党がもっと強ければ、311原発爆破事件はなかった」と兄弟がそろうと、よく話し合っていたという。正木は政界に入ると、義母の東京・大田区下丸子の二階に住んでいた。妻も何度か当時の議員会館を訪問していた、と生前語っていた。広島・長崎の教訓を学ぼうとしなかった自民党が、これからも存続することは不条理きわまりない。


「神風」風評でコロナに打ち勝ち電通・神道五輪強行の哀れ!<本澤二郎の「日本の風景」(4062)

<靖国真榊奉納+伊勢神宮参拝=総選挙・総裁選もわが手に?>

 自民党本部の「平河クラブ」に首を突っ込んだ1972年を思い出すと、7年8か月の佐藤栄作長期政権の、後継者を決める同党総裁選挙で、永田町は賑わっていた。先輩たちは、クラブ内のマージャン台を囲んで、昼間からじゃらじゃらと音を立てながら、賭け麻雀に汗を流していた。遠方通勤の記者には、遊んでいる余裕はなかった。


 記者クラブの黒板には、派閥の懇談時間が掲示され、時間があれば、大派閥以外のどこへでも駆け込んで、総裁選の雰囲気を、少しでも感じ取ろうと足を動かし続けた。駆け出し記者の担当派閥は宏池会・大平派で、同派は佐藤派から飛び出した田中派・越山会と連携していた。先輩のSさんが田中派、佐藤後継の本命・福田赳夫派を、政治部長が新人と共に回っていたが、多くは麻雀台で小銭稼ぎに忙しかった。今思うと不思議な世界だった。


 初日の夜9時ごろ、言われるままにハイヤーで宏池会参謀の、世田谷区経堂の分かりにくい鈴木善幸宅に押しかけた。既に共同通信の三喜田さんが、主とおしゃべりしていた。名刺を差し出すと、善幸さんは即座に手元のジョニ赤を引き寄せて、水割りをつくってくれ、新人記者を歓迎してくれた。右も左も分からない政治記者の初日を、今も鮮明に覚えている。

 確か長女が、女中代わりに寿司を運んでくれた。彼女は麻生太郎夫人だ。さぞかし苦労させられたであろう。


 三喜田さんは立派な先輩記者で、今も年賀状のやり取りをしている。安倍改憲に怒りを抱くリベラリスト。「改憲強行の時は国会に押しかける」と年齢を忘れて、年賀で気合を入れている。当時の新聞記者は、かなりまともだった。右翼化した現在と比べると、実に頼もしい限りだった。右翼記者などいなかった。第一、株は犯罪だとずっと思い込んできたほどである。


 そのうちに、自民党の右翼勢力である神道政治議員連盟の存在を知ったが、特段興味も関心も抱くことはなかった。サメの脳みそで有名になった森喜朗が、首相になって同議連総会で「日本は天皇中心の神の国」と発言した場面で、神道が極右の地盤だと悟ったほどだ。既に20年を経ていて、政治記者から政治評論家の世界に飛び込んでいた。20年余官邸と自民党一本に取材が出来た幸運が、現在の記事の基礎になっている。幸運すぎる政治記者に感謝している。ほかに誰もいないのだから。


 神社神道といえば、戦前の国家神道が源流である。今の神社本庁である。侵略戦争の主役を演じたカルトの原始宗教だ。赤紙一枚で天皇の戦争に引きずり出されて、戦場に散った悲劇の若者を「合祀」という妙な空論で、多分紙に戦死者の名前を書いたものを保管しているだけなのであろう。刀剣を祀っているという戦争神社でもある。


 正論は、福田康夫元首相が言うように、靖国神社は単なる宗教団体でしかないので、政府は千鳥ヶ淵の墓苑参拝が不可欠。そこに記念碑、無宗教のそれを建設することが求められているが、靖国極右が反対して頓挫してしまった。靖国参拝は邪道であるとは、今朝ほどの清和会OBの指摘でもあった。


 神道政治連盟の会員は、戦死者の遺族の票をかき集めようとして、ただそのために会費を払って議連に参加、神社の祭りなどに首をそろえる、実に他愛のないものだが、これを100%利用したのが、安倍晋三と小泉純一郎である。古くは岸信介や中曾根康弘がいる。靖国神社参拝にこだわり、憲法の政教分離に違反することに長けている輩で、およそ尊敬に値する見識のある人物ではない。公人としての伊勢神宮参拝も、むろん政教分離に違反する。この常識が分かっていない愚かな日本人がまだいる。


 だが、コロナ・電通五輪の先行き不透明で、菅も安倍や小泉に従った。首相の肩書で、憲法違反の真榊を奉納をした。昨日のことである。菅もまた神がかりの世界に埋没、そこからコロナを退治して、電通五輪変じて神道五輪で、国際社会が懸念するイベントを強行しようというのである。伊勢神宮参拝も安倍に約束した。残るは出雲大社なのか?


 神道に埋没する菅義偉も、哀れである。


<原始のお祓いカルト神道で幸せ一杯の菅義偉・日本国首相!>

 以前にも紹介したが、京都大学の歴史学、特に近代史の大家が、国家神道を実に明快に分析している。彼を北京の盧溝橋抗日戦争記念館での歴史的な学術討論会で、その姿を目撃したことがある。


 「原始のお祓い宗教」が今に継続している理由は、天皇制ゆえであろうが、天皇といえども公人としての神社参拝は、憲法が禁じている。私人の天皇が存在するのか不明だが、日本国憲法は天皇制と神道の結びつきの効果としての侵略戦争ゆえに、二度と同じ愚を避けるために、同法20条の規定、その条文は9条に匹敵するほど重い。


 それを承知で菅は、ありえない「神風」にすがって、伊勢神宮参拝でコロナに打ち勝って、安心安全なオリンピックを強行開催するのだと、今もその道にまっしぐらであるから、事情を知る国民の目線からすると、哀れであろう。

 「選手関係者だけでも6万人。それを受け入れる関係者を加えると、途方もない人々が集まるわけで、到底そのための医療体制は困難。コロナ感染五輪イベントは不可能」が世の中の常識であるのだが、神風信仰の菅は、それを無視して強行実現に期待をかけている。


 五輪成功で自民党総裁選と総選挙に勝ち抜く、そのための神の国参拝に賭ける菅!奇跡は起きるのだろうか。もしも、起きれば菅は長期政権も想定内という夢に賭けているのかもしれない。これも、言い換えると博打・ギャンブルだ。やくざが狂喜する、カジノに取りつかれた日本国首相ということにもなろうか。


<韓国の裁判所がさっそく日本政府にご褒美!さて上級審は?>

 早々と隣国の半島から朗報が舞い込んできた。元従軍慰安婦による日本政府に対する損害賠償裁判で、ソウル中央地方裁判所は原告の要求を却下したのだ。

 この事件は、安倍晋三が寝た子を起こしてしまった挙句の、深刻すぎる法廷闘争の一環である。ひょっとして神風信仰・神の国信者は「神風が吹いた」と勘違いしてるかもしれない。


 私人としての信仰を、憲法は自由権として全面的に認めている。存外次なる伊勢神宮参拝で、安倍に劣らない長期政権にも期待を膨らませているかもしれない。人さまざまだ。安倍に劣らない嘘の連発で、菅の暴走が始動!

2021年4月22日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


21日菅首相は靖国神社に「内閣総理大臣 菅義偉」名で「真榊」と呼ばれる供物を奉納した。22日までの例大祭中の参拝は見送る方針。昨年秋の例大祭でも同様の対応を取っている。田村憲久厚労相、井上信治万博相も真榊を奉納した。安倍晋三前首相は参拝した。小泉は、首相を辞めると、参拝を止めた。

<韓国にもヒラメ裁判長が遂に登場!さすが文在寅大統領!>

【ソウル共同】韓国のソウル中央地裁は21日、旧日本軍の元従軍慰安婦の女性や遺族ら計20人が日本政府に損害賠償を求めた訴訟で、訴えを却下する門前払いの判決を出した。国家は外国の裁判権に服さないとされる国際法上の「主権免除」の原則が適用されるかどうかが焦点だった。

 同地裁では1月に別の元慰安婦12人(故人を含む)が原告となった同種訴訟で、別の裁判官らが慰安婦動員は「反人道的犯罪行為」で主権免除は適用できないと判断し、賠償を命じており、対照的な結果となった。

 21日の判決で原告側が控訴する可能性があり、上級審が主権免除原則適用の是非を審理する公算が出てきた。

ソウルの日本大使館前に設置されている従軍慰安婦の被害を象徴する少女像=21日(共同)© KYODONEWS ソウルの日本大使館前に設置されている従軍慰安婦の被害を象徴する少女像=21日(共同)韓国地裁判決のポイント© KYODONEWS 韓国地裁判決のポイント












悪魔の動燃と戦う西村未亡人<本澤二郎の「日本の風景」(4061)

<国家的犯罪に呑み込まれた夫の死の秘密に立ち向かう女性>

 手元に市民運動家・仲村さんが郵送してくれた動燃(動力炉・核燃料開発事業団)によって殺害されたともいえる夢の原子炉・もんじゅ重大事件の遺族・西村トシ子さんの陳述書(2020年12月16日作成)がある。なんと東芝経営の東芝病院で、命を奪われた次男・正文と共通する事実があった。


 「刑事事件の知識がなく、夫の遺体解剖をしなかった」と彼女は嘆いている。筆者も、息子の遺体解剖に気付かなかった。本来は、東芝病院が変死の通報を警察にすれば、必然的に解剖がなされるはずだったが、東芝病院はその義務を果たさなかった。それをよいことに、東京地検の松本朗という悪党検事は、解剖していないので死因不明と決めつけて、東芝に軍配を上げた。許しがたい暴挙である。西村さんの場合は、警視庁中央署が担当していながら、それでいて解剖しなかった。聖路加病院さえも、それを由とした。真相隠しに警察と病院が加担したものだ。


 専門家であれば、もうこれだけで西村さんの夫の成生さんの死は、自殺ではなく、動燃とその上の科学技術庁が関与した国家的殺人事件だと、ほぼ断定できるだろう。一人ぐらいまともな作家かジャーナリストがいなかったのか、悔やまれてならない。


 そもそもは、動燃そのものが、血税1兆円以上を浪費した、核兵器製造を最終目的とした、悪魔の組織そのものと見られている。日本国憲法に違反するプロジェクトである。現に当初は「核燃料開発」という露骨な名称を用いてきている。よって現在は「日本原子力研究開発機構」に変えている怪しげな組織は、もんじゅ廃炉でも存続している。


 現在は、文部省と科学技術庁が合体して文科省を名乗る。このところ、超右翼の神道政治連盟・日本会議の清和会ポストになっている。正義の前川喜平氏に解説してもらうと、分かりやすいだろう。


 森友事件関連による財務省職員の赤木さん事件と似ているが、露見した事実と不可解すぎる動燃当局の対応から見えてくるのは、どうみても警視庁まで巻き込んだ殺人事件の臭いが濃厚である。松本清張いでよ、との思いである。


 未亡人のトシ子さんと亡き夫の成生さんの無念は、計り知れないものがある。これに関与した動燃幹部・科技庁首脳陣と警視庁などの関係当事者の、その後の経緯も注目されよう。果たして、墓場に持ち込めるか、西村未亡人の執念の法廷闘争に敬意を表したい。東京地裁の裁判長がヒラメなのか、そうでないのか、ここも特段に重視すべきだろう。


<核武装目的?「もんじゅ」の秘密を知りすぎた総務部次長の悲劇>

 恥ずかしいことに、昨日まで西村トシ子さんのことを知らなかった。夫の動燃総務部次長の成生さんが49歳で「自殺した」と動燃・警視庁が決めつけていたことなど、全く知らなかった。この国が、三流国であることは分かっていても、組織の忠誠者に責任をなすりつける悪魔の所業には、やはり愕然とするばかりである。


 不幸中の幸いというべきか、トシ子さんも元動燃の職員だった。内部の事情に多少の理解がある。そのことは、森友関連の赤木夫人との差異である。


 西村裁判を担当する酒田芳人、大口昭彦両弁護士の活躍も目覚ましい。出来れば、遠慮せずにこの重大犯罪に関係した当事者の固有名詞を、記述してもらいたい。共犯者の中には、耐えきれずに真相を明かす者も出てくるからだ。


 資料などで分かったことは、成生さんが動燃の秘密を知りすぎた人物だった、という事実である。彼の資料・記録は段ボール箱5個もあったという。動燃が知られたくないデータ・記録の山に違いない。ゆえに動燃は、これを秘密の保管箱に押し込んで、隠ぺいしてしまっていることも知った。まさに動燃は犯罪組織そのものであろう。


 血税を数兆円も使う悪魔の組織の蓋を、なぜこじあけることが出来ないのか。

民主の国ではない日本の象徴であろう。しかしながら、とうとうコロナ襲来で、自民党と公明党に対して、鉄槌が落とされようとしている2021年である。


<怪しすぎるホテルから飛び降り自殺!正義に目覚めたことへの仕打ち?>

 とはいえ、動燃の悪徳に協力してきた幹部に対して、なぜ死で報おうとしたものか、ひどすぎて不可解千万である。


 法廷準備書面などで動燃の正体は、成生暗殺事件は既に暴かれている。呪われた原発組織であることは、誰もが資料や報道からも読み取れる。


 たとえば「ホテルからの飛び下り自殺」と有能な?警視庁中央署が、解剖もせずに事件直後に断定したことからも、この怪死事件は初めから馬脚を現している。息子の東芝病院事件や「木更津レイプ殺人事件」から、日本の警察の無様な実態を知ると、遺族や弁護士の指摘を余計に素直に納得できる。


 ちなみに、事件はもんじゅナトリウム漏洩重大事故に起因している。この現場のすさまじい配管破裂の現場撮影を、二人の職員がビデオ撮影している。なんと一人は東芝人間だ。東芝も事故の全容を知っている。廃炉への流れを理解している東芝であった。結局、2本のビデオを再編集したものを、報道陣に見せて逃げた動燃だった。この動燃のおぞましいばかりの嘘と隠ぺいに対して、動燃内部でこれの調査に当たっていた成生さんだった。彼は強く抵抗して、消されたのではないだろうか。


 「ここまでは妥協できない」との成生さんの正義に目覚めた開き直りに対して、動燃と科技庁首脳が悪魔の決断をした可能性が強い。同時に動燃事件を世論から封じ込める作戦・策略だったものだろう。遺体から、ホテルからの落下による損傷はなかったのだから。


<遺族に遺品を返さない日本原子力研究開発機構の恐ろしい悪魔暴走>

 ナトリウム漏洩事故は、戦後50年の1995年12月のことだ。この年、筆者は仲間50人と連れ立って、南京と盧溝橋へと平和行脚の旅を敢行した。この参加者の一人、美人栄養士がやくざの歯牙にかかって、安倍と太田ショウコウらが強行した、特定秘密保護法強行の4か月後に殺害された。「木更津レイプ殺人事件」だ。筆者は知らずに、富津市出身のやくざ浜名を、親切な大工だと信じ込まされて、自宅に招き入れた悪夢の日が、2014年4月20日だった。


 2年後の98年に動燃は「核燃料サイクル開発機構」に改組した。後ろめたい組織の手口だ。さらに7年後の2005年には現在の「日本原子力研究開発機構」に衣替えしているが、呪われた組織に変わりない。


 驚くべきことは、未だに遺族に対して、故人の遺品を返そうとしない。改めて闇の組織であることを内外に披歴している。国会での追及はどうなっているのか。殺人の容疑のかかる旧動燃は、責任を取らせて廃止することが正しい。


<捏造された遺書、警察を巻き込んだ大掛かりな殺人事件の可能性>

 次なる驚きは、成生遺書なるものが存在している点からして、相当手が込んでいるというか、出鱈目な犯罪隠しが見て取れる。


 強引に書かせたものか、それとも偽の遺書の可能性が高い。書いたはずの万年筆までも、遺族に返却していない。遺品を洗えば、大掛かりな動燃犯罪が露見することになるからであろう。


 無能な警察官も関与しているのであろうが、コロナが自民党を退治することになれば、ヒラメ判事も消えることになろうから、今しばらくの辛抱かもしれない。 一連の安倍の戦争三法強行や東電福島の東芝製3号機の核爆発と汚染水海洋投棄問題は、1本の太い鉄の鎖でつながっている。


 正義が暴く時が必ず来る。その使命の一翼を担っている、西村トシ子さんの執念の戦いでもあろう。平和を愛する国民は、この機会に西村未亡人に感謝すべきだ。支援を呼びかけたい!負けるな一茶ここにあり、だ。

2021年4月21日記(東芝不買運動の会代表・政治評論家・日本記者クラブ会員)


97歳、任命拒否撤回の署名提出 学術会議元会員、戦争協力を反省

共同通信2412日本学術会議の任命問題で、気象学者で元会員の増田善信氏(97)が19日、菅義偉首相に任命拒否の撤回を求める約61千人分の署名を内閣府に提出した。太平洋戦争中に自身が戦争に協力した反省から、政府からの学問の独立や研究者の自主性の重要さを訴え、署名活動を展開していた。

http://jlj0011.livedoor.blog/archives/28806658.html


やくざ減少は大噓<本澤二郎の「日本の風景」(4060) : jlj0011のblog (livedoor.blog)

↑このページのトップヘ