2020年10月

創価学会の四重苦<本澤二郎の「日本の風景」(3887)

<大阪では熾烈な自民と公明の対決に国民は喝さい>

 東京都民の知事選もそうだが、大阪府民も混迷から抜け出せない。筆者も騙されてしまったが、大阪都構想なる「大阪市を4つの特別区」にするという、名前からして安倍好みの古式蒼然たる党名「維新」に占拠され、これに公明党創価学会が屈して、中央の自公連立をよそに両党が、死闘を演じているというのである。


 久しぶりに創価学会監視人が電話してきた。彼は「今の信濃町は四重苦に泣いている」というのである。大阪での自公対決は、その一つという。一部の世論調査によると、維新が自民党、共産党に負けるという数字が出ている。


 自民が勝利すれば、むろんのことで、創価学会との関係は悪化、複雑化する。戦争三法でがっしり共闘を組んで、日本を戦争へと進行させたこととは、今回は逆の立場という。「維新が勝てるという判断が間違っていたとなると、関西の公明党創価学会は総崩れになる。維新に反発する信者も多い」という監視人の分析である。


 国民は自公亀裂に大喜びである。高みの見物を楽しんでいる。既にナツオが街頭に立って、維新に恭順の意を示した。池田大作が警戒した、裏切り者の太田ショウコウが応援に駆け付けるのかどうか?


 「維新から4000万円もの大金をもらっているハシシタも焦っている」というのだが、確かに大阪市を無くして4つの特別区にして誰が得をするのか。特別区に編成替えする莫大な金が調達できるのか。凡人にはよくわからない。大阪都になるわけではないのだから、ますます訳が分からないが、それでも地底の闇の勢力は野心に燃え滾っているのであろう。


 勝っても負けても信濃町は傷を深めることになろう。戦争に傾斜した政党と教団の沈下は、望むところではあるが。


<沖縄の野原善正グループの逆襲にもハラハラ>

 まだ記憶しているが、先の沖縄県議選挙で公明党は、公認候補を降ろすという想定外の戦術で、議席を維持した。「池田裏切り集団の公明党創価学会執行部は、存在価値が無くなっている。民衆に敵対した公明党をぶっ潰せとも語っている。公明党を叩き潰すことが、池田先生への報恩の誠である」と昨年7月の参院選で叫んで、21万の得票を得た野原善正である。


 これに恐怖を抱いた創価学会執行部が、牙を抜いてきたことが明らかとなった。どういうことかというと、それは野原除名というのだ。これはおかしい。信教の自由と政治的自由を創価学会が奪うという、これこそ日本国憲法違反である。

 ナツオでも知っている。彼は一応弁護士資格を有しているのだから。


 沖縄はただでさえ、米軍基地によって、人々の自由な生活は奪われている。女性は警戒していても、野蛮な殺し屋の海兵隊員にレイプされる。何度も起きている。表面化しない事件も少なくない。日本警察の無力と比例している。


 国民の生命財産を守ろうとしない国家主義の自公政権のものとでは、なおさらのことである。池田の平和主義を放棄した創価学会公明党執行部に大義は、全くないのである。


 野原善正のYoutubeを見ると、彼の活動は現在の玉城県政と波長が合っている。何度か電話をもらったことから、確認できたことは彼は意気軒高である。


<信濃町の内紛は地方の公明党創価学会員にも伝わっている!>

 これまでのところ、信濃町の内紛は、機関紙(聖教新聞・公明新聞)を見るだけの信者にとって、わからないし、そもそも分かろうともしない。実に好都合な宗教団体である。


 第三者には、見当もつかない信濃町のことだから、余計に信濃町の内紛は不透明だ。さすがに様相は大きく変化している。野原の21万票に限らないようなのだ。


 信濃町の監視人は、今回内紛のことを事実として確認した。元公明党衆院議員秘書から地方議員になった人物からも、間違いなく「内紛が起きている」との証言を得た。


 戦争法制をめぐって太田ショウコウやナツオと共に安倍権力に服従した原田=谷川連合が、理事長の池田側近派の正木を追放した時点で、内紛のゴングが鳴り始めていたことになる。


 国家主義の悪しき政権にぶら下がる執行部と、これに反発する池田側近の激突は、沖縄問題も加わって破裂する雲行きということらしい。当たらずとも遠からず、であろう。婦人部・創価大学など、平和主義に徹する信者が、執行部不信を募らせていることは、文句なしに間違いない。


 新情報として監視人は「寄付集めを始めている」というのである。おそらく政府からの、一律10万円支給の上前を撥ねようというのであろうか。


 莫大な秘密資金を有する創価学会であることを、国税庁も知っている。パナマ文書でも発覚した。それでいて、なぜ寄付集めなのか。12月になると、財務という金集めも恒例の行事となっている。新聞も一部以上取らされている幹部ばかりという。


 教団の金集めは、宗教団体の守銭奴をあぶりだしているではないのか。


 監視人は「座談会も始めるよう指示が出た」というが、本当だろうか。信仰でコロナを退治するというのだろうか。


<「木更津レイプ殺人事件」も頭痛の種になっている!>

 思えば、創価学会公明党い重大な関心を抱くようになったのは、戦争遺児による特定秘密保護法の反対行動を知ってからである。日ごろから地域の平和運動に取り組んでいたKT子さんの激しい、当時国交相として安倍応援団長をしていた太田ショウコウに対する弾劾発言だ。


 正義も正義、正論である。2013年12月のことである。特定秘密保護法をつぶしてくれると信じ込んでいた、太田ショウコウに裏切られたことに対する怒りだった。政治評論家の頭を真正面から、金槌でガツンと殴られたような衝撃を受けたものだ。


 当時は、東芝病院で命を奪われた次男の東芝刑事告訴と、その後の心労が重なって妻も倒れるという、悲劇の連鎖の2013年だったため、国政への関心は、ほとんど喪失していた。普段はえらそうな言動を吐いている人間も、身内の悲劇に打ち勝てる人間はそう多くはない。


 妻も亡くなり、衝撃の日々を送っている、そんなときの戦争遺児の勇気ある太田ショウコウの弾劾に目を覚ましたものだ。いま彼女は創価学会やくざにレイプされ、続く恐喝脅迫の挙句に地獄に落とされてしまった。明日28日は戦争遺児の月命日である。

 木更津レイプ殺人事件もまた、信濃町の暴走に釘を刺している。


 創価学会が、池田主義に回帰することが出来るのかどうか。内紛の芽は尽きないだろう。


(追記) 昨日は、初めて採れた枝豆をもいだ。夕食にゆでた枝豆をしっかりと食べた。間隔を置いた、風通しの良かった10本に実がなった。日本の官邸は、風通しが悪すぎる。いい政治は生まれない。また、義弟にいただいたイチゴを植えてみた。菅の実家のようなものは、所詮むりだが。菅流所信表明演説は、やくざ好みの「ハッタリ」ばかりだった。無言実行が王道である。安倍流か、原稿読みの間違い6か所はひどい。ASEANを、アルゼンチンと発音した原因は、いくら考えても分からない。読者はどうか?

2020年10月27日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

<最近、友人が送信してくれたURL?

https://bunshun.jp/articles/-/41043

https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/2307042/ 

http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/568.html 


日本がつぶれる!<本澤二郎の「日本の風景」(3886)

<大手企業株の8割を日銀と年金基金など血税で支える異様な国家>

 友人が朝日新聞の調査報道を知らせてきた。崩壊寸前の日本丸は承知はしていたが、具体的な数字でそれを明らかにしてくれたようだ。安倍内閣が財閥1%の傀儡政権であることは、よほどの無知の人でない限り、人々に知れ渡っている。金持ち優遇策の極め付きがアベノミクスで、それはつまるところ、実体経済とは無縁の株高操作に尽きるのである。


 公金を横流し、悪く言えば公金横領して、国民資産である年金と中央銀行の日銀に、財閥中心の大手企業の株を買い占め、経済的手品よろしく、異様な株高を演出している。その結果、なんと企業株式の8割を国民資産で支えている、というのである。


 「300円程度の航空機株が軽く2000円を突破している」というのである。この株高で、懐がはち切れそうもなく膨らんでいる一部の大金持ちが生まれている。


<株高で企業役員株主は億万長者で超格差社会>

 億万長者が誕生しているカラクリを知らない人間だった。いまそのことに恥ずかしい思いをしているが、むろん経済専門家・エコノミストにとって常識なことだったのだが、大金無縁の民衆も知らなかった。


 株高は、役員に特別の手当てを支払うという。手柄を立てたのは、日銀や年金であるのだが、役員には数億円がじっとしていて転がりこむ。濡れ手に粟である。むろん、おこぼれは大株主にも配当される。


 何をしなくても億万長者の財閥企業経営陣は、何も日産のカルロス・ゴーンだけではなかった。かつては想像もできなかった企業事態である。役員とヒラ社員の格差は、天と地の開きがあるのである。それをアルバイトや契約社員と比較すると、どうなるのか。許されないだろう。


 全く知らなかったことである!暴動が起こりそうな日本社会に変質していたのだ。こうした悪役のような金持ち人間が、安倍内閣と今の菅内閣の強力な支持者だったのである。


 これらのことを報道しない、報道できない日本の新聞テレビということになる。大魔神・電通の配下となってしまっている言論界なのだ。


<日本の価値は急落、円に羽が生えてタダの紙切れへ>

 アベノミクスも、こうした事実を知れば、容易に理解できるのだが、誰一人報道してくれなかった。

 ひたすら福沢諭吉を印刷することのデメリットは、小学生でも分かる。円の価値が急落していくことになる。日銀の黒田も知っている。それでも彼は刷りまくって日本価値を落下させている、正に売国奴なのだ。


 実体経済とは無縁の1万円札の刷りまくりで、その価値は5000円以下へと落下してゆくだろう。しまいには、限りなくゼロに近づいてゆく。円暴落は日本崩壊を約束するだろう。


 日本お陀仏へとまっしぐらなのである。


<安倍・自公・日本会議のアベノミクス暴政極まれり>

 要するに、今の日本に真っ当な財政家が一人もいない。エコノミストが一人もいない。こう決めつけると、身もふたもないが、しかし事実に相違ない。


 ついでに言うと、日本学術会議の中に勇気ある科学者はいないものか。


 今朝ほどの連絡によると、かつては天皇狂で知られた生長の家であるが、昨日の朝日新聞に3段抜きの広告をだして、日本学術会議にメスを入れる菅内閣に怒りの抗議を発信したという。


 公明党創価学会の右翼化に対して、生長の家がリベラル化しているのであれば、いいことである。安倍・自公・日本会議の暴政の一つであるアベノミクスによって、日本は墜落するレールに乗ってしまった。どうするか。筆者にもわからない。まずは止めることが先決であろうが、止め方が難しい。


 私事だが、昨日は好天・秋晴れに恵まれた。義弟と妹が病に抗して耕作している薩摩芋畑に乗り込んで、芋掘りして汗を流した。借りてる畑だが、土壌が素晴らしい。耕作人は自分で苗床を作って、苗を作っての本格派である。いい土壌といい苗と適切な管理で、いい芋が取れた。


 同じように、官邸と自民党と公明党創価学会の土壌を正さないと、いい政治は期待できない。昨夜も深夜2度も呼び鈴が鳴った。悪人の抵抗に屈しないことも、いい世の中をつくるためには不可欠なのだ。

2020年10月26日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

全女性が声を上げる時<本澤二郎の「日本の風景」(3885)

<警察大刷新・刑法の重罰化・人権教育の強化と刷新へ決起!>


<女性が自立すれば、この国の未来に希望が見えてくる>


<木更津レイプ殺人事件からも6年、ようやく若年性被害初調査の愚>

 日本人の多くは、年金生活者になって、ようやく世の中の様子を冷静になって観察する時間を持てるものである。政治の課題、社会の問題などがくっきりと見えてくることが少なくない。共同通信が配信したばかりの内閣府性被害調査、それは若年層に限るという史上初めてだという新政策に、この国の為政者の男尊女卑の無責任行政に言葉も出ない。


 平凡なジャーナリストが性被害に注目するようになったのは、やくざに強姦され、とどのつまりは逃げ出そうとした途端、殺人的ドーカツに倒れた悲劇すぎる「木更津レイプ殺人事件」(2014年4月)を取材してからのことである。その後に伊藤詩織さんが、卑怯極まるTBS強姦魔に襲われた事件発覚が、お尻に針を刺してきた。若年層どころか、日本の全女性が性被害者を強要されている。


 今回の内閣府の実態調査に呆れるばかりだが、この国の男女差別をものの見事にえぐりだしていよう。警察大刷新・刑法の重罰化・人権教育の刷新と強化に向けて、大声を張り上げて行動する時なのだ。

 

<この国のレイプ文化・半封建制で保護されない女性の人権>

 この世に狼というケダモノがいる。洋の東西を問わない。しかしながら、女性蔑視が通用するような日本では、その背景として女性の人権意識の低さが災いしている。根源は教育に起因する。人権教育が無視されているかのようだ。


 学校教育を振り返ってみて、人権教育を学んだという記憶がない。知識見識において男が、女よりも秀でているという「常識」がまかり通ってきている。実際は違う。知識のある女性、立派な女性はいくらでもいる。そのような女性でも、職場や家庭でも、自らを男性の下において、それを当たり前だと考えてしまっている。


 国会の女性議員の大半は、政治家として有能という評価を得る人物は少ない。たとえ優秀な人材だとしても、自ら男性議員を立てることに、ためらいのない行動をしがちだ。


 むしろ男性議員に忠誠を尽くすことで、議会の階段を上ることが、正しいことだと認識している。典型女性を、安倍側近の稲田朋美に見せつけられてきた。裁判所でも女性判事は、男性判事の尻にひかれがちだから、国民のための判決をしない。決してこれは暴論ではない。


 よくよく根っこを掘り下げてゆくと、大胆に言わせてもらうと、女性蔑視のレイプ文化に行き着く。米国の日本研究の第一人者で有名なルースベネディクトに言わせると、日本社会は明治の近代化という幻想に迷い込んで、肝心要の人権意識が低いか、ないのである。女性の人権意識は、戦前の半封建性のままなのだ。


 この分析は正しい。日本の女性の多くはケダモノに強姦されても、110通報をしない。したがって、性被害の正確な実態が姿を見せることはない。調査は男社会向けの、いい加減な出鱈目な数字しか見えてこない。その点で、伊藤詩織さんは本当に勇気のある女性で、国民は皆尊敬の念で暖かく見守っている。反して、TBS強姦魔と警察庁のNに対する国民の認識は厳しい。


 また国家主義の政府は、従軍慰安婦問題という唾棄すべき重罪に対しても、真正面から向き合おうとはしない。日韓との軋轢の根源となって消えることがない。このことで、日本の国際的信頼は低下するばかりだ。性犯罪について建前論で押し切り、本音論では到底対応不能なのだ。


 21世紀の今日、初めての沈黙する若い女性の性被害の実態調査に、どれほどの実質的成果が得られるだろうか。真実を隠し続けるレイプ文化の下での数字は、実際の1割程度だろう。表に出たわずかな数字でもって、性被害を判定することの不安が先立つ。


<議会・官界・財界いたるところ強姦魔だらけか>

 年代に限らず、魅力的な女性はオオカミが狙っている。議会や政府部内に限らない。財界でも、ケダモノの性被害者は少なくない。至る所ケダモノが跋扈している日本社会では、それゆえにやくざが無くならない。


 相手がやくざだと、被害者は肉体から財産まですべてを奪われるだろう。木更津レイプ殺人事件が証明しているが、それでも警察は決して捜査をしない。強姦魔は警察にも、教師にも、教団の中にもたくさん存在している。


 油断大敵は、女性特に魅力的な女性にとっての、生涯の不文律なのだ。オオカミは夫のいる女性に対しても襲い掛かる。60代でも魅力的な女性は、強姦魔の標的となる。取材して判明したことである。


<警察は見て見ぬふりして平然と高みの見物>

 性犯罪に猛然と襲い掛かる正義の番犬であるはずの警察官も、環境が許せば、いつでもケダモノになるのだが、実に困ったことは、そのような警察官による捜査当局のいい加減な対応を、被害女性は知り尽くしている。木更津レイプ殺人事件の被害者は、とうとう110番通報をしなかった。格子無き牢獄に6か月も沈黙、殺害されるまで、警察に駆けこもうとしなかった。


 勇気ある伊藤詩織さんでさえも、警察で嫌がらせのような証拠採取に耐えなければならなかったという。まともな警察署では、ベテランの女性警察官が、被害者の身になって対応すべきである。この当たり前の体制さえ構築していない

日本警察は、女性から信頼されていない。


<日本最悪の恥部、レイプ文化返上に政府・議会挙げて取り組め!>

 警察の教育が基本的に出鱈目なのである。告訴・告発に対する対応一つとっても、おかしいのである。レイプ文化に甘えている日本警察に、問題の根源が存在している。


 政府がまともなのであれば、性被害者を温かく迎え入れてくれる警察署の体制確立が不可欠である。まともな女性運動家や女性政治家は、いまこそ総力を挙げて女性の人権を確立、レイプ文化の返上に取り組む必要がある。

2020年10月25日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


 内閣府は24日、高校生や大学生などを対象とした性被害の実態調査を2021年度に実施する方針を固めた。6月に初めて策定した対策強化方針の一環で、若年層に絞った国の調査は初めて。増加傾向にある教員からのわいせつ行為や、会員制交流サイト(SNS)を通じた被害などの現状を把握し、防止策や被害後の支援策につなげる狙い。

 内閣府が19年に全国のワンストップ支援センターに実施した調査では、面談を行った被害者のうち、19歳以下が40.6%を占め、20代は31.3%と若年層の割合が多く、電話相談でも同様の傾向がみられた。担当者は「氷山の一角だ」とみる。(共同)

警察不祥事は佐賀県警だけか!<本澤二郎の「日本の風景」(3884)

<千葉県警木更津署はレイプ殺人告発状を突っ返した!>

 日本の警察力は、海外に比べて優秀だとされてきたが、実際は真っ赤な嘘である。朝日新聞デジタルが、佐賀県警の一大不祥事を報道して、その衝撃で国民は、またもや息を詰まらせている。官邸警察は、政権の防護服に徹底しているようだが、肝心かなめの国民の生命財産を守るという本来の責任を果たしていない。捜査妨害(政治的圧力)がなかったのかどうか。弁護士会など第三者機関の調査が不可欠である。


 佐賀県というと、恩師・宇都宮徳馬さんの実父・太郎陸軍大将の故郷で知られる。先輩の愛野與一郎さんは、超党派の訪朝団(石井一団長)に、彼の身代わりとして参加させてくれた。おかげで、北朝鮮の金日成と会見する好機を手にした。それにしても、大陸や半島と近い関係から、文化レベルの高い県での警察不祥事にたじろぐばかりだ。


<警察不祥事の本場は千葉県警と木更津署>

 しかしながら、警察不祥事は、悲しいかな我が郷土の、房総半島・千葉県の警察が本場と指摘せざるをえない。やくざが跋扈する地域として知られる。やくざから逃げ回る警察ばかりだと断罪したい。千葉県公安委員会も国家公安委員会も機能していない!


 強姦殺人事件の告発状を突っ返してきた木更津署には、声も出ない!


<県民、市民のための警察といえない房総半島の治安>

 あえて言及するまでもない。警察は国民・市民の生命財産を守るという、崇高な使命を有している。国民はそれ故に血税を支払っているという、公正な対等な関係にある。


 市民の叫びを率先して受け入れて、捜査をする責務を有している。いわんや市民からの告訴・告発に対して、それが口頭であろうが文書であろうが、それに真摯に向き合う義務がある。それは検察も同様である。千葉県警には、この捜査の本質を理解していない、悪しき輩が跋扈している、とあえて指弾したい。


 木更津レイプ殺人事件は2014年4月26日に発生した。レイプされた被害者は、格子無き牢獄の生活を半年過ごしたという悲惨な状態に置かれていた。そこから脱出しようとしてるところに、やくざ浜名のレイプ犯が阻止しようとして、真っ向からドーカツを繰り返した。手口は携帯電話での秘密の、殺人的脅迫である。


 地域で根を張ってきた被害者は、窮地に追い詰められて、逃げる場所もなく、その耐えがたい苦痛による衝撃で大動脈破裂で卒倒した。2日後に、搬送された君津中央病院で、強い心臓も止まり、非業の死を遂げたものである。

 元法務大臣秘書官の要請で、一度は腰を上げた木更津署だったが、今年の春、人事異動を契機に担当捜査員が告発状を突っ返してきた。こんな恐ろしい市民に敵対する千葉県警木更津署なのだ。

 コロナ禍で、あえて告発に踏み切った。


 被害者関係者は、繰り返し被害者のAU携帯の通話記録の採取を要請してきたのだが、木更津署は握りつぶしてしまった。こんな不条理が、まかり通る日本の警察でいいわけがない。警察庁・国家公安委員会に猛省を促したい。



<木更津強姦殺人犯人(やくざ)は厚労省認可介護施設オーナー!>

 哀れ被害者は、東京農大で栄養士の資格を取った戦争遺児である。彼女の母親である戦争未亡人は、敗戦前後に地域で大活躍した助産婦。

 木更津市の山間部の3000人以上が、彼女の手でこの世に誕生した。筆者もその一人である。人の命を手助けした大恩ある助産婦の娘・戦争遺児の強姦殺人に対して、声を上げる責任がある。沈黙は美徳ではない。


 木更津署の対応に声を上げるしかない。これ人の道である。捜査妨害に声を上げることが、人間に課せられている。


 犯人の浜名がやくざと判明したのは、被害者が殺害される2日前、初めて秘事を、身内のような知り合いに打ち明けていたことから、この事件は発覚したものである。状況証拠は山ほどある。


 驚くべき事実が判明した。犯人のやくざ浜名は、厚労省認可の介護施設・デーサービスの実質経営者だった。被害者は、殺害半年前に栄養士としてアルバイトを頼まれて、事件に巻き込まれてしまった。


 やくざ経営のデーサービス「かけはし」は、JR巌根駅に近い場所にある。被害者をそこに誘った人物も判明している。ヘルパーの吉田だ。共犯者は、もう一人大工の佐久間清という人物である。



<被害者のAU携帯通話記録でやくざ浜名を特定できる!>

 強姦魔は、いったんレイプした女性を手放すことはしない。それがやくざという血も涙もない犯罪者の場合、女性の命と財産すべてを奪いつくすケダモノである。


 被害者の大事な生活の武器である、AU携帯電話を独占。だが、このような悲惨な犯罪では、決定的な証拠となる。監視カメラよりも有力な、犯罪証明の武器となる。


 被害者が使用していたAU携帯の通話記録を精査すれば、犯人の嘘を簡単に打ち破ることが出来る。デーサービス「かけはし」のオーナーである浜名が逃げ切る手段は、一つだけある。それは悪しき権力による捜査妨害である。捜査をさせない方法で、迷宮入りさせるのである。中世の手口だ。



<被害者も加害者も公明党創価学会関係者!>

 捜査妨害の可能性が存在する。犯人も共犯者も、被害者も、共に創価学会公明党関係者である。安倍内閣7年8か月を支えた政治宗教勢力という点で突出している。さればこその、信じがたいやくざ介護施設なのだ。


 やくざが経営する介護施設の今がどうなっているのか?興味があるが、最近の様子に変化が起きているのかどうか。利用者に被害は及んでいないのか。コロナ禍にどう対応しているのか。


 筆者からの無数のブログや雑誌攻撃に対して、やくざなのに塹壕作戦で逃げ回っているらしい。あるいは、木更津署のやくざ担当が面倒を見ているとすれば、これはやくざ映画以上の展開であろう。ちなみに、共犯者のヘルパーの自宅電話を教えてくれた人物は、当時の公明党市議だった。被害者との関係は深かったらしい。



<捜査妨害にTBS強姦魔を救済した人物の名前も浮上>

 捜査妨害に官邸筋の「防護服」が、かかわっていないものかどうか。事情通が、TBS強姦魔を救済したNの関与を示唆してきた。なんとNは、かつて千葉県警の捜査二課長だった。


 憶測をたくましくしなくても、事情通の「公明党創価学会がNに支援を要請したのではないか」はかなり的を射ているかもしれない。


 

 「池田大作理念を放棄、裏切って戦争三法を強行した現在の公明党創価学会執行部のことだから、十分想定されるだろう」「あなたの呼び鈴が深夜に鳴るという恐ろしい嫌がらせも、その一環ではないのか」との指摘も納得できる説明である。


 昨夜は、風もないのに友人がプレゼントしてくれた監視カメラが落下した。そのうち隣家の番犬が吠えだしてくれるかもしれない。


<徳洲会医療事故捜査の妨害にもNの暗躍か>

 かの清和会設立者の福田赳夫が「君は熱血漢」と絶賛した清和会秘書団のドンのような中原義正は、身内を徳洲会病院の医療事故で奪われた。

 千葉県警に強く捜査を要請したものの、警察は病院側に軍配を上げた。彼の怒りは、国家公安委員長や警察庁長官サイドにも届いている。


 国家公安委員長は、麻生太郎と対決するやくざに強い武田良太から、いまの菅内閣で、ハマ(横浜市)と関係の深い小此木八郎に代わった。やくざ退治とは縁の薄い政治屋で知られる。


 しかし、熱血漢は右にも左にも強い。不正と腐敗・不公正と対決する覚悟には、反骨ジャーナリストも感服するばかりだ。千葉県警のドブさらいについて、あきらめることはない。Nの存在判明で、彼は余計に元気を出してきている。


 佐賀県警にとどまらず、千葉県警と木更津署の不祥事にも、国民は目を向けてもらいたい。黙認することは、自身の首を絞めるだけだ。断じて許されない。声を上げよ、である。

2020年10月24日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)


夫が複数回相談しても事件化せず、女性は死亡 佐賀県警

朝日新聞デジタル1726

 福岡県太宰府市で昨年10月、女性が暴行されて死亡し、遺体が遺棄された事件で、女性の家族が事件前、佐賀県警に複数回、女性の身の危険について関係者への取材でわかった。佐賀県警は事件化せず、女性はその後、事件に巻き込まれ佐賀県警は23日、当時の対応に問題がなかったか調査していることを明らかにした。

 

悪魔の館<本澤二郎の「日本の風景」(3883)

GoTo観光委託費1866億円、人件費322億円、日給7万円>

 一昨日、元自民党国会議員秘書が東京新聞の「特ダネ記事」をFAXしてきた。経済産業省の観光部門・観光庁の第二か第三の利権行政と言われるGoToトラベルに関する、野党合同ヒアリングの資料を公表したものである。


 この事実を国民の多くは知らないだろう。むろん、筆者も知らなかった。黒幕の電通の影が見えるではないか。FAXを送ってきたA君も、それはそれは驚愕しながら電話をしてきた。

 「こんなことが許されていいわけがない」と叫んだのだが、知ればほとんどの国民の怒りの声でもあろう。

 コロナ禍の中での観光促進に血税投入という発想からして、電通の策略に違いないが、これに電通の配下とされる首相と幹事長が舞い上がった。観光庁と大手旅行会社は、感激して鬨の声を上げたらしい。


 委託事業費1866億円、大手観光業社員64人の人件費322億円。日当7万円である。アルバイトや派遣社員が知ったら、それこそ羽を生やして飛びつく超高額日給である。盆と正月が一緒に来たようだ。


 悲惨なことに、8年前から犯罪を手掛ける怪しい首相官邸となってしまったが、あえて言わせてもらうと、悪魔が住みついた館というべきか。どなたか、正義の反論を聞かせてもらいたいものでもある。


<ふるさと納税に次ぐ金持ち優遇、ピンハネが菅・二階の懐にも?>

 安倍の経済政策は、財閥株屋の超優遇策だった。今も継続している。日銀の黒田や、官邸周辺で利権アサリをしている竹中に対する国民の怒りは、ただ事ではないらしい。


 そして菅が手柄話にしているふるさと納税にしても、金持ち優遇策である。庶民には手も足もでない。背後でほくそ笑んでいるのが、日本の黒幕として浮上した電通であろう。

 東京五輪を軸にして目下、コロナと電通の死闘が演じられている。気づかないジャーナリストは、愚か者・ゴマスリのヒラメ記者に相違ないだろう。


 ついでに言うと、電通の株主の共同通信の記者が、寝返って悪魔の館入り?したことで、地方の新聞各社からの非難がごうごうと言われている。権力の魔性に取りつかれたのだ。


<問題の東京新聞編集幹部?1面トップ記事が国民向け新聞>

 東京新聞には望月記者がいる。腐敗堕落した内閣記者会の菅会見に乗り込んで、堂々と渡り合って国民を感動させた、そのことで注目を集めた。彼女の大成を祈りたいが、ここには大林・宇治という大物編集幹部がいたが、いまはどうなのか。

 多少の突っ込み記事を挿入すれば、これは1面のトップ記事である。


 悪魔の館を知らしめる、国民のための報道であろう。猛省を求めたい。


<消えて久しい国民のための首相官邸とヒラメ記者の貢献>

 首相官邸は、第一に国民のための行政の本陣であって、それ以下のものではない。だが、国家主義・国粋主義の政権の下で、言論の自由が大きくそがれてしまった。

 特定秘密保護法や共謀罪が、高い壁となってジャーナリストを委縮させた。誰もかれもが、まずは上の様子をキョロキョロしながら観察、そのうえで行動する、勇気のない不正義のヒラメ記者ばかりだ。


 勇気ある正義のジャーナリストが活躍する磁場が、すべて奪われてしまっている。電通に配慮する論説や編集幹部が出世する人事が、当たり前のように行われている。


 国民いじめの官邸に、公然と切り込む言論人がいない。週刊誌記者に後れを取っていることに、反省さえない。最近の事例では、血税を使っての林真琴検事総長就任祝いが、コロナ禍にもかかわらず、三次会までも。その間、セクハラまでも横行して、総長秘書官が更迭された。この週刊新潮の特ダネを、新聞テレビは黙殺している。後追いが国民のための言論機関である。


<菅もASEAN旅行で安倍見習いのひも付き援助の花咲じいさん>

 悪魔の館の主人は交代したが、変化はない。用もないのにASEAN二か国を旅して、安倍を見習って金欠沈没国家を忘れて、ひも付き援助をした日本国首相である。

 ひも付き援助には、リベートが首相の下に流れこむ。

 安倍は60兆円も花咲じいさんを演じた。「リベートだけでも数千・数百億円がころがりこむ」と事情通は指摘している。悪魔の金権館は本当らしい。

2020年10月23日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

↑このページのトップヘ